東京の片隅から
目次きのうあした


2015年09月30日(水) スニーカー

久しぶりにファッション誌を買った。
40歳を過ぎて自分の方向性に迷いが出てきたのだが、書店で見かける雑誌は、ハイブランドエレガンス系か、カジュアル主婦系で、そのどちらでもない身にはあまり参考にならず、雑誌からもすっかり遠ざかっていた。
なんとなく覗いた書店でなんとなく初めて買ってみた雑誌は、比較的自分に近いのかなと思わせられる。読者の想定年齢は40~50代らしい。

一番自分に響いた言葉は「スニーカーはやめて革靴にしよう」だった。
薄々自覚していた。スニーカーを履くと一気にカジュアルになる。ヒールがなくても革靴にするだけでずいぶんきちんとした印象になる。
踏み切れないのは、保育園の園庭が砂だから。
でもパンプス履いてくるお母さんもいるんだから、私のは単なる言い訳なんだな。


2015年09月29日(火) 知らぬは本人ばかりなり

人の話を聞かない、聞いてもすぐ忘れる、癇癪を起こす、お調子者、の子ども5歳に、舅が半ギレで「一体誰に似たんだ!」と怒っていたのだが、その場に居合わせた他の家族は全員「あんただよ」と思っていたという事実発覚。
ええ、本当にそっくりですよ・・・


2015年09月28日(月) 似ている

会社の後輩(男性)が、ラーメンズの片桐氏に似ていることに突然気がつく。
ただし髪型は普通。


2015年09月27日(日)

木村拓哉の台湾PRのCMの撮影がジョン・ウーと聞いたので、キムタクそっちのけで鳩を探す自分。
無事出演を確認する。
逆に言うと、鳩が出ていればクレジットがなくてもあれを撮影したのはジョン・ウーだってわかるわけだ。知っている人にしかわからない小ネタだけど、それをCMでもやってくれるのが嬉しい。


2015年09月26日(土) 萩尾望都「AWAY」

萩尾望都「AWAY」読了。
「無理矢理終わった感じ」と某所でも評されていたのだが、同じことを感じた。
元ネタになった小松左京「お召し」を未読なのでそれを読んだらまた違う感想が出てくるかもしれない。
ただ「AWAY」というタイトルが意味深。こちらとあちらという意味での「HOME」と「AWAY」という説明は作中にあるが、今回完結したのはあくまで「AWAY」の話であって、そのうち「HOME」というこちら側の世界を描く連載が始まるのではないか、そんな気もする。


2015年09月25日(金) ジブリ美術館に行ってきた

子どもと二人で、ジブリ美術館に行ってきた。

結論から言うと、まだ早かった。
子どもは「となりのトトロ」と「崖の上のポニョ」しか見ていない。だから絵コンテを見てもわからないものが多い。
また、展示物の視線が、大人の視線で展示してあるので、子どもには見づらかったらしい。
ネコバスコーナーと企画展の迷路は楽しんでいたが、他の部分ではよくわからなかったかもしれない。

ジブリ美術館は日時指定の前売券を購入する必要がある。(開きがあれば当日でもローソンで買えるらしい)
この日は雨だったこともあって三鷹駅からバスに乗ったのだが、行き先が同じ人たちのほとんどが中国系(台湾か大陸かはわからない)か欧米系(少なくとも英語圏だった、発音からするとUSA)。しかしコミュニティバス乗り場の説明も運転手さんも日本語のみの対応。私が見逃した場所に外国のご説明があったのかもしれないが、もうちょっと対応しても良いのではないかと思う。
それは館内でも同じで、館内にはスタッフがたくさんいるから必要に応じて館内マナーの説明や注意はしているんだけど、それでも写真を撮ったり(館内は撮影禁止)する人がそこかしこに。
雰囲気を壊すからやりたくないと思うんだけど、入り口でピクトグラムで説明するだけでなく、文字で説明するなり、ピクトグラムを各フロアで掲示するのも必要なんじゃないかなぁと思った。スタッフのサービスがいいだけに中国語を話せるスタッフがいなさそうなのは(英語は見かけた)残念だなぁと。

