東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝起きたら晴れたり曇ったり降ったり。まぁなんとかなるだろうと空港へ。なんとか離陸して東京に帰ってきた。 東京に戻ってから上司に報告を入れ、帰宅。 東京は絶好の洗濯日和である。家のことを片づける。 終わりよければ全てよし、だったのかは今のところよくわからない。
朝から雨。台風が近づいている。 とりあえず鳥取まで移動したら雨がやんだので砂丘を見に行く。人が少なくて暑くなくて楽である。自分たちが写真を撮って散策して戻ってみたらどこかのバカップルが砂丘の斜面にハードマークとイニシアルを残していったらしく、かなり萎える。いまどきそんなことをするやつなんてまだいるんだ、と妙な感心をしつつ、トンボ持ってこーい、言いたくなる。あれでは砂丘の魅力は半減である。 博物館なぞ覗いて空港へ。いよいよ旅も終わりである。飛行機も何とか飛びそう。
と思ったら、手荷物検査も搭乗手続きも終わり、さあ乗機、というときになっていきなり暴風雨。飛行機には乗ったものの微妙に揺れる中シートベルトを留めて1時間、窓の外には後ろ向きに飛ぶ雀、結局欠航。 最後にこういうオチかい、と毒づきながら振り替え手続きをして市内へ戻り、バスの窓から見た市内は床下浸水してるし、そんな状況で犬の散歩している人はいるし、完全に非日常。閉店間際の観光案内所へ飛び込んで宿の世話をして貰う。とにかく見つかって良かった。 適当に近所の定食屋で夕食。周りの席は同じ状況のサラリーマンばかり(笑)。 宿に戻って早々に寝る。 山陰地方は雪が降るからアーケードがあるのは普通なんだけど、こういう状況で本当にアーケードってありがたいと思った。普段は薄暗いから嫌いなんだけど。
2004年09月28日(火) |
三朝温泉(三仏寺投入堂) |
朝、雨。寺行きのバスに乗る。乗る直前にバス乗り場近くのタイルで思いっきり滑って背中を濡らし、かなり凹む。見ていたまーさん曰く「受身は取れていた」そうなので10年前に合気道をやっていたことは無駄ではないらしい。 バスの中には同じ目的と思われる人が数人。トレッキングシューズでなかった我々は登山道入り口の兄ちゃんに「足元滑るよ、雨具ないと難しいよ」と言われつつも、雨がやんだ時を狙って登る。もともと修験道のルートだったから道が険しく、両手両足を使って登る感じ。(軍手必須)それでも1時間弱で投入堂参拝位置へ。こんな足場の悪いところを木材を担いで良く登ったものだと思う。変なもの見たさの野次馬根性で行っても実際目の当たりにすると登って良かったと思う。 登山中に出会ったおっちゃんと妙な連帯感が生まれ、帰りは温泉まで送って貰った。
共同浴場へ行ってみる。正真正銘のかけ流し、お湯の温度は45℃、壁の蛇口は水だけ。とにかく暑いのだが、気分がしゃっきりした。飲んでも体にいいということでコップ1杯ほど飲んだのだが、効き目がありすぎてトイレに通うことになったのは余談。
2004年09月27日(月) |
隠岐(島前)〜境港〜米子〜三朝温泉 |
移動日。完全に二日酔いコースで、食事採れず。船酔い体質だから、とごまかして(酔いやすいのは事実だが)、朝ご飯をおにぎりに包んで貰う。 境港のコインランドリーで洗濯。海を見ながら洗濯物ができあがるのを待つ、と言えば聞こえはいいが、要するに二日酔いで動けずにポカリスエット片手にぼんやり座っているだけである。 そんな感じなので早めに宿に入る。風呂に行こうと思ったらちょうど老人会のじいちゃんばあちゃんが到着したところで風呂の入り口にスリッパがずらり。危険を察知して一時退却する。宴会が始まったのを確認してから貸し切り状態の風呂に入る。三朝の湯はラジウム温泉で体にいいらしい。人形峠近いからなぁ。
朝イチのフェリーで島前へ移動。いい天気でのんびりとした船旅である。 午前中は船による海岸線観光、午後は歩いて同じ場所を陸から見る。船から見る断崖絶壁は陸から歩いていくとかなりしんどい。しかも放牧地の中を通るため、足元がかなり危険なのである。おまけに登りコースをたどってしまい、終点で会ったタクシーの運ちゃんに呆れられる。 しかし、この断崖も昔は段々畑として耕作していたらしい。とても真似できない。凄すぎる。 夜、泊まった宿のおっちゃんと酒盛りが始まってしまい、つまみが増えたり焼酎を飲まされたりする。3人でほぼ1升開けたような・・・。
