東京の片隅から
目次|きのう|あした
このところライヴに行ってなくて、今日も行きたいライヴがあったんだけど、チケットソールドアウト。 予約時間2時間遅れで売り切れだからなぁ。携帯から予約すればいいっていう話もあるけど、普段受け取り制限かけているから、それを外すのがおっくうだという話もある。 こうやって愛は薄まっていくのか。
自動販売機にマックスコーヒーが入った。
義父母の引っ越し。 引っ越しにあたり不要品大処分をしたらしく、拍子抜けするほど荷物が少ない。人の荷物よりも植木の方が多いくらいだ。 しかし荷物はまだまだ増えるかもしれないので、油断は禁物。
これから4人と1匹の生活が始まるのだが、犬が来て半日で家の中が何となく犬くさい。これはちょっと凹む。
結局昨日は桜餅を都合3個食べた。いくら何でも食べ過ぎ。
カーテンができあがったのでニトリに取りに行き、窓に取り付ける。やっと家らしくなった。これでシャッターも開けられる。
夜、家の屋上から花火を見る。うーん贅沢。
外出した部長が岡埜栄泉の桜餅を買ってきてくれたのだが、食べて「・・・なんか違う」。 皮が薄ぅく作られていて、餡も上品、それがもの足りないらしい。 そこら辺で売られている皮がぼってりと厚いヤツが良かったようだ。
余ってしまったのでノルマで2個食べ、さらに一つ持って帰ってきた。
2009年03月26日(木) |
もうお彼岸も過ぎましたが |
会社の最寄り駅に着いたら吹雪だった。
苗場プリンスホテルがついに通念営業を断念。夏と冬だけになるらしい。 ゴルフ場も新年度から営業中止。スキー場もクローズを4月上旬に早める。
数年前に客室を減らして会議ルームにしたあたりから怪しいと思っていたのだが、ある意味「プリンス文化」の本丸にメスが入ったということは、本当にやばいのかな。 連休直前の天気が安定した時期にあれだけメンテナンスの充実しているスキー場はなかなかない。数年前に行ったとき「さすが腐ってもプリンス」と思ったが、かなり無理していたのかも。
本を買った。もう持っている巻だったorz開いてから気づいた。 発行ペースが異様に遅いからなぁ・・・しかも引っ越し騒ぎで本の並びが変わっているし。 注:某五つ星物語のことではありません。
もう持っている本をもう1冊買ってしまうというのは、かなり心理的なダメージが大きい。
明け方、ものすごい風の音で目が覚める。設置したばかりの物置が気になったが、いちおう大丈夫だったようだ。 もともとそこそこ大きい道に面し、道路を挟んで向かい側は駐車場、隣は私道で、と、絶好の風の抜け道なのだが、採光と通風を考慮して周囲の家との隙間をあけた結果、風通しの良すぎる家になってしまった模様。
風で電車が止まっているのではないかと心配だったが、案外大丈夫なようだ。京葉線はいつも通り止まっている。
一昨日までの暖かさの製で、公園の柳の木がすっかり芽吹いている。欅はもうちょっと先だ。明日から寒の戻り?で、花見はもう少し先になりそう。
私の実家から新居訪問。両親、祖母、叔母たち。みんなリフォーム経験があったり建築に興味があったり等、いろいろ気になるところがあったらしい。
実家の再開発はまた延期になった模様。この景気じゃなぁ・・・。でももう地域が限界だよ。
午後、友人来宅。動物が苦手な人なので、まだ片づいてはいないもののこのタイミングでしか呼べなかったのだが、暖かく風もなく、いい天気で良かった。 彼女も今家探しをしているらしい。不動産屋巡りをして疲労困憊のタイミングで私からメールが来たとのこと。参考になれば、と彼女の質問に答えたり、自分の経験を話したり。 不動産屋巡りって精気を吸い取られるんだよなぁ、と思い出す。今だから笑い話でなることも、当時は相当煮詰まっていた。 いろいろ話して、のんびり行こうよ、という結論になる。
昼に「いいとも」をやっているので初めて今日が平日であることに気づく。3連休ってすばらしい(笑)
今日もトラックの下に猫が居て、脅かしたら逃げていった。猫が嫌いな訳じゃないけど、居着かれるのもいろいろ不都合なので、犬がいるまでは人間がその役を務めている。
