東京の片隅から
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子どもは今日も大事を取って学校を休ませる。まーさんが感染したらしく、会社を休む。私は多少の違和感はあるものの休むほどではないので出勤。 帰宅してから様子を訊くと、朝イチに冷たいものを飲んで吐いたが、それ以外は普通だったとのこと。ただ、有職の箸が進まず、ほとんど残していたところを考えると、明日も休ませた方がいいかもしれない。
夜、晴れたので皆既月蝕を見る。 地球の影なので、皆既月蝕の時のように影が真っ暗とはならずスモークをかけたような感じにとどまる。スマートフォンのカメラで撮影してみたら、肉眼で見るよりも明るく撮影された。ただ雲がかかっているように見える。よく見ないと月蝕だとわからない。難しいな。
日付が変わった頃から子どもがいきなり嘔吐。 朝になってから医者に連れて行くと、やはり胃腸炎であった。 先週からときどき腹痛を訴えていて寒さのせいだろうと考えていたのだが、実際は、おそらく先週から軽く感染していて、さらに先週末出かけたときにどこかで拾ってダメ押ししたのだろうと思う。 今日明日は学校を休んで休養させる。
しかし医者はインフル真っ最中の人、登校用の治癒証明をもらいに来た人、そのほかの患者で大混雑。大変だ・・・。
関節が硬いので、もともと長時間の横座りはできないのだが、このところ横座りをすることが多く、膝を痛めた。 正座なり体育座りなり、何か他の座り方にしなければと思うのだが、気がつくとつい横座りしてしまう。 座っているときに無意識に足の先を組んでしまうのも良くない感じ。 痛みが出ると足を引きずって歩くような形になってしまう。 みっともないなぁ、修正しなくては。
毎年この時期、雛人形に関するネットコラムを目にする。 由来とか、何歳まで飾るかとか、いつしまうかとか、そういう類のもの。 記事の中には「にんぎょう」と「ひとがた」を混同しているものもあって、というかほとんどの記事が混同している気がする。流し雛とかあるからだろう。 だったら美術館などにある享保雛とか呪いの人形とかしてるよね。そこらへんどう説明するんだろうか。
こういう記事の場合、たいてい専門家として登場するのは人形を作ったり販売したりしている側で、そちらは生産者団体だから当然「一人一セット、買い換え推奨」。 有職故実や民俗学の専門家の側に意見を聞いたら逆の答えが出てくるんだろうなぁと思う。
まぁともかく、昔ながらの緋毛氈七段飾りは今なかなかハードルが高いわけです。私のは一体一体が小さくてまとめてケースに入れられるからまだ埃は避けられるけど、今の時代と住宅事情にはここらへんがギリギリだろうなぁと思う。
フィジカル面でもメンタル面でも疲れが出てきている。人と一緒にいるのがかなり苦痛。一人になりたい。
ミュージックステーションにフランツ・フェルディナンドが出演するというので見る。 初期の頃のアルバムは洋楽を聴かない私が珍しく購入して、何枚か持っている。 当時とは音が変わっているが、それでもやはりかっこよかった。
しかしあのテロテロの謎センスなシャツはどこで買ったんですかねぇ・・・Tシャツでなくてシャツなのが「らしい」といえばそうなんだけど。
2018年01月25日(木) |
西の善き魔女、空飛び猫と旅立つ |
昨日外出先でル=グウィンの訃報を聞く。
小学生の時「ゲド戦記」で彼女の作品に初めて触れた。 影は己のうちにありそれもまた自分であることを示され、その後も折に触れ、他の作品とともに読み返してきた。世界の合言葉は森、風の十二方位、闇の左手。詩的なタイトルも好きだった。
ネットニュースのコメント欄で原作を読んでいないという人が多くて驚く。ちょうど「ゲド戦記」のアニメ映画をテレビで放送した直後だったからかもしれないが。 「ゲド」と「ナルニア」は小学校高学年から中学生くらいで読む本の基本のキじゃないのかと思うので、独立した文学作品として10代前半の人たちに読んで欲しいと思う。 あそこらへんちゃんと読むと、適当な異世界ものライトノベルなんて設定が甘くて読めなくなる(苦笑)
こどもがいつか読むように、セットで買おうかな。
2018年01月24日(水) |
「熊谷守一 生きるよろこび」展 |
