東京の片隅から
目次|きのう|あした
まーさんは釣り。 食事を作るのも面倒なので、朝は外のコーヒーチェーンですます。優雅なようなそうでないような。
自宅から飯田橋経由で九段下の山種美術館へ。 『大正から昭和へ― 佐伯祐三・小出楢重・速水御舟・川端龍子 ―』。雨なので人が少なく、ゆっくりと鑑賞できる。 出品リストはこれぞ山種、という充実ぶり。「清姫」のしかも「日高川」、それと「班猫」が一度に見られるのはかなりお得感が高い。速見御舟のスケッチも珍しい。
そのあと、神保町とお茶の水を経由しながらぶらぶらと町歩き。どこを歩いているのかわからなくなったりするのも楽しみに、住居表示を頼りになんとなく上野にたどり着く。
上野の東京芸術大学美術館で『バウハウス・デッサウ』展を鑑賞。名前はよく聞くバウハウス、実際に体系だった展覧会はないし、漠然とした印象しかなかったのだが、今回の展覧会で何となく全容がつかめたようなよけいわからなくなったような。バウハウスだけでなく世界史や美術史をも網羅した年表がわかりやすかった。 来館者は若い男性が多く、しかもみんななかなかにお洒落。建築や美術系の学生が多いのだろう、一生懸命メモを取っている姿も散見された。
見学中にまーさんからメール。船は出たものの、風が強く、早上がりとのこと。釣果はキス12匹、メゴチ1匹、カレイ1匹、天ぷら、アジの干物(笑)。この天気・気温にしてはまぁまぁか。
プリントゴッコの発売が中止されるとのこと。これだけパソコンとプリンタが普及してしまうと致し方ないのだろうが、時代が変わったなぁとしみじみ。 独身時代の年賀状やら、美術展の告知はがきの印刷やらで大活躍した。といっても私が使っていたのは一番基本的なやつで、重ね刷りをするのにガイドを作ったりしてかなり苦労したが、今となってはいい思い出だ。欲しい色を出すのにインクをブレンドして、二度と同じ色が出せなかったりとか・・・。
プリントゴッコのような簡易印刷機が普及した頃、理想科学工業のほかに、堀井謄写堂(ホリイ)から「ピカイチくんジュニア」というものが出ていて、我が家はそれを購入したのであった。なぜ父が当時テレビで大々的に宣伝していた「プリントゴッコ」ではなく「ピカイチくんジュニア」を購入したのかというと、ガリ版では大手メーカーであったホリイのほうが信頼できると思ったらしい。しかしそれは当時でも少数派であり、交換バルブやインクの入手すら最初から大変であった。当然、まもなく廃れ、会社も倒産し、父は「まさかホリイが潰れるなんてなぁ」としみじみしていた。そりゃCMの多い方が勝つだろうとは子供でも思ったが、若い頃に染みついた信頼感は捨てがたかったらしい。そんな父は今でもソニー信者だ。
押し入れの中に知らない人が住みついていたというニュース。「ドラえもん」よりも「屋根裏の散歩者」を思い出してしまった自分の発想がちょっと嫌だ。
人事異動の噂があって、自分がそのターゲットになったのではないかと戦々恐々としていたのだが、どうやら杞憂だったらしい。 異動そのものはかまわないのだが、異動先として可能性があった部所はいわゆる「片道切符」であり、下手すると退職まで(!)そのままただの便利屋として終わる可能性が大であった。 ただ、自分にこれといった特技がない現状では、いつそういう状態になるか分からないわけで、改めて何か庶務プラスアルファの技能を身につけねば、と思った次第。 自分の努力で何とかなりそうな技能のうち、とりあえずうちの会社で売りになりそうなものは中国語なのだが、せいぜい4級程度であろう。自分の語学の才能のなさは中学入学以降身に沁みて感じている。 「もっと自信を持ってアピールした方がいい」とも言われるが、どうしても自分に自信が持てない。 自分の本来の学力よりかなり高いレベルの進学校にまぐれで(としか思えない)入ってしまい、周囲に圧倒されっぱなしだった6年間が自信喪失の底にあり、いい加減脱却せねばと思うのだがどうしても抜け出せず、20年が経った。たぶん一生抜け出せないだろう。 私の「伸びしろ」は12歳で使い切ってしまったような気がする。それでもなんとかしなければならないのだ。
