東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日もまーさん他はスキー。そのまま東京に帰るため私もついていき、ゲレンデの端にビニールシートと椅子を出して荷物番。途中無料休憩所に避難したりしつつ、本を読む。「クラウド・コレクター/クラフト・エヴィング商會」。不思議なファンタジー小説。雪の反射でちょっと日焼けした。 夕方、群馬を出発して東京に戻ってきた。 のんびりできたんだかできなかったんだかよくわからないが、当分旅行なんて出来ないだろうし、いい気晴らしになった、ような気がする。
朝からまーさん他はスキーへ。私は留守番。宿の近くに水芭蕉の群生地があり、散歩がてら見に行く。まだ日陰の斜面には雪が残っている。のんびり歩いて1時間。林と畑の際、ちょうど森が開けて雪解け水が流れる場所にそれはあり、毎年テレビなどでも紹介されるらしく、結構人が来ている。周囲の人の話しぶりから察するに、今年は「いま一歩」らしい。確かに雪は多かったらしいが。水芭蕉は案外地味なもので(まあサトイモの仲間だから)、携帯で写真を撮ってみたのだが、地面の枯れ草の色に紛れてわかりにくくなってしまった。1時間ほどぶらぶらして、また歩いて帰ってきた。 昼食後、昼間から温泉に浸かり、昼寝。
2005年04月28日(木) |
一足早いゴールデンウィーク |
に突入。 昼頃ぶらぶらと町に出る。そろそろ普通のブラウスやカットソーが着られなくなりそうなので、ラクーアなどを見て歩くのだが、どれも決め手に欠ける。綺麗な色のものが着たいのだが、良さそうなものは地味な色、綺麗な色のものはタイトなもの。チュニックなどでもいいのだが、最近は重ね着が主流なため、ノースリーブやキャミソールタイプが主流で、そういうものが似合わないような気がするので、ちょっと躊躇してしまう。 結局、今夜から旅行に行くので、夜食用のサンドイッチと時間潰し用の文庫本だけ購入して帰宅。
私は煙草を吸わないのだが(吸ったこともない)、ライヴハウスとかで周囲を煙草吸いに囲まれると当然煙草臭くなる。 そういう時にものすごい敗北感があるのはなぜだろう。 ライヴは楽しいんだけど、後ろの方で見て煙草臭くなるのと逆に前の方に行って汗臭くなるのと、どちらがいいかというとこれまた微妙なのだが。
最近腸の調子が良くないのでケロッグオールブランを食べ始めた。どこまで効くかは微妙。だってプルーン1袋を一気食いしてもヨーグルトや寒天をどんなに大量摂取しても便秘が治らない体質だからだ。まぁ、気分ということで。(いつも言ってないかそれ) 今まで効いたものは、中国で食べたアイスクリーム&四川料理(激辛だが激ウマ!未だにあれ以上の麻婆豆腐はお目にかかれない)と、去年の山陰旅行での三朝温泉の湯。飲泉といって源泉からそのまま飲めるのだが、次の日はとんでもないことに。すっかり腸内洗浄されてしまった。
しかし、便秘だ何だといっても高校時代よりはマシかなぁ。周囲でも1ヶ月とか普通だったし(!)。結局食生活もあるけどストレスもあったんだろうなぁ。
すっかり胃が痛い。朝からしこたま大根おろしを大量摂取。なんとか会社に着く頃には復活するも、一日中ゲップが止まらない。あぁ。
関西の電車事故。会社の関西事業所の近くらしい。一応通勤時間は過ぎているが、それでも死者負傷者の数のすさまじさ。なんともやりきれない。神戸に親の実家があって関西事情に詳しい後輩曰く、「それでも福知山線だったからまだこんな人数だったんですよ・・・」とのこと。こればかりは自分の能力で避けられるものでもないしなぁ。考えれば考えるほど憂鬱。重い気分で帰宅する。
中学時代からの友人の披露宴。結婚指輪を忘れて出かけ、会場で他の友人に指摘される(苦笑)。 この日の主役の彼女は、何年か前はいろいろ辛いことがあって人前にも出られないくらいだったが、今日はとても幸せそうで、本当に幸せになってもらいたいと思う。それにしてもすっぴんでも綺麗なのにフルメイクしたら本当に綺麗。同性でもうっとりするね、と女子校出身の我々はすっかりオヤジ目線なのだった。 この日はもう一人の友人の結婚報告も。研究職の彼女、婚約者も京都で研究生活なため、しばらく別居婚というか、予定はまだまだ先だったのだが、妊娠したので急遽7月末に披露宴、ということらしい。しっかり者の彼女にしては珍しいうっかり(?)。さすがに私は出られない。写真を見せてね、と約束。