買い物をしていて気がついたのだが、新居近所における中年女性の肥満率が高い。おばちゃんはまずもれなく太っていると考えてもいいくらい。 旧居近辺ではそこまで多くなかった。
いろいろ生活していて思うのは、工務店やトラック車庫、倉庫など、いわゆるガテン系の事務所や配送倉庫などが多いためか、食堂などの「盛り」が多いこと(値段も安い)、それにあわせて食べてしまうとまず間違いなくメタボ一直線である。 そして、スーパーマーケットなどの総菜も揚げ物系が多いこと。同じチェーンでも、品揃えが違う。 専業主婦率が高いようだということも考えられる。不便な場所に住む共働きは少ない。外に出なければ自然、体形を気にする機会もなく、スウェットで暮らしているとウエストはゆるむ。 それから、公共交通機関が発達していなかったため、車での移動が多いこと。運動量は確実に減る。 そういった諸々の要因が合わさってあの体型につながっているのだろうと思う。
思うが、自分もそうならないように注意しないと。
帰宅してから軽トラックのホロをこわごわ開けてみる。 猫は居なかった。 ほっとした反面、ちょっと寂しい気がするのも事実である(笑)
2009年03月17日(火) |
こんなびっくり箱は嫌だ |
今まーさんの親戚から軽トラックを借りている。 帰宅するとホロの上に何かがいる気配。よく見たらキジトラの猫。 一度荷物を置きに家の中に入り、ポーチの明かりのスイッチを入れ、水菜を刈るためのザルとキッチンばさみを手に再び外へ。 まだキジトラはいて、目があった瞬間私から遠い方へ逃げる。 あっという間に見失ってしまい、トラックの下にでも入ったのだろうかと近づいて、何も考えずにホロに手を掛けた瞬間。
・・・ホロと荷台の隙間から猫が2〜3匹飛び出してきて、四方八方に逃げていった。
・・・ええと?
しばらく思考停止。1匹が白茶のブチだったのは覚えている。
雨風をしのげるし、養生材のウレタンも置いてあったから寒くないし、さぞや居心地が良かったんだろと思いつつ、こういうシチュエーションはちょっと勘弁して欲しいのであった。
こんなに吃驚したのは白菜を切ったらキリギリスが出てきたとき以来だよ。
引っ越した先は物価が安い。物価が安いということは所得が相対的に低いということで、このあたりはある意味意識しておく必要がある。 ただ、近所にスーパーマーケットしかないので、いい魚が売っていない。切り身やせいぜいアジ。帰宅する時間が遅くなったので、当然冷蔵ケースの中は常に品薄であり、ここ何日か魚が食べたかったのだがあまりピンと来るものがなかった。 こういうとき、旧居で通っていた魚屋が懐かしい。もちろん店内がカラッポの時もあるのだけど、ちゃんと目のぴかぴかしたアジやサバやイワシ、それに季節季節のちょっと変わった魚、内臓のしっかりした生のスルメイカ、そういうものが常に入手できる状況は貴重なのだと実感。 小石川、白山通り沿いの「鯛助」、お勧めです。築地場内(といっても魚屋ではないのだが)に勤めていた父の保証付き(笑)。
2009年03月15日(日) |
見ればわかる・・・か? |
朝からまたまたIKEA組み立て大会。小物ダンスと、玄関先に本棚を利用した長モノ収納。こちらにはスキー板とか釣り竿とかが入る、らしい。 営業さんが来たら吃驚するだろうなぁ・・・どこまで改造する気なんだかこの人たち。いや、まだ屋上水栓とウッドデッキと駐車場の屋根がありますから!・・・なまじっか作れる知識も能力も工具も揃っているあたりが恐ろしい。それなりに重宝してますが。
合板の接着剤でまーさんの目が赤くなる。匂いは強烈だが、私は割と平気。
