東京の片隅から
目次|きのう|あした
河瀬直美監督作品「?(もがり)の森」を見る。死と再生というテーマは第1作の時から変わっていない。論理的というよりも感覚的に見せる映画監督なので、こちらが想像力で補いながら見なければならず、そういう意味ではちと疲れる。ハンディカメラのシーンではこちらが酔ってしまう状況も。前作でもそうだったのだが、この監督との相性が悪いのか、映画館(同じ映画館であった)との相性が悪いのか。 カンヌでグランプリを受賞したこと、テーマが認知症であることも理由なのか、観客は中高年、それも男性の姿がかなり多く見受けられた。
夕方からマンガ喫茶で3時間マンガ三昧。しかし読もうと思っていたもの全部は読めなかった。読むスピードが明らかに落ちている。でも現状では増やせないしなぁ。マッサージ椅子でマッサージを受けながらの読書はなかなか快適。ダンナがいないときにまた行こう(笑)
もう今年も半分終わった。
4月に入社した新人がもう一人辞めるらしい。 うーん、まぁ、いいけどね、本人の自由だから。 でも、会社が君を採用するために費やした時間と費用、そして研修がムダになったことを考えると、せめて1年は頑張って欲しいと思うのだよ。 しかし2箇月で辞める、それも就職経験のない20代後半男性(大学卒業→専門学校卒業)、もうちょっと先を見て動いた方がいいんじゃないかという気持ちはある。 まぁがんばれよ。
会社帰り、電車を待っていたらおばあさんにいきなり話しかけられて、どうやら次の駅で降りるべきところを間違えて降りてしまったらしい。確かにその2つの駅はよく似ているので無理はない。 しかしどうして話しかけるターゲットが、反対方向で電車を待っていた、それも携帯電話の画面を眺めていた私だったのか、それは謎である。 とりあえず自分のうっかりを誰かに話すことで気を紛らせたかった(猫の毛繕いのようなものか・・・)のか、それがたまたま一人でホームにいた化粧っ気のない地味な格好の子どもではない年の同性、といういわゆる「道を聞きやすそうな」タイプの人間がそこにいたから、なのであろうと推測する。 1分くらい世間話のようなものをして別れたが、もうちょっと話し相手になれば良かったかな、と思う気持ちも残った。何よりも「お気をつけて」の一言を言えば良かった、と思ったのだった。それを思い出したのは、自分が電車に乗ってからだった。 彼女にもう会うことはないだろう。言わなければならないときに言うべき言葉が出てこないのがもどかしい。
靴下の片方を裏返しに履いていたことに気づいたのは夕方の更衣室だった。
・・・自分駄目すぎ。
バンダイは、緩衝材として利用される「プチプチ」を模したキーチェーン型玩具「∞(むげん)プチプチ」を9月下旬に発売する。カラーはホワイト、ブルー、ピンク、オレンジ、ブラックの5色を用意し、価格はいずれも819円。(BCN)
ヤフーより。
・・・ええと、あれは有限だからいいんじゃないか、という気持ちと、でも1000円以下で買えるやくたいもないおもちゃとしては買ってみたいかな、という気持ちの間で葛藤しております(笑) でも多分買わないかなぁ。洒落として何かの景品(たとえば結婚式2次会のビンゴとかボウリング大会とか)に混ざっていたら是非欲しい、という感じではあります。
まーさんの買い物につきあって神田〜お茶の水。 釣り具屋、アウトドアショップ、靴屋を回り、来週のイサキ釣り用の小物、スニーカーを購入。自転車のタイヤは見送り。新しい自転車が気になるらしく、陳列してある新車を色々いじくり回しているが、見る場所が色とか形ではなくパーツの組み方とかなあたりが、元自転車部。いや、君の欲しいパーツで組んでいったら30万コースですから!
