東京の片隅から
目次きのうあした


2009年11月30日(月) 人のことを言う前に

朝、南武線の中で、車両連結部分に一番近いはじっこに座ったおばちゃん。
やおら連結ドアを閉める。
それは個人の自由だが、なにもすぐ前に通ろうとした外人さんの目の前で閉めなくてもいいんじゃないのか。かなり嫌がらせ的。本人は無意識かもしれないが、差別感を感じる。
ドアを閉めた理由は「寒いから」らしい。

そのあとも、ドアを開けて通過し、またドアを閉めて通り過ぎる人に対して「ここは通路じゃないんだから」と文句を言う。
通路じゃないならなぜ通り抜けできるようになっているのだろうか(笑)

しかし文句を言うのは若い女性にのみ。男性が通り過ぎても文句を言わない。「ああいうのが子供を産むから日本が悪くなるのよ」いや、ちゃんとドアを閉めて行きましたけど?
さすがに一緒にいた同僚らしきおっちゃんが「そういう風に産んで育てたのは我々の世代だよ」と一言。大人だなぁ。絶対おばちゃんは自分のことだと思っていなさそうであったが。
そしておばちゃんは他の客を押しのけて目的地で降りていったのであった。


2009年11月29日(日) ウォーキングを兼ねて

図書館に行って本を借りてくる。館が違うと品揃えも異なる。ちょっと面白い。

昨日とはうってかわって寒い。本の入った鞄を片手に歩いていると、やがて体が温まってくる。

家までまっすぐ歩いたつもりが、1本目測を誤ったらしい。

夜は鍋。今年初めて白菜を食べる。


2009年11月28日(土) 散歩

図書館で年賀状用の本を借りようと思ったら、貸し出し中だった。隣の図書館にはあるらしいので、明日にでも借りに行こう。

犬の散歩。フリスビーとゴムボールを100均で買ってきて試してみたのだが、追いかけるが持ってこない。動くものを追う習性はあるらしいが、地面に落ちて静止してしまうととたんに興味をなくすようだ。
他の犬とも挨拶をさせてみる。ただし向こうがフレンドリーな場合に限られる。相手が大人の対応をしてくれる場合は、何とかなるようだ。これは場数かな。
コンクリートの上と土や芝の上では歩様が変わる。やはり自然の上は気持ちがいいらしいが、毛がもじゃもじゃなので枯れ葉がついて変な顔になっている。これをあとで取るのがちょっと大変。


2009年11月27日(金) ホームにて

最近めっきり体力がなくて、電車で座ると爆睡なのだが、今日はすっかり寝過ごした。「ここはどこ?」状態。いや、最寄り駅よりも一つ先なだけなんだけど(笑)行かないからなかなか風景に見覚えがないから余計わからない。
ホームで戻る電車をぼんやり待つ。

ところで、JR東日本の帰省割引切符のキャンペーンで、駅張りのポスターが「ふるさと行きの乗車券」となっているのだが、中島みゆきファンが作ったと推察される。それとも日暮里駅だけ?


2009年11月26日(木) イルミネーターその2

この前近所の家がクリスマスイルミネーションをした、と書いたが、その向かいの家も始めた。まぁ、去年も確かやっていたような気がするし、夏頃にはビニールプールが干してあった記憶があるから、小さい子がいる家なんだろう。
実家でも私が子どもの頃は(家の中だが)ツリーを飾って電飾をつけた記憶はある。
せいぜい小学生くらいまでだろうけど、全く何もしないよりはいいと思う。


2009年11月25日(水) 皇室の名宝 第二期

今回は、「正倉院御物と書・絵巻の名品」ということで、割と地味目。平日なんで年寄りとおばちゃんがわんさか、なぜかスーツ姿の中年サラリーマンもところどころに。仕事は?
石器・鏡・銅鐸から始まり、まるで日本史の教科書を見ているかのような時系列に沿った展示は結構面白かった。
大仏開眼の時に雅楽奏者が履いていた靴下、なんてものまであって、あまりの物持ちの良さにちょっと目眩が(笑)しかし工芸品はすごい。ひょっとしたら今より技術が高いんじゃないかと思うほど。