IKEAの組み立てキットの中には文字が一つも書いていない(数字は書いてある)組み立て説明書が入っているのだが、世界中これ1種類ですまそうとする力業がものすごい。そしてわかる。でも、たぶん地図が読めない人とか、教本を見て折り紙とか編み物とかが出来ない人は、無理だと思う。基本的に、人並みに器用で理解力がある人なら、順番通りに作っていけば、あとあといきなり分解しないような作り方と部材になっている。だから必要以上にごついし重い。ねじとかダボとかが足りなくなった場合も、店舗に行けばタダでくれる。そういうサービスの発想は日本人にはない。面白い。
洗濯物が良く乾く。
昨日の夜半からすごい風。最初は北風だったのだが、明け方から南風に変わる。ベランダに置いておいた風呂すのことベニヤ板が飛ぶ。どうも隣のアパートの壁に当たって自分の駐車場に落ちたらしい。住人と大家に謝りに行く。住民は全く気づかず、大家は古いからまぁいいよ、との有り難い返事。ほっとした。 薫製を作るためのキットの蓋が見つからない。どこかに飛んでいってしまったらしい。
大風のあと、吹き散らかされた綿のような雲に夕日が当たって、見とれるくらい綺麗だ。
カーテンを選びにニトリに出かける。 何も考えずにまーさんが選んだのは、なんとレースカーテンもドレープカーテンも義父母が選んだのと全く色も種類も同じ。 義母と「なんだかんだいってもあの父息子そっくりですよね」と以前話したことがあるのだが、そこまで似てどうするー。義父母宅の注文控えを借りてきて良かった・・・。 さすがにそこまでお揃い、というか真似ッコしなくても良かろう、ということで、ドレープカーテンの色は変更する。 まぁ飽きたら変えればいいし。
夜、またもやIKEA。間仕切り用小物ダンスを購入。
所用があって、有給休暇。西新井まで自転車で出かけた。 早めに出てアリオ西新井の中の整体でマッサージしてもらう。 頸の骨が一つずれていて、骨盤もゆがんでいたらしい。マッサージコースのはずが、いつの間にか電気治療器をつけられたり整体の台の上に乗っていたり(笑)できればしばらく週1くらいで通って欲しいらしいが、それは無理です。
用事を済ませ、また自転車でたらたらと走って帰る。帰りは妙に疲れている。マッサージしてもらったから反動が来たらしい。裏道をだらだらと走る。意外なところに店があったりする。 途中で見かけた「株式会社オモロー」って何をしている会社なのか。なんだか飲みながらテレビを見ながら適当につけた感じ。
早く寝よう。
黒白の猫を見た。ちょうど眉毛?のあたりでM字に色分けされていて、ぴんと立った耳。
鉄腕アトムみたいだなぁ。
首輪をしていたので、どこかの飼い猫らしい。
カーネル・サンダース、昨日の上半身発見に続き、下半身も発見。 まだ左手首、両足首、ステッキ、眼鏡は見つかっていない。
果たして呪いは解けるのか。9月に乞うご期待。
正しくはやっとマックの梱包をほどいて、インターネットに接続した。 ADSLの速度は旧居よりも若干遅い印象だが、まぁ許容範囲か。 毎日こつこつと段ボールを片づけている。やっと「生活」ができるようになってきたが、カーテンはまだ無い。
朝、今日が車の任意保険の期限であることに気づく。引っ越しのどたばたですっかり忘れていた。期限が迫りすぎていて今まで契約していた保険会社では継続不可能。 結局、ディーラーに頼んで、何とか等級を維持したまま継続することができた。 普段は定期点検の時しか顔を出さないが、こういうときはディーラーさまさまである。 夜、帰宅時間に合わせて申込書類を自宅に持ってきてもらい(今度の家はディーラーから比較的近い)、無事何とかなりそう。 まーさんは、「もう10年以上あのディーラーに通っているけど、いつものおっちゃんがスーツを着ているのを初めて見た」と言っていた。朝パニック寸前だった人間が喉元過ぎれば何とやら。
デジタルテレビを買った。まーさん一押しの東芝レグザ。オーディオにこだわりはないので、すっかりお任せである。 義父母はやっぱりシャープのアクオス亀山モデル(笑) もはや信仰と化している「テレビはシャープ、家電は松下(パナソニック)」。年配者はどうしてもそうなるんだろうなぁ。 私が目を離している間にテレビは42型になった。居間の中で超巨大な存在感を放っている。 でかすぎないか?