じっとりと暑い。扇風機を出す。ベランダでは朝顔が咲き始めた。レモンとミニトマトは好調。
梅を漬ける準備。少し傷んでいるものはジャムに回す。
挽肉偽装事件で、毎日テレビで牛のハリボテを見る日々。何とも手作り感あふれる目つきの悪さがたまらない。もっと他にやることがあったろう、と思う。食べ物に限らず、商売は信用第一。誰も見ていなくともズルしないで黙々と仕事をこなすのが日本人だと思っていたのだが、最近はそんなことも言えない。卑近なところではスーパーで買うのをやめた品物はきちんと元の場所に戻すとか、そういう基本的なことが出来ない人が多い。それもいい服を着たいい大人が、だ。未来に暗澹たる思い。
会社帰り、サウナの中にいるようにじんわりと汗が噴き出してくる。 地元では雨上がり。夕暮れの空には低く雲がたれ込め、すきまからサルビアブルーの夕空が覗く。あちこちに猫と蛙が湧く。「ケンタウル、露を降らせ」と口を突いて出るのは銀河鉄道の夜。あれは旧暦の七夕の祭だと思うのだが、本当はどうなんだろう。夕暮れの青い風景の中、からすうりの明かりが川を流れていくのを想像する。
古本屋で内田百?「御馳走帖」を購入。古本屋の奥では明日にも柳かなんかに化けてしまいそうな老人が店番。本を買うと、丁寧にカバーを掛けてくれる。別にカバーはあってもなくても良いのだが、彼のポリシーを邪魔してはいけないと思い、できあがるのを待つ。年齢のせいか、あまりきっちりした折り方ではなかったが、待つ間の時の流れは嫌いじゃなかった。 この古本屋には猫がいて、ときどき均一本の山の一番上で店番をしている。
会社の労働組合のレクリエーション。焼き肉。淡々とビールと肉と御飯。 あまりにみんなが飲み食いするので「『上』禁止令」が出た(笑)その甲斐あってか(?)予算内に無事収まった模様。 在日一世のおばあちゃんが作るサイドメニューがめちゃくちゃ美味いのに(実は肉より楽しみ)、ナムル食べ損ねた。しまった。
3年目のビルケンシュトック、履き始めたら摩擦で水ぶくれ。土踏まずの一番高いところにくっきりと赤い筋。毎年のことだから放置していたらかゆいの何のって。何年履いてもシーズン限定の靴は足を痛める。いつ履いても大丈夫なのは就職活動の時から10年履いているパンプス2足だけだよ。踵を何回も打ち直して、爪先のゴムも張り替えて、中敷きも取り替えてる。でもこれだけは捨てられない。
足に合わないと言うことは捨て時なのかな。
外勤があったので、1年振りにストッキングを履いた。ちなみにスーツを着たのも1年振りである。 面倒くささ3割、肌と洋服とがべたつかないので快適3割、でもストッキングの中が気持ち悪い3割(笑)。残り1割は次の日湿疹が出来る分。 とある打ち合わせに出席したのだが、今まで電話で話していた相手方の担当者が声で想像していたのとはちょっと違っていたのが面白かった。普段は内勤ばかりで声を聴けば誰だかわかるが会ったことがない、そういう相手ばかりなので、リアルなコミュニケーションが面白かったり緊張したり。
終了後、中国語教室。方向補語というものがあるのだが、その方向がよくわからない。文化の違いといえばそれまでだが、四苦八苦している。丸暗記するしかないんだろうなぁ。
銀座のABCマートで靴を買った。キャンバス地と革のコンビ、茶〜ベージュ系統のスニーカー。ニューバランスにしては珍しく細身である。防水スプレーを吹かねば。 そのほかに店を覗くも、洋服には決定打がなく見送り。そもそも何を着ればよいのかわからなくなっている。
メダカの卵が孵化した。特に何もせず、もう第1世代はぼちぼち寿命だし、このままフェードアウトか?と思っていたのだが、何となく生き残ったらしい。とりあえず別の器に移す。水の管理が難しいのでどれだけ生き残るかはわからない。
掃除、洗濯、ビールの注文、買い物。まーさんはヨトウムシ退治と持ち帰り残業。
