東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝起きたら予想外の大雪。 義父が車を出してくれるというので、子どもを保育園に送り、電車の駅に向かうも、混んでいる上遅れているというまーさんからの情報で、始発駅まで送ってもらう。 ちょうど出発間近の電車に空席があったので、時間はかかったものの座って出勤。
昼過ぎまで雪は降り続き、どうなることかと思ったのだが、気温が高かったのか退社時にはかなり溶けていて一安心。 この分だと明日の朝路面が凍っていることはなさそう。
アンパンマンからは何か子どもの脳に直接届く何かの電波が発信されているに違いない。 と思うくらい、子どもの頭はアンパンマンでいっぱいだ。
2012年02月27日(月) |
大ではないがちょっとした惨事 |
鞄の中で胃薬の袋が破れていて一袋分顆粒が散乱していることに通勤途中で気づく。
そういえば保育園の個人面接で「お母さんいつもエプロンやタオルが真っ白で偉いですね」と褒められたのだが、頑張っているのは私じゃなくてキッチンブリーチなんだな。
そもそもタオルが真っ白なのは旅館なんかに置いてある持ち帰り可能な薄い浴用タオルだったりイケアで買った10枚349円のハンドタオルだったりするからで、他のお母さんみたいな可愛いキャラクター柄ではないのは買いに行くのが面倒くさかったから、という理由の、単なる手抜きなのであった。
一日雨がち。 洗濯も出来ず、子どもを連れて散歩に行くことも出来ず、家の中でだらだら過ごす。 子どもの昼寝の間に、溜まっていたテレビ番組の録画をいくつか消化したが、まだ全然追いつけない。 まだ風邪が抜けきれない状況なので、予防接種も先送り。
2012年02月24日(金) |
本を買うためのハードル |
買いたい本があるのだが、通勤経路に書店がない。 いや、途中下車して駅の外に出ればないこともないんだけど、JRのターミナル駅のように構内もしくは改札を出てすぐの場所にはないんだよね。 ちなみに乗換駅にも書店はない。 本を買いたければ土日にどこかに出かけるしかないという状況は地味にストレスが溜まる。
アマゾンでポチってしまえば簡単なんだけど、必ず買う本でもやはり書店の店頭で自分の手にとって買いたい、このマニアックな心情が、一番のネックな気がする。
2012年02月23日(木) |
blue construction |
午後半休を取って、外神田の3331 Arts Chiyodaへ。 元々中学校だったというそこはまだ学校だったときの面影を残しつつ、ギャラリーやインスタレーションの会場になっている。 地下の「佐賀町アーカイブ」で野又穣の個展を見る。 去年の東日本大震災以来変わったという作風。 元々人の姿のほとんどない構造物だったが、なんだか新しい作品群は墓標のようで、見ているこちらが勝手にそう捉えているだけなのだが、なんだか胸が締め付けられるよう。
「blue construction-4」という作品を見たときに「目覚めよと荒野で呼ばわる声がする」という言葉が頭の中に響く。メサイヤだったか。呼ぶ声は誰のものなのか、呼ばれているのは私なのか、頭の中で言葉だけが回る。
夕方、保育園で個人面談。 こちらもあちらも特に問題はなく、日常の雑談などで終わるが、一番あちらが訊きたいのはそこなのだろうと思う。ちょっとした日常生活から見える家庭の状況が一番知りたいのだろう。
この半月ほど頭を悩ませていた仕事がなんとか終わった。 ま、ダメ出しされて打ち返されるかもしれないが。 経理関係のあれこれなので、そちらの知識のない自分にとって元々ハードルが高いのだが、さらにいくつか落とし穴があって、エクセルで計算しながらああでもないこうでもないと悪戦苦闘。 何とか形になったのが昨日。 簿記でも勉強するかなぁ・・・。 でもたぶん年に1回しか作業しないから、結局毎年同じように苦労するんだろうなぁ。
代々木公園に体長1.5mのサメ放置、というニュースを聞いて、「誰が」とか「何のために」ではなくて「何ザメか」が一番気になった自分とまーさんは、結局似たもの同士なんだろうと思う。
結論は「モウカザメ」らしい。昨日の晩御飯に食べたやつだ。
