東京の片隅から
目次|きのう|あした
今の携帯電話でワンセグテレビが見られるので、時々見ているのだが、字幕がいいかげんだ。 リアルタイムで誰かが入力しているのだろうけど、「スポーツコーナーです」が「すぽーつこーなーです」と変換されていなかったり、誤変換があったりはしょっちゅう。 入力するだけで精一杯なのか、改行などもいいかげんだ。 まだまだメディアとしては発展途上なんだろうなぁと思う。
日常生活の中で輪ゴムがどんどん貯まるのだが、世間一般の家ではどのように消費しているのだろうか。
「休みたいなら辞めろ」っていうのは、休まないで働けばいいことがあった時代の話で、イマドキがんばって働いて過労死しても会社はなにもしてくれないから、やっぱり筋違いだと思う。 そういう昭和なことを言うやつって、自分の靴下のしまい場所もわからないんだろうなぁ。
今日もセミナー。今日の講師はイマイチだった。
贅沢をせず(そりゃスキーに行ったり旅行に行ったりはあるが)、一人分の給料で生活し、そこそこ貯金をしているはずなのに、金が足りないのはなぜだ。目指すのが2世帯住宅だからだろうなぁ・・・。
住宅関係のセミナーに行った。昼前のたかだか1時間くらいのセミナー、前後1時間ずつ開場をうろうろしていただけだったのだが、なんだか疲れた。 帰宅してから爆睡。気づいたら夜だった。
会社帰りの電車の中、隣の集団はこれから飲み会。 なのに、ヘルニアの話ばかりしている。 誰々は酔って階段から落ちて首の骨(頸椎のことか)を折ったけど一週間気づかなかったとか、固定するのにこめかみに穴をあけるから跡が残っているとか、骨の移植手術をすると首があまり動かなくなるとか、とにかくそういう話を延々としている。 いや、そういう話は、聞いているこっちがむずがゆくなるから余所でやってください。
近所の警察署の前にはいつも警察官が一人立ち番をしている。 年齢はいろいろ、若かったり中年だ足り年寄りだったり男だったり女だったり。 今日会社帰りに立ち番をしていたのは若い男性警察官で、なぜかスクワットをしていた。 よほど暇なのか、それとも立ちっぱなしがしんどかったのか。
降って湧いた仕事に大慌て。とりあえず他部署の手も借りて、何とか形になりそうな気配。 ゴールデンウィークという世間が止まってしまう時期もあるんだから、そういうことは早めに言ってくれ、とさすがに文句を言ったのだが、ここでもちょっと愚痴ってみる。
外注しなきゃいけない仕事は、早めに言え。
こういう人は絶対夏休みの宿題は8/31の晩にやるタイプだ。
思い立ってライヴに行く。 どちらかというとダウナー気味な気分で、淡々と見た。逆に欲目もなくフラットに見られたのではないかと思う。 良かった。ここ何回かの中で、一番良かった。声も良かったし、楽器も良かったし、やたらなれなれしいイタいファンも居なかったし、適度に空いていたし、とにかく全部のバランスが良かった。
セットチェンジのときのDJでpealoutの「爆裂世界」が流れたのも良かった(笑)フロアの無反応は悲しかったが一人で踊る俺。心なしか周囲の目が冷たかったような気もするが、いいのだ。あれを聴いて踊らないなんて、間違っている。
街ですれ違った若い女の子。 ミニのチュニックワンピースのすそからストッキングの切り替えラインが見えて、それが見えちゃダメだろうと心の中でダメ出ししてみた。 本人は気づいていないだろうし、鏡の前で静止しているとたぶん隠れているんだけど、動くと裾が揺れるから丸見えなんだよね。
新宿であれこれ用事を済ませる。
ファックスの調子が悪く、送信・受信できるがプリントアウトできないという状態がずいぶん続いていたのだが、結局インクカートリッジのヘッダを交換することで解決。もともとのヘッダは売っていなかったのだが、店員がメーカーに問い合わせた結果、同じメーカーの他の製品のヘッダに互換性があり、それなら使えるということで購入。 しかしあまりファックスを受信しない人間にインクカートリッジ方式は合わなかった。インクリボン式のほうが良かったと思う。さらにいうならば紙が内蔵されるため本体にホコリが入りにくい感熱紙でも十分だった。買ったときには今にも感熱紙が手に入らなくなるような気がしたんだが、実際にはまだ普通に売っているのであった。そして私が購入したメーカーはすでに撤退。やりやがったなキヤノン。やっぱり御手洗商法はあまり好きではない。
まーさんの携帯電話が通話中に突然無音になる現象が続き、結局ドコモでも原因がわからず、同じ機種新品と交換になった。今度は無事使えるといいのだが。機械で「ハズレ」を引いたことがあまりないので、なんだかとても貧乏くじを引いたような気がする。自分のじゃないけど。 待っている間にテレビで皐月賞を見る。逃げ馬がいつ馬群に沈むかと思っていたら、そのまま逃げ切ってしまった。馬券は買わないが競馬はわりとよく見ている。