2008年05月27日(火) |
Train Train |
テレビで「栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう」と誰かが歌っている。 思わず振り向いたら京成スカイライナーのCMだった。 20年経っても影響力のあるブルーハーツってすごいなぁ、もはやスタンダードの域に達したなぁと感心したのだが、2番の歌詞はさすがにCMにできなかったらしい。そりゃそうか。
知り合いが「車を新しくしようかなぁ」と言っているので、選択基準を聞いてみた。 「・・・4人乗れて(4人家族だからねぇ)、旅行なんかの荷物が積めて(海とか山に行くって言ってたな)、駐車場に収まるサイズで(結構狭いらしい)、うーん今回はもうオートマでもいいかなぁ、でも『走る』車で(矛盾している気が・・・)、で、赤い車!」 ・・・赤ですか。そうですか。たぶんそれが第一条件、というか条件以前の問題なんだろうなぁ、と思うわけだ(笑)だって今までの車、聞いた限りでは全部赤でホンダ(笑) きっと次もホンダの赤い車なんだろうなぁ、と思った。
体調が悪くて昼まで寝ていた。 体温調節がうまくいかず、寝ていても暑くなったり寒くなったり。 梅雨入り前のこの時期は、どうしてもそんな感じ。 体が夏向けにシフトしている最中。
メダカの水槽から卵を移動させる。かびたものを除去。いくつか眼が見えるので、何匹かは孵化するだろう。積極的に増やすわけではないが、それなりに対応。
先週コケ取り用に石巻貝を買ってきて投入したのだが、これは驚くくらいよく働く。予想の倍くらいの早さでガラスが見えるようになってきた。そのうち食べるものがなくなって餓死してしまうのではないかと逆に心配。そうしたら会社で里親を捜そう(笑)
金魚は金魚藻を入れたら落ち着いた。元々暗いところを好むらしく、それならこれまでの室内での活発さは何だったのか、と思うくらいだが、このところだいぶおとなしい。飛び出さなければ何より。
久しぶりにグロスを付けたら、家を出て5分でアブラムシがついた。 しかもちょっと食べちゃったかも・・・。まぁ、タンパクシツだと思って。
子供の頃好きだった絵本「あおい目のこねこ」の中にある「なんにもたべないよりはましでした」みたいな気分。絵本ではそのあと「なんにもたべないほうがましでした」と続くんだけど。
フジロックのルーキー、第1次審査通過者が発表になったけど、一つもバンド名がわからない。特徴のあるバンド名だったら音は聞いたことがなくてもライヴハウスのフライヤーに載っているスケジュール表などで引っかかるはずで、それもないということは、自分が音楽を聴かなくなったのが大きいのだろう。 それとも、本当に“ルーキー”を採用するようにしたか。これまではルーキーに登場した時点ですでにブレイクしてしまっていたバンドもあったからなぁ。募集から本番までタイムラグがあるからある程度は仕方ないのかもしれないが。
カレーを作ろうと思ったらニンジンが切れていたので、肉じゃがに路線変更。 ちなみにカレーは鶏肉が基本である。今日はたまたま豚肉を買っていたので「豚肉の肉じゃが」になったが、鶏肉であっても問答無用に「鶏肉の肉じゃが」になったはず。(ツナ缶の時もある。) 余っていた大豆の水煮なども入れたために、結局なんだかよくわからない煮物になってしまった。でも、実家ではシラタキとニンジンが普通に入っている。
昨日の水餃子は余っていたので、揚げ餃子にしてみた。こっちのほうが好評。外側のぱりぱりと内側のもっちりが1枚の皮の中に同居して不思議な食感。これはこれで美味しい。