たぶん今回の目玉は春日権現絵巻と蒙古襲来絵詞なんじゃないのかな。
蒙古襲来絵詞は、教科書に載っていたあの「てつはうが炸裂して馬が前のめりになっている場面」がピンポイントで展示。でも、画面左側にいる元寇3人だけが、ほかの元軍よりも不自然に輪郭とか着色が濃いんだよね。あとで書き足したのかな、なんて勘ぐってみたり。
書は、習字をちょっと囓っただけの私はあまり書の良さがわからなかったのだが、素人目にも上手いのはわかる。バランスとかがいいんだなぁ。 草書でさんざん苦労したのを思い出した。

古くから皇室に伝わったものもあるけど、結構明治期になってから華族などから献上されたものが多いのにも気づく。明治維新前後の混乱期に寺社や大名家、公家から流出したものが廻り廻って献上されたり、直接だったり、ルートはいろいろあるのだろうけど、海外に流出したり廃棄されてなくなってしまうものも多かったであろう当時、よく残ったとも思う。
でもこれだけあれこれあったら、生きているうちに一度も見ないお宝も絶対あるに違いない。


2009年11月24日(火) イルミネーション

近所の事務所兼住宅が、この3連休の間にクリスマスイルミネーションを飾った。世間で言う「イルミネーター」ほどではないが、ここらへんでそんなことをやっている家は少ないので、夜、帰宅してくると遠くからでもよくわかる。
向かい近所の家でイルミネーションをしている場合、「ようしうちもがんばるぞ」と思うか「イヤー綺麗でいいねぇ向こうに任せとこう」と思うかがイルミネーターへの分かれ道なのだろう。ディズニーランドが好きかどうかでも判断できるかもしれない。
我が家はもちろん後者のほうである。


2009年11月23日(月) にせシュナウザー

犬を連れて近所の公園に散歩に行く。普段は義父が散歩させているのであるが、早朝と夜間なので、人や他の犬に合う機会も余りないらしい。それでは社会生活不適応者まっしぐらなので、私の散歩も兼ねて昼間に連れ出した次第。

公園では他の犬に会う。飛びかかれない程度にリードを調整しながら挨拶をさせてみる。相手が自分よりも大きくて余裕があるときは、なんとかなりそう。「なんて種類ですか?」と訊かれて「ミニチュアシュナウザーです」と答えるも、相手は「???」という顔。そりゃそうだ。ミニチュアシュナウザーというものはぜんたい、三角の耳の先が垂れていて眉毛と口髭がぼーんと伸びた爺さん顔にカットしてあって、胴体は短めにバリカンを入れてあるものと相場が決まっているのだが、うちの犬は耳はムダにピンと立ったままだし餌の時に面倒くさいから口髭も短く刈られているし胴体も寝癖みたいな伸ばしっぱなし。これでシュナウザーと言われて疑わない方がおかしい。カットしているのは義父なのだが、犬種のあるべき姿を理解せず(本も買ったのだが)適当に自分のやりたいように刈ってしまうので、ただの雑犬にしか見えないのであった。こんなにするのだったら、わざわざペットショップで犬を飼う意味がない。保護施設から引き取ってくればいいのだ。
今度犬種を訊かれたらシュナウザーの混じった雑犬ですとでも言っておこうか。


2009年11月22日(日) パスは3回まで

行こうかなぁと思っていた場所があったんだけど、なんだか体も重いし気力も湧かなくて今回はパス。年内のチャンスはあと1回。何とか行かれるか。
前回との違いはなんだろうなぁ。やはり年を取ったのか、単なるケースバイケースなのか。不安があるのは前回と同じだが、今回は年を取った分、腹はくくっている。なるようにしかならない。


2009年11月21日(土) 明け方の夢

夢を見た。

私は昆虫に寄生する生物の研究をしている。ぱっと見はカブトムシの幼虫のような、頭が茶色くて胴体が白い、だけど丸まっていない芋虫だ。コレを駆除する方法を見つけなければならない。
虫の頭と胴体の境目の背中側のところに、ある感覚器官が見つかった。その器官が青紫色の光に反応して虫が光に集まる。
LEDを調整して青紫の光を出すと、その胡麻よりも小さい虫がわらわらと集まってくる。
おお、やったぞ、と思いながら、ガムテープでぺたぺたとその虫を駆除するのである。