2004年09月25日(土) |
玉造温泉〜米子〜境港〜隠岐(島後) |
朝、出立。今日はほぼ移動日。雨である。秋雨前線が居座っているらしく、綺麗に晴れない。 玉造から米子までは山陰本線、そこから境線に乗り換えて境港へ入る。 境港で時間があったので街を散策。水木しげる氏の出身ということで最近の町おこしテーマは「ゲゲゲの鬼太郎」らしい。雨の中にもかかわらずかぶりものの鼠男と鬼太郎を発見。ご苦労様。 昼頃の高速船で隠岐に入る。高速船なら1時間。近いような遠いような。 観光はバスに乗る。道が悪く海沿いはあまり走れないのが残念。 今度は軽自動車を借りてゆっくり回ろうと思う。 素泊まりの宿だったので、港近くの漁協がやっているレストランへ。夜と言うこともあって最初から最後まで客は自分たち二人。しかし魚に外れはない。堪能する。
ところで、この日、鉄腕!Dashのソーラーカーが上陸していたらしい。まーさんがスタッフ車を見たという。ソーラーカーには険しいんじゃないかなぁ(笑)山がちだしアップダウンあるししかもこの日は曇り。放送が楽しみ。
足立美術館という美術館がある。繊維やら不動産やらで財をなした人が地元の安来市に建てたもので、日本画、特に横山大観と、美術館に併設する日本庭園が凄い。庭師だけで10人はいるらしい。入場料は高いが、維持するための人件費と手間を考えると納得。 しかし平日だというのに人だらけ。バスを連ねて観光する、そのパワーは凄い。しかもバスだからお土産もがんがん買う。こういう人たちが地方の観光業を支えているのだ。
夕方、松江の街を駆け足で観光。呉服屋と和菓子屋と茶屋(飲食店ではなく茶を売る店)が多いのが城下町だなぁと思う。買い食いしたコロッケが激ウマだった。
島根の家の瓦は黒か錆朱がほとんどだ。それも東京近辺で見られるような素焼きっぽいものではなく、釉薬をかけたらしい艶のあるもの。雪を防ぐために軒でカバーできない部分には杉の板が張ってあって、その屋根の黒や朱と白壁と杉板の黒のバランスがとてもモダンで格好いい。瓦屋根は重いので今後だんだん敬遠されていくのかもしれないが、あの雰囲気は残って欲しいなぁと思う。
朝起きたら山の中だった。まだ中国山地を抜けていないからである。
12時間の列車の旅も終わり、10時過ぎに出雲市へ。そこから一畑電鉄というローカル線で出雲大社に向かう。わざわざ乗り換えなくたって、JRの駅からもバスが出ているのだが、そこはてっちゃん夫婦(苦笑)。なんといっても改札口で硬券に鋏を入れてくれるのだ。素晴らしい。 一応出雲大社にお参りして蕎麦を食べ街をぶらぶらする。水路でクロメダカを発見し盛り上がる二人。ただのマニアである。 そのままの勢いで自然館「ゴビウス」へ。宍道湖・中海の魚・昆虫を展示してある水族館である。かなり地味な水槽。しかし釣りバカにとってはそこがたまらないらしい。小学生に混じって水槽に貼り付く。こういう地味な水槽の世話をしてかつ繁殖させている職員は偉い。不便な場所にあるので時間があったらお勧め。
夜は玉造温泉に宿泊。丁寧な挨拶と豪華な料理にびびる。
会社が終わって、東京駅から「サンライズ出雲」に乗る。余裕のつもりが残業したり買い物に手間取ったりして結局ぎりぎり。先が思いやられる。
今回の旅は出雲〜松江〜隠岐〜米子〜鳥取、途中温泉三昧。理由は ・サンライズ出雲(瀬戸でも可)に乗りたい(まーさん) ・魚の美味しいところがいい(まーさん) ・温泉(はる) ・投入堂を見る(はる) ・砂丘を見る(まーさん) ・島に行きたい(はる) というめちゃくちゃな希望を全部一緒にしたらこうなった、かなりハードスケジュールである。地方なので時刻表必須。乗り継ぎリストも完璧に作成した。
朝起きたら島根県を走っているはずだ。
しかし通勤客を横目に夜行で走るのは気分がいい(笑)。