会社を午後休んで、竹橋東京国立近代美術館の熊谷守一展へ。 熊谷との出会いは、ずいぶん昔にテレビで紹介されていたのを見て、要町に見に行ったのが最初だ。あのときはまだ私設美術館だった。今は豊島区立になっている。
長命だったので、展示点数が多い。初期の暗く写実的な絵から晩年の抽象画一歩手前までずらりと並び、画風の変遷は近代美術史を見るよう。ただ、光と影の表現、特に逆光で輪郭が浮かび上がるような表現は初期の裸婦像でも見られていて、最初から最後まで一貫しているのだなぁと思う。 ところで、彼の著書のタイトルが「へたも絵のうち」というのだが、見ると全然下手じゃないのであった。プロだから当たり前なのだけど、最初から、配色もモチーフのかたちも配置も、とにかくすごいな、上手いな、としか言いようがない。やはり基本のデッサン力・表現力あってこその「崩し」なのだなぁというのを実感する。 晩年の熊谷は同じデッサンをもとに何枚も描いていて、展覧会でも同じデッサンをもとに描かれた複数枚を並べて展示してあって、これが面白い。見ていてニヤニヤしてしまう。 塗り方を変えてみたり、重視するモチーフを変えてみたり、時系列で色彩が違ったり。モネの睡蓮やルーアン大聖堂を思わせる。芸術家であるとともに職人気質でもあったのかな、と思う。
すっかりパワーを吸い取られ、睡魔に襲われ(緊張したり集中しすぎると眠くなるのはなぜだろう)、途中ソファで休憩しながら見る。
時間が少し余ったので、要町の熊谷守一美術館にも足を伸ばした。 油彩主体の竹橋と異なり、こちらは墨彩やデッサンもある。デッサンを見ると、さらさらと落書きのように描いたようで、それでいてやはり対象の捉え方がすごいとしか言いようがないのであった。
また油彩書きたいなぁ。
朝起きたらいい天気である。交通情報を確かめると、電車は普段通り始発から運行している。残念至極。 しょうがないのでいつも通り出勤。ただ、時差出勤を取ったところが多いのか、電車は空いていた。 日中暖かかったので歩道の雪も日中あらかた溶けていたが、今日溶けていないところは明日以降凍るだろうなぁ・・・
今回の交通の混乱についていろいろ考察されていたが、そりゃあ登校出勤の人が一斉に帰宅を始めるのに電車が間引き運転されていたら駅に人が溢れるよね。 一日休むという選択肢もあるにはあるけど、月曜日だとなかなか難しい。せめて午前中は出勤してメールチェックや事務処理だけでも終わらせたい。午前中で一斉退社するにしても、今回、昼休みの時点では23区内は振っていてもまだ積もるほどではなかったし、大学生はテスト期間で入試日程を考えると振り替えがきかない場合もあるし、混雑は不可抗力かな、と思う。
ただし、ノーマルタイヤの車、お前はダメだ。
予報では午後から降ることになっていたが、既に朝から雪がちらついている。 ダウンコートとスノーブーツ、長い傘に斜めがけの鞄という雪支度で出勤。 会社では午前中に各自判断で退社可というメールが届く。各自判断と書かれると非常に帰りにくいのが会社員の悲しい性、外の天気を眺めながら仕事。 昼前から本格的に雪が降り出す。 様子を見ていたのだが道路に雪が積もりだし、いよいよ危なくなったと感じた15時過ぎに離脱。 しかし判断が遅かったらしい。 乗り換え駅に着いたとき、次に乗る路線は運休になっていた。 新交通システムで雪に弱いのは知っていたが、会社を出るときにはまだ動いていたので油断していた。 それでも乗ってしまってから車両内に閉じ込められるよりはマシだろう、と思い、バスをしばし待つも、今いる停留所が始発でないこと、今目の前の道路混雑状況を鑑みるとこれも望み薄。電車で別の路線に大回りして帰宅することにする。 途中普段使わない乗換駅で迷ったりしながらも、なんとかいつもの倍の時間をかけて帰宅。 駅から家までの道も真っ白。スノーブーツで良かった。 明日はどうなるか。
前々から気になっていた「TSUNAGO」という鉛筆削りを入手。 ただの鉛筆削りではなく、凹型と凸型に削ることができ、嵌め込んで木工ボンドで固定することで短くなった鉛筆を長くできるという代物。 発売は数年前だが、当時は気になっていたものの補助軸で事足りていたので必要なかったのだが、こどもが小学校に入学して大量の使いかけ鉛筆が発生したため、購入した次第。