思い立って水餃子を作ったが、どうしても皮が分厚くなってしまった。 まぁ、思いつきで始めたから、強力粉1カップ、薄力粉1カップ、塩ひとつまみ、水150ccくらいを適当にボウルに放り込んで捏ねただけだし、生地を寝かせる時間も短かったし、こんなものかなぁ。 できあがりのサイズが大きすぎるのが一番の敗因かも。 思い描く水餃子までの道のりは遠い。
どうにもやる気が起こらない。だらだらと仕事。
今日唯一活発に動いたのは、最近ヨーロッパの某国に出張に行った某氏が向こうの建造物や文明について話していたときで、ついうっかり文明論やら宗教観やら建築史やらを語ってしまい、向こうがやや、いや、かなりヒキ気味(爆) すみません20歳くらいまではこれを飯のタネにしようと思ってました(苦笑)年代などがソラですらすらと出てくるのは昔取ったキネヅカ。もはや役に立たない特技の範疇に入りそう。
今日も義父母宅。義父が脚を怪我している間病院への送迎をしてくれた親戚に手みやげを持って挨拶に行く。夜勤明けの人に送迎させるなよ、と私は思うのだが、親戚一同は助け合うべき、と宗教のように信じている義父は当然と思っているらしい。 そして治りかけで筋肉が落ちてしまった脚でまた歩き回り、炎症が再発。とうとう嘱託で働いている会社に来年以降の更新はしない旨宣言されたとのこと。収入うんぬんよりも、それ以後の自分の健康を維持させることをぼちぼち考えて欲しい。 家にいて腐っている。義父母の家の犬も年寄りなのだが、それと似てきた。気持ちは若いが体が動かなくなってきたので、意のままにならないことがあると吠えて周囲を威嚇する。やってくれるまで騒ぎ続ける。義母がやや参っている様子。
身内を大切にしているのではなく、(精神的に)寄りかかっているのではないか、先手を取って動き、頼りにされる俺、という構図を作り上げることで自信のプライドを維持しているのではないか、と最近は思うようになった。思ったよりも弱い人だった。
携帯電話を家に置き忘れて出かけてしまった。普段持ち歩いてはいるものの、あまり使っていないが、実際忘れるとどうも落ち着かない。知らず知らずのうちに依存していたようだ。
恵比寿で映画を見る。スウェーデン映画「愛おしき隣人」と「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」。前作「散歩する惑星」で見せたシュールなアナログな世界観は今回も変わらず、いや、さらにエスカレートしたような(笑)毒のあるラストに最後は呆然。 一緒に見た「スウェーディッシュ・・・」は彼のデビュー作だから、ほぼ40年前。街を走る自動車、ヘルメットなしでモペットに乗っていたり、10代の少年少女の喫煙・飲酒シーンなどは時代を感じさせるが、今見ても面白い。主人公の少年少女よりも、周囲の大人のダメっぷり、画面の切り取り方、時折見せるシュールさはやはり変わっていない。 面白かった。
夜、まーさんが台湾出張から帰宅。中国語マシンガントークにすっかりやられたらしいが、台湾それ自体は面白かったとのこと。無事にすんで何より。
鬼の居ぬ間に何とやら、と有給休暇。我が家の場合、鬼は私の方じゃないかという気もするが(爆)
朝イチで国立新美術館のモディリアーニ展を見に行く。平日だからか、それなりに人はいるものの、見やすい。初期の作品にデッサンが多かったので、さくさく人が流れたのも一因だろう(笑) 六本木という場所柄、外国からの観光客や修学旅行生も見受けられる。中学生らしき修学旅行生の一段は、ややつまらなさそう。東山魁夷のほうが良かったんじゃないかなぁとよけいな老婆心。帽子、上着、パンツと蛍光系オレンジの客が居て、そんな服どこで買ったんだろうと思ったのだが、東アジアからの観光客だったようだ。 個人蔵や初来日の作品が多かったらしく、記憶にない作品も多かった。学生の時に美術の授業で模写をしたのだが、そのとき画集(美術室にある西洋美術全集みたいなやつ)で見た記憶がない。自分が模写した作品もなかった(笑)。