午後早い時間に子どもが飽きたので、雨の中井の頭公園を横切って井の頭自然文化園へ。晴れていたら遊具でも楽しいんだろうけど、雨なので子どもはくじけ気味。
クモやカタツムリの数を数えながら文化園まで歩く。
雨の動物園なんて来る人はほとんどいないからほぼ貸し切り状態。モルモットふれあいコーナーでは1時間近くとっかえひっかえしてモルモットを抱っこし、そのあとはフェネック(本日のメイン)とリス園へ。転んで服が泥だらけになったので、あとは鳥をちょっと見て今日はおしまい。
吉祥寺まで1駅だけバスに乗り、ユニクロで服を買う。キッズコーナー(しかも文化園のモルモットコーナーよろしく箱の中にモルモットのぬいぐるみがぎっしり)に引っかかり、2時間近く店内に滞留。
服を着替えたいと言ったのは子どもだが、これでは服を買いに来たんだか、キッズコーナーに遊びに来たんだかわからないよ・・・。

爆睡した子どもを抱えて帰宅。明日は両腕筋肉痛だな・・・。


2015年09月24日(木) 交通安全週間

テレビで期末によくある特番、警察もの。
この前たまたま放送していて、ちょうど白バイの取り締まりシーン。
側道に隠れていて、スピード違反を取り締まる。
それを見ていた子どもの頭には「警察官=隠れている」という図式が出来上がってしまったらしい。
ちょうどこの時期、交通安全週間だから街には警察官があふれているわけで…
「あの人隠れてないよ」と指差すようになってしまった。
せっかくなので、「実は他に隠れている人がいて、見える人で油断させておいて捕まえるのだ」と教えてみた。


2015年09月23日(水) 河川敷にて

荒川の河川敷で区の自然観察系イベント。
車で行くにも電車に乗っていくにも不便で、結局自転車で出かける。
葦原でカニを採ったりハゼを釣ったり原っぱでバッタなどを捕まえたり、要するにいつもやっていることと大差はないのだが、区の生物園やボランティアスタッフなどの説明がつくのが違うところか。といっても種類などはだいたいわかるんだけども。
親戚宅から回ってきた図鑑が家に溢れていた小学生時代や生物部で不真面目に活動していた中高校生時代がこういうところで役に立ってる。
でも今の家には図鑑類がないので(全部姉のところ)今度買おうかな。とりあえず昆虫や魚類から。

さあ明日は会社だ。起きられるかが不安。


2015年09月22日(火) はらぺこあおむし展

まーさんは早朝からバイクでツーリング。昼には帰ると子どもには言っていたらしいが、そう言って昼に帰ってきたためしがないので、一日いないという計算でこちらは行動。

市ヶ谷のコミュニケーションプラザドットDNPというところで「はらぺこあおむし展」をやっている。ワークショップが面白そうなので興味があったのだが、スケジュール的に断念・・・と思っていたら会期延長。ラッキー。
ドットDNPというのは調べたら大日本印刷のギャラリーというかショールームらしい。
あの辺確かに大日本印刷村だけどそんなのあったけなぁ・・・?と市ヶ谷近辺をうろうろしていた20数年前の女子高生(学校が近所だったので。そんな時期もありました)の記憶を探ってもよくわからない。とりあえず行ってみた。
久しぶりの市ヶ谷はいろいろと変貌していて吃驚。やや浦島太郎状態。だが、変わらない釣り堀に安心する。
お堀沿いに新しいビルが幾つも建っていて、その中の一つにそのギャラリーはあった。入館は無料だが入り口で入館証に記入。新しい・・・。
「はらぺこあおむし」の展示ルームの前にタブレットを使ったデジタル絵本のコーナーがあり、そちらも子ども向けにクッションシートを使って展示が工夫されている。まずそこでみんな捕まる(笑)。子どもはタブレットとか好きだもんね・・・。

