東京の片隅から
目次|きのう|あした
2016年06月30日(木) |
じわじわとダメージが溜まる |
子どもの質問と「ひとりぼっち惑星」の切なさにずいぶんやられてしまったらしく、精神的にちょっとしんどい。
スマートフォンで「ひとりぼっち惑星」を始めた。 まだ自分から発信するレベルではないが、受信したことばで泣く。
2016年06月28日(火) |
コウノトリはもう来ない |
子どもに「○○ちゃん(子ども)のところにはおとうとかいもうとはこないの?」と訊かれる。 たぶん来ないよ、と答え、母は赤ちゃんを育てにくい体であることも説明する。理解は出来ないだろうが、そこを説明なしで済ませるのは違うかな、と思った。
私自身にきょうだいがいて良かったと思っているので(子どもの頃は喧嘩ばかりだったけど・笑)いるといいな、と思っているのだが、一人っ子のまーさんは不自由を感じていないようだ。いとこたちが近所にいてまーさんの家でまとめて面倒を見ていたから、一人っ子なのに親に相手してもらえない感が強かったらしい。 私は特に医師から指導は受けていないが、私のいないところで何か話があったかもしれないし(何せ記憶が飛んでいる)、妊娠出産の話はタブーと化している。 保育園にはきょうだいがいる子がほとんどだ。「二人目の壁」というのが言われるが、保育園に限っては、それはない雰囲気。1人目で産休育休取れるならたいてい次もOKな職場であるし、保育料も安くなるし(2人目半額、3人目無料)、入園の際もきょうだいポイントがつく。私が知る限り、一人っ子は20人中3人。
今の部署に異動して、もうすぐ1年。やっと年間スケジュールを把握する。 異動したばかりの頃は保育園で他の保護者にわかるほど消耗した顔をしていたらしいのだが、なんとかやっています。
祖母の七回忌。 寺での法要の後、昼食会。皆元気なようで何より。 ごく親しい身内だけの会だったが、何だか疲れる。
今年の夏も暑いらしい。
ランドセルを見に行った。 今日は近所の土屋鞄と中村鞄。 どちらもかき入れ時だ、客で溢れている。
土屋鞄で人の多さに気圧される子どもをなだめながら(人見知りしないのになぜこういうときだけビビリなのか謎)いくつか背負わせる。金具が当たったりはしないらしい。 しかしこうしてクラリーノと本革を並べられると、本革の良さが際立つ。作戦か? 土屋は基本的にはデザインはシンプルシックで、配色などの選択肢で選ぶ感じ。綺麗なパステルカラーのシリーズもあったのだが、子どもの求める「可愛い」とは違うようで、今ひとつ気が乗らない様子。カタログで気にしていた「アトリエ」シリーズは、実際に目にしてみると決定打がない。特に子どもが見ていた茶色と薄紫は、かぶせ裏と本体内側の内張が違う柄で、統一感がなくてごちゃごちゃしている。他の色は統一されているのに、なぜこれは違う柄にしたのか。残念。候補から落とす。
中村鞄で子どもが気に入ったのは水色の合成皮革。背中のアタリは大丈夫そう。 思ったよりも鮮やかな水色だったが、本人が気に入ったならこれでもいいか、と思う。 ところが土屋鞄で本革とクラリーノの差を見てしまったまーさんが微妙な顔。ハートの刺繍やネーム窓も「かわいすぎるんじゃない? と。まぁ大人はそうだよね(苦笑) とりあえず第一候補ということにして、注文はしないで帰宅。
家でいろいろ調べて、大峽製鞄というところが水色で本革の製品を作っている。飾りも控えめ。ここらへんがまーさんと子どもの落としどころになるか。まずカタログ請求する。
どうしたUK。どうなるEU。 しかし残留派が高学歴、若者、都市住民で、離脱派が低学歴、高齢者、地方在住というわかりやすすぎる構造。 どこかの新聞記事にあったが「移民が来て犯罪が増えたというデータはないのだが、感情的にそう思い込んでいて正確な判断ができない」という話、今の日本でも他人事ではない。
ランドセルのカタログを見ていて思い出した。 小学生の頃時間割に色を塗っていたのだが、誰に指定されたわけでもないのに6年間通してほぼ色が固定されていた。 国語:黄色、算数:青、理科:赤、社会:緑、図工:紫、音楽:ピンク、体育:茶色だったか。道徳はたぶん水色。家庭科は覚えていない。 12色の色鉛筆しか持っていないし、そのうち白と黒は使わないから10色。強い色から塗っていったと思われる。 でもなぜその色を選んだのかが不明。元になるカラー印刷があったのか、姉が塗った色を真似したのか。その色に塗る理由がどこかにあるのだと思うが、思い出せない。 でもたぶん今の自分に時間割と色鉛筆を渡しても同じような色合いに塗ると思う。
