東京の片隅から
目次|きのう|あした
日本はいつからこんなにハロウィーンを祝う国になったんだろうか。
2012年10月30日(火) |
一応先輩なので心の中で一言 |
えーと、他人の食生活に口を出す気はないんですが、みんなが使う(といってもあまり有効活用されていないけど)社員用ラウンジでお昼に納豆食べるのはやめませんか・・・
他の事業所で一緒だったときは、お客様を案内する可能性もある会議室で食べてたから、そのときより状況ははるかにマシなんだけど・・・
2012年10月29日(月) |
永遠の森−博物館惑星 |
菅浩江「永遠の森−博物館惑星」読了。 小惑星一つが丸ごと博物館となっている、そんなところで働く学芸員の話。 といっても仕事は各部門の調整役だから、学芸員というよりもサラリーマンの話なのかな。
就職活動の時、博物館の説明会にも行ったけど、「どっちかというと人間相手の仕事だし、展覧会前は終電や泊まり込みもアリですよ」なんて言われたことを思い出した。
短編集だが、話はつながっていて、最終話に収斂される。 べーゼンドルファー・インペリアルグランド。 どんな音がするんだろうなぁ。
昨日はお出かけで疲れたし、雨が降ったりやんだりしているし、一日家の中でゆっくり過ごす。 金曜土曜と一日歩き回った私は、足が筋肉痛。すっかりダメだな・・・。
朝、思い立って水族館へ。 子どもは水族館の隣にある観覧車に気を取られている。「乗る?」と聞くと頷く。子どもがいない限り乗らないだろうなぁ、と、久しぶりに乗ることに。結婚してから初めて乗るかも(笑) 子どもは「乗る」と言ったものの、いざ乗るとちょっと怖いらしい。 眼下に見える海にも興味を示さず。海そのものがわかっていないのかもしれない。
観覧車を降りると近くの広場と浜辺で遊ぶ。まだここだけでも十分楽しいんだろうなぁ。
午後、水族館へ。 大きい魚が怖いらしく、マグロの回遊水槽に半泣き。まぁ確かにぱっくり喰われそうではある。 小さい魚やカニなどは平気。 まだちょっと早かったかな。
一日走り回って疲れたのか、帰りの車内ではぐっすり、結局朝までそのまま眠っていた。
片付けたい用事がたくさんあったので、有休を取って朝から新宿へ。 用事は ・服を買う ・郵便局に入金 ・手帳のリフィルを買う ・整理用ファイルが買えればラッキー ・CDを買う
まず、銀行に寄った後、郵便局に入金。
そのあと世界堂へ移動し、手帳のリフィルを買う。 これはちょっと失敗。月表示と週表示がセットになっているものを買ったのだが、月表示が各月に別れていて、そのぶん週表示のページがダブる。 2割引で買える分、店頭見本がないので仕方ないとは言え、ちょっともやもやする結果に。もっとあちこち見てから買っても良かった。 整理用のファイルはここには見つからず。アスクルで買えば安いし簡単なんだけど、送料無料になるほど買い物がまとまらないので(割引分と送料がいい勝負かもしれないが)店頭で買うつもり。
今回のメイン、服。 妹が結婚することとなり、今度親族顔合わせ会がある。場所が結構いいところだし、そもそもちゃんとした服を持っていないし、太ってしまったので着られる服もない(汗)来年子どもの七五三をする予定だし、一着買ってもいいかな、という気持ち。 まるっきりイメージがないままいきなり伊勢丹に入り、雰囲気に打ちのめされる。なんだろうこの場違い感。お金を持っていないわけじゃない、地元だから独身時代は時々買い物をしていたし、でも結婚してからこういう場所にはすっかり縁遠くなってしまっていたために、とにかくいたたまれない。
とりあえず店を出て、東急ハンズへ。(←ここらへんダメな感じ) 整理用ファイルはここにもなく、用もないのにマスキングテープなど買ってしまう。だってムーミンの柄だったし!東京名所シリーズだったし!(←もっとダメな感じ)
