東京の片隅から
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今週に入って急に仕事が忙しくなり、年度末だからしょうがないんだけど、なんだか一日中てんやわんや。 そろそろ引継ぎの準備をしなければならないのだが、まだ全然取りかかれない状態。 来週は少し余裕ができるか。
キックカウント(10回胎動があるまでに何分かかったかというもの)というものを計るように言われて早2週間。 仰向けで計らない方がいいことを今日ネットで知る。 ・・・2週間仰向けでしたが・・・ そのほかにもはっきりしたカウントだけを数える、とか。いや適当に数えてたよ・・・。
看護師さん(助産士かも)から受けた説明は「胎動、わかるよね?」の一言だけで、気づかないほどのんびりしているように見えたのかもしれないが(汗)、まぁ仰向けでもそれなりの時間でカウントできているので良しとしようかと・・・。
道路の向こう側に新しく看板が立った。 工事の予定かなんかだろうと道路を横切って見に行ってみた。
「この場所では横断しないでください」
確かに、駐車場から最短距離での横断ルートではあるのだが、向こう側にだけ看板を立てても意味がないのでは。
今日も春祭りで野菜を仕入れてくる。 本当は葱を買いたかったのだが、開店と同時に売り切れてしまったらしく、跡形もない。リュック一杯葱を詰め込んだ老婆とかが通り過ぎる。店でもやっているのか、それとも買いだめしたのか。
今日は昨日とうってかわって曇り空で、寒い。早々に帰宅する。
舎人公園で春のお祭り。ぶらぶらと出かけて、JAの直売コーナーで野菜を買って帰ってくる。 普段から陽気のいいときには人だらけになる公園だが、いったいどこから湧いて出た、というくらいの人出。そして犬を連れた人の多さ。いまや子どもよりもペットのほうが多いという統計を新聞で読んだことがあるが、納得である。
夜、花火が上がる。寒いので完全防寒対策をして、鑑賞。風向きにも恵まれ、よく見えた。夜空では安眠を邪魔されたカラスどもが大騒ぎしている。
病院でエコー。 1箇月前の検診では逆子だったが、今回は治っているとのこと。今週に入って胸焼けや胃痛がするようになっていたのはこのせいだったのかどうなのか。 前回指摘された「週数よりも胎児が小さい」点については、平均よりは小さいが正常範囲の中だから様子見、とのこと。前回が前回だっただけにほっとする。 エコーで見る限り、だんだん人間っぽくなってきている。 性別は、病院が教えない方針のため、不明。とにかく無事で生まれれば、それでよい。
とにかくこの時期になっても、まだ不安。
帰りに通り雨。電車の中から荒川を見る。空の色を移したような鈍く銀色に光る水面。水銀のようだと思う。
今週になって突然胸焼けが続いている。胃痛はしょっちゅうだけど、継続して胸焼けが起きるのは珍しい。 妊娠に伴うものなのか、たまたま今週仕事が忙しくてお茶も飲めない状態だったから(普段は常にお茶のマグカップがスタンバっている)胃酸過多なのか。 とりあえず、何か口にすればしばらくしたあと症状が軽くなるので、グミとか蒟蒻畑とかをつまみながら仕事をしている。
事務作業で机に向かっていると腹がつかえるようになってきたので、椅子をちょっと低くしてみた。向かい合わせの机の向こうには身長180cmくらいの男子が座っているのだが、資料とパソコンのディスプレイで私の姿は全く見えない、らしい。
向こうからずいぶん背の小さい人が歩いてくるなぁと思っていたら、すれ違ったときに、自分と同じくらいの身長であることに気がついた。 そうか、私はよその人からああいう風に見えていたのか。
21世紀枠に勝ったの負けたのというコメントで賑やかなことになっているが、高野連も1回戦敗退校をわざわざ選ぶわけじゃなし、人口の少ない県の1位よりも、人口の多い県のベスト8のほうが強いかもしれない、という、確率的にはごく当たり前のことには思い至らなかったのだろうか。
まーさんのコンタクトレンズを買いに、北千住へ行く。 コンタクトレンズは医師の診察を受けないと買えない。同じ建物内にある眼科で順番を待つ。季節柄か、コンタクトレンズが目的ではない、普通に眼科にかかる患者も結構いる。そういえば妹がこの時期に花粉症が辛くて休日にこういう医者に行ったっけ、と思い出す。
ついでに自分の眼鏡でも買おうと眼鏡屋を覗いてみたものの、決定打がなく見送り。入院までには作るつもり。