このところ日記が滞っているのは、時間がないからではなく、なんだか書く気が起こらなかったからだった。 普段ならそんなときは晩ご飯の献立でも書くし、そのうちに浮かんできたことを日時を無視して一言書いたりしているのだが、なんだか自分の中の何かが枯れてしまったようで、そんな気も起きなかった。 もともと毎日何かネタを見つける、と言うことにはなかなか無理があったのも事実だが、なにもない、と言いきるのもそれは事実ではないわけで、やはりそれは自分の中のメンタルの問題なのであろうと思うのであった。
風が強い。時々低い雨雲が通り、雨が降る。徒歩で出かけても傘を差すのはなかなか困難なので、自転車で買い物に出かける。 夕食は鯖の塩焼き、サイドメニューは適当に。魚屋にはイサキが並び始めた。そろそろ釣りの季節が始まる。
最近白髪染めのCMに藤原紀香や森高千里が出ているのを見ると、ああ自分も年を取ってきたんだなぁと思う。 自分が高校生くらいの時に見ていたアイドルが白髪染めか・・・なかなか感慨深い。
朝いつもの電車が発車するまでに時間があったし、弁当がなかったし、東京駅地下のグランスタでおにぎりを買ってみたんだけど、いやぁ高い。 普段コンビニのおにぎりばかり食べていると、150円オーバーはかなり割高感があった。 ただ、そのぶん微妙な握り具合とか、具が凝っていたりして、それはそれでいいのかな、と。 ただし女性向き。2個買った私でもちょっと高いかな、と感じたくらいだから、男性にはなおさら割高感があるだろうなぁ。
グランスタにはほかにもおにぎりを売っているところが何店舗かあるので、食べ比べると面白いかもしれない。
くいだおれ太郎は阪神が引き取ってトラ縞の法被を着せて甲子園球場の入り口にでもおいておけばいいんじゃないだろうか。 もしくは着ぐるみかなんかでトラッキーと一緒に踊るとか。
2008年04月15日(火) |
うっかり聞いてしまった |
駅ですれ違った新入社員らしき若きサラリーマンの独り言「・・・あ〜やだなぁ」が気になって仕方ない。
義母が目の病気で夏に手術を受けるというので、土日に近所の眼病に御利益があるというお寺でお守りを買い、郵送する。 こういうものが本当に効くとは思っていない部分も私の中にはあるのだが、もっていて悪くなったという話も今のところ聞いていないので、気持ちとしての問題。 実際、今回の家の意見でまーさんと義父がかなりやり合ったのを義母は気にしているようで、そういうところも含めてこちらからのメッセージのつもり。
昨日とはうってかわって寒い日だ。 買い物に行く気分でもなく、何を食べたいという積極的な食欲もなく、結局新聞を取りに行く以外は家から出ずに過ごす。夕食はありものですます。
ダメ人間だなぁ。
昨日のライヴの余韻で「君の犬」が頭の中で回っている。悲しい曲だ。
夕方、買い物に出かける。魚屋を覗くもあまり食指が動かず、結局ハンバーグ。今週は肉ばかり食べている。 スーパーマーケットもホームセンターも人だらけだ。4月になって新しく転入してきた人が生活用品をそろえているのだろう。
久しぶりの自分のためだけの時間。
まず、新宿で映画。「ラスト、コーション 色/戒」。見よう見ようと思っていてやっと見られた。 アン・リー(李安)の映画は「アイス・ストーム」以来。 日中戦争時代の男女もの、で、ベッドシーンが話題になったりもしたけど、言われるほど扇情的ではないと思う。そういう最中でも二人の目が冷めているんだよね。主演女優がグラマーじゃないのも一因かも。
そのあと、横浜へ。思い立って母方の祖父母の墓参りに行く。20年ぶりくらいだ。それなりに道は覚えてはいるが、やはりところどころが違っているので、一度道を聞く。 彼岸も盆も命日も外したし、寺に着いたのが15時過ぎと言うこともあって墓地には誰もいない。山半分が墓地なのだが、鳥の声と自分が墓を洗う音だけが聞こえる。時々遠くで犬が吠える。静かな時間だ。20年前と同じように、蟻たちは忙しそうだった。
夕方、中華街をぶらつく。時間の都合で昼食を摂らずじまいだったので、豚まんを買い食いし、会社用のウーロン茶と、自宅用のシュウマイ・豚まん・中華食材を買う。近所でも買えるのだが、気分である。
夜、開講記念会館でキセルのライヴ。重要文化財の講堂で行われるライヴはどことなく文化祭チックで楽しい。音がデッドだったので、普段とはかなり違った感じだった。いいライヴだった。
帰りに関内駅で野球帰りの人たちと一緒になる。金本の2000本安打は達成されず、チームも負けたらしい。ホームから線路上に人が降りてしまったらしく、電車が止まり大騒ぎ。大変迷惑。