ところで、今回、何を着ていくか迷って結局通販でマタニティフォーマルを買い、妹から上着を借りてパールをつけた。中学からの仲間の格好は大体想像できるのだが、そのほかの人がわからない。だが、蓋を開けてみると、キャミソールワンピ(それも肩ひもを自分サイズに直していないのでしょっちゅうずりあげている)だったり素足にサンダルだったりフェイクファーだったり、あまりドレスコードを気にしていないらしい。ハウスウェディングだから確かにちょっとカジュアルではあるのだが、こっちが気にしすぎだったのかなぁ。ほのかな疑問を抱えて帰宅。
ケーキビュッフェで食べ過ぎて夜中苦しんだのはみんなには秘密だ。
夕空を見上げてマグリットの絵みたいだなぁと思った、そんな日だった。
ぼちぼち夏のロックフェスのメンツが発表になっているが、どこも豪華だなぁ。洋楽を全然知らない私でも「おお」と思わせられるメンツが揃っているのが凄いところ。出産予定でなかったらどこかには出没していた、と思わせられるラインナップである。 個人的な夏の予定は、入院ですな。当たり前だが。
一日中やる気なし。ちょっと鬱気味かも。こういうことはときどきある。対処法は待つだけ。 下腹部が張る感じがして、おとなしくしている。もともとつわりもなかったし、張りも10日に一度あるかなしかだったので、実際にそうなると非常に緊張するのだが、どうも本当のところは便秘のせいらしい。寒天とヨーグルトと水分をひたすら摂る。胎動も少ないのは、狭いからだろう。
子供の頃に使っていた鉛筆のちびたやつがたくさん(箱一杯にあった)実家にあったので、会社に持っていってホルダーに挿して使っている。どの鉛筆ももれなくお尻のところを囓ったあとがある。ストレスたまりまくりの小学校時代を思い出す。 その中には昔懐かしいサンリオのやらもあるが、大体がトンボのもので、それもなぜか緑色が多い。鉛筆と言えば緑色、三菱ユニの黒い鉛筆が珍しかったような印象がある。
ところで、なぜ鉛筆は緑色が多いのだろうか。
帰り際に携帯電話を見たら着信が。留守電が入っている。 「・・・(こんにちはと言っているらしい)、○○の××と言います、また電話します」と言って切れた。 そんな知り合いはいない。 とりあえず放置することにする。
会社で何日か遅れの日本経済新聞を読んでいる。といっても経済の話はさっぱりだが、「経済」というフィルターで通して見せられる社会事件、そいうシチュエーションがなかなか面白い。あとは文化欄。 週末のエッセイを読んでいてなるほど、と思ったのが「ヒヨドリは昔は里には冬しか居なかったが、最近は通年で生活している」という話。その境目は1970年代らしく、そういえば子供の頃はヒヨドリが梢でキーキー鳴くようになると冬、そういう感覚は確かにあった。メジロやウグイスは春先にしか居なかったし、シジュウカラも冬〜春だけだった。メジロやウグイスは今でも季節がわかりやすいとはいえ、いつの頃からいつでも居ることに違和感を感じなくなったんだろう。
ところで、よく飛行機の国際線の中で、日本の週刊誌のヌード写真のページがけしからん、ということで切り取ったり袋とじになったりしていたけど、日本経済新聞に載っている渡辺淳一も確実にアウトだよなぁ。墨塗りしたって言う話は聞かないが。
朝、洗濯と掃除。午後、いい天気なのにテレビをだらだら見ている。競馬と早慶レガッタを見ていたら寝てしまったらしい。普段あれだけ寝付きが悪いのに、である。今度から寝るときには競馬中継を流すといいかもしれない。 夕方、買い物に出る。久しぶりに出来合いのお総菜を買う。手を抜いたつもりだったのだが、サイドメニューを作っているうちに普段よりも手が込んだものになってしまったような気がする。
朝、スキーに行くまーさんを見送って(そう、彼のシーズンはこれからだ・・・)二度寝。気づいたら11時を回っていた。適当に冷蔵庫の中身を漁り、鼻水大王のまま着付け教室へ。今日で一応一時休止ということになるので、出ねばなるまい。 稽古が終わったあと、先生に挨拶をする。「生まれたら連れてくればいいのよ」と気楽なことを言われるが、果たしてそんなことが出来るのか(汗)。 帰りにしこたま持っていったポケットティッシュが切れてしまい、マスクをしているのをいいことに鼻たれのまま帰宅。相変わらず頭が重い。