すげー地味。

何だかなぁ、と思いつつ、夢の中ではきちんと白衣を着ていたり、ランプがラボ用の妙にきちんとしたものだったりするあたり、高校時代の生物部の記憶が蘇っていたらしい。


2009年11月20日(金) 誕生日とは

元上司が、「そう言えば週末オレの誕生日じゃん」と思い出してた。
去年か一昨年は「オレって何歳だっけ」と訊かれた記憶がある。
年を取るとそんなものか。息子しかいないから気を遣ってケーキを買って云々もないのか。
と、帰りの電車の中で不二家のケーキの箱を大事そうに抱える女子高生を見て思ったのであった。


2009年11月19日(木) エビゾリ

朝、駅のほうからなにやらアナウンス。ホームには普段の倍くらいの人がいる。どうやら、車両故障だかなんだかで電車が遅れているらしい。
やがて来た電車も、普段の倍くらいの人数が乗っていて、それは駅ごとに倍々ゲームになるわけで、途中から押されてエビゾリ状態。前の座席で馬鹿話している男子高校生にちょっとむかつく。お前らもうちょっと場の空気を読めよ。

そんなこんなで会社につく頃にはすっかり疲労困憊。今度から遅刻してもいいから空くまで待って乗ろう。うちの会社はタイムカードじゃないので、そこら辺は自己申告でフレキシブルに何とかなるのである。


2009年11月18日(水) オールウェイズ

東京スカイツリーの姿が電車から見えるようになった。まだ1/3くらいらしい。できあがった暁にはどんなにでかいものが立つやら、という感じである。
予定地近辺に住む同僚は、スカイツリーそのものよりも、付随して立てられるであろうショッピングセンターやシネコンが楽しみらしい。

現代版「三丁目の夕日」なのだろうけど、あまりワクワクしないのは、私が高所恐怖症なのと、未来に過剰な希望を抱いていないからだろうと思う。


2009年11月17日(火) 高校生悩み相談

男子高校生が「オレ、クドカンの面白さがわかんないんだよ」と友人に相談していた。

まぁ、人は人、自分は自分だ。笑いのツボが人と違ってもいいじゃないか。

と、ひょうきん族もドリフも欽ちゃんも見ないで育った私は思うのであった。


2009年11月16日(月) 頭が重い

頭痛から何とか回復。左肩から腕にかけての痛みと背中の攣りはまだ残っている。これは以前の記憶からすると回復までに半月くらいかかりそうな気配。
頭が重いまま一日のろのろと仕事。幸い暇。

街はぼちぼちクリスマスの気配。それよりもそろそろ真剣に年賀状のネタを考えなければ・・・。


2009年11月15日(日) 頭痛

朝からひどい頭痛。このところ左肩〜腕を痛めていたので、それが首から上がってきたらしい。
温めながらひたすら眠る。眠いと言うよりも、起きていられないのである。
バンテリンを塗りたいが、手元にあるのは強いものなので塗っていいかわからず、頭痛薬はもっと無理。ひたすら耐える。
とりあえず朝と昼はありものでなんとかしたが、夕食の買い物は無理、食欲も湧かない。
夜になってから、風呂を沸かして、頭を洗って温めて、マッサージして、早々に寝る。


2009年11月14日(土) くじびき

セブンイレブンで買い物をしたら、くじ引きでガリガリ君が当たった。


2009年11月13日(金) テンションが低い理由

なんというか、テンションというかモチベーションが低い。
原因は一つで、胃が悪いからだ。熟睡している間を除いてだいたい24時間常に気持ち悪いのだが、薬を飲めないのが痛い。前回の時は、確か太田胃散くらいならいいですよと言われた気もするのだが、この前医者で再確認しそびれてそれっきりになり、なんとなく飲んでいない。
食欲がないというのはここまで気分が左右されるのか、と実感する。コーヒーも匂いは好きなのだが、あまり欲しくなく、結局薄めに入れたコーヒーも半分くらいしか飲まなかったり。
どうにもこうにも。


2009年11月12日(木) やりすぎ感漂う

青のりを買った。
袋の裏面に注意書き。

「この製品はエビやカニのいる川で採取しています。」

・・・アレルギー対応、なのか?
今はそこまで気を遣わなければならないのか?
そのうち、普通の板海苔にも「この海苔はエビやカニのいる海で養殖しています」とか書かれるのか?それとももう書かれているのか?
なんだか過剰だなぁと思う。
そして、自分の食べるものがどういう環境で育ち、どういう風に加工されているのか(大まかにでも)知らないのも、ある意味無責任なのではないか、と思ったりしながら、焼きそばを食べるのであった。