町中で、黒の長袖タートル、黒の10分丈のスパッツに白の刺繍入りチュニックワンピースを着た人を見かける。トータルではおしゃれなのかもしれないが、自分の目には黒子とグレ子またはモジモジ君がてるてる坊主になったようにしか見えなかった。どうも思考回路が腐っていたらしい、
夕方、高田馬場へ。レコファンで探し物発見。当時はまさか解散(活動休止)するなんて思っていなかったバンドの1stアルバム。デビュー当時から好きだったのにうっかり買いそびれて、そのうち廃盤になってしまった。見つけたのは嬉しいのだが、380円、さらに200円引きキャンペーン中で180円。泣ける。
早稲田松竹でジャ・ジャンクー監督のデビュー作「一瞬の夢」を見る。最近の作品を見たときにも思ったのだが、明らかに前の世代と視点と技法が異なる。生まれたときからテレビがあった時代の人だ。大上段に構えるでもなく、ドラマチックな出来事が起こるわけでもなく、明確な起承転結があるわけでもなく、テレビドキュメンタリー的な印象も受ける。今のアート系・ミニシアター系日本映画に近い空気。
会社を定時退社してダッシュで見に行ってきた。2回目。夜間開館を狙っていったのだが、それなりに混んでいる。 前回は人が多すぎて立ち止まれなかったので、見たい絵だけ重点的に、という感じで。 入ると雰囲気が違う。途中で気がついた。照明が明るい? 前回は、人が多すぎて絵に近いところで見ており、さらに、後方の人が影になって会場全体が暗かったのかもしれない。照明の明るさだけでずいぶん絵の印象は変わるのもので、前回あまり好きでなかった絵に今回惹かれたり、その逆だったり。 「暮潮」という作品が好きなのだが、色調が暗いためか、絵はがきになっていなかったのが残念。画集は重いし収納に困るからなぁ・・・。 白馬シリーズはあまり好きじゃないので今回はスルー。 そしてすばらしかったのが唐招提寺の障壁画。 ぱっと見ると平板なんだけど、座敷に正座するとこの辺だろう、という位置まで空気椅子で少し視線を下げると、全く見え方が違う。波に飲み込まれるような感じ。こんな絵に囲まれていたら雑念は入りまくりでお経なんて読めない(笑) 遠くから、斜めから、視線を下げると、日本画、特に障壁画や屏風は見え方が違うのだな、と改めて実感した出来事だった。 画家生命が長く、戦前戦後を通じて画業が年代順に並べられていると、大和絵から日本画へ移っていくのがわかる。ドイツの町並みを描いた絵など、ほとんど油絵。画材と技法の差だけになってきている。そういうのも面白い。
帰りは自宅までウォーキング。九段下あたりの先頭に荷物を預けて皇居に走りに行く人たちとすれ違う。仕事が終わって、さらに走って、それから帰宅するのだろう。
2008年05月14日(水) |
青い鳥はすぐ隣にいたのです |
ね、中田くん。
自分探しでずいぶん放浪していたようだが、本当の自分は結局それまでの自分と同じだったってことだよ。劇的に違う人間にはそう簡単にはなれないんだ。そのかっこわるい部分もも確かに君の一部だ。 普通に「少しゆっくり旅行しようと思います」とか言っておけば良かったのになぁ。
うちの会社に最近入った新人くんたちもそうなのだが、「自分らしさ」とか「天職」とかに過剰な期待を抱いているように思う。 私は文学部という「もっとも使えない学部」出身だから、最初から好きなことと仕事を切り分けて考えたけど、なまじっか専門性が出てしまうとこだわりができてしまうのかな。 所詮組織の歯車に過ぎないのだよ。
2008年05月13日(火) |
はじめての中国語会話 |
ダンナが台湾に出張に行くので、とりあえず必要そうな質問を日本語と中国語で手帳に書き、カタカナでふりがなを振ってみた。電子手帳も持たせてみる。 しかしスケジュールを見せてもらったら缶詰状態で、とてもじゃないが使うチャンスはなさそうだ。「トイレはどこですか」ぐらいは使えるか。