ちょっといろいろ考えなければならないことが出てきて、悩ましい。 いや、すっぱり割り切って清水の舞台から飛び降りてもいいんだけど、自分の性格上気持ちの整理が出来るまではぐずぐずと悩むわけで・・・ まぁ、最終的には腹をくくるしかないんだろうなぁ。
庭に何か植えよう、という話が出た。 まーさんは雑木林や田畑や植木屋が混在する郊外で育ったのだが、あまりにも周囲の環境にありふれていたために、逆に草花の名前を知らない。まぁ世間の男性としては平均くらいだろうが。 で、冬に咲く花がいいなぁ、あまり派手すぎずぼてぼてしないのがいいなぁ、というわけで山茶花が浮上したわけだ。 義母がわりと花の好きな人で、しかしお寺の娘だったから「家に植える花」と「お墓に植える花」というのが区別されているらしく、一応お伺いを立てた結果、山茶花はOKらしい。 個人的には白木蓮と百日紅と合歓の木が好きなんだけど、白木蓮はお墓の花、百日紅は義父に切り詰められて悲惨な姿になってしまうのが目に見えてる、合歓の木はそもそも売ってない(苦笑)し大きくなってしまうので無理かなと。
とりあえず雰囲気だけでもつかみに出かけたのだが、今の時期はあまり在庫がないようで、本当に雰囲気だけつかんで終わってしまった(笑) 山茶花でも椿でもいい、色は赤でも白でもいいけど花は一重がいい、二重くらいはOK、八重は不可らしい。なんだか許容範囲があるようだ。 まぁそれだけでも良しとしよう。本格的に動くのはもう少し暖かくなってきてからかな。
子どもの予防接種を打とうと思ったのだが、家族に風邪引きがいる場合は打てないとのこと。 来週以降に見送りとなる。 自分の風邪は鼻水と咳だけなのだが、この咳が厄介で、夜寝ているときに発作のように起きてしまうと、もう眠れない。 一度起きて水を飲んだりしてクールダウンしないと眠れないのである。 この咳にはあまり薬が効かない。 今回はそれほど悪化しない雰囲気(周囲から見ると十分悪化しているのだが)、まだ呼吸は出来る。 うがいやのど飴、加湿などでしのぐ。
会社の隣の人がインフルエンザで休んでいる。 熱がすごいらしい。 こういうときに限ってその人宛のメール(共通アドレスだから私でも読める、というか私が振り分けている)やら電話やら多いんだよね。 なぜか普段の日の倍のペースで入るメール。 復帰したら別の意味でクラクラするだろうなぁ・・・
ダーコーヴァ年代記「キルガードの狼」読了。 読み終わるまでずっと「『ギ』ルガード」だと思っていた自分っていったい・・・。
それはさておき。
何だろうこの読みやすさは(笑)ブラッドリーっぽくないというか・・・。 きちんと章立てされているからか? 珍しくストーリーテラーと主人公が一致しているから?(ブラッドリーは分離していることが多い) 主人公のおつむが単純だから? 全部なんだろうなぁ。
あ、先に「ホークミストレス」を読んだほうが良かった。混沌の時代はちゃんと時代を追って「ストームクイーン」「ホークミストレス」「キルガードの狼」の順で読むべきだな。これは反省点。
あと、蛇足。 後書きの「次回作『ゼンダラの館』『魔法の都』をお楽しみに」っていうのが切ない(涙) 東京創元社さ〜ん、もうやる気がないんならちゃっちゃと版権を手放して下さいよ。
風邪っぽい。鼻水と痰、それに伴う咳。 早めに薬を飲み始める。 今のうちに治さないと、また病院通いだ。
そろそろ年度末に向けた〆の作業に入っていて、ぼちぼち取りかかっているのだが、去年1年休んでいたときに仕事を分担してもらっていた人と作業方針が違うのでやや戸惑い気味。 いや、やってもらっているのにあれこれ言える立場ではないんだけどね、「作業担当者が不在でもこれを見れば現在の進行状況がわかる」状態になっていないんだよね。 例えば、会議をやったのに出欠の状況があちこちにバラバラになってて回数分の会議フォルダを探さないと出てこない、とか、そういう類のこと。 そもそも文書の階層分けとかそういうのは意外と人それぞれの個性がわかるもので、本人にはわかりやすくても他の人が見たら見づらいものではあるんだけど、今回の件はその考え方が自分とかなり違う人だったので、作業に取りかかるまでにずいぶん時間がかかってしまった。 必要なファイルを全部開いて全容を把握して、いろいろ試行錯誤。これはワードで作業すればいいんだな、これはエクセルで表引きしないと身動き取れないな、等々。 何とか形になったので、何日か寝かせて見直して、他の人にもチェックしてもらって、それでOKなら完成。