しばらく遊んだあと、目当ての展示へ。
「はらぺこあおむし」をメインとしたエリック・カール氏の絵本の展示、製作過程の紹介、あの蝶々になれるモニター等々。
エリック・カール氏の製作手法が、紙に直に絵を描くだけでなく、トレーシングペーパーのような半透明の紙(といってもトレーシングペーパーほど薄くなく単行本の遊び紙くらいの厚さ)にアクリル絵の具で色や模様をつけ、その紙を切り張りし、さらにその上にまた描いて絵を作っていくというものらしい。絵本を見たときにそうだろうなとは思っていたが、実際に見ると納得。
その切り貼りをみんなもやってみよう!というワークショップが開催されており、予約不要なのが素晴らしい。
彼の作った色紙のレプリカが160種類!そこから3枚を選び、ちぎって青虫や蝶の台紙に貼ってポストカードを作れる。
子どもは青虫、私は蝶を選択。
まず3枚選ぶところから難関。もう全部欲しいくらい。子どもはあまり迷わず選び、私はそれとは違った色合いのものを迷いながら選択。これで6種類使えるとせこい計算(苦笑)
ちぎった紙を糊で貼っていくのだが、1枚の紙であるときとちぎったときとでは、色や模様、タッチの印象が違う。あ、この紙の選択は失敗だったな、と思う瞬間・・・。もっと複雑なテイストのものを選べば良かった。
普段の洋服の色合わせなどもそうなんだけど、私はどうしても彩度なり明度なりを揃えて選ぶ癖がある。並べてみるとコントラストが弱い。ちぎり絵の時はこれが弱点になる。調和はしているんだけど印象が弱い。そういうところを子どもが選んだ紙をちょっともらって補ってみたり。
ああだこうだと迷いながらなんとか完成。
自分のものは綺麗だけどまとまっていてつまらない感じ。やっぱり才能ないんだな。リベンジしたい(苦笑)

帰宅したらまーさんは本当に昼に帰宅していた。「子どもには言ったよ?」と言われたが、私は聞いていません。


2015年09月21日(月) のんびり

一日家でのんびり。
ブロックを作ったり、近所の公園に行ったりする。

毎日天気が良いので、洗濯物がはかどって助かる。


2015年09月20日(日) 近場のお出かけ

午後からあらかわ遊園へ。
「あらかわ家族の日」で入園料無料らしく、園内は大混雑。どの遊具も長蛇の列。
エア滑り台と動物ふれあいコーナーだけやって、あとは園内のせせらぎで遊ぶ。
人に疲れた。


2015年09月19日(土) またまた昆虫採集

舎人公園へ。
このまえの豪雨の影響か、まだ池の水は多め。
いつもの場所でショウリョウバッタ。
場所を変えてイチモンジセセリ、モンキチョウ、ツクツクホウシ(オス)、ヤマトシジミ。
菖蒲田の雑草が刈られているので、そこでも虫取り。
アマガエル、ニホントカゲ、ツチバッタ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、エンマコオロギ、ヨコバイ、シオカラトンボ、アキアカネ?等々。
トカゲを持ってニコニコする子どもに余所の小学生男士がどん引き。可愛いのにねぇ。

アマガエルを大変気に入ったらしいので、草やコオロギの幼虫などと一緒に持って帰り、小さな器に水を入れてやる。最初は大人しかったが、そのうち活発に跳ねる。虫かごの外から足の吸盤などを観察。
一晩家で過ごし、翌朝父子で捕獲した場所に返しに行った。

「虫や爬虫類が苦手」という場合、本当に「どうしてもダメ」というパターンもあるのだけれど、そうではなく「親が『汚い』『気持ち悪い』と言うのでそう思うようになる」という後付けの刷り込み(迎合?)もあるような気がする。
特に女子の場合はなおさらだ。「可愛らしく」見られたい、周囲から浮きたくないという気持ちで犬猫には「可愛い」と言い虫や爬虫類は「気持ち悪い」と評する、そういうケースも多いのではないか、と、女子校に10年いた人間は思う(笑)。
我が家の場合両親とも虫や爬虫類が平気なこともあって敢えて触れさせ、「可愛いね」「面白いね」と言うように逆刷り込みを施している。
好きで損することはないと思うんだよね。変わり者扱いされるかもしれないけど、そんな母でも結婚できたという実例があるんで人生何とかなる(笑)