そのあと流れでタカシマヤへ。ちょっとは慣れたのか、試着をさせてもらう。なんとなくイメージはつかめたのだが、値札にびびる。プロパーってこんな値段だったっけ・・・。 いや、お金はあるんだけど、でもたぶん片手くらいしか着ないジャケットに独身時代はともかく今は3万は出せない。
とりあえずファストフードでお昼を食べて体勢を立て直す。
ややお財布に優しいマルイを覗く。これかな、と思うのはあったが、欲しいサイズがない。調べてもらうと北千住店にあるという。電話して取り置いてもらう。
北千住へ行く前にタワーレコードへ。欲しいCDは無事購入。でも聴けるのはいつかな・・・。
北千住の東急ハンズをダメ元で覗く。探していた整理用ファイルをあっさり発見。 そのあとマルイで服を無事購入。
結局北千住で全部用事は片付いたんじゃんねぇ・・・なにも新宿に行かなくても良かったんじゃんねぇ・・・ 終わったらゆっくりお茶でも、なんて思っていたのだが、実際終わって時計を見ると保育園のお迎え時間。慌てて保育園に電話して、実際お迎えできたのは普段よりも30分後。 なんで普段仕事しているよりも慌ただしいんだろうなぁ・・・。
ところで服は紺色よりベージュのほうが顔写りが良かったからベージュにしたんだけど、そもそもベージュって良くなかったんじゃないか、自分の出来はともかく紺色にした方が良かったんじゃないかという気持ちが今更ひしひしと・・・。
どうやら政界に新しく老人会が出来るらしい。
2012年10月24日(水) |
今朝電車の中で遇った君に 2 |
おそらく自分よりも20以上年上とみられる貴方に向かって「君」と言いたくはないのだが、あえて言わせてもらう。
ヤニ臭い!
髭を生やすなら、人並み以上にタバコに気を遣え。
2012年10月23日(火) |
今朝電車の中で遇った君に |
一言言いたい。 モンハンやるよりも、君に必要なのはモンダミンだ。
月曜日なのになんだかどんよりと疲れている。 普段通りに過ごしているはずなのに、精神的なダメージがじわじわと積もっている。 自分は不要な存在じゃないだろうかと思い、眠れない。
子どもを連れて日本橋のデパートへ。 待ち時間の間、屋上庭園で遊ばせる。 下の道路ではイヴェントか何かをしているらしく、賑やかな謡や音楽が流れているが、子どもはそんなものには興味を示さず、蝶を追いかけて右へ左へうろうろ。 蝶は羽がボロボロで、もう秋も終わりなのだと思う。
気がつけば予定日を過ぎている。すっかりカラッポだ。
今朝の新聞もうっかり一緒に資源回収に出してしまったらしい。 いつも家を出る前に鞄に新聞を入れるんだけど、駅に着いてから新聞がないことに気づき、帰宅してから確認するも、朝刊の姿はなし。 どうもやってしまったらしい。 我が家は子世帯と親世帯の両方で同じ新聞をとっている。よく考えたらかなりムダな感じだが(笑)生活時間帯が異なるのと、親世帯は切り抜きをすることもあるので、どうしても2部必要なのだ。 で、そんな事態でも、新聞を読まないという選択肢は自分の中にないので、親世帯から借りてきて読む。 たいしたニュースは載っていないけど、気分はすっきり。
今週涼しくなってようやっとキンモクセイの匂いが街に漂う。 今年はキンモクセイの色が淡い気がするなぁ。
2012年10月17日(水) |
チョコレートボンボン |
月曜日から何だか風邪っぽくて、風邪薬を飲みながら仕事。 薬の副作用で超絶眠いところに海外出張土産のチョコレートボンボン到来。 チョコレートボンボンは中がプラリネではなくリキュールがそのまんま入っている本気仕様(笑)仕事中にこれ食べたらまずいんじゃ・・・!?いやビターチョコレート×キルシュすげー美味いけど! で、食べたらふわふわにやにや、ますます仕事にならない。 今抱えているのが単純入力作業で良かった・・・。
「4つの太陽を持つ惑星」、アマチュア天文家が発見http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121016-00000016-jij_afp-int