しかし全部の資料を視覚的に広げないと作業を始められない、というのは卒論を書いていたときから変わらないな・・・。卒論の時は資料を広げすぎて机の上がいっぱいになり、床もいっぱいになり、膝の上にワープロを抱えて最後は布団も敷けずに資料の中で寝てた(笑)そんな懐かしいことを思い出してしまった。 で、思い出すとそのあと夢に見るんだよ・・・今更卒論の夢なんて嫌だなぁ・・・
mixiで入っているコミュに放射能厨がいてうざい。 本人は沖縄に移住して安全なつもりみたいだけど、沖縄にも劣化ウラン弾の放置問題があったような気がするのだが、本人はどの程度知っているのやら。 米軍基地に核兵器がないなんて誰も言ってないしねぇ・・・。 食材も吟味しているみたいだけど、調味料、特に塩は海水から作っている以上濃度はともあれもう混ざっちゃってるよねぇ。大丈夫なのか?岩塩を買うのかな。
それにしてもなぜ沖縄? 単に、ゴーギャン的な南の島に行けばなんとかなる症候群かもしれないが、よくわからない。
しかし母子だけ避難して家族の絆が壊れないって言うのもすごいな。ここは正直に賞賛に値する。 私は、婚家も実家も友人も収入もすべて切り捨てて移住してそれで自分の精神を正常に保つ自信がない。
BBクリームが出たときに「新しい画期的な製品」みたいな言われ方をしていたけど、自分が働き始めた頃に発売されたティント乳液と同じじゃないか、と思って使わなかった自分。 最近使ってみているのだが、感想は「やっぱりティント乳液だよなぁ」なのであった。
予防接種を打ちに行こうと思ったら、今日は祝日で休診なのであった。 何だかちょっと損した気分。 代わりに公園に遊びに行く。 ちょっと前に行ったときは手助けをしないと滑れなかった滑り台も、いつの間にか自分で滑れるようになっている。 子どもを乗せていった貰い物のアンパンマンの三輪車、もう何軒目かわからないボロボロのお下がり(くれた人も「近所のおばさんが『貰い物だからいらなくなったら適当に処分してね』と言ってたよ」というくらい、ブザーなんかも鳴らない)だが、公園に遊びに来ていたよその子に大人気。恐るべしアンパンマン。あの顔には子どもを惑わす何か悪い成分が入っているのかw
コンビニで酒とスイーツを買って子どもが寝たあと一人でぐだぐだと過ごす。 ダンナは飲み会。 たまにはヤサぐれたいときもあるんですよ。
2012年02月09日(木) |
モンテッソーリのこと |
モンテッソーリ教育という言葉を目にする機会が続けてあって、ネットでさっくり調べてみた。 ものすごく特別な教育なのかと思っていたんだけど、ネットのざっくりした情報で見る限り、これって実家で自分たちが育ったのとさほど違わないのでは、と思わせられる感じ。 導きと見守り、手仕事、本物の道具。 うちの実家は教育関係者が多くて従姉妹のお下がりの木のおままごとセットとかがあったり図鑑や児童書が家に山積みだったので特殊かもしれないけど、兄弟がいるから親がつきっきりでなんかしてくれることはなくてやり方だけ教えてあとは放置、とか、子ども用の「もどき」なものよりも親や祖母の本物の道具で手伝いをするほうが楽しかったし、釘や金槌を使うことも止められなかったし、家庭科の授業が始まる前に針仕事もしてたし包丁も使えてたし、そういう意味では恵まれていたのかもしれない。 かといって自分が同じように子どもにしてあげられるかって言われると自信がない。
疲れが抜けない。 身体的な疲労と、精神的な疲労の両方が来ている。 この時期やや不安定になるのは自分のいつもの体調なのである程度は対処できるのだが、今回ちょっとセーブできないところがあって、いつもの年よりやや不安定。 こういうときついアルコールに走ったりしちゃうんだけど、精神的な不安をアルコールで紛らそうとするとどんどん度数が上がっちゃうんで(学生時代に経験済み)、セーブしている。 あーでも飲みたいなー。今家にビールしかないんだよな−。明日焼酎かウイスキーでもこっそり買って帰ろうかな・・・。