あまりにもランドセルで悩んでいるので、ついにまーさんに「何でもいいんじゃない?」と言われる。 子どもがこれ!といえば安くてもキラキラでもいいのかもしれない。(うんと高いのを言われたら止めるかも・苦笑)本人が6年間楽しく使うのが一番。どうせ1年生の時は黄色いカバーかけっぱなしになるし。 うん、まぁね、そうなんだけどね。
ここまで悩むのは、自分を投影してしまってるからなんだろうなぁ。 小学生の時私が使っていたのはぴかぴかの赤(たぶんクラリーノ)。でも私は赤が好きじゃない子どもで(赤とかピンクとか大嫌いというか気持ち悪かった)、男子の黒いランドセルや私立の子の茶色や深緑のランドセルが羨ましかった。今自分が色が選べたらやはり赤やピンクは選ばないだろうな、と思う。 でもこれから6年間使うのは私じゃない、子どもだ。
家の前が小学校の通学路になっているので登校する子どもたちのランドセルを観察。 男子は黒・青がほとんどだけど、女子は本当に様々。赤、ピンク(濃いめの色が多い)、キャメル、焦茶、水色、ラベンダー。そういや学校見学の時に教室で見たランドセルも様々だった。 あまり考え過ぎちゃダメだな。
家に10匹ほど残したスズムシが鳴き出した。いくらなんでも早すぎやしませんかね。
今年の夏に流行っているように見受けられるもの、エンブロイダリーレース?のトップス&スカート、テロテロ素材のマキシスカートまたはワンピース、それに袖がフリルになったトップス。 しかしエンブロイダリーレース?は夏のテーブルクロスを連想し、袖フリルのブラウス(紺地で縁取りが白)を見てアメフラシを連想してしまう私。 この流行に乗る日はたぶん来ない。
大河ドラマ「真田丸」、賛否両論あるようだが、桂文枝の千利休を見た私とまーさんの頭によぎったのは「いらっしゃ〜い」であった。 茶室のにじり口から入ると「いらっしゃ〜い」と言われそうな気がする、横にはきっと山瀬まみがいる、等々。 シリアスな場面でもどうしても真面目に見ることが出来ない。 役者としての技量以前に、ミスキャストな感じがするのだが、その違和感を狙ったのかもしれない、と思うことにする。
これまで4桁あちこちにあげたスズムシ、まだそれ以上残っているのだが、中学時代からの友人(理科の先生)が「全部まとめて引き取るよ」という超男前なコメントが届く。 子どもが全部いなくなるのは嫌だというので10匹ほど手元に残し、残りは23区の別の端まで車で届けに行った。
その学校は教会学校の知り合いが通っていたので一度だけ文化祭を見に行ったことがある。のんびりしていい学校だった。校風は今でもさほど変わっていないが、校舎はさすがに新しくなっている。 いわゆる私立の女子校に入るのが初めてなまーさんは、校舎が綺麗なこととお金が掛かってそうなことに若干引き気味(苦笑)確かに公立学校の校舎のシンプルさを見慣れると(まーさんは工業高校出身だから学校は小汚いものという認識がある・苦笑)、女子校/ミッションスクールならではの校舎の装飾性とかはあるかも。まぁでも私が学生の頃は女子校/ミッションスクールといえども校舎は古くて小汚かったですよ。今の生徒は大人しいからね。
スズムシは、生徒などに分ける、教室での飼育のほか、生物部で飼育しているカナヘビやカエルたちの餌という目的も。まぁこれは彼女から申し出があった時点でこちらも承知。それを見せるのも教育のうちだと思うし。私も生物部だったから当たり前のことだと思うが、子どもには黙っていよう(笑)でも子どもも水族館などでアロワナと一緒に金魚が泳いでいたり爬虫類の小屋に一緒にコオロギが入っていたりするのを一緒に見ているから、うすうすわかっているとは思う。
メンバーの人事異動や出張などで2週間遅れで進行している案件、なんとか1週間遅れまでもってこれそう。もうちょっとがんばろう自分。
蛹室を壊してしまい、人工蛹室を作って管理していたカブトムシが羽化した。 朝羽化しているのを見つけ、夕方に再確認。羽は黒く変化していたものの、まだ人工蛹室の中。 調べると、羽化から1週間くらいは蛹室の中にいて、餌も摂らないらしい。焦ってマットとゼリーを買ってきたのだが、そこまで急ぐ必要はなかったようだ。 外見から見る限り羽化不全も起こしていないので、大丈夫かと思う。 というわけでしばらく様子見。
東京で最後にまともな知事がいたのはいつだったかと考えた。 鈴木の3期目が最後か。あれも4期目はハコモノで迷走してたな。 ・・・っていつの話だ。あまりに前のことで愕然とする。私が選挙権を得たくらいの話ではないか。 この20年無駄だったということか。 それにしても、私はその間彼らに投票した記憶がないのだが、一体誰が彼らに票を入れたんだ。ちゃんと選挙公報を読んで考えれば、少なくとも選択肢が他にあるのはわかるだろうに。