そういえば、朝、カーステのCDを入れ替えるべく棚を漁っていたまーさんが「シーマンみたいなCD」と言っていたのだが、それはひょっとしてサンプリングサンのことだろうか。今気づいた。
2〜3日前からどうも喉の調子が悪く、勤務時間中もマスクなどしていたのだが、どうも本格的に風邪の気配。鼻水が出てきた。花粉症ではないと思う、というか、花粉症でないと信じたい(笑)。しかも鼻の中を切ったらしく、腫れてニキビ状に膿がたまっているのまで発見。しかしあとで見たらなくなっていたところを見ると、鼻を頻繁にかんでいるうちに潰してしまったらしい・・・。 そんな状態のままでライヴに行く。座って聴くものなので、中座しやすいように(トイレ&咳)と思っていたら思いのほか人がぎっしりで中座できない状況に。ライヴはとても良かった。 しかし鼻風邪というのは鼻の奥というか頭の中で風邪菌と自分の体が戦っている、そういう感じがする。辛い箇所の更に奥がぼわっとする。帰宅して遅い夕食を摂り、風呂に浸かって体を温めて速攻寝た。
母親学級1回目。30人近く集まる。だいたいみんな同じ時期(8月前半)が予定日だから、一日に2人の計算で出産していることに。すげぇ。 内容は、医学的なこととか実用的なことよりも、どちらかというと母親同士の情報交換やメンタル的なフォローの場として設けてあるような感じ。「まず自分が幸せであること、自分を見つめること」を再三言われる。最後は涙ぐむ人も。周囲に妊婦の少ない昨今、かなりのプレッシャーを感じる人もいるのだろう。(働いていれば勤務時間内は気が紛れるけど・・・)でもマタニティウェアの購入先とか食事のこととか、そういう他愛のない話を同じ立場の人と出来た分、自分も気が楽になったのは確かだ。
帰りにバス停まで川沿いの遊歩道を歩く。桜がどんどん散っていて、まさに花吹雪。桜と雪のたとえが共通するのは、花びらと雪片の落下速度がほぼ同じだから、というのをこの前天気予報の中で言っていたが、本当にそうだなぁと思う。川面にも一面花びらが流れていく。木で咲いている桜を見るよりも、散る桜を見るほうが好きかもしれない。
2005年04月13日(水) |
ひさしぶりにぶらぶらする |
医者に行く。待合室にいる間ものど飴をなめている。なめている間はいいのだが、なめるのをやめるととたんに咳き込む。昨日までは咳すら出なかったから快方に向かっているのだろうといい方に解釈する。今日は1時間しか待たなかった。胎児は週数よりも小さいながらもとりあえず順調らしい。性別はまだ不明。エコーが見づらいらしい。女医さんなので遠慮なく「太った?」と聞かれる(爆・実際には妊娠前より2kg増のみ)。だってもともと皮下脂肪厚いですから! 午後から新宿へ出て一人モス。精神的にちょっと贅沢。そのあと文房具屋やデパートをぶらぶらする。マタニティ売り場も覗いたが、フォーマルはあまりおいてなく、街で買うならあちこちハシゴしなければならなさそうだった。通販で買ったことに迷いがあったのだが、自分の選択にちょっと自信を持つ。久しぶりに伊勢丹の中をうろうろした。背が低いのでパターンがあわないため、とても自分には着られないが、ラインの綺麗な服ばかりで、目の保養。本を買おうと思ってジュンク堂へ行ったらあまりにありすぎてよくわからなくなってしまい、手ぶらで帰ってきた。駄目じゃん。 帰りは遠回りして丸ノ内線で帰った。電車の中はどうしてあんなによく眠れるのだろう。電車から降りたくないくらい、不眠気味の頭がすっきりする。
喉ががさがさする。荒れているうえに、痒い。これはたまらない。そのうち耳の奥まで痒くなって、中耳炎になるのだ、きっと。 さすがに一日中、会社でもマスクを掛けて、のど飴をなめている。 こういうときは、味覚がおかしくなる。スナック菓子が食べたくなったり、食事でも濃い味が欲しくなる。夕飯も意識して薄味に作ったつもりだが、どうだろう。 とにかく、薬は飲めないが、早く直さねば。