このニュースを聞いてダーコーヴァを思い出す。 あの惑星は月が4つあるのだった。
自動改札機前で割り込んでくる人は、たいていエラーで扉が閉まる。 後ろにいるとなんともやりきれないというか、ざまぁみろというか、まぁなんというかその。
気づいたら結婚記念日が終わってた。 まぁ10年経つとそんなもんだよね(笑)
保育園の運動会。 オープニング、子どものわりと近くで見ていたのだが途中まで全然気づかず(笑)気づいたと思ったら子どもは半泣き。あれ? かけっこも第1グループのはずが出走せず結局第2グループに混じって完走する状態。 こんなに雰囲気に引きずられる性格だったっけ?らしからぬ。 親子競技の途中からは機嫌を直して後はニコニコ、終わりよければすべて良し、か。
そういえば昨日無印良品に行ったときに「来年のミニ6穴のリフィルの入荷日はいつ頃か」聞いたら、店員さんがいろいろ調べてくれたのだが、ひょっとしたら廃番になったかもしれない。 入荷予定の表にないらしい。 ノートタイプの手帳の入荷状況はリストされているのだが、出るなら同じ時期だし、表に載っていないということは来年分は作っていないのかも、とのこと。
紙が真っ白じゃなくて目に優しく、フォントやインク色の自己主張がなく、使いやすかったのでとても残念。 店頭でもリフィルタイプそのものの展開が減っているから売れないのかもしれないなぁ。 私も学生時代はブック式のものを使っていたのだが、就職してからはずっとリフィル式。今の表紙は2代目で、革表紙の手触りは捨てがたい。 独身時代と比べて予定はすっかり減ったけど、でも手帳を全廃するのも不便。
いつもの愛用品がないとなれば、代わりになるものを探さなければ。 伊東屋に行くか、丸善に行くか、そもそも行く時間は取れるのか(苦笑)
2012年10月11日(木) |
NICUフォローアップ |
朝、子どもを保育園に送って、銀行へ行く。 開店と同時に店内へ。どうしても新札が必要なのと、窓口でしか繰り越せない通帳を繰り越してもらう。 そのままデジタルカメラを買いに秋葉原へ。 もう欲しいものは決まっており、今日は価格の下見だけのつもりだったが、新製品発売直前(明日新製品が出るw)で、値段が思ったよりも下がっており、そのまま購入。 買っちゃったよPEN PL-3。 4色展開だったが、シルバーはヘアラインが粗いし赤はもうちょっと深みが欲しいし白はここまでべったりテカテカじゃなくていいし、微妙な梨地風の質感が気に入った黒に。 そのあと無印良品が開店するまでの15分間にタリーズでコーヒーを飲んで一息、開店直後の無印でカットソーとシャツを試着して買う。 本屋にも文房具屋にもCDショップにも寄りたかったけど、それは無理。 今度こういう時間を作れるのはいつかな・・・。 そのあとまっすぐ帰宅して子どもを保育園に迎えに行って、10分で自分の昼食をかきこむ。
午後、病院。半年ごとのフォローアップ検診。 身長以外は至って正常の成長。子どもは先生が驚くほど喋る(苦笑)。 質問に答える親に割り込んで「○△と〜、×@と〜、※%で〜、$#した!」と喋り、親でも理解できない宇宙語にに先生は相づちを打ってくれる。 一つ、そして最大の問題は身長。あと半年様子を見て低身長の専門医にかかるか決めましょうとのこと。大学病院なので、同じ組織の中に専門医がいるのは心強い。
普段会社に行くよりも疲れたな。
データベースを起こす作業をしている。 元ネタが、途中で形式が変わっていて、それは必要に応じて変更されたことだから仕方ないのだけど、データベースの何処に当てはめるかが悩ましい。 作った人、変えた理由の意図を汲み取ってデータベースの枠に当てはめていくのが難しく、なかなか作業がはかどらない。 キーを打つ手が止まって考え込んでしまうこともしばしば。一日作業がほとんど進まない日もある。 締め切りがある作業ではないので、しばらく行きつ戻りつしながらこつこつ進めることになるんだろうなぁ。