2015年09月18日(金) 連休前

連休前最終日。
あれこれ締め切りがあったものを一通り片付ける。
自分の手元からは手放した、と思ったら、印刷物の原稿に一カ所ミス発見。
先方に連絡するも既に作業に入っており、直しを入れるのに5000円ほど加算されそうな気配。これは自分のミスだ。落ち込む。

とりあえず気を取り直して、休みに入る。遠出する予定はない。


2015年09月17日(木) アンケートとリクエスト

そういえばこの前電車を降りたら事業者によるアンケートを配っていた。
アンケート配布については事前に駅に告知ポスターが貼ってあったのであっさり受け取り、会社で記入して投函。
最初は平日昼間の運行間隔に不満があったのだが、現在はそこまでの不満はない。
最初の「電車に乗り慣れていない人たちによるカオス」も最近は解消されてきている。
ただ、夏休みと年末年始に架かる時期にはどうしても混乱が起きる。
出口でトランクを抱えて絶対に荷物から手を放さない、自分も絶対に降りないと踏ん張るのはどうにかならないものか。そもそも他のドアのほうが空いているのになぜここに乗ってくるのかという疑問はさておき、重いトランクを奪って降りる根性はたいていの日本人にはないし、降りる人の方が多ければいったん降りてまた乗ればいいのであるが、乗り慣れていないとそこまでの平常心はないのであろう。
その点について、使い回しでいいから啓発ポスターの再掲示だけリクエストしてみた。


2015年09月16日(水) 思い出した

この前多摩動物公園で見た鳥の名前がわからなくてずっとモヤモヤしていたのだけど、さっきオオルリのメスじゃないかと思い付いて調べたらビンゴ。あースッキリ。雌雄同色のパターンしか思い付かなかった自分、だいぶヤキが回ったなあ・・・


2015年09月15日(火) 疲れてる!?

出来心で「ねこあつめ」始めてみた。


2015年09月14日(月) 金木犀

朝から街には金木犀の香りが漂っている。
昨日まではそんなことなかったのに、一夜で開花したのか。
秋の訪れを実感する。


2015年09月12日(土) 昆虫採集

近所の公園で昆虫採集。
成果は、ショウリョウバッタ3匹(わりと大きめ)、ナミアゲハ、モンシロチョウ、シジミチョウ、オニヤンマ(オス)、ツマグロヒョウモン(メス)、シオカラトンボ。
どれも観察後、解放する。
翅脈や色合いは見ていて飽きない。素直に美しいと思う。単眼と複眼を併せ持つ彼らには、世界はどのように見えているのだろうか。


2015年09月11日(金) 多摩動物公園

遅い夏休み、親子で多摩動物公園に行ってきた。
本当は東武動物公園に行こうと思っていたのだが、この水害で当然休園になっており、あの状況を報道で見てしまうと休園になっていなくてもあちら方面には行くのがはばかられる。
動物園はいつも行くのは近い上野ばかり、パンダもゾウもいるけれど、でも多摩にしかいないコアラと来年3月でいったん休止となる(乗降所建て替えのためらしい)ライオンバスも捨てがたい。
というわけで、こどもが長時間の電車に耐えられるようになり、動物園内を駆け回れるような体力がついた今年、足を伸ばして行ってみた。元埼玉県民のまーさんも多摩は初体験とのこと。
しかし遠いね、多摩・・・ 電車を2回乗り換える。ちょっとした旅である。
最初に行ったのは小学校の遠足。最後に行ったのは大学時代、獣医学科に進学した友人の夏休み実習先をみんなで冷やかしに行ったのが最後。
高幡不動で動物園線に乗り換えるのだが、電車が動物園仕様になっていて可愛らしい。自分が子どもの頃は普通だったな・・・30年以上前の話だから変わっていて当たり前なんだけど。特急が止まる割りに素っ気ない駅だったという記憶がある高幡不動駅も立派になっていた。