使ってみると、なかなか難しい。子ども用の鉛筆は尻の部分が丸く塗装してあったり(これはカッターで剥がした)、塗装してなくても角を取って微妙に丸くしたりしてあるので、次の鉛筆とぴったり隙間なくというわけにはいかない。多少の隙間は木工用ボンドで埋まるとしても、垂直に穴を開けるのが案外難しく、微妙に曲がっているものができあがったりする。 その不揃いさ、出来の悪さもまぁ味なのだろう。 何本か作ってみたので、家で使ってみて様子を見る予定。
子どもがお菓子を作りたがるようになって、実家においていったお菓子作りの本を思い出した。 電話帳くらいの厚さの本が私のと叔母たちのと取り混ぜて3冊くらいあり、私のはnon-no編集だったと思う。今見るとラインナップに古さはあるものの基本的なお菓子を作るにはそれで十分だ。 あればめっけものくらいの感じでどうなったか母に訊いたら、引っ越した後家で見ていないから、どこかのタイミングで処分したのではないか、とのこと。 ひょっとしたら姉が持っていったかもしれない。 今度時間のあるときに大きな本屋で1冊買おうと思う。 いちいちインターネットで検索するのが面倒くさいんだよね。
もうおばちゃん世代になる人間としては、小室哲哉という人はコロコロ彼女が変わる人という認識なので(ただ報道された相手がすべて歌手なのである意味ピグマリオン的な人でクリエイターとしての観点からは誠実なのかもしれない)今回の騒動もああそうまた?という感じなのだが、事の是非は置いておいて、このところの不倫叩きブームで騒動が必要以上に大きくなってしまったように思う。
ただ、思うのは、お相手の看護師も、プロの職業人としては失格なんじゃないですかねぇ。看護師やるより夜のお店の方が適職なんじゃないだろうか。
思春期に初期TMネットワークが隣にあった世代としては、淋しい。シティーハンターや吸血鬼ハンターDや(これが出てくるあたりヲタク)キャロルや、音に関してもコンセプトに関しても「新しい」衝撃を与えてくれた人ではあるので。TMネットワークのアルバムタイトルをきっかけにSFに入ったのも懐かしい。
2018年01月18日(木) |
すべて世はこともなし |
会社の評価制度が変更されるとのことで説明会があったけど、事務職なんて目標とか成果とかないのでよくわからん、というのが正直な感想であった。 事務職に何を期待しているのかというと、専門職の人がスムーズに仕事を進めやすくするための下準備というか気働きというか、具体的に言えば電話番と外国語メールの和訳(それもグーグル先生だよりだ)とかそんなところだろう。 うちの会社は専門的すぎて、総務などはともかく、現場だと事務職で入った人間が代替できる仕事はほとんどない。 評価されてもされなくても自分の仕事は粛々と進めるだけだ。
うちの会社、平成が終わって新元号になったら、原則西暦にするらしい。(今は混在している。) 昭和から平成になったばかりの頃は国内相手の仕事がほとんどだったから元号で事足りたし、最悪昭和や平成の表記が抜けていても間違える可能性は低かったけど、今は海外とのやりとりもそれなりにある。日本には特殊な年号があることは理解されているけど、でも相手にあわせろとは言えないし、西暦そのものも21世紀になってしまったので下二桁が紛らわしい。現状でも西暦と昭和と平成の3パターン想定しなければならないのにさらに新元号ってどんな無理ゲーだよ。 というわけで、西暦になるわけです。まぁそうなるよね。
2018年01月16日(火) |
梨木香歩「冬虫夏草」 |
梨木香歩「冬虫夏草」読了。
「家守綺譚」の続編である。主人公は変わらず不思議な生き物と交流し、友人も相変わらずなところから出没する。 今回はちょっとした捜索旅行に出かけているが、その中でもやはり人ならざるものとの出会いと別れがある。というか、普段から人より人以外との交流の方が多いんじゃなかろうか、という気がする。 相変わらずあちらとこちらをゆらゆら行ったり来たりしながら、でも主人公の自我は人であることから揺るがないというのが、いかにも滞英生活があった人の感覚であるように思う。
最後の一段落は、まだ続きがありそうな余韻を残す。気長に待つ。