蜂蜜のボトルを買ったので、思いついてラベルを全部はがしてラクガキ。 「うちゅうの ひみつは ちみつな はちみつ」 うん、これが原点だったな、と思う。
昨日の風雨で壊れたビニール傘が街のあちこちに散乱している。 そもそも、ビニール傘などという安物を買うから傘が壊れると言うことに気づかないのだろうか。 それなりの値段のもの(といっても1000円を超える程度のものである)ならばもうちょっと丈夫にできている。第一、値段なりに大切に使うだろう。 結局その場だけの判断で安いものを買って使い捨てにする。実に無駄だ。いっそビニール傘の販売を禁止にしてもいいくらいだ。
精神的な疲労感が重い。
いまどき、私らが買える値段で、会社に通える場所で、駅からバスを使わなくて良くて、南道路で、2世帯住宅を建てられる面積があって、(たとえあと3年でも)義父が会社に通える場所であって、なにもいわくがついていない土地、そんな土地はもうない。 あったら手元資金では買えない。
無力感すら漂う。
家探しの一件について、どうしても納得行かない義父が、兄弟みんなに電話で愚痴ったらしい。どうもまーさんが一方的な悪者になったらしく、仕事中に電話で集中砲火だったようだ。 親戚連中もきちんと理性的な説明をすれば納得してもらえるのだろうが、思いこみでしゃべられてはこちらの情勢が不利。 ぶちきれて帰宅。
結局、不動産屋には断りの電話を入れた。
もう30年前とは違うんだから、なにもない土地なんてないよ。
不動産屋で気になる物件の説明を受ける。 担当者はたぶん今までで一番若いが、今までで一番しっかりしている。 次回の打ち合わせまでに必要な書類をそろえ、現地調査をしている。そういう当たり前のことができていない体育会系勢いだけの担当者ばかりに当たっていたので、こういう基本的なことができている人は非常に優秀に見える。 一つ問題がなくもないのだが、それはしかるべき法的手続きを踏めば解決できるとのこと。 他にも気になる事柄があったので、調査を依頼する。
ただ、一つある問題については、義父が納得しない。法律論とかそういう合理的なところではなく、感情的に納得できないらしい。 帰宅してからも説明を受けたはずの事柄について「聞いていない」と言い出し、さすがのまーさんもぶち切れる。 それについては追加調査を依頼。
久しぶりに用事の入っていない休日。掃除したり、洗濯したり、買い物に行ったりする。 そういう普通の時間が今年に入ってからなかなかとれなかったので、とても新鮮。日常とはありがたいものだ。
少し凹み気味だったので、何か買い物でもしようと、有楽町の無印良品を覗く。店内はすっかり春もの、と言うか初夏もの。 シャツを2枚、パステルピンクのものと、ラベンダー千鳥格子のものを購入。これで気分が少しでも浮上すれば、と思う。 しかし相変わらずプルオーバーというかチュニックばかりだなぁ。すぐ廃れると思ったのに意外と定着したのか。今はどこの店でもそんな感じなので、それが苦手な私は着るものを探すのに苦労するのであった。 チュニックじゃなくて(妊婦に見えるから・泣)重ね着じゃなくて(着替えるし組み合わせるのが苦手)スーツじゃなくて(会社は制服だし)パンツ&スニーカーに合わせられる(駅から遠いの)30代半ばの女が着る服って、どんな感じ?
しかし買い物中目の前が揺らいだので貧血かと思ったら地震。いたのが食器売り場じゃなくて良かった。
最近教養型のクイズ番組ばかりで、どれもこれも同じような問題ばかり。 まーさんと二人で「それは昨日他局でやっただろ」とテレビに突っ込むのが日課になっている。
今年のエイプリルフール、BBCは「空飛ぶペンギン」ネタだった。 映像が流れたのだが、それがまたいかにもなCGで、普通気づくだろ、という感じなのだが(笑)、その微妙な作りものっぽさというかわざわざお金を掛けてニセモノを作る、その心意気は買おう。
2008年04月01日(火) |
新人さんいらっしゃい |
新年度である。電車の中にも駅にも街にも、一目でそれとわかる新人があふれている。
集団で居る新人たちを見た。おそらく研修とか入社式とかの帰りなのであろう、男女取り混ぜて7〜8人ほど。 その中でもその場を仕切っているのは、やはり女性なのであった。自然とそうなってしまったらしい。やはり仕切る子は顔立ちが一番しっかりしていた。社会人の自覚が生まれれば次第に顔立ちも変わっていくのだろうが、スタートラインにおいては、女性のほうが早くしっかりするのだろうと思う。 学生時代のときを思い出した。他大の話だが、男子の顔が変わるのは3年次の秋に幹部となり引継を受け、さらに新入生が入った、それからなのであった。女子の顔はすでに2年次後半から変わっている。男子のあまりに劇的な変化は、端から見ているとかなり面白かった。今はもっと顔が変わっているんだろうなぁ。
|