ちょうど遠足日和で園内はあちこちの幼稚園児でいっぱいだったが、上野とはまた違った楽しさ。林の中にあるのがいいし、檻の一つ一つがゆったりしているのもいい。足元は台風で落ちたドングリだらけ。怪しいキノコもあちこちに生えてる(笑)。近所に住んでいたら年パス買って通うな。上野はいまいちそこまでの愛情が持てないのはなぜだろう。

小学生以来のライオンバスは「あれこんなしょぼかったっけな・・・」というしょっぱい気持ちに若干なったが、目の前までライオンが来るのと子ライオンが出ていたので、子どもは満足していたし、サファリパークまで行くことを考えるとまぁいいかな、と。
コアラもちょうど食事タイムで動いていたのでまぁOK。それよりも手前の有袋類の部屋にいた何とかというねずみっぽい小さなカンガルーの動きが活発で可愛らしくて気に入ったようで飛び跳ねてガラス前に来るたびに大騒ぎ。やはり動物は動いてなんぼだよね。同様に「モグラの部屋」にいた「トウキョウトガリネズミ」も気に入ったよう。
園内は今アジアゾウ展示スペースを造成中。完成したら上野のゾウも移動するのかな?そうなったらゾウ好きの子どもを連れてこちらに通うのかも。

何も用意していなかったので園内のレストランで昼食を取ったが、ちゃんとした飲食スペースは1カ所だけ。軽食を出す売店も案外少ない。高幡不動で改札外に出るのも何だし多摩動物公園駅からちょっと戻ればコンビニはあるけれど、お弁当を作っていくか新宿乗り換えの時にちょっとふんぱつしてお昼を買っていくといいかなと思った。今度はそうしよう。

一日中坂ばかりの園内を駆け回り子どもは帰りの電車でぐっすり。親も疲れた。


2015年09月10日(木) この素晴らしき世界

朝、駅の改札で「What a Wonderful World」を口笛で吹く外国人とすれ違う。
こんな天気なのに、いや、こんな天気だからこそなのか。
あの曲はそういう使われ方をする曲だな、と思う。


2015年09月09日(水) 台風

台風は来ているが、朝の雨はそれほどでもなく、カタツムリを探しながら登園。
保育園のミカンの木にアゲハの幼虫がたくさんついているが、この風雨でだいぶ落ちてしまいそう。
台風は東西に別れているのに雨だけは延々と降る。両方の台風の両端が重なっているのかな。


2015年09月08日(火) 「さいきょうの結婚&出産」

「さいきょうの結婚&出産」が無理ゲーと話題になったというコラムがmixiに載っていて、原文を読んできた。
http://anond.hatelabo.jp/20150906050337

「25歳で学生時代から付き合っていた2つ年上の男性と結婚。約1年後に長男が誕生。2〜3年後に長女が誕生。」らしい。
このパターンが「さいきょう」な理由付けとツッコミもちゃんとなされていて興味深い。

でもこの年齢、ライフプランによって結構違うよなぁ。
高校卒業後、就職か、短大・専門か、大学か、それ以上か。
就職を、一般職にするか、総合職にするか、専門職にするか。(一般職は今は死語?)
結婚・出産後、仕事を辞めるか、続けるか。
それだけ女性は選択肢が広いということなのかもしれないけど、実際のところ結婚相手によって左右されるところも大きいわけで、「普通」って何だろうとも思うわけだ。

大学入学後に入ったサークルで3年生の先輩を捕まえて就職後に同僚女性に目移りさせない、ところは女子力の高い人たちにはまだできそうに思うが、結構難しいのが彼氏27歳までに結婚を意識させるっていうのではないかと(苦笑)
うちのダンナとその周辺の雰囲気からすると30過ぎてから重い腰を上げる感じ。
たまに20代で結婚する男性がいるけど、その場合ほとんどが奥さんが2〜3歳年上という逆パターンで、30になるまでにウェディングドレスを着なきゃ、と思った年上の彼女(=奥さん)に尻を叩かれて踏み切るパターンが多い(笑)
もっと難しいのは1年後に出産。こればかりはわかりません。うちも最初の妊娠まで5年かかったな・・・。
そもそも就職5年目の彼氏と3年目の彼女が結婚資金を貯めるというのが、学生時代から人生設計を共有していないとできないワザだよね。