「AじゃなくてB」という話をすると必ず結論が「A」とインプットされてしまう法則、またまた義父に発動。 なぜだ。せっかちだからか。人の話をいつも話半分にしか聞いていないからか。思いつきで動くからか。アルコールが入っているときにその話題になったからか。 しかも、本人が100%善意で動いているだけに、問題がややこしくなるのである。 今回は実害がさほどなかったのが幸いだった。
大量に孵化したスズムシをもてあまし、ヤフオクに出したのが少し前のこと。 ほぼ実費で出品していることも有り、欲しい人が何人か現れ、ゆうパックで日本各地へ旅立っていった。その数約400匹。今週末にかけてさらに約400匹が旅立つ予定。 しかしまだ目に見えて減る様子は見られない。一体全体何匹いるのか。
子どもの新しい自転車を買った。今度は16インチである。 新調するのは小学生になったらでいいかと思っていたのだが、タイヤのついた乗り物全般担当のまーさんがいろいろ検討していた中の一車種が、型落ちで安く出ていたのを店頭で発見し、色も問題なかったので、その場で購入決定した次第。 今度はスピードが出るから、大人がきちんとついて行かなきゃダメだな、これからが怖いな、と思う。
ところで近所のイオンに行ったときにランドセルのカタログ(あわよくば売り場)を探したのだが、影も形も見当たらず。探し方が良くなかったのか、そもそもランドセルを展開しない店舗だったのか、まだ置いていないだけなのか。 それにしてもカタログすら見当たらないのはおかしい。もう配布終了なのか。最近ランドセル回収の話もあったので、混乱を避けるために一度取り下げているのかもしれない。 なんにせよ、情報がなかったのは事実。
情報収集のためにツイッターを覗くことがあるのだが、事実に基づかない不確かな情報や憶測で語る人が多いな、と言う印象。 映画や美術展やドラマの感想だったらわかる。これらは本来主観的なものだ。「伊藤若冲に3時間並んだ」は客観的な情報かもしれないが「素晴らしかった/そこまでして見るものではなかった/観客のマナーが云々」というのは呟く人の主観であり、それらは「そういうもの」だとこちらも思う。 これがニュースや社会問題関連になるとちょっと事情が違うように思う。そもそも当事者にならないと情報を得ようとも思わないしその機会がないものであるけど、それにしても自分の過去の不確かな記憶や憶測・妄想や、制度そのものへの知識のないまま放言する等、混乱を招くだけの発言が多すぎる。 最も、そういう発言を多発する人は、どういう話題においても、常にそうなのだろうと思う。リアルな状態でもそうなのかもしれない。 つぶやきと言うよりも、吐き捨てか。過去2ちゃんねるが「痰壺」と言われたときもあったけど(今の若い人は痰壺そのものを知らないでしょうねぇ、駅には必ずあったのです)今のツイッターも似たような状況なのだな、と思う。
将来、ツイートを入力すると「この話題について過去の貴方の発言はこうなっていますが、整合性を取りますか?」とか出てくると面白いだろうな、と思う。
子どもは遠足。晴れたのでちょっと遠い行ったことのない公園へ。(前を通ったことはある) 1年ぶりに子どもの弁当を作る。といっても自分たち夫婦の弁当もあるので、さほど負担感はない。子どもの分のご飯はふりかけを混ぜておにぎりにする(小さめ2個)、普段残り物の焼き魚を入れるところをミートボールにする、子どもの弁当には可愛いピックを刺す、そのくらいのプラスアルファ。 ちょっと多いかな、と思ったが、帰宅してから弁当箱を空けてみると完食していたので、家では全然食べないが保育園ではちゃんと食べているものと思われる。
そろそろランドセルについて考えねば。
我が家はso-netに加入している。最初ADSLから始まり(当時はso-netとニフティの二択しかなかった)今はNURO光。 で、どうもこのところso-netさんがあちこちの代理店に名簿をばらまいているらしく、頻繁に勧誘電話が掛かる。 NUROにしませんか、NUROからau光にしませんか、固定電話や携帯電話をKDDIに乗り換えませんか、等々。とにかくうっとうしいの一言に尽きる。 断っても断っても電話が掛かる。 なんかもういっそso-netごと辞めちゃおうかな、と思うくらい。 昔はこういう電話は掛かってこなかった。NUROにしてから掛かってくるようになった。 最近プロバイダも経営が厳しいらしいのだが、絶対逆効果だと思うんだよね。貧すれば鈍す。
2016年06月07日(火) |
