東京の片隅から
目次|きのう|あした
なにも起こらなかったら今頃はまだ妊婦だったんだな、と思うことはある。
明日は台風が来るらしい。 朝から毛布と敷きパッドとシーツと夏掛け布団と洋服を洗って洗濯機5回転。 最後の敷きパットが乾くかは怪しいところ。(替えはある) もうちょっと分散して洗濯できればいいんだけど、いろいろな要因が重なって今日全部洗わざるを得ない次第。 保育園のシーツやバスタオルを洗い損ねたが、明日の朝一で洗って干せば何とかなるだろう。
洗濯の合間を縫って買い物その他諸々。 夜は栗ご飯の予定。
会社帰りに電車の中で本を読んでいたら、うっかり乗換駅を通り過ぎた。 気づいたのは乗換駅のさらに一つ向こうの駅でドアが閉まるところ。 逆方向の電車に乗り換えてなんとかいつもの一つ遅れの電車で最寄り駅に到着、保育園のお迎えに間に合った。 うーむ。のめり込むとダメだなぁ。しかも集中しすぎて電車に酔った(苦笑)
保育園で「お子さんのびのび育ってますね」と言われた。 前後の文脈や声色からすると褒められているのだとは思うのだが、素直に受け取れない自分はひねくれているのかな。 大丈夫かな、自由すぎないかな、といつも気になる。 だって帰る途中で靴も靴下も脱いで裸足で帰る子どもって見ないよ・・・
ふと目が覚める。まだ外は真っ暗だから夜明け前。時計を見ると4時。 こういう目覚め方をしてしまったときは、二度寝が難しい。 頭の中は真っ白なのに上半身にずっしりとおもりがのしかかってくる感じで、わけもなく気分は重く苦しく、叫び出しそう。 しばらく起きて、ちょっと落ち着いたところで再び横になる。 横になっても眠れるわけではないが、「横になる」ことそのものに意味があることを、経験で知っている。 何も考えず、ただゴルトベルクの旋律だけを思い浮かべる。水琴窟のように落ちるのはグールドのピアノ。 眠らなくてもいい、休め。 気がつくと、東の空が白みかけていて、夜明けはもうすぐ。
天気はイマイチだが、LDKのワックスを掛ける。 朝から部屋を半分に分けて壁も床も磨き、ワックスを2度掛け、終わったらもう夕方。 おかしいな、もうちょっと早く終わるはずだったんだけどな。
仕事が先週はかどらなかったのは、全部サーバーのせいにしておこう。 水曜日にはサーバーが治る、はず。 そうしたらきっと仕事がはかどる・・・たぶん電話で謝らなくてもすむ・・・仕事中に特濃ブラックコーヒーを飲まなくても良くなる・・・たぶん。
10年乗っていた電動自転車のバッテリーがついにダメになった。 徒歩10分の保育園+5分の駅までの1往復しか保たない。ありえねえよ。 バッテリーには謎の「お知らせ」ランプが点灯し、その意味するところを探すために取扱説明書ファイルを引っ張り出し、端からチェックしていく。 その結果は「バッテリー寿命」 ・・・潔くあきらめろってことね。
インターネットで探すとセルだけ交換してくれる業者もあるんだけど、子どもが小学生になるまでは電動自転車で行くつもりなので、純正品を買うことにした。 今週中にはまた快適自転車生活に戻る、はずだ。
宮崎あおいが出ているearth,music & ecologyのCMがどこからどうみてもカウリスマキな件。あ、ミカのほうじゃなくてアキのほうね。 初めて見たときからそう思っていてもやもやしていたのだが、この前妹に会ったら開口一番「あおいちゃんのCMカウリスマキだよね!」と言われたので、やはり映画好きならピンと来るらしい。 ちなみに話している言葉もにゃーにゃー言っているからフィンランド語だと思う。(「フィンランド語は猫の言葉」っていう本がある) 何でいきなりブルーハーツからカウリスマキになったんだかなぁ。