余計なお世話で言うと、出産退職するならともかく、仕事を続けるつもりなら、25〜6歳での妊娠はちょっと早いような気がする。
一般社会においてまだ4大出の2年目3年目って「新人」の範疇だと思う。
産休・育休を取るって「帰ってきてね」と言われるような人間関係を築いてからだと思うんだな。何年いても築けない人は築けないんだけど(毒)信頼関係を気づくには一般的にだいたい3年くらいはかかるだろうなぁと。妊娠中って切迫早産で絶対安静とかつわりがひどくてトイレ行きまくりとか妊婦検診でそのまま緊急入院とか(それ私のことや・・・)などアクシデントが起こる可能性もあるので、人となりを知ってもらってからでないと「あいつ戻ってこなくていいよね」と陰で言われかねない(滝汗・いやそう言われちゃった中堅さん知ってるんで・・・ちょっと問題児な彼女の自業自得な部分もあったんだけど)3年くらい働いてから結婚→1年くらい空けてから妊娠=出産は結婚2年後くらいがベターだろうな、と思う。

あと、この記事の筆者の人が誤解していること。仕事を続けているからこそ3人目が産めると思う。
1人目2人目で産休育休を取れる職場と戦力なら、3人目もOKなことが多いんじゃないかな。うちは諸事情により一人っ子ほぼ確定だけど、保育園は3人きょうだい結構多い。知る限り最高は5人。「保育園児の母」を10年15年続けている人がざらにいる。

余談。若い出産は親や祖父母に体力があるというメリットもあるけど、保育園入園だとデメリットになることもある。
私の住んでいるところだと、保育園の入園指数の中に「勤続年数」があって3年以上だと1点加算される。 転職組や就職間もないと不利。
あと、65歳未満で無職の祖父母がいる場合は1点減点になる。実家が遠距離なら関係ないのかもしれないけど、近居だと「面倒を見られる人がいる」と見なされてしまうらしい。
同じ点数でボーダーラインを競い合うこの地域だと、結構この1点が命取りになる気が。

こういう話題だとぜんぜんまとまらないなぁ・・・
友人には「親世代の価値観だよね」と言われた。そうだよね。親世代というかバブル前くらいまではこういう人多かったんだろうなぁと。
女性の結婚適齢期を「クリスマスケーキ」に例えていた時代があったのは子供心にうっすら覚えている。そのうち「お節料理」になって今は「適齢期何それ美味しいの?」という時代だ。
この記事を書いたライターさんは30代の方だそうなので、彼女の親世代=団塊世代からもっと下になると、親の生き方もまた多様化しているだろうからあまり言われなくなるんだろうな。

そして、たぶん地雷になるんだけど、親が結婚を勧めるのって、自分が結婚して良かったと思っているから勧められるんだよね。
私の実家には未婚の叔母たちがいる。なぜか結婚しなかった。理由を聞いたことはない。
結婚するしないは本人の自由だけど、祖母の姿を見て推測するに、祖母は結婚そのものをしたくなかったらしい。祖父が嫌いなのではなく、結婚そのものに気が乗らなかったようだ。しかもその後祖父が早くに倒れて苦労したのもあって、結婚が幸せだと積極的には思えなかったのではないかと思う。そういう姿勢が娘たちに伝わったのか、叔母たちは誰も独身のままである。