買うつもりはなかったが、家用の財布がぼろぼろになっていたので、財布を買う。ホコモモラのスモーキーなブルーグレー。そういえばシビラで同じ色味のゲストドレスと傘を買って持っている(笑)小学校の入学式で着たワンピースも、大学の入学式用に買ったスーツも同じようなブルーグレーだったし、よほどこの色が好きらしい。 原色よりもパステルカラー、ぱきっとした明るいトーンのものよりも少しスモーキーな色のほうを選ぶ傾向は子どもの時からだ。 自分のパーソナルカラーはおそらく秋なので、スモーキーなパステルカラーが似合うかどうかは全く別物なのだけど、どうしても選んでしまう。
何も頼んだ覚えがないのに宅急便。 開けてみると、WiiとWiifit plus。 まーさんが、パソコンソフトの何かのキャンペーンで応募していたらしい。 興味はあれど自分では絶対買わないものなので、二人して大爆笑。
とりあえず、テレビに接続して起動してみる。 名前を付けられるらしい。 「うぃるぞう」に決定。(まーさんはWiiのことを毎回「うぃる」と言い間違える)
いろいろ遊べそうだが、現状妊婦状態では難しいかな。とりあえずまーさんのおもちゃとなりそう。いつまで遊ぶかな。
天気はいいが風が強くてあまり外に出たくない。 布団を干して、洗濯をして、あとはだらだら。
まーさんと義父は大量にある謎の工具(納戸が一杯になるくらいある)の整理。もっぱらため込んでいるのは義父で、整理整頓が苦手でどこかになくして新しく買ってくるパターンを30年繰り返していたものだから、よくわからない似たような用途のものが山ほどあり、それを息子が必要最低限の数に減らすように説得しながら片づけている、という次第。 実際、家を建て直してしまうとほとんどが不要品なのだが、捨てろと言うとへそを曲げるというか、ある意味本人のアイデンティティを否定してしまうことになるらしく、そのあたりのさじ加減は実子に任せた方が良かろうと、姑と私はこの件に関わらないことにしている。
犬は、天気が良くて人もいるのに外に連れて行ってもらえないので、やや不満そうだ。
妊娠8カ月に入り、昨日から病院の指導で、キックカウントというものを計り始めた。毎日定時に計るもので、胎動が10回あるのに何分かかったかというものを記録する。必ず家にいる時間なので、どうしても夜になるのだが、数えている間にうっかり朝まで寝てしまいそうなのが難点である。 とりあえず、前回の週数は無事に超えた。やはり要注意であることに代わりはないが、胎動自体は「あぁまだ生きている」と実感できる唯一の手段であり、数えられることに感謝しなくてはならないと思う。
王様のCDをブックオフで見つけて購入。昔流行ったときに出たものではなく、最近出たベスト盤のようなものらしい。 まるでホワイトレーベルCD-Rにマジックで適当にタイトルを殴り書きしたようなCDがイマドキというかひねりが利いているというか。見た目が吉田戦車なのも含めて、企画ものにしてもかなり練り込んであるのだなぁと思う。
まーさんは早速デッキで再生して聴いている。気に入ったらしい。
公園の桜の蕾はまだ堅い。電車の窓から見ていると、それでももう気の早い樹がちらほら見られる。 桜の前に、柳が芽吹いてきた。「やなぎあをめる」という言葉が頭に浮かび、アレは誰の詩だったか、啄木か、とつらつら考える。 この前見に行った長谷川等伯で柳の障壁画があったから普段よりも意識して見ていたのだろう。
公園の芝生にはオオイヌノフグリが咲き、カラスノエンドウももうすぐ咲きそう。庭のスイセンもちらほらと。植え替え時期が悪かったカエデも新芽がついていて、何とか生き残りそうだ。
靴を通販で買った。 そろそろしゃがむのが本格的に厳しくなってきていて、すでに足元は腹に隠れて見えない。 今履いているスニーカーのほかにもう1足欲しいなと思っていたのであった。 妊娠中期までは、カタログを見ながらなぜみんなレギンスなどは履いているものの裸足に靴を履いている写真なのかが疑問だったのだが、あれは後期になると靴下を履けなくなるからだということに自分がなって初めて気づく(笑)スニーカーのひもがほどけたら絶対結び直せない(爆)
もともと、靴は買おうかどうか迷っていて、甲高・幅広・踵の出っ張りがない(=バックストラップ不可)・サイズ小という四重苦(笑)を抱えた私の足、リアル店舗でないと買う気がしなかったのだが、この前新三郷のららぽーとで通販ショップのリアル店舗を発見し、試し履きをしてみたら案外良かった。ただしやっぱり本来のサイズよりも2cm大きい。まだ履き込みが深いのでなんとかなる。