カトリーヌ・ドヌーヴが#metooに関するコメントを出していて、その後誤解があったとして謝罪した。 性犯罪は犯罪とする前提があって、女性を口説く自由はあるべき、という意見。それはそれで一理ある。流石フランスだなぁという気はするけど(^_^;) ただですよ・・・!ドヌーヴって、日本で言えば吉永小百合や岩下志麻的なポジションの大御所な訳ですよ!最初からスターというかミューズ街道のど真ん中を歩いてきた人なわけですよ!歴代のパートナーもそうそうたるメンツな訳ですよ!そこを踏まえてなおかつ口説ける勇者は恋愛ルールがわかっているわけで、#metooで語られるような嫌な思いをした経験がないんだろうなぁと思う。もっとも、彼女自身、女優が仕事を取るとはそういうものだと思っているのかもしれない。世代も一世代違うし、今回の運動はたぶん理解できないんだろうなぁという気はする。
ただ、この問題は、口説く自由があるのと同等に断る自由があるべきで、かつ、断られたらそこでさっぱりおしまい、以降口説かないというルールもあってしかるべき、という大前提が守られてないことにあると思う。 今回の#metooに関しては、男女間が対等な関係ではなく、かつ、女性側のキャリアが絡んでいる。性的関係と次の仕事(これも確約されていないわけだが)を天秤に掛けさせられている時点で、不平等であり、だからこそ問題なのだと思う。セクシャルハラスメントというだけでなく、上下関係が絡む分、アカデミックハラスメントに通ずるところがあるように感じる。 中には自分から積極的に枕営業的なことをして仕事を取っていくタイプの人もいるだろう。それはその人の主義だ。だが、それをすべての人に当てはめるのは正しくない。
センター試験の地理の問題で「ムーミン」と「小さなバイキングビッケ」と「ニルスのふしぎな旅」が出たという。 翌日朝刊の問題を読んだら、北欧を旅行して各国の違いを調べた、という問題であった。 例として「ニルス」の画像と「これはいくらですか」をスウェーデン語で表記したイラスト入りのカードがあり、スウェーデンの話であることを示されている。 「ビッケ」と「ムーミン」の画像、「これはいくらですか」がノルウェー語とフィンランド語で書かれたイラスト入りカードがあり、フィンランドに関する正しい組み合わせを選ぶというものであった。 悪問だとか地理の問題じゃないとかいちゃもんをつけている人が結構いたようだが、立派に地理の問題であると思う。 ムーミンがどちらの国か知らなくても、バイキングがノルウェーであるのは基本知識であり、それすら知らなくても、ムーミンの背景画像が森でビッケの背景画像が船と波であることは絵から読み取れる。大問の中には北欧の地図が掲載されているので、どちらがより外洋に出やすいかで判断できる。 また、言語なんて習っていないなんて言わせない。義務教育中で配布される地図帳、あの中に言語分布図が掲載されているはずだ。授業の合間に地図帳を見ていれば、フィンランドを初めとして周囲と異なる言語群がある地域があることには気がつくはず。例文のスウェーデンと遠い言語群はどちらか、で判断できる。邪道だが、フィンランド語にはトナカイのイラストがある(笑)トナカイ=サンタクロースと結びつけば、そちらからも回答可能。 トリッキーでも悪問ではなくむしろオマケ問題なのではないかと思う。 地理は理系受験生が選択する場合が多いと思うが、他教科や普段見ているテレビ番組(旅行や自然ものなど)などと結びつけて考える習慣があれば容易に解けると感じた。 私も解いてみたが、今の自分でも9割正解。中学受験で上位校狙う子でも8割は取れるのではないかと思う。
他教科も見てみたが、世界史も地域で縦割りして覚えるのではなく同時代に他地域で何が起こったかを回答させたり、そもそもの語彙の意味を問うたりと、自分が大学受験の頃とは少し様変わりしている。ただ、当時から片鱗はあった。予備校の先生が「これからは時代で輪切りにした問題が増えると思う」と発言していた記憶はある。
それにしても思うのは、自分の読解力の低下だ。小説や古文・漢文はそこそこ取れたが、論説文を読んでいると眼が滑る。半分くらいしか得点できなかった。地味にショック。
Mac Book ProのハードディスクをSSDに交換した。いろいろ早くなった。 これまでは画面表示や入力などがさながらダイヤルアップ時代のような速度で、「ながら作業」だったのだが、今はサクサク動く。 パソコンで難しいことはしないが、それなりにストレスが溜まる環境ではあったので、快適だ。
会社の新年会。 諸般の事情で、普段とはちょっと毛色の違ったお洒落なお店(笑)であった。 でもモヒートはイマイチだったなぁ。