部内の暑気払い。 蕎麦屋で飲み。 ビールの後は日本酒。2合目に行こうかどうしようか迷って、やめる。 すっかりアルコールに弱くなって、1合でふわふわ。これでもう1杯行ったらたぶん吐く。 みんなが焼酎の蕎麦湯割を飲んでいるので、蕎麦湯だけもらってまったりとする。 店を出るとすっかり涼しく、街は祭の準備。商店街には提灯が下がり、御輿がセットされ、本当に夏が終わったのだなと思う。
朝、クノールのCMでいのっちをユースケ・サンタマリアと見間違え、スカパー!のCMで堺雅人を関根勤と見間違う。 疲れているのかも・・・。まだ1日ある。ちょっと気を引き締めていこう。
保育園のお迎えの時、夕空に虹。 「虹だよ」と指さすと、最初はなんだかわからなかったらしいが、途中で母の指さす方向にある「それ」が「虹」だと認識したらしく、「にじー!」と言う。 夕焼け直前の青空、茜雲、虹。写真を撮っておけばよかったな。
朝雨が降っていたので、帰りは徒歩降園。 案の定、長靴と靴下を脱いで水たまりに入り、本人は「びちゃびちゃ!びちゃびちゃ!」とご機嫌なのだが、長靴はバケツと化す。嗚呼。
子ども乗せの補助椅子を買って、自転車に付けた。 後部座席に子どもを乗せて、初めて登園してみる。 思ったよりもすんなり乗ったが、後ろで表情が見えないので、本人はどう思っているのかがわからず、ちょっと不安。 寄り道にいらいらすることはなくなったが、本人の楽しみを奪っていいのか、若干迷うところではある。
2012年09月17日(月) |
思い出とシュレッダー |
実家から持って帰ってきた古い手紙などをシュレッダーにかける。 生まれてこの方貰った手紙の束。 小学校1年生の夏に卒業した幼稚園の先生たちから連名で貰った20円の暑中見舞い、もう会うこともない小学校時代の友人、逝ってしまった友達からの年賀状、部活の先輩や後輩からの手紙、解散してしまった大好きだったバンドからのDM、音楽馬鹿だった頃にカセットテープやビデオを交換したネット上の同士からの手紙、大好きだった同人作家さんとやり取りした手紙。 全部一応目を通してからシュレッダーにかける。
学生時代は心が苦しいときの方が多かったけど、こうして手紙を見ると、自分はいろいろな人に支えられていた、恵まれていた、と感謝しかない。
漫画を描いていた頃の古い原稿も出てきた。 結婚するときにすべて処分したと思っていたのだが、最後までこつこつ描いていたオリジナルは何作か残していたらしい。 きちんとネームを切って、コマ割りもして、ペンも半分くらい入っている。 結末は決まっていて、どうそこへ持って行こうかと試行錯誤した気配。 それもシュレッダーにかける。
大きなゴミ袋いっぱいの記憶。楽しかったことも苦しかったこともも全部入っている、思い出の墓場。
全部処分すると決めたのは自分だけど、でも心が痛い。苦しい。
一日実家に行って精神的にも身体的にも疲労感。 本を仕分けしただけなのだが。 私にとって「なくなってしまう」ということは、自分が思うよりも精神的にダメージを与えるらしい。 だからものが捨てられないんだろうな・・・。
久しぶりに実家に顔を出す。実家のある地域の再開発もいよいよ本決まりとなり、来年春までには退去することになるらしい。 久しぶりに来た実家はがらんとしていて、着々と断捨離が進んでいる。神棚までない(笑) きょうだい3人が実家に放置していた本を確認し、ブックオフに引き取ってもらうものと自分で引き取るものに分類。 全部処分したと思っていた古い漫画も出てきて、一応確認し、もう読まないと割り切って処分用の段ボール箱に入れる。 昔買った同人誌でどうしても捨てられなかったものも、思い切って資源回収の束に。 これで本当に自分の子ども時代はおしまいなのだな、と思う。 アルバムとシュレッダーするものを引き取って帰ってきた。 まだ映画のパンフレットなどが残っているのだが、それはまとめて段ボール箱に入れ、家を片付けてから引き取る予定。