今日、届いた。 値段が値段だからまぁ作りもそんなものなのだが、履きつぶしておしまいと考えればいいかな。
この前寝ている間にかきむしってみみず腫れ+かさぶただらけになっていた肌がやっと良くなってきた。まだ皮膚に痛みが走るときはあるが、仕事中に気にしないところまでは回復。長かった・・・。 妊娠してから怪我が治りにくくなっているのはわかっていたのになぁと反省。 で、改善策と言っては何だが、爪を切った。切りすぎてかなり深爪になってしまったのだが、とりあえずまたこの惨事を繰り返すよりはマシだろうということで・・・とほほ。
近所の公園に池があって、よく野鳥観察のためにカメラを構えている人がいたりする。 秋から冬にかけていきなり人が増え、何かと思ったら「オオタカが来る」らしかった。こんな平地にオオタカもないだろう、せいぜいチョウゲンボウだろうと思ったら、案の定チョウゲンボウらしく、しばらくすると潮が引くように人が減った。 まぁそれはいい。
その観察スペースには、いつも煙草の吸い殻が落ちている。それも1本や2本ではなく、10数本。 池の周囲はこの時期、枯れた葦原だ。 火の元の注意という、人として基本的なことも出来ずに、何が野鳥観察か、と、望遠レンズを取り付けた高そうなカメラの三脚を見るたびに、思うのである。
小野竹喬展は竹橋の東京国立近代美術館で開催されていた。 休憩スペースからは皇居を周回するランナーが沢山見られる。何かの大会をやっているのかと思うほど沢山だ。 確かに信号はないし走りやすいのかもしれないけど、歩いている方はなんか突き飛ばされそうでちょっと怖いのも事実である。 それに、これだけのランナーはいったいどこから来るのだろうか。平日だったら会社の昼休みとか、出勤帰宅の途中とかが考えられるのだが、休日の昼間に走っているということは、どこからか電車に乗って途中のどこかで着替えてから皇居を走り、また着替えて帰宅するのだろうとは思う。 それは、自宅の近所では駄目なものなのか。
健康志向に文句のつけようはないのだけど、この人たちは「電車で皇居まで来てお洒落なウェアで走って着替えて帰宅する私」が好きなんだろうなぁ、と天の邪鬼な私はうがった見方をしてしまうのであった。スポーツジムのヨガクラスにもやたら気合いの入ったウェアの人っているよね。アレと同じか。
朝からいい天気。とりあえず洗濯。
昼前から「小野竹喬」展を見に行く。 そこそこ混んでいるかと思いきや、わりと空いている。まぁ長谷川等伯が混みすぎ(というかマスコミの煽りすぎ?確かにすごいのはすごいんだけども)だという話もある。 その分のんびりと鑑賞。
明治以降の日本画だなぁという印象がある。線描よりも面でとらえる感じというのか。 樹木の描き方はアンリ・ルソーを思い出す。 いろいろ画風は変化しているのだが、「いい絵」と「そうでもない絵」があって、後者のほうはやはり過渡期にあるような気がする。 面白かったのは人物画が一枚もなかったこと。風景の一部としてはあるのだが、あくまでそれは画面構成上のモチーフの一つであり、人に焦点を当てたものではないのが最初から最後まで徹底しているなぁと思った。
帰宅途中にブックオフを何店か覗いて、王様のCDを1枚購入。わりと普通の値段。ディスクユニオンとかだともっと安く入手できたかもしれない。 あと、途中までしか買っていなかった「トライガンマキシマム」を揃える。完結しているので100円コーナーにあるのが切ない。安くすんだともいうが。
なぜか部内の人間が外勤や休暇で全員出払っていて、部屋の中は私だけ。 その割に電話も少なく、淡々と仕事をする。 かといって仕事がはかどるかというと、そうでもないのだな。
まーさんが「王様」のCDを聴きたいというのでブックオフを覗いてみるものの、見出しはあるものの在庫がなかった。
男子って、嘉門達夫とか王様とか、ああいうの好きだよね。
この前夜中にかきむしった場所が一カ所だけ治らなくて、それが痒いのか痛いのかもうわからない状態。鏡で見るとかさぶたになりかけていて、皮膚も赤く腫れている。妊娠してから怪我が治りにくくなっていて、そのせいでなかなか治らないのだろう。 痒いし痛いし、服が当たるので気になるし、どうにもこうにも。
朝から上野へ長谷川等伯展を見に行く。平日だからちょっとは空いているかと思いきや、人だらけ。平日だから年寄りばかり。まぁ時間があるからなぁ。