年末のお笑い番組でダウンタウンの一人がエディ・マーフィーがかつて演じた映画のキャラクターに扮し、顔を黒く縫って物議を醸したらしい。 人種差別であるという指摘がある。 神経質すぎると彼とその相方及び番組制作者側は思っているようだが、去年のとんねるずのゲイキャラクターでもそうだったが、演じられた側がどう感じたかが問題なのであって、演じた側がどう考えるかは問題ではない。
エディー・マーフィーが主演した映画は調べたら1984年の映画であった。続編が出ていて、一番新しいものでも1994年。もう20年以上前の映画である。ときどきテレビで放送はされているようなので、若い世代でも知っているのかもしれないが、それにしても元ネタが旧い。もっとも、もっと古い映画でも見ればアレが元ネタ、と万人がわかるものもある。皆が知っているなら顔を黒く塗らなくても、テカテカのスタジアムジャンパーとジーンズ、早口の特長ある喋りだけで元ネタがわかるわけだし、十分笑いを取れるはずで、ネタとしての素材の鮮度は落ちているのではないか、すでに記号性を失っているのではないかと思った。落ちているのは物真似の技量なのかもしれないが。
女性タレントへの制裁もそうだ。なぜ相手を呼ばないのか。ミュージシャンだから呼べないというのであれば、この番組の中心であるダウンタウンの片方(黒塗りで物議を醸した方でもある)も去年浮気が発覚したはずだ。彼はなぜ制裁されないのか。 自分たちより確実に立場が下の人間だけを攻撃対象にする時点で、卑怯きわまりない。 そもそも「いじり」と腕力による「しばきツッコミ」が笑えると考えている時点で、私は彼らを信ずるに値しない人間だと思っている。
結婚して随分経つが、会社では旧姓のメールアドレスを使用している。 何度申請しても電話番号簿を旧姓にしてくれなかったうちの会社の総務、自分の部署の人間はしれっと旧姓で掲載するようになった。 結婚当初は新姓だったので、いつの間にかという感じである。離婚したのか事実婚なのかわからなかったので黙っていたのだが、当人から来た年賀状では新姓のまま。 釈然としない。ダブルスタンダードじゃないんですかねぇ。やっぱり身内には甘いのか。
個人的仕事始めである。子どもも今日から小学校が再開。家の中全体が日常モードに切り替わる。 年末に休んでしまったので仕事がどうなっているかと思っていたのだが、問い合わせもあまりなく、思っていたよりも平穏であった。一日中かかると懸念していたメールチェックも半日で終了。まずは順調な滑り出しと思われる。
18歳成人になると高校在学中に成人式を迎えることになり呉服業界が危機感を抱いている、なんていう話題を見た直後に振袖レンタル業者トンズラのニュース。 結局自分の首を自分で絞めている。今回の件については他業者や美容院がフォローの手をさしのべたのがまだ救いか。
この件にコメントしている人が二手に分かれているのが何ともわかりやすい。 被害者に同情的なのは、女性や成人式経験者。 被害者に否定的なのは、男性、それも姉妹や娘など若い女性に接する機会のない人やおそらく成人式未経験者。
たぶん否定的なコメントした人、特に男性は、そもそも振袖レンタルのシステムを知らないんだろうなぁと思う。 着物一式を借りるだけで十万円以上かかる。 新品レンタルにして、自分サイズで誂えたものを一式借りるとさらにプラスアルファ。 お店に行ってその場で借りられるものではない。 そもそも着付けだけで諭吉が何枚も消える。
私自身も自分の兄弟もまーさんも成人式に出席していないので成人式に出席すること自体には懐疑的だったりするのだが、そこを否定するのは高校時代がただの黒歴史であった証明にしかならないので(笑)そこを否定するのはどうかと思う。 手持ちの服でいいじゃんとか言ったりする人は、女心を知らない人だ。男性でもスーツや羽織袴、女子はほぼ100%振袖の中、大学の入学式用などに買った暗い色のスーツで出席するのはTPOには適っていてもかなり気持ちが落ち込むと思う。それだったらいっそ欠席を選ぶだろう。
「振袖レンタル」限定の話と考えず、彼らは、自分が好きなものの話だったら同じようなコメントを出来るのだろうか。 限定フィギュアの予約、前金も支払った、業者がトンズラして手に入らなくなった、だからヲタクは・・・と嘲笑された、だったら? 海外旅行だったら?結婚式だったら?マンションだったら?コンサートだったら?