ちょうど近所の神社でお祭り。御輿を見ながら、この形で開催できるもの今年が最後だろうな、と思う。 わたしがこのお祭りを見るのもこれで最後だろう。
今年いっぱいで故郷はなくなってしまうのだ、と改めて思う。
エスプレッソーダという炭酸入りコーヒーを買ってみた。 まーさん曰く「周期的に流行るけど炭酸コーヒーにうまいものなし」だそうだが、個人的にはわりといけると思う。
つきあいのある会社から「担当者が変わりました」の連絡。 前担当者は有名スポーツ選手と同姓同名(漢字は違うかも)、新担当者は俳優と同姓同名(やっぱり漢字は違う)。 狙ったかのように名前が並ぶメールの画面を見て、ちょっと笑いが漏れる。
「テレビはバカばっかり」とか浮かれてお話しするのはいいんですけど、そのバカばっかりのところで顔を売って有名になったから選挙で勝てたんじゃないんでしょうか。 前々から胡散臭いと思っていたけど、今日のニュースで流れた演説を見てあぁこいつカラッポだと実感。
次に誰がなるにしても、自民党はウヨクの集団になるのだね。
今年の夏は子どもが蚊に刺されまくった。 保育園の近所が公園や車庫だったりするので、そういうところで発生するらしい。 虫除けのスプレーを吹くのだが、あまり効く感じもなく、結局かゆみ止めを塗っても無意識に掻いてしまうらしく、いつまでもカサブタ。 絆創膏を貼ったらその下がかぶれてしまい、結果的に悪化し、ついにトビヒになってしまった。 こうなったらもはや素人療法ではいかんともしがたく、医者で飲み薬と塗り薬をもらう。 痕が残らないといいんだけど、甘く考えずにもうちょっと早く医者にかかれば良かったなぁとちょっと後悔。
勝沼の近くに泊まり、ブドウ狩り。 子どもが喜ぶだろうと思っていたのだが、肝心の子どもはブドウよりも観光農園に置いてある農作業用の車に夢中で、乗り込んでハンドルを握ってご機嫌なのであった・・・親の気持ちは往々にして実らないらしい。 ブドウ棚の下で麦茶を飲みながら、そういえば昔こんな風景をスクリーンで見たな、と考える。 「この窓は君のもの」という映画だった。
帰りは雁坂トンネルを抜けて帰ってきた。 山はまだ緑濃く、でもところどころに秋の気配もあって、暑くてもやはり9月なのだなぁと思った。
会社の人たちと奥多摩の河原でマス釣り&バーベキュー。 途中渋滞にはまり、到着したときにはもう準備は終わっていて、後はのんびり食べるだけ状態になっていた。申し訳ない。 子どもは釣れた魚には興味があるものの、やはり怖くて触れないらしい。 一日涼しいところでのんびり。
解散後、そのまま奥多摩湖を抜けて山梨へ。 奥多摩湖は小学生の頃に家族で一度来たことがある。 父の仕事の休みの関係と、子どもが全員(笑)車酔いする体質のため、家族で遠出することがほとんどなかったので、でかけたことについてはわりと記憶に残っている。 堰堤から放水風景を見た記憶。 おそらくそれを見せたかったのだろうと思う。 肌寒かったから季節はたぶん秋。 展望台でキャンプ用のコンロを出してお湯を沸かし、松茸のお吸い物だったか紅茶だったか(ずいぶん違う二択だが)を飲んだ記憶。 「この下 元○○集落」という道路看板が妙に怖かったこと。 そんなことを思い出す。 そしてやっぱり車に酔ったのであった(苦笑)相変わらずダメだな自分・・・