さて、大量に残った青のり、どうしようか。


2009年11月11日(水) ひとりタイムマシーン

森繁久弥氏、死去。
生まれたときから老人だった人が亡くなるというニュースを聞くのは、失礼ながらはっきり言って「まだ生きてたんだ」という感覚に近い。
草野心平や土屋文明の訃報を聞いたときもそうだった。子どもの頭では、教科書に載っている人がまさか生きてるなんて思わないじゃん(笑)
それと同じで、昔のモノクロの映画に出てる人が今まだ生きている、というのは不思議な感じだ。昔の歌舞伎や落語だったら、思い出話の中だけで終わるのに、自分が若い頃の映像を見るのは、ひとりタイムマシーンに乗っているようなものなのだろうか。
私が子どもの頃はよほど父親が趣味人の家しか8ミリがなかったので、当然写真しかないわけだが、今後もっと若い世代になると、赤ん坊の頃からの動画が残っているわけで、俳優などの芸能界にいた人だけに限らず、みんながひとりタイムマシーンに乗るような時代になるのだな、と思う。結婚式の新郎新婦のスライドショーも、写真のコマ送りから、動画になるわけだ。うっかりヤギに頭突きされたりする動画が流れてしまったりするのは、それはそれでかなり怖いような気がする。


2009年11月10日(火) 予感

2分割できる携帯電話の発売が発表されたけど、ぜったいそのうち片方をなくしそうな気がする。もしくは家と鞄に生き別れとか。


2009年11月09日(月) 限定オフ?

近所の駐車場で猫集会。5〜6匹いるのは全部ブチネコ。そこら辺をテリトリーにしているのは黒猫も赤虎もいるのに。


2009年11月08日(日) 青魚

青魚がすっかり食べられなくなった。料理は出来るのだが、できあがったものは食べられない。しかしこの時期コレを食べねば何を食べるというのだ。
とりあえずいい鰯が手に入ったのでマリネとソテー。思ったよりも脂が少なくさっぱりしていたが、やはり1/2匹が限界だった。マリネはまだレモンでごまかして食べられる。
秋刀魚や鯖に至っては3口くらいが限界かも。ううむ。


2009年11月07日(土) 新宿

新宿に出かけた。電車が妙に混んでいて、なぜだろうと思ったら、今日は新宿駅の工事の関係で、埼京線や湘南新宿ライン、中央線快速などが運休だったらしい。そりゃ混むわ。
ただでさえ混む新宿、新宿に来て初めて状況を知った人たちがうろうろするせいでかなり混乱した状況。ま、駅構内をうろうろする用事はないのでさっくり通過するだけだが。
この工事はまだまだ続きそう。甲州街道の跨線橋を架け替えて、南口に人工基盤を作って立体ターミナルを作って駅構内の工事もする、となったらあと何年かかるやら。

両親と祖母は元気そう。このところの不景気で再開発計画がまた延期しそうな不穏な雰囲気、デベロッパーの本音は手を引きたいんだろうなぁと思うのだが、もう再開発組合も認可されているし、違約金払うくらいならずるずる引き延ばせ、というのが目的か。
本来再開発計画は20年前に完了しているはずだったのだが、地元住民の余計なメンツ争いとバブルの地価高騰・その後のバブル崩壊で何度も頓挫している。その間に地域社会は崩壊し、住宅はスラム状態に。直すに直せないから屋根にビニールシートをかけて瓦で抑えている家も。再開発始動前に家が崩壊するのではないかと危惧する。
実家も雨漏りはするし(まぁ20年前からするけど)立て付けが悪くて風通しのいいドアもあるし(苦笑)いつまでもつかなぁ。


2009年11月06日(金) 今年一番のニュース(駄)

横浜M新監督に木村和司!