2015年09月07日(月) ちょっと愚痴

7月に部署異動してから初めて携わるようになった業務があって、私ともう一人とで事務局的な作業を行っている。
チームで仕事をすることは普通のことなんだけど、なんというかその人との連携がうまくいかない。
悪人じゃないんだけど、融通が利かないというか頑固というか何というか、チームで仕事をするのに向かない人。彼の場合は以前にも書いたが、単に人の話を聞かないのではなく話のポイントをつかめない、根本的な欠点があるように思う。学歴は高いので勉強はできる人であろうし、そこにプライドもあると思うので、「報連相」を徹底することで何とかしようと思う。
しかし、自分に自信があるのかないのか、とにかく仕事を抱え込みたがる。せっかくサーバーがあって作業用のフォルダも作ってあるのに、そこにファイルを入れない。メールのやりとりもc.c.ではなく1対1でやっている。いや、1対1でもファイルをサーバーに入れてくれればいいんだけど、「私にも連絡している」と思い込んでしまうらしく、何度も念押ししないとファイルは出てこないし、でも何度も念押しすると機嫌が悪くなるし、ああ面倒くさい(苦笑)
そしてうちの会社の理系の人たちのほとんどに当てはまるのだが、日本語が変。でも校正を入れるともとに戻される。いや、その文章、日本語として変ですから。いい加減自覚してください。

大学の理系学部の先生方、まず1年生の授業で文章講座やってください。名文でなくていいんです。主語述語をはっきりさせて、だらだら長文にせず、でも句読点をつけすぎない、そういう文章を書く訓練があまりにも少ないような気がします・・・。


2015年09月06日(日) 1年ぶり

友人と子連れで久しぶりに会う。
お互い同じ学年同じ性別の子を持つのだが、久しぶりに会ったあちらの子は早生まれにもかかわらずうちの子よりも頭半分大きいのであった。
体重も20kgを超えたそうで、推定私マイナス20kgの華奢な彼女には大変なのではないかと・・・。
以前青山の「こどもの城」に行ったことがあるそうで、そこに似ているとのこと。いやこっちがフォロワーなんだと思うよ。(私は行ったことがない)
西新井のギャラクシティで一日遊ぶ。
元気そうで何より。


2015年09月05日(土) 久しぶりの晴れ間

久しぶりに晴れた。外に洗濯物を干せる土日っていつ以来だろう。
シーツやタオルケットなどの大物を洗って干す。
冬用の毛布も出して干したいけど、それはまたいつか。
デッキの上は洗濯物だらけ。
本来屋上部分に大きな物干しがあったのだが、義父がどんどん鉢やプランターを増やしてしまい、ついには謎の小屋までできている始末。菊の苗に直射日光が悪いからと紗幕まで張り、本来の物干しは紗幕の柱に、洗濯物はビニル紐を縦横無尽に張り巡らせて干す。どこのホームレスだよ、と見るだけで嫌な気持ちになるので(一番不機嫌な顔をするのは実子のまーさんであるが)、屋上にはすっかり上がらなくなってしまった。洗濯物を心置きなく干せる、と喜んだ建築当初が懐かしい(遠い目)。
義母は義母でベランダに公園で取ってきたコオロギを放して「外から虫の声がするのは風情がある」なんて喜んでいるし(溜息)お互い悪し様に罵り合っていることも多いけど、結局のところ似たもの夫婦なんだろうなぁ・・・


2015年09月04日(金) 再検査結果

健康診断2次検査の結果が出た。
「要経過観察」というギリギリの結果。
血糖は範囲内。
HbA1cは相変わらず下限値の下だけど、判定はE→C。たぶん前回たたき出した4.0(今回は4.1・苦笑)が境界線なんだろうなぁ。
尿糖定量は範囲内。
1.5-AGという謎の検査項目が新たにあって、調べたら「1.5アンヒドログルシトールとは、軽症糖尿病の過去数日間の血糖コントロールの指標」というものらしい。これに範囲外の*印がついている。基準値は「女性:12〜29μg/ml」らしいので、私の検査結果は下限値の下。低い場合は血糖のコントロールが不十分らしい。
この状態はなんだろうなぁ。今すぐ通院という話にはなっていないけど、かかるなら何科なんだろう。
中の子の出産の時のHELLP症候群が未だに響いていているのかな。しばらく大人しくしているかな。