今朝は朝から目が開いている(笑)腫れもやや引いてきた模様。 それに伴って、何処にものもらいがあるのかが判明。(昨日の時点だと腫れすぎて私には患部がどこかわからなかった) 瞼の縁にしこりがある。膿が溜まっているのだろう。もしマメのように塊になったら膿を出しましょうと医者には言われたのだが、話を聞くだけで痛そう。いや痛みには強い方だと思いますが・・・
しかしこの目薬が超沁みる。 そして痛みが引いてきた分目の周辺がとにかく痒い。だが我慢我慢。
2012年09月06日(木) |
ものもらいって関東方言なんですってね |
朝起きたら右目が目やにでふさがって開かない。鏡を見るとまぶたが赤く腫れ上がっていてお岩さん状態。これは医者に行くレベル。 ネットで目医者を調べる。 会社の近所の医者は今日は休みだったため、自宅近くの医者に行くことにする。 子どもを保育園に送ってから、診察開始時間ちょっと前に到着。 目医者のドアを開けると、待合室は老人で満員。 しかも全員が片目にアイパッチをしていて、非常にシュール。
診断の結果、やはりものもらいとのこと。 眠れないほど痛かったら飲み薬を出すけど?と訊かれたが、そこまでではないので目薬を2種類貰う。 思ったより早く終わったので、午後から出勤する。 右のまぶたが重く垂れ下がり、常に視野は片目だけの状態。非常に不便。利き目である左が無事なのが不幸中の幸いか。
ところでwiki先生によると「ものもらい」って関東の方言なんですってね。初めて知った。
学生の夏休みが終わると電車が混みますなぁ。
保育園の引き取り訓練。 といっても通常保育をお願いしているため、訓練といっても形ばかり。 一度参加した方がいいんだろうなぁと思いつつも、何となく不参加。 この日は偶々まーさんが外勤直帰だったため、こどもを引き取りに行くよ、とメールが来る。 普段のお迎え時間と10分も違わないのだが、やはり気分は違うもので、私はのんびり帰宅。 まーさんは最近寄り道大王と化した子どもを家に誘導するのに四苦八苦したらしい。 自転車後部座席取り付けの必要性をやっと実感したようだ。 やぁい日頃の苦労を思い知ったか(笑) 保育園の行き帰りに手をつないでおしゃべりしながら歩く、その時間も大切なのはわかっちゃいるんだけど、子どもの気が済むまでつきあうと片道10分の道のりが1時間かかるんだよねぇ・・・そこまで心が広くないのですよ母は・・・
ひょんなことからウミウシの話になった。 もちろん普通のウミウシは知っているし、描けといわれれば第三者が見てもウミウシもしくはアメフラシだろうと思われる生物は描けるくらいの知識はある。 が、私の脳内には「宇宙家族カールビンソン」の「うみうし」が浮かぶ。 久々に読んでみるかな・・・また笑死しそう。
いい魚が食べたくてちょっと遠出して角上魚類に買い物に行ったら、お店が閉店でがっかり。 といっても改装のための一時クローズで、9月中旬に再オープンとのこと。 道理で駐車場にスムーズに入れたはずだよ・・・(裏側の駐車場を使うからわからなかった、迂闊) それにしても、自宅の近くにちゃんとした魚を扱うお店がほしい。 いや、距離だけならもっと近いところにあるんですけどね、逆に車では行きにくいんですよ。
ネット関連で知り合った家関連の知り合いとオフ会。 営業さんも来ていて、新しいカタログを見せて貰う。 数年でもずいぶん変わるものだ。 EV充電ケーブルスタンドなんかがラインナップにあるあたり、時代だなぁと思う。
雨は降ったり止んだり。自分の移動中に降らなくてよかった。
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