やっとホームページを更新する。なんと1年半振り。ダメダメだ。いっそ停止してしまおうかと考えたこともあったが、あれこれ考えた末、惰性でもいいから続けてみようと思い直す。 それにしても更新をさぼっている間に終了した知り合いのページの多いこと。自分もほぼ同じような状況だっただけに心苦しいのだが、ライヴに行き始めた頃に出会った人たちは10年経ってやはりいろいろな転換期にあるのだろうなと思う。 そしてこの10年の間に解散したバンド、聴かなくなったアーティストも多い。 自分は相変わらずだが、変わらないことはいいことなのか?リンクの張り直し作業をしながら、また迷う。皆元気でありますように。
一日いい天気。帰りは夕焼けが綺麗だった。 出来心で買ってしまった生ヒジキの取り扱いに困り、結局鶏挽き肉を買ってきて人参とタマネギと一緒に混ぜ込み、鶏バーグ。これは柚子胡椒と相性がよい。
何かが欲しい気がして、ちょっとエキュート品川の店を覗く。髪留めで迷うものがあったが、決め手がなく見送り。
会社帰りに芝浦のギャラリーで開催されているという石元泰博の写真展を見に行く。 が、今日は関係者パーティーがあるらしく、会場となった2階では既ににぎやかな人の気配。 1階と2階両方に展示してあったらしいが、2階に上がれる雰囲気ではなく、1階も落ち着ける状態ではなく、10分ほどでそそくさと退出。 ゆっくり見たかっただけに、残念。間が悪いと言えばそれまでだが、なんだかちょっと嫌な気分が澱のように心に溜まるのであった。
2007年06月13日(水) |
いやそれはやめた方がいいと(ヲタクからの忠告) |
電車の中で「O嬢の物語」を読んでいる人を見た。しかもカバーも掛けずそのまま。 せめてカバーは掛けた方がいいのではないかと老婆心。内容を知っているお前は何なんだというツッコミはこの際ご勘弁下さい(爆) 読んでいる人がいかにも「オンナ」を捨てている雰囲気(女ヲタクのような・・・)がまたイタイタしく(略) 何の小説を読もうと勝手だけど、時と場合は考えた方がいいと思います。
ハゲタカが落とした餌をハイエナどもがうろうろと狙っている。そんな印象がするこのごろのニュース。
会社を定時に出て、乗換駅で中国語教室の教材をそっくり会社に置いてきてしまったことに気づく。暫く呆然。辞書もない状態では授業を受けることもままならず、結局買い物をして帰宅。 あまりの間抜けさに、暫く凹む。
梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」読了。 オスマン帝国末期のトルコはイスタンブールに派遣された考古学者の卵村田氏を巡るあれこれ。「エフェンディ」とは、トルコ語で「先生」を意味するらしい。話の内容は「家守奇譚」にもつながる人と物、彼岸と此岸との境目が曖昧な梨木ワールドだが、最終章が切ない。 余談。世界史は受験に必要ないからといって勉強しないでいると、こういう小説を読む楽しみもなくなる。知らなくても読めるが、知っていればより深く楽しめるであろう、そんな話。
夜、NHK「激流中国」を見る。今回は水不足の話。目の前にあるダムの水が使えない村。浴室が複数あることがステイタスの首都。この国はいつまで保つのだろう、と思う。 中国に旅したとき、西安から敦煌へ飛ぶ飛行機から地上をずっと見ていた。その年は雨が少なく、西安の周辺でも枯れかけたトウモロコシ畑が広がる状態だったが、さらに西に向かうに従い、地上の緑は薄くなっていき、ある一線で消えた。文字通り「消えた」のである。鉛筆で適当に線を引き、右側を黄緑、左側を黄土色で塗り分けたような、くっきりとした境界だった。 中国語の先生が、日本に来てびっくりしたのはシャワーの水圧の強さだった、と語ったのを聞いたが、確かにそれは事実で、ランクの高いホテルでもなかなか湯のたまらない浴槽、全開にしてもしょぼしょぼとしか出ないシャワーに、日本の水事情の豊かさを思い知るのだった。 中国の支配者の正当性は治水と前王朝の年代記を発行することにある、と皮肉を込めて言った人を思い出す。年代記は清朝末期から発行されていない。それでは治水は?この先も注視していくことになるのだろう。
一日ぐだぐだ。 咳の発作はほぼ収まっている。ただし食後と夜中が危ない。淡々と過ごすことが大事なようだ。