なんにせよ、やってきたことが認められるのは、いいことだと思う。 特に、今回の受賞は、発表から受賞まで間がない。 研究用に細胞を提供した患者さんのコメントも紹介されていたが、研究用のサンプルを提供した人のコメントを聞くのは自分にとって初めてのことで、この研究に限らず、さまざまな研究は研究室の中だけで完結しているわけではなくその背後に沢山の死者生者がいるのだと改めて思う。 彼らにとって教授の研究は本当に希望や願いなのであって、どうか良い結果が出ますように、と、こちらも祈りたくなる。
胃痛は続いているものの、1回食事を抜いた分少しマシになった。 夏の疲れが出ているんだろうな。 子どもの食べ残しを食べるのも、胃にも体重にも良くないのはわかっているんだけど、食べ物を捨てることが出来なくて、どうしても残すことが出来ない。 でもどこかで割り切らなければ。
衣替えをしようと思っていたのだけど、出来なかった。
体調不良。 ここ1カ月くらいずっと胃の調子が悪くて胃薬を飲んでいたのだが、それでごまかせない状態になる。 胃痛、頭痛、貧血、吐き気。 用事があったのだが外出先でふらふらになり、帰宅してから布団に潜り込んで夕食も取らずに眠る。
なんというか、精神的に暗中模索な感じ。八方塞がりかどうかもわからない。
最近見た夢は、お釣りでもらった10円玉5〜6枚にギザ十(縁にギザギザのある10円玉、あれのことです・・・)が2枚も入っていた、というものだった。 相当幸せな気分で目が覚めたのだが、あとでよく考えると、あまりにもささやかすぎて何だか泣けてきた。 大丈夫か自分・・・。
2012年10月04日(木) |
伊藤計劃「The Indifference Engine」 |
伊藤計劃「The Indifference Engine」読了。 短編や遺稿を集めたもの。
「虐殺器官」の原型となったと思われる作品や、スピンオフ的な作品もあり、スムーズに読めた。 「007」シリーズだった氏らしい、二次創作というかオマージュのようなものもあるのだが、そこはやはり伊藤風味、もう原作通りなのはキャラクターや組織の名前しかないような感じで(笑)なんだかすっかり別物になっているのであった。 もし氏が存命だったら、ロンドンオリンピックの「女王陛下と007」はどのように見たんだろうなぁ・・・。
そして、「屍者の帝国」冒頭。 今更ながらもう彼がいないのが口惜しい。 円城塔氏が引き継いで完成させたものがつい最近出て、読もうかどうしようか迷っていたのだが、やはり読もうと思う。これを読んで読まずにいられようか。
なんかつかれたな。
2012年10月02日(火) |
伊藤計劃「ハーモニー」 |
伊藤計劃「ハーモニー」読了。 淡々とした文章なのにエモーショナル。溢れるリリシズム。自分が今センチメンタルな気分だからそう捉えてしまうのか、主人公が女性だからなのか、私の「かつて少女だった私」への過剰な思い入れによるものなのか、よくわからないまま混乱の中で読了。 彼女たちが選んだ未来は本当に幸福なのか。 読んだ後いろいろ考えさせられる。
主人公はある意味では「選ばれなかった碇シンジ」なのかもしれない。 「ボクはボクでいいんだ!」というテレビ版最後のあの迷ゼリフ(笑)への伊藤計劃の回答なんじゃないか、と思ってしまった。
萩尾望都「残酷な神が支配する」の冒頭の一文「ある悲しみの話をしよう」も思い出した。 みんな幸福になったはずなのに、そこに幸福感が感じられなかった。 幸福なんて他人にはわからないものだけど。
昨日の晩から頭痛と寒気と熱。咳と鼻水は出ない。風邪か。 買ってきた薬を飲んで寝たのだが、朝になってもまだ体内に毒が残っている感じ。関節など、体の内部が「痛い」。 会社は下半期の始まりで外部からの問い合わせが少ない。最低限の仕事だけして、定時帰宅。
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