チベット問題の原因というかギャップというのは、一般的な漢族の中国人にとって、地理的なチベットは中国(漢族居住地)の一部だと考えているのに、民族的なチベットは中国(漢族)とは別物だと考えていることにあるんだろうなぁ、とふと思った。 一部の老人にとっての、日本でいうところの沖縄みたいなモンだ。
昨日の土地について。 売主の説明にどうも信憑性がない。出してきた図面も方位がいい加減だったり、地区計画を無視していたりする状態。 素人がインターネットで調べればすぐわかる事柄なのに、プロとして理解していないのか、それとも素人の老人が出向いてきたので足元を見ているのか。 関係業者みんながいい加減なのか、それとも誰かが途中で改竄しているのか、どちらにしても杜撰すぎる。 その業者との取引そのものを考え直す必要がありそう。
久しぶりに実家に顔を出す。正月以来だ。とりあえず皆元気そう。 父がデジカメとプリンタを買ったらしく、使い方の説明をする。とりあえずあれこれ教えずに、一つの方法だけを伝授。 家探しの現状報告。なるべく愚痴にならないように言葉を選んで話すが、おそらく聞く側からすると十分愚痴であろう。 母の話し声が大きくなった。加齢か。
まーさんの実家へ。パソコンとプリンタを持参して、建築プランの説明をする。 やはりソフトを使って視覚化すると理解が早いらしい。 一つ気になる物件の問い合わせを義父に頼む。販売しているのは事実なのだが、売主の説明に曖昧さがあり、どうも信頼性という展では問題があるので、その確認。義父が見つけてきた土地なので、聞くべきポイントを整理し、自分で問い合わせてもらうこととする。
急に寒くなったので、風邪を引いたらしい。薬を飲む。
諸般の事情がありまして、なぜか朝マック。 私は普通にマックラップチキンシーザーセットを頼んだのだが、まーさんはマックグリドルベーコンエッグチーズセットを頼んだ。 脇で見ていて「・・・朝からチャレンジャーだなぁ」と思ったのだが、本人は全くなにも考えずに頼んだらしい。 まーさん曰く、「これはありえない」らしい。 普段食事の際否定的なコメントをほとんど発しない彼の、久しぶりの全否定コメント。これは是非追求せねば(笑) バンズを少し味見させてもらう。マフィン生地の中に甘いシロップ。これだけで食べるのは結構美味しいだろう。 が、それに塩味のベーコンと卵を挟むのは、私の味覚としては、あり得ない(断言)。 朝イチでまずいものを食べてしまった彼に口直しに何か食べるか、と聞くも、その気力すら奪ってしまった一撃、恐るべし。
2008年05月08日(木) |
おとといの晩ご飯を思い出せるか |
日記のタイトルは物忘れの検査の質問だったか。 最近忘れっぽい。 当然おとといの晩ご飯なんて覚えていないことも多いわけで、何日か前になにがあったかすら最近は忘れている。 仕事が(比較的)忙しい、というのは言い訳。
学生時代、紙の日記に挑戦したことがある。最初の1週間ほどは熱心に書いている。そのうち「眠い」しか書かなくなり、日付が飛び、そして1箇月ほどで白紙になる。その繰り返し。 クラブ活動を3つも掛け持ちしていたし(全部インドアだが)、進学校だったので授業は毎日6時間びっちりあるし、成績が悪かったので補修塾にも通っていたし、日曜日には教会学校と習い事にも通っていた。相当忙しかったはずなのに、あの時代毎日なにをしていたかがほとんど思い出せないのだ。 このところの日常もそんな感じ。忙しいのだが内容が伴っていない。
通常モード。電車が空いているのは、大学生が学校に行かなくなったからだろう。
連休を挟んで積み残していた仕事を片づける。あと大きな仕事は1つ。それも今週中に片が付くかどうか、来週には確実に終わるだろう。だいぶ気が楽になった。
余談。ボツになったんじゃなかったのかぁ(笑)10年目のご褒美?