余談。この前引っ越しの手伝いに来てくれたリビングダイニングセットがお揃いの同僚、テレビがレグザらしい。どこまでお揃いやねん。
実家からひな人形と私の本を搬出。 ガラスケースが無駄に巨大なので、納戸が空いている今でないと収納スペースを確保できない。 小さい頃は小さい人形や小物がいろいろ揃ったこのセットが気に入っていたのだが、大きくなると出すのが面倒くさく、今となっては姉の親王飾りのほうがうらやましいかも(笑) 母も同じ考えらしい。「たくさん揃っているほうが良く見えたけど、今買うなら絶対親王飾り」と断言していた。
本は、段ボール20箱くらいは出したか。それでも半分以下に減らしたはず。一時はマンガだけで500冊くらい、更に文庫本、雑誌等々あったはずだ。っていうかよく4畳半にそれだけ詰め込んでいたなぁと(苦笑)音楽雑誌も切り抜いて減らしたが、今度はそのスクラップブックが大量に。これもぼちぼち中を改めなければならない。 まだ画材やら手芸の道具やらは実家に残っているし、映画のパンフレットが衣装ケース1箱分どこかにあるはずで・・・収納スペースが・・・
新居に運び込んで本棚に詰めたら、何とか本棚3本に収まった。良かった、あと1本空いている(笑) パソコンスペース兼書斎はすっかりヲタク部屋だ。
2009年03月06日(金) |
映画の主役のあり方について |
帰りの電車の中、私の前に立った二人組のサラリーマン。 アカデミー賞の話から始まり、「おくりびと」監督の次回作が「釣りキチ三平」であることに話が及び、そこから話が妙に盛り上がる。一人が原作に異様に詳しい。
彼らの論点は、 ・魚紳さんはどうやって生活しているのか、バスプロみたいなもの? ・映画「釣りキチ三平」で重要なのは釣りのディティール ・よって主役(人間)の顔はブサイクでも可 ・影の主役は魚 ・シリーズ化して主役の子が成長したらどんどんすげ替えればいいんじゃないか ・釣り上げるシーンはCGフル活用でヨロシク ・釣った魚が某映画みたいに「いかにも最初から針に掛かっていた感じ」なのは哀しい
相当面白くて顔を上げたら笑ってしまいそうで、ずっと寝たふり。もっと聞きたかったんだけど、彼らは途中で降りてしまい、最後まで話を聞けなかったのは残念。
引っ越して思うのだが、こちらの方は空が広い。 20数年新宿で暮らしてきたので、空と言えばビルの隙間に縦長に伸びてその上にちょっとだけ広がるものであったし、新都心のビル群でない方に目をやってもマンションやら何やらでそれなりに地面と空の境界線がでこぼこしていたので、マンションなどが建ち始めてはいるものの、基本的に住宅地で建物の高さが揃っており、地面と空との境界線の「ラインが低い」のはなんだか新鮮な感じだ。 「ドラえもん」でのび太たちが暮らす町はこんな感じなのだろうかと思ったりもする。
35歳になった。四捨五入すれば40歳である。 だからといって何が変わることもないのだが、体力の減退と白髪の増加は如実に表れている。筋肉痛はまだ翌日に来るが、回復が遅い。体は正直だ。
東京中央郵便局の保存問題、何故今更なのか。そして何故中央郵便局だけなのか。 建築文化財の保護を訴えるなら、丸ビル再開発の時にも一言あってしかるべきだった。 突然降ってわいたような批判は、文句を言いやすいところへのただの八つ当たりに過ぎない。 あれだけビルが建ち並んでしまった以上、それだけ残しても意味がないような気がする。 私も古い建物は好きだが、そういう意味ではドライかも。
新居の周囲を縄張りにしているらしき野良猫がいるのだが、ヤツは信号のない横断歩道で左右確認してから渡る。小学生より賢いかも。
ハエトリグモを見る。旧居から連れてきてしまったらしい。そっと外に逃がす。頑張って餌を探してくれ。
今日も引っ越し。残りの食卓、本棚などを搬出。 食卓のテーブルは分解し、納戸に収納。椅子は3階に。必要な人もいなさそうなので、頃合いを見て処分する予定。 もう一度小石川に戻り、ベランダの木材、その他雑多なものを全部搬出し、ベランダと部屋の清掃。私はひたすら食器を洗う。
あとでマンションの下の家に挨拶。これで旧居の方は終了。 がらんとなった部屋が意外と広いのに笑い、ちょっとしんみりする。
7年間、いろいろあった。
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