2015年09月03日(木) 答えは出るか

「だって数学って(数式を)書いていけば答えが出るじゃん」ということばに、理系と文系の間の深くて暗い谷を感じる今日この頃。
いや、数式を書いても答えが出てこないのが私立文系ですから!
逆に「現代文なんて本文に答えが書いてあるじゃないですか」って返せば良かったかなぁ・・・。


2015年09月02日(水) 舟越保武展&さよなら、人類

午後半休を取って、練馬区立美術館で開催中の舟越保武展へ。
美智子皇后がいらしたらしく、新聞でも取り上げられていたし、彫刻という地味なジャンルのわりにおっちゃんおばちゃん(というかおじいちゃんおばあちゃん)でいっぱい。本来の知名度からすると格段の人出だと思う。ちなみに小説の表紙になったりしている舟越桂氏の御父君。
世間的には、長崎二十六聖人像の作者として有名なんだろうけど、自分にとっては竹橋の近代美術館にある「原の城」のインパクトが強い。いつ行ってもあの像いるんだよな・・・。怖いんだけど目が離せない。
展示は、石像、ブロンズ像とデッサン。デッサンのタッチが舟越桂氏と共通する空気を感じて、ものを見る視点が似ているのかなぁと思ったり。
大理石の石像が素晴らしい。朝鮮半島産出の紅霰という薄紅色の石を使ったものがいくつかあって、人肌のような色合いで石像なのにぬくもりがあり、静謐。ロダンやミケランジェロのマッチョさは見ていて疲れるのだけど、肉感的でありつつ、でもずっと見ていても疲れないのは、日本人がモデルのせいもあるんだろうけど、作り手の人となりもあるのかも。
だいたい具象なんだけど何点かあった魚のブロンズ像が衝撃的。同一人物の作品とは思えない(笑)

個人的には死んだ幼い長男と黄水仙を描いたパステル画が衝撃的だった。
写真もままならない時代に子どもの何かを遺したかったという気持ちはあれど、描いてしまうのは表現者としての業の深さを垣間見たような気がして、でもそれは自分が上の子と下の子を亡くしたときに考えたことと同じで、見ていて目の奥が痛くなる。
そういえば熊谷守一にも「ヤキバノカエ(ヘ)リ」というのがあったな・・・。

本来ならこれだけ見て帰るつもりだったのだけど、急遽予定変更。恵比寿ガーデンシネマでやっていたロイ・アンダーソン「さよなら、人類」を見に。
たまではありません。映画です。(いや、同タイトルつながりで元たまの人呼んでトークショーとかやったらしいが・笑)
日本で公開された作品は全部見ている。最初見たのは「散歩する惑星」で、タイトル買いだったんだけど、独自の世界にすっかりはまり、公開されるたび(といってもたった4作)に見に行っている次第。
北欧映画ならではのシュールというか不条理というか、見ている側がひたすら置いてきぼりにされる110分。映像が綺麗なだけにストーリー(があるかどうかも怪しい)とのギャップが激しい。でもそれもまた楽しい。
この日記を読む人でこの映画を見に行く人がどれだけいるかわからないけど、ネタバレしない程度にミーハーな感想を言うと、「陛下がかっこよかった」
意味わからないと思うけど、これだけは言いたかった。


2015年09月01日(火) エンブレム問題終結

いろいろ騒がれているエンブレムは結局撤回されることに。
このご時世、完全なオリジナルは難しくて、特に今回の原案や修正案のようにワードで適当に作ったみたいなデザインだと、ドッペルゲンガーのように世界のどこかに似た模様があるのは仕方ないと思うけど、言い訳が見苦しかったなぁというのが個人的な感想。
必要以上に叩くネットの一部の風潮には賛同できないけど、「パクリじゃないけど世間の理解が得られないから撤回する」という事務局の弁明は、「あのおばちゃんにおこられるからやめなさい」と一緒で、問題のすり替えだと思うのだね。
元の桜のデザインでもいいし、最終選考に残った中から選び直してもいいと思うんだけど、選考委員会そのものに信用がなくなってしまった今、イチからやり直すしかないんだろうなぁ。


はる |MAIL