ひとりで竹橋の国立近代美術館へ東山魁夷展を見に行く。混んでいるだろうと思い、15時前に行ったのだが、その時点でもまだまだ切符を買う列が途切れない。 中に入っても人で一杯。満員電車、とまではいかないが、かなり混んでいる。 作品のサイズが大きく、展示点数も多いので、作品と作品の間が込んでいて、一点一点をじっくり見られなかったのが残念。照明がガラスに反射して見づらかったのだが、おそらく私の背が低いせいと、本来見て欲しい位置よりも前で見ざるを得なかったことに因るものだろうと思う。 駆け足になってしまったので、会期中に休暇を取ってもう一度見に行くかもしれない。
そして、今回も、「一番気に入った絵は絵はがきにならない」というジンクスは健在なのであった。暗めの色調が好きだからなぁ。微妙な色合いが絵はがきにすると印刷に耐えないんだろうなぁ。
六本木・新国立美術館のモディリアニも見に行きたい。
近所の指圧に予約を入れてみる。連休真っ最中、しかも昼過ぎと言うことですんなり予約が取れる。 チェーン展開しているのでアタリもないがハズレもないだろう、という予想はまったくそのままであった。 担当者が女性で申し訳なく思うも、1時間みっちり押してもらう。
女性だと指の面積が狭いからか翌日に間違いなくもみ返しが来るのだが、今回は当日の晩から来た。バンテリンを塗って寝る。
有楽町のビックカメラにパソコン用のGPSアンテナを見に行ったのだがなく、結局秋葉原へ。ヨドバシカメラで購入。 秋葉原の駅周辺も新しいビルが建ってずいぶんすっきりした。新しいビル「アキバトリム」は外から覗くだけ。ブックファーストと無印良品が入っているらしい。すぐそばにはブックオフも。 定期券の範囲ではないが、タワーレコードに有燐堂・ブックファーストといった大型書店、ブックオフ、無印ときたら、ここでずいぶん用事が済ませられる感じ。個人的にはメーカーズシャツ鎌倉も嬉しい。
帰りは上野まで歩いて東上野で焼肉用の肉とキムチを買って帰る。キログラム単位で買っているお客さんとかいてびっくりしたのだが、お店かもしれない。今日は買わなかったが、こんどドングリ麺(ととり)を買って帰ろうと決心。
住宅関係のセミナー。内容が薄かったかなぁ。 そのあと気になる物件を見に神奈川の方へ出かける。
結論。見に行って良かった。別の意味で。
えぇ、確かにいい風が吹いてました。日当たりも良かったです。ウグイスなんて鳴いていたりする森が向かいにありました。眺めも良かったです。
電車の線路と道が谷を走っている。これはもともと知っていた。だから駅もお店も谷。これは仕方ない。 が、そこから物件までひたすら上る。途中階段。そしてまた上る。標高にして50mくらい上る。途中にはチェーンを巻いた車が滑った後が。 これは、いま住んでいる人には悪いが、60過ぎた年寄り(60を年寄りと言っちゃあ何だが、現に膝が悪い人間とこの前までアキレス腱が一部断裂していた人間ははっきりいって年寄りだ)と住む家を建てる場所ではない。 坂を下る途中で脚がぷるぷるしたぜ。
うちの会社は5/1が創立記念日なんで、今年は休暇を取らない限り月・水・金ととびとびに出社。非常にやる気の出ない状態。しかしこんな谷間の日に会議を入れられたら出勤せざるを得ない。 が、会社に行ってみたら主催者が怪我で休み!ありえねぇ。休めば良かった。
事業所の半分くらいしか来ていない。社内カラッポ、っていう感じ。
デパ地下で「青春アミーゴ」を歌っているおっちゃんとすれ違った。 「お〜れたちはいつぅでぇも」とご機嫌で歌っている。鼻歌ではない。気になる。
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