こういう場所でも年齢の取り方は如実に現れるもので、和やかに見る人、にぎやかに見る人、体に他人が触れただけでキレて怒り出す人、いろいろである。 よくキレていたご老人は女性二人連れのおしゃべりに「うるさい」とキレて、無理矢理黙らせていたが、この場では黙って場所を変えるのがオトナの対応であって、いちゃもんをつけるとただの「友達のいない人」に見えてしまうのだなぁと端で見ていたこちらは思うのであった。 年を取ると若い頃は隠れていた本質が出てきてしまうのだと訊いたことがあるが、きっとこのご老人は若い頃から自分に都合の悪いことは怒鳴りつけて黙らせていたのだろうと思う。こういう年の取り方はしたくないものだ、とある意味見本とすることとする。
後半こそ障壁画が多いものの、前半は仏画メインであり、小さく細密に書き込まれた画面が多いためか、人が流れない。結局見終わるのに3時間以上かかった。
仕事の引継が無事終わるのか。 私の担当業務自体は引き継ぎできそうなのだが、いない間にパソコンの入れ替えを行う予定があり、それに伴って使用を中止するソフトがあるので今移管作業を行っているのだが、産休に入るまでに本当に終わるのかがはなはだ怪しくなってきた。 いざとなったら1台だけ旧体制で残してこつこつやってもらうしかなさそうだ。
5人に2人が「映画で現実逃避」しているという記事がネットに載っていたが、そもそも映画やテレビドラマは現実逃避するためのツールじゃないのか。
ところで、バービーボーイズを見に行った。場所は武道館。年齢層が妙に高く、かつ男子率も比較的高い(笑) 去年もツアーをやっているから、去年ほどの客席のテンションはないかと思ったが、ライヴが始まるとハイテンションだった。そもそもステージの上にいる限りなく50代に近い本人たちがハイテンションなのだから仕方ない。 2階席だったし自分の状況がアレなので大人しく座って見ていたが、一緒に口ずさみ、MCに笑い、大満足の2時間半だった。
やっぱり初采配でいきなり勝てるほど甘くはないか。コマはあちらのほうが揃っているし、客観的に見ればまぁよくロスタイムまで同点で持ち込んだ、と思うか。 次回はホーム戦なのでもうちょっと気合いを入れて見ることにする。
肩こりがひどい。肩というか背中の筋が攣った状態。
いくら「マタニティ整体やってます」と書いてあるところでもちょっと怖いし、マッサージ機も論外、普段なら大活躍するバンテリンもインドメタシンが禁忌だとかで、なすすべがないので、とりあえず、仕事中もストレッチをこまめにして、寝る前にも風呂に入って体を温めて、と対策中。
誕生日だった。35歳というのはアラサーなんだかアラフォーなんだか微妙なのだが、36歳になると名実ともにアラフォーな感じで、40まであと幾つ的なカウントダウンが始まるような気がする。 普段なら自分の年齢をあまり意識しないのだが、このところ病院に頻繁に通い、区からもらった受診票に年齢欄があるため、とりあえず今手元にある分の年齢を全部36にした。何となく実感が湧く。
自分用にちょっといいプリンを買って帰宅。普段誕生日も結婚記念日も忘れているまーさんが珍しくケーキを買ってきていた。何があったのか。
2010年03月03日(水) |
ある日の通勤電車風景 |
顔に緑色のペンで落書きされた人が朝の山手線の中で爆睡中。 途中で起きて平然と降りていったが、気づいているのかいないのかが気になる。
帰宅途中、電車の中でいい匂い。 匂いの元を探すと、ケンタッキーの40周年バーレルを抱えたおっちゃん。 片足は革靴。 片足はサンダル。
ギプスとか包帯でそういう足元の人は見たことがあるが、特にそういうわけでもないらしく、普通にすたすたと歩いて行った。
もう3月だぁ。
帰宅したらなにやら家の中がヘン。 義母が口から泡を吹いて倒れ、救急車で搬送されたらしい。先に帰宅していたまーさんが私の帰宅と入れ替わりに病院へ。
結局、高血圧なのに医者嫌いで薬ももらっていないから、心臓に負担がかかって倒れたのだろう、とのこと。とりあえず点滴でなんとかなったらしい。 病院に行くように何度も言っているようなのだが、その場では返事をしても、行く当日になると「やっぱりやめた」の一言でずるずる来ているようだ。 息子に「倒れても介護できないからね」と言われてもダメらしい。何とかなると思っているのだろうが、倒れたら本当に介護できない。
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