通勤ルートで大通りを歩くのだが、このところ思うのが通勤自転車の多さである。 以前だったらママチャリがほとんどであっただろう自転車が、今はロードレーサー主体。 それが車道でなく歩道を爆走してくるのである。 工事をしている箇所があって一部で道幅が狭くなっているのだが、そんな場所もお構いなしに突っ込んでくる。 東京都は自転車は歩道を走らせる方針らしいが、これでは共存できないと思う。 都知事が都庁前で一度ロードレーサーと接触事故でも起こしてくれればこの方針は撤回されるだろうに、と不謹慎だが願ってやまない。
保育園に継続届を提出。 こういう書類は出すまでも出してからも落ち着かない。何度も見直して役所にわからないところは電話して、書き漏らしがないようにしたはずなんだけど、でもドキドキする。 それもこれも「この書類の提出は次年度の保育園通園を確約するものではありません」なんて書いてあるからだ(苦笑) 普通にフルタイム勤務していて指数も去年と同じだし1歳児クラスは定員が増えるからゼロ計算でも落ちることはないと思うんだけど、それでもやっぱりどこかに不安の種は残ってしまうんだな。 心臓に悪い。
一生わかり合えなさそうな人って、この世にいるんだなぁと。 うちの実家も会社も大概に奇人変人大集合なんでアレなんですが、ああいう人は初めてかもしれない。 できれば関わり合いになりたくないのはこちらも同様だし、なによりも周囲がダメージを受けて壮だったので、今回は回避方向で行くこととした。
先月亡くなった友人の実家に、何人かで訪問。 写真が手元にないとのことなので、同級生に声を掛け、集められるだけ集めてお渡しする。 喜んで下さって何より。 ご両親は今はいろいろ葛藤の中にあるようで、少しでも慰めになれば、と思う。
2012年02月04日(土) |
予防接種(ヒブ追加) |
ヒブの追加予防接種。 土曜日の夕方に医者に行ったら、ガラガラだった。 今度から(と言ってもあと1回だけど)この時間に来よう。 でも、一日何も出来ないから(いや、家事はしていますが)何だか損をした気分になる(笑)
会社で地味にインフルエンザが流行っているらしい。 そして今年のインフルエンザはあまり熱が出ないタイプらしい、という噂も。 この前寝込んだのはインフルだったのか・・・?検査しなかったから今となってはわからないが。
保育園の保護者会のため、午後半休を取る。 会社を出てから保護者会までちょっと時間が合ったので、森美術館で開催中の「歌川国芳」展へ。 会期の前半後半でほとんどの絵が入れ替わってしまうので、できれば前半も行きたかったのだがさすがに難しく、後半のみとなってしまった。 浮世絵だから元ネタが歌舞伎や水滸伝や源氏物語やもろもろ元ネタがあるわけで(それも絵によっては複数)、なかなかすべてはわからない。 しかし周囲の人はもっとわからない、らしい。忠臣蔵や酒呑童子がわからなかったり。 歌舞伎はともかく、酒呑童子や水滸伝っていうのは義務教育の間にうっかり読んでしまうものじゃないのか(苦笑) あと、見ていて思ったのが、国芳の特長は、「水」にあるのかなぁと。躍動感とかリアルとかじゃなくて、「ねっとりしている」。まとわりついて窒息しそうな水の表現に癖があるなぁと。 それに、蛇や蛙の描き方が上手い。特に鱗の表現。ぬめぬめしていてでもさわるとざらつく感じがよく出てると思う。 楽しみにしていた金魚や猫のグッズが少なくて残念。個人所有が多いから権利関係が難しいのかな・・・
保護者会は今年1年の報告と、来年度必要になる小物の簡単な説明、それと保育風景のビデオなど。 4月から比べるとずいぶん成長したなぁと思う。 そしてうちの子どもは保育園でもやっぱり我が道を行っているのであった・・・。
ダーコーヴァ年代記シリーズ「ストームクイーン」読了。 最後の最後まさかの展開にビックリ。え?こうくるの?っていう。 読みながら予想していた数パターンの中で一番なさそうなところに落ちたので、ううむという感じ。
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