学校の塀越しにドングリがぽろぽろ落ちてくる。あまりにも真下に落ちるので、最初はその木だとわからなかったくらい。 ドングリを見ると思い出すエッセイがあって、それは多分中学受験のために通っていた進学塾で読んだのだと思う。その塾では中学受験用の問題だけではなく、時には高校受験用や共通一次の現代国語の部分も解かされたので、今となってはどのレベルのものだったかわからない。 主人公(「余」という一人称を印象深く覚えている)が自分の幼子とともに林を散歩する。幼子の母(主人公の妻)はもう亡い。幼子は地面に落ちているドングリを拾うのに夢中で、主人公は自分の帽子(ソフト帽か)にハンケチを広げて入れ物代わりにしてやる。子供がドングリを数えながら出鱈目な歌を歌うのを聴いて、主人公はつい涙する。 文体や雰囲気から寺田寅彦ではないかと思うのだが、今となってはよくわからない。 でも、妙に心に残って、毎年思い出すのだ。
旅行の日程を再確認。クーポンを買うためにもう一度JTBへ。あまり使わないクーポンらしく、発券に手間取る。説明の紙を持っていって良かった。あと、使おうと思っている現地ツアーの会社へ電話。予約を取る。電話番号すら聞かれなかったが大丈夫だろうか。 夜、荷物のパッキングをする。といってもリュックサック1個の気軽なものだ。
頭が痛くて一日中寝ていた。 寝ているときの姿勢が悪いから、という気もする。せっかくテンピュール枕を使っているのに、寝ているうちにはじき飛ばしてしまい、朝起きたら全然違うところに、という場合もある。 結局夕食も適当に冷凍の餃子ですませてしまった。ビールを飲んでしまったので頭痛薬を飲めず、風呂にじっくり浸かって頭から温め、バンテリンを首から後頭部に塗りたくって寝た。そんなに塗ってはげないだろうか。
2004年09月18日(土) |
100巻じゃ終わらない |
「グイン・サーガ」といえば「ガラスの仮面」と並ぶ「いつまでも終わらない本」双璧である。 その「グイン・サーガ」が英訳されているらしい。翻訳者は「ファイナルファンタジー」の翻訳者だとか。 で、さっそく映画化の話が出たらしい。 確かにハリウッド好みの超大作になりそうだが、問題はあの複雑な人間関係を一般のアメリカ人が理解できるかと言うことだ。(英訳本を読むのはアメリカ人でもオタクな人だろうから問題ない)
ちょっと見てみたい気もする(笑)。
2004年09月17日(金) |
好きだけど公言しにくいこと |
マンガは好きだが電車の中で読むのは恥ずかしくてできない。他の人が読んでいるのもちょっと気恥ずかしい。 未だに私の中では「マンガ」はアングラな趣味と位置づけられているらしい。
「プロ野球は夢を売る商売です」みたいなことを言うときがある。 今まで球団を保有していた会社は映画会社だったり新聞社だったり食品会社だったりまぁいろいろだけど、こんどインターネット関連の会社が名乗りを上げたと言うことは、今の夢はネットの中にあるのかな。
会社帰りにJTBによって旅行の切符諸々を受け取ってきた。全部フリーで頼むとものすごい金額になるので、フリープランツアーと組み合わせて飛行機代くらいは浮かせたつもり。
二人で旅行に行くと一人の時よりもかなりお金がかかる。単純に2倍ではない。 それは、一人旅の時、私はあまり食事をしないからだ。店に入るのが面倒臭い、というのもあるし、ランチタイムに空腹とは限らない、というのもある。自然、昼は持ち歩いているお茶で済ませてしまったり。 まーさんはほぼ必ず食事を摂る。そういう時は男女の差なのか胃袋のキャパの差なのかとにかく違うんだなぁと思う。
それこそ1年ぶりくらいにファッション誌を買ってみようという気が湧いたものの、結局本屋で買いたいものがなく手ぶらで帰宅。 理由は、自分の年齢30歳というのがどのカテゴリーに属しているかわからないのもあるのだが、バリバリ働いてるわけでもなく主婦でもない、雑誌ターゲットにしては自分の立ち位置が中途半端なことだ。 まぁ、普通、Tシャツ(それもライヴハウスで買うような・爆)の上に半袖Yシャツを羽織り、下はチノパンにスニーカー。そんな会社員は「普通のOL」では決してない(笑)。
世間的に見ると雑誌に載っているような格好、雑誌がターゲットとしている人々はどっちかというと少数波なんじゃないかと思うのだが、実際にターゲットに入りたい人も含めると多数派になるんだろうか。よくわからない。
いつものように電車に乗って帰宅。 いつものように最寄り駅で降りて、エスカレーターに乗る。前に私とそう年は変わらないであろうサラリーマン。 当然ステップ1段分相手は高くなるわけで、見たかろうが見たくなかろうが目にはいるのは相手の尻である。