遅ればせながら初詣に行った。でもまだ意外と?混んでいた。 夜はなんちゃって七草粥。冷蔵庫の中も日常モードに。蒸しダコは昼間たこ焼きを大量生産して消費したので、お節関連もあとは昆布巻と鳴門が半分だけ。昆布巻は真空パックだから春まで保つ。鳴門は卵焼きにでも入れるかなぁ・・・。かまぼこと同じだから炒めちゃってもいいのか。お弁当のネタにしてさっさと使っちゃおう。
今回のスキー最終日。 去年までは昼で帰りたがっていたのだが、今回は夕方まで滑っていた。帰りに温泉に寄る。帰りの道路、行きに通行止めだった箇所は相互通行になり(でも本格的回復には時間がかかりそう、月単位かひょっとしたら年単位か)山を下りてからも空いていて関越道の渋滞もなく、スムーズに帰宅。 そして素晴らしいのはあと2日休みがあるということだ。一日片付けと洗濯に費やしてもまだ余裕がある。素晴らしい。 社会復帰できるかしら・・・
1年ぶりのスキーで思うのは、子どもの成長であった。 体力と技術がついて、緩斜面なら2時間ほどは連続して滑っていられる。 リフトも脇に親がついていれば問題なく乗れる。 去年までは怖がっていた斜面もスピードをコントロールする方法を教え、ゆっくり降りてくることで、怖かったコースへの恐怖感はなくなったようだ。 あとは周囲へのマナーかなぁ。他の人に近づきすぎないとか、一時停止はコースの端で、とかそういうやつ。
世間は仕事始めだが、今日からスキーに行くのである。 子どもが小学校に入学して、平日に休みにくくなった。小学校を休ませるという選択肢はしたくない。結果、泊まりがけで出かけられる日が減り、年末年始か3連休、もしくはがんばって土日で行動するか、という3択となり、まずは年始に休暇を取った次第。 お正月に現地で結構雪が降ったらしく、高速道路を降りると雪景色。珍しい。走っている車もおっかなびっくりでのろのろ運転。だが、妙に混んでいる。前方に路線バスや除雪車がいるのかと思っていたら、どうやらこの先で雪崩が起きて法面が崩落し通行止めになっているらしい。迂回路はある。こちらは通ったことがあって土地勘があるが、事情がわからず立ち往生する車があったりしてちょっとしたカオス。 結局予定より2時間遅れでスキー場に到着した。 正月の積雪で雪質は非常にいい。寒いと聞いていたのだが思ったよりも寒くなく、これだけ良いコンディションはなかなかない。冬休み中なので親子連れはそれなりにいるが、混雑とまでは行かない。 夕方まで快適に滑る。
毎年恒例、実家へ年始挨拶。 今年も皆元気そうでなにより。
インフルエンザ、やっと体の内部に溜まっていたウイルスが排出された感じ。関節の軋みやもやっとした感覚がなくなった。 一日のんびりする。年末はバタバタしていたし体力がなかったりして休める時間があっても「休養」という感じだったのだが、やっと「休息」になったかな。睡眠時間が充足しているのは大きい。
皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、ここ数年同じ去年の目標は 1 都営墓地申し込み 2 当たったら仏壇を買う 3 ダイエット&自分健康化計画 4 脳内リハビリ 5 ゆるく断捨離 6 メンタル安定 7 小学校入学対策 だったのだけど、1落選→2繰り越しは例年通り。抽選は補欠にも引っかからず。年々倍率が高くなる気がする。果たして当たる日は来るのだろうか。 3は、健康維持そのものが難しかった。基礎体力が落ちていて、年末最後に外耳炎とインフルエンザにかかって口角炎を発症したまま年越し。 4の脳内リハビリは少し進展。4月以降久しぶりの通常勤務に戻り、これまでの時短では翌日に繰り越していた業務をその日のうちに片付けることが出来るようになり、仕事がやりやすくなった。ここ数年で変わった枠組みを理解し切れていないので、そこを自分の中に落とし込まねばならないのが当面の課題。 5のゆる断捨離は徐々にやっているけど、本は増えた(爆)。 6はまあまあ。 7はとりあえず終了。 秋以降、子どものメンタルも学校行事の流れもやっと落ち着いてきた。
さて、今年の目標は1と2はそのまま、3はダイエットの前に体調のリセットを。脳内リハビリはリハビリ段階から一歩進むために削除する。メンタル安定は引き続き継続。 こんなところかな。
1 都営墓地申し込み 2 当たったら仏壇を買う 3 自分健康化計画 4 ゆるく断捨離 5 メンタル安定
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