咳も収まったのでライヴに行った。ライヴ中も大丈夫だったのでもういいだろうと思って夜の分の咳止めを飲まずに寝たら、夜中すごい咳。結局起き出して飲む羽目に。何だかなぁ。気管支喘息とか何だろうなぁ、と思いつつも、きちんとした診断を受ける機会を設けずにいる。
駅で見た女性。かなりのローライズのジーンズで、しゃがんだり座ったりしたら確実に「見える」状態。さらにパンツ(ショーツ)がハイレグで、ジーンズの上から半分以上見えている。しかも金色。これは「アリ」なのか。
部長から査定の話。 といっても一般職女子社員にそんなに差がつくわけでもなく、まぁこれからもよろしくね、という程度のものだが、自分が考えていたよりも1ランク高い評価をもらっていたようだ。そんなに高い評価を受ける仕事ぶりではないので、やや申し訳ない気分になる。 何しろ入社してからずっと同じ部署でほぼ同じメンバーの中で仕事をしている。今後はもうちょっと何か新しい展開を、と部長は考えているようだが、技術・機械系の会社にあって文系女子の磨くべきスキルにはあまり幅がなく、せいぜいパソコンか語学だろう。自分の立ち位置の中途半端さに思い至る。 それよりもっと問題なのは、今の私に向上心とかそもそもやる気があまりないことにあり、むしろそっちの方と何とかしなければならないと思うのであるが、そのスイッチを入れる気合いもあまりないのであった。駄目すぎ。とりあえず秋の中国語検定でも受けるか。
急にプリンが食べたくなったので、通勤途中にコンビニで買っていった。最近はあれこれとこだわりのプリンがショーケースに並んでいるが、結局買ったのは一番普通のプリン。ホイップクリームも乗っていないし抹茶味でもないしとろける何とかでもない。でもこれが一番好きだ。 もっと言うならば、自分で作ったスが入ってしまったような堅いプリンのほうが好きだし、売っているものならばモロゾフのガラスカップに入っているプリンが一番お得感があると思う。すり込みかもしれない。どこの家にもあるであろう、あの「Morrozof」と浮き彫りされた分厚いガラスのカップ。熱にも強いし、欠けにくいし、普段使いとして言うことなしなのである。 あぁ懐かしいなぁ。食べたくなってきた。
芍薬を買う。前回は濃いピンクのもの、今回は薄いピンクのもの。本当はほとんど白いものの方が好みだが、あまり売っていない。 もともと白い花が好きだ。10代の頃は家に庭があったら白い花の咲く木(草でなく木なのが重要)で埋めようと思っていたくらい。 梅から始まって椿、木蓮、雪柳、桜なら大島、小手毬、空木、えごのき、姫沙羅、百日紅。寂しすぎてお葬式のようだ、とは言われたが、いつか何かを植えるのが夢。
咳止めを3食後+就寝前に飲みつつ、合間合間はヴィックスドロップでしのぐ。ヴィックスドロップって・・・なんだかおっさんっぽいなぁ。 まぁでも普通に話せるようになったし、なんとかぼちぼち快方には向かっている。過去例からするに完治までには相当時間がかかりそうだが。そんなわけで今週末に行く予定だったライヴも考え中。
暫く行方不明だったコートが見つかったとのこと。クリーニング屋から自宅の留守電に伝言あり。週末に引き取りに行く予定。とりあえずなにより。
夜中に咳のしすぎで息を吐くだけで吸えず、死ぬかと思った。医者に行けよ。 日中はなんとかなるのだが、夕方になってくるといけない。副作用で眩暈と喉の渇きが出るので気が進まないが、咳止め薬を飲む。どうせ医者に行ってもらう薬でも眩暈が起きるのだ。会社にいる間は何とかなるので、半分はメンタルなものだとは思うが。
ちまちま音楽ブログを作成。メモを取り忘れた分はかなり忘れている。こまめに取っておけば良かった。失敗失敗。
昨日の晩から咳が止まらず、とうとう熱まで再発。 一日中寝ていた。 咳のしすぎで肋骨の一番下がみしみしする。
年金未納問題。5,000万件を1年でやる、と豪語した人がいるけど、 5,000,000÷365=136,986.3(以下略) 終わるんかね。
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