SOFT BALLET |
就寝前に森岡賢氏の訃報を聞く。思ったよりも年齢が離れていなかったということにまず驚く。そんなに若かったんだ。(もうちょっと年上のイメージだった) 去年の暮れに亡くなった中学時代からの友人のことを思い出す。彼女はSOFT BALLETを愛していて、葬儀の時もストリングスアレンジを流した。 あちらで森岡氏に遭遇したら彼女は驚くだろうな、と思う。
午前中、秋葉原へ行く。開店と同時にヨドバシカメラに入店し、腕時計の修理を依頼。 Baby-Gについては、カシオのサービスセンターが近所にあるのでそちらに持ち込んだ方が早いらしく、地図をもらう。シチズンは修理依頼。 カシオのサービスセンターの開店時間まで上階を徘徊。ずいぶんレイアウトが変わっている。 有隣堂を覗き、タワーレコードでkokuaの新譜、ABCマートでサンダルを買う。婦人服を置いてある店も覗くが収穫なし。今年の夏はマキシワンピースとか全体的にゆるいシルエットが主流のようだが、そういうのは細いお嬢さんが着るからおしゃれなのであって小太りアラフォーおばちゃんがそんなの着たらただの怠惰にしか見えないのであった。 時間になったのでカシオのサービスセンターに行き、Baby-Gの修理を依頼する。できあがりは1時間半後。それまでユニクロと無印を覗き、ユニクロでスカートを1枚買う。 適当にお昼を食べて腕時計を引き取って時間切れ。 いったん帰宅してから小学校へ。 学校公開を見学し(縦割り遊びの時間だったのであまり参考にはならなかったが)そのあと来週入学予定者のための説明会に出席。パワーポイントで淡々と学校紹介。校舎内も見学し、特に荒れた様子もなさそうだったので、この学校でいいかな。
母から連絡。6月末の祖母の七回忌、喪服でなくて構わないとのこと。 まーさんはクールビズでいいし、子どもは誕生日に紺色のポロワンピースをもらったからそれでいい。 問題は私で、まさかチノパンで行くわけにも行かないし、手持ちのワンピースを着てみたがかなり窮屈。適当に地味なスカートを買って白いブラウスと組み合わせるか。
午前中、卒業対策委員のアルバム係リーダーとサブリーダーとで打合せ。メールのやり取りで理解しきれない分をどんどん決めていく。もう一人のサブリーダーさんが理系で段取りの人らしく、こちらのざっくりした考えをエクセルやパワーポイントにどんどん落とし込んでくれて、とてもありがたい。 とりあえず全体方針と方向性は見えてきた。あとは進捗状況をどんどん他の保護者に開示してアドバイスを募っていこうという話に落ち着いた。デジタル作業はできないけどアイデアのある人はいるだろうし、そういうところはアナログで指示してもらえればサブリーダー二人(二人ともパソコンが使える)で作業できる。 とりあえず今日の打合せのメモを作って確認し、本部に報告することになった。
我が家の自転車置き場に新しい住人が出現。 ヤモリである。
昼休み、ふと思い立って自治体のホームページを覗く。私の住む自治体では小学校・中学校入学時に学校を選ぶことができ、春と秋の学校公開時に合わせて説明会も開催される。 春の学校公開についての記事があり、見てみると来週である。 もう行く学校は決めてあるのだが、説明会には出席しようと思って日程を見ると、なんと月曜日。危ない危ない。秋の説明会でもいいといったらそれまでなのだが、こういうのは早めにやっておくに限る。 説明会だけなら午後半休ですむのだが、授業見学するなら一日有給が必要。どうするかは決めかねているが、有給はとりあえず一日申請する。 子どもを保育園に迎えに行くと、ここでも学校説明会の紙を渡された。近隣の小学校数校分のお知らせをもらったのだが、文章の書きぶりがまちまち。自分が行こうと思っている学校のお知らせには、スケジュールは書いてあるが注意事項は書いていない。他の学校ではスケジュールは書いていないが注意事項はしっかり書いてある。それらをつきあわせて、やっと欲しい情報が手に入る状態。事務屋として色々考えさせられる。
ブンブンサテライツ活動終了の一報を聞く。 いつか遠くない将来「その日」が来ることは何年も前から予測はしていたのだけど、ついにこの日が来てしまった。 フジロックでの真夜中のレッドマーキー、ロックインジャパンのレイクステージ。 とにかく音も佇まいも格好いいとしかいいようがなかった。 終わりが来たのは残念だけど、「解散」ではなく「活動終了」という文字に彼らの終着点への到達を見る。これからの彼らの日々に平穏を。ありがとう。
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