サッカーに興味がない人には全然何の話やら、でしょうが、国2の1次合格発表をほっぽらかして合宿帰りに引退試合を見に行ったくらいファンだったのであります。 (それ以前に国2の合格発表をほっぽらかして合宿に行くあたりがダメなんだけど)
実際のところ、横浜マリノスが好き、というよりも日産FCが好きなのですが(苦笑)
読売クラブ→東京ヴェルディの凋落ぶりにも時代を感じる。 昔はすごかったんだぜ、なんて昔話をしてみる。いまはJ2だけど。
まぁ、マリノスも1ケタ順位で喜んでいるあたり、まだ自分の期待値が低いのも事実。

しかし大丈夫かなぁ、水沼さんのときよりもムダにドキドキするぜ。和司さん言葉が足りなさそうだもんなぁ・・・


2009年11月05日(木) 虚像

このところ日本の東西で同じような事件が起きているのだけど、どちらも容疑者が35歳前後の女なのはなぜなんだろうかと、同世代として考えてみたりもする。
自分の周囲で見る限り、そういう浪費などとは縁遠いヤツばかりなので、余計不思議だ。
中学高校の時にバブルを遠くから眺めていて、しかも距離的にも遠いところから見ていたので、それが虚像(しかも一部の)であることに気づかずロールモデルだと勘違いしたのだろうか。


2009年11月04日(水) 通院

通院。血液検査で大量に採血。私の血管は取りやすいらしく、どんどん血が吹き出る。注射管の中に吹き出す赤い液体をついじっと見てしまう。
このところ続いている胃の不快感について、薬を飲んでもいいか聞きそびれた。いわゆるつわりってやつだ。前回の時よりも症状が強い気もするが、たぶん世間一般から見たらないに等しいのだろうと思う。実際、私の場合「食べたくない」と「食べられない」は全く別のもので、食べたくなくても食べろと言われれば、それなりに食べることが出来る。
以前この日記でHTLV-1というウイルスに感染している、と書いた記憶があるが、今回再検査して、なぜか陰性になっていた。前回の2度の検査は何だったのだろうか。連日眠れないくらい悩んだのはなんだったのだろうか。
先生から検査結果を聴かされたとき、目が点になった。鳩が豆鉄砲を食らったような、という表現はこういうときにこそ使うのだろうな、とあとで昼食を摂りながら思った。

午後、映画を見る。台湾映画「一年之初」。年末年始の風景をオムニバス風に切り取って、さかのぼっていく。かなり実験的な映画。
登場人物が皆カタギじゃない感じ。悩める映画監督、その下で働く気の利かないスタッフ、不法移民のヤクザ、その親分、それと取り引きする運び屋とその彼女と彼女の友人。バラバラに見える話が最後にすべてつながっていくのだが、時計が逆回りなので、人間関係の把握に手間取る。
登場人物の「すべてニセモノだ」という言葉は、監督の代弁か。台湾そのものを指しているのか。
最後の最後で寝てしまい、結末はわかったのだが、主人公のモノローグを見損ねたので、映画の核心はつかめていないかもしれない。


2009年11月03日(火) 木枯らし

急に寒くなって、あれこれ着込む。まだ体が本格的冬モードに変わっていない。

午後、近所のショッピングモールに行く。ちょうどアンパンマンショーが終わったところらしく、通路は親子連れで溢れている。ああいうのって、声は声優さんが先に吹き込んでおいて、その通りにパントマイムするのかな。自分が子どもの頃そういうのを見た記憶がないので、よくわからない。
買おうと思っていたものは、実際見てみると今ひとつ納得がいかず、買い物は見送り。


2009年11月02日(月)

会社で蚊が出る。風通しが悪いと息苦しいといって、窓を開けている人がいるからなのだが、足下が寒いのでもうそろそろ勘弁して欲しいところ。
書類の配達があって1階に降りたら、渦巻き蚊取り線香をがんがん炊いていた。建物内で水を使うのだが、どこからか蚊が湧くのだという。植え込みか排水溝あたりだろう。なんか薬剤でもまいた方がいいのでは、とちょっと思ったりする。


2009年11月01日(日) 黒犬の呪い?

インターネットをしていると、犬がやってきて、足下でじっとこちらを見ている。
彼女なりの「早く終わらせて自分と遊べ」というアピールらしい。
吠えるわけでもなく足を出すわけでもなく、ただじっとこちらを見て待っている。
黒い犬なので、何か足下から嫌な念を送られているようで(苦笑)なんともかんとも。


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