・・・。
しましま。
初めて気づいたんだけど、夏物のスーツって生地が薄いから、ものによってはパンツの柄が透けるのね。
濃い色の地に白っぽい縦縞のトランクスだった。
うーむ、これは盲点。 女子のパンツが透けているのを見たことは何度もあるが(別に嬉しくない)。 家に帰ってから思わず確認してしまった。(大丈夫だった) 今度まーさんのパンツを買うときは気をつけねば。
近所でお祭りがあるらしく、浴衣姿の若い子がうろうろしている。その後ろ姿を観て、今まで浴衣姿の子の一部に感じていた違和感の原因がわかったような気がした。 それは、膝。 後ろ姿がどうも野暮ったい。かといって、着付けで裾が開いているわけでもない。そういうこの場合、歩くときに膝が開いている場合が多い。 こういう感じ。
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日本人がO脚なのはしかたないが、それをカバーするために昔は内股で歩いたわけで、普段のジーンズのようにがさがさ歩いているのでみっともない、のではないかと思った。そういえば着付け教室で「膝を摺り合わせるように」と習ったっけ。
あ。武道は別です。あれは内股だと戦えない。
だいたい普段ユニクロやら無印やらバンドTシャツやら適当に着ている。当然というか何というか、化粧も髪型もそれに合わせたわりとラフな(決して、カジュアル、ではない)もの。夏の間はまぁいいや、で終わっていたのだが、このところなんだかちゃんとしたものが欲しくなってきた。 珍しく女性誌を本屋でめくってみたりする。自分の今の格好とのあまりの違いに買わずに帰ってきたのだが(爆)。 結局衣替えをしたり他愛のないドラッグストアコスメを買ったりすれば気が済んでしまうのだが、それでも気分を変えたい、という気持ちが湧くこと自体久しぶりだなぁと思う。
夕方から雲行きが怪しくなって、歯医者に行こうと会社を出たらかなり降っている。通り雨のようだが、うっとうしいことに変わりはない。
銀歯を詰めた。あと1回、歯石を取ればおしまい。この一週間、仮の詰め物を詰めていない方ばかりで咀嚼していたため、使っていない側の顎が痛い。このところ調子よかった顎関節症が再発したかもしれない。しばらく様子見。あまり調子が悪いようだったらどこか口腔外科を探さなければならない。最初にかかった頃(10年も前だ)はこの診療科目を掲げている医院は少なくて、結局大学病院で診察3箇月待ち、当日も予約時間から3時間待ち、という状況だった。今はもうちょっと探しやすい。それにしてもこの病気は軽くなっても完治しないのでやっかいだ。
歯をいじられた後しばらくはやる気が出ない。帰宅してからも買ってきたあんパンなぞかじりつつ、しばらくぼおっとする。 晩御飯は、昨日漬けたシメサバ(切るだけ)、後は大根のサラダ(切るだけ)、冷や奴(切るだけ)。超手抜き。
2004年09月09日(木) |
田臥勇太、NBA挑戦 |
去年に引き続きNBA挑戦中の田臥。彼の名前を聞くたびに思い出す人がいる。
一時期、結構演劇を見に行っていたのだが、演劇集団キャラメルボックス(まぁ、有名ですな)の役者さんで、今井さんという人が居た。その人が、「田臥をスポーツライターとして追いかけたい」という夢を持ち、いきなり退団してしまったのだ。当時でももう30超えていたはずのその人を、劇団も軌道に乗っていて、多分そのまま役者としてやっていけたであろうに、更に新しい道に踏み出させてしまうのはいったいどういう力なのか。そんなことを考えたことを思い出す。
今はほとんど劇を観なくなった。独特の存在感が好きだった田嶋ミラノさんも亡くなられた。あのころ観た役者さん達はテレビでもときどき見かける。今井さんもお元気なのだろうか。
2004年09月08日(水) |
誰も知らない知られちゃいけない |
なぜか1箇月もさかのぼって人事が発令された。それも、残業の多い人だけをねらい打ちにしたような昇格人事。うちの会社は昇格しても部下は出来ないし、無駄な責任や仕事は増えるし、給料は減るし、いいこと無しのシステムなのだが、今回はさすがにあからさま。本人への通達も無し。さすがに労働組合が動いて、事