朝から雨。風呂場で歯を磨いていると、地震。風呂場から出ようと思ったが、よく考えたら外は台所で冷蔵庫と食器棚がある。風呂場の中にいた方が安全だった。ベランダでメダカとエビに餌をやっていたまーさん曰く、地震が起こった瞬間にエビが逃げていった、そうだが、エビは地震だとわかったのか、それともまた人間が水槽を動かしたと思ったのか、どちらだと思ったかは定かではない。ベランダから外を見ていたら上と下とで揺れ方が違ったそうで、妙に納得していた。 ちょうど通勤時間だったため、千葉・埼玉方面で何人か遅れた人が出た。会社に来るのに3時間半かかった人もいたらしい。
昨日の風と今日の雨で桜もすっかり散ってしまった。雨が降るのは億劫だが、降るたびに緑が濃くなっていくのを見るのは、それはそれで楽しい。寒いのはかなわないが。
一日衣替え。まだ全部を片づけるほどではないが、とりあえず一週間掛けて洗ったセーターをしまい、Tシャツを出す。でも夏に向かって腹がでかくなる状況下で、Tシャツは着るチャンスはあるのか?微妙だが、出さなければしまえないので仕方ない。 夕方、買い物に出かける。花見の人々が三々五々帰ってくる。このあたりはいわゆる「文学散歩」的なコースになっているので、そういうウォーキングの人々も。どちらにしても上ばかり見て歩いているし、アルコールが入っているかもしれないので、動きが不審。こちらも気をつけながら歩く。 夕飯の時間まで魔があったので、今日は生のタケノコを買ってみた。下ゆでが難しいかと思ったが、案外短時間で簡単に出来た。やはり水煮とは味が違う。今度から時間があれば(笑)手抜きしないで作ろうと思った。 夕飯は鰺の酒蒸し、蕗のナムル、蕗とタケノコと油揚げの土佐煮風。
午後から実家へ。友人の結婚式に着る予定のワンピースを見てもらう。妹から黒地にラメ入りのフリルカットソーカーディガンを借りて着てみる。だぼだぼしていたワンピースの上に着るとちょうどバスト下でボタンを留めるので、体型のカバーになるし、華やかさという意味ではパールのネックレスをすればなんとかなりそう。そのまま借りる。 帰りに母と一緒に新宿に出て、夕食の買い物をしてから別れた。
帰りに買い物をして、伝通院の桜を見ながら帰る。風が吹くと早い桜は散り始める。もう明日くらいが見納めなんだろうなぁとちょっと感傷的になる。
部署の歓送迎会。新橋にある「かおりひめ(香媛)」という香川・愛媛のアンテナショップに併設されている食事どころで。ノンアルコールなので、出てくる料理に御飯が欲しいのだが、最後にうどんが出てくると言うことでグッと我慢。料理は上品で美味しかった。 飲み会前に1階のアンテナショップの方で半生うどん、だし醤油、じゃこ天を購入。
やっぱり川崎で飲むよりも家が近くていいなぁ。
夜桜を見ながら帰った。
友人の披露宴用に着るつもりで通販で頼んでいたマタニティワンピースが届いた。まーさんに見せたところ「何かいじらないと幼稚園のお遊戯みたい」との厳しい評価。それは自分でもわかった。 <しなければならなさそうなこと> ・全体的にサイズが大きめなため、肩が落ちないよう&下着が見えないように脇を詰める。(必須) ・デザインにポイントがないためだぶだぶ感が強調される。ワンピースはウエストに調節用リボンがついていると聞いて購入したのだが、フォーマル用にはついていなかった。これは誤算。ベロアかなんかのリボンをでつけて後ろで結ぶ仕様にするかチェーンベルトのようなアクセントになるものが必要。 ・ノースリーブなので上着が必要。(必須)
とりあえず週末にもともと持っているワンピースと一緒に実家に持っていって見ることに。なにか巧い手が見つかるかもしれない。 ・・・まぁ、セール期間で3000円台だったからいいんだけど、元々の値段(10000円くらい)だったら絶対返品すると思われる。通販って難しいなぁ。特にネット通販の会社だとボディに着せているから実際の感じがよくわからないんだよね。
CDを買いにいったらおいてなかった。一応タワーレコードなんだけど、やはり川崎は規模が小さいから駄目か。週末に実家に行くからそのときに新宿店に寄ろうと思う。通販でも買えるのだが、やはり店頭に並ぶのが見たいのだ。つくづく因果な体質である。
会社の某氏が具合が悪くて医者に行ったところ、「脚気」かもしれないと言われたそうだ。ゴムハンマーで膝を叩いて上がるかどうか調べる、アレである。今どき「脚気」になんかかかる人がいるのか、と思ったが、そういえば友人の兄の同級生(一人暮らし大学生)が脚気で実家に強制送還になった、というネタを高校時代に聞いたことがあったから、案外かかるものかもしれない。要するにインスタント食品の大量摂取によって起こるビタミン不足なので、そういえば某氏もひとりものなのであった。
ローマ法王の葬儀のニュースが連日報道されている。まーさんは遺体が棺の上ではなく剥き出しにされていることにちょっとカルチャーショックだったようだ。確かにあまり日本にはない発想である。でもあちらは「聖遺物」として成人の骨やら遺体そのものやらが礼拝堂の地下にガラスケースに納められて見せ物になっている(この言い方は語弊がある)お国柄、そもそも概念が違う。そもそも温度湿度の差で日本では埋めないとどうしようもない、ということもあろうが。
イタリアには大学1年の夏休みに行った。当時知り合いが長期滞在していて、ホテルを取ってくれたのだった。建物の天井の高さ、壁の厚さ、冷房がないこと、空気の匂い、石造りの町並みの圧迫感、濃いコーヒー、とにかくあらゆるものが「違う世界」を感じさせた。バチカンもそうだ。日本にも大きな建造物はたくさんあるが、歴史的な意味があり、今も使用していて、かつ、権威を持つ、豪華な建物、空気に圧倒された。外に出たとき、ほっとしたのを覚えている。 またいつか行かれるだろうか。
「真夜中の弥次さん喜多さん」が映画化され、あちこちのメディアで「実は二人は恋人同士だった」みたいなことがさも新解釈かのように宣伝されているが、「東海道中膝栗毛」って、もともとそういう話じゃなかったっけか。旅芸人と彼に入れあげて店を潰した商家の若旦那って設定だったような気がする。もともと同性二人でつるんで旅するというシチュエーションがそういう傾向を想像させるものではあるが。
「東海道中…」も東洋文庫か何かで中高生の頃読んだような気がするし、子供向けの現代語訳も読んだ(これは小学生)。子供向けのものを読んで、あとから本来のものを読むと、あぁ実はこういう話だったのね、子供向けにここをはしょってあるのね、というのが腑に落ちる。「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズもそうだった。子供心にどう考えてもホームズは普通じゃないだろ、と思っていて、あとからヤク中設定を知ってひどく納得した覚えがある。よく言えば行間を読む力が付いた、とも言えるが、実際のところどうなんだろう。行間読み過ぎで妄想力だけ身に付いたような気もしないでもない。
砂山で誰かと話している夢を見た。良く晴れていて、遠くにはなぜかセメント工場の煙突。(なぜセメント工場なのかはわからない。)砂が暖かく、寝転がると心地よい。 起きてみたら、埋もれていたのは羽毛布団だった。一度起きたあと、そのまま掛布団の上で眠っていたらしい。
一日部屋の模様替えをする。仮住まいのつもりだった部屋もいつの間にか荷物がどんどん増えて、収拾がつかなくなってきた。少し整理する。もう少しなんとかせねば。
2005年04月02日(土) |
食器洗い乾燥機が来た |
中古ではあるが、我が家に食器洗い乾燥機が来た。もっとも、中古といっても誰かが使っていたものではなく、会社である実験用に使っていたもの。実は一度中を開けてバラしてある(爆)。廃棄予定だったものを、まーさんが直して、ちゃんと動くかチェックして、もちろん持ち帰りの許可ももらって、もらってきたものだ。 動かしてみた。 これはまるっきり小さな洗濯機だなぁ。動きも、音も。 洗浄・乾燥までに結構時間がかかるので、使い勝手がいいかどうかは実感がないのだが、今後活躍してくれることを祈る。
新社会人が街に溢れる。新しいスーツを着ているが、顔は幼い。頭も茶髪(それも結構な)だったり逆に妙に黒かったりするし、なにより通勤時間に人の流れに乗れていない、場の雰囲気が読めなくて通行の邪魔になったりするのが、いかにも新人っぽい。 うちの会社にも入ったらしいが、まだ姿は見ていない(笑)。お昼は偉い人とオペラシティへ行ったそうだ。偉い人が(会社の経費で)食べたかっただけじゃん、とみんなで毒を吐き、自分の時はなんだったかを暴露しあう状況に(笑)。でもよく30年前の弁当と値段を覚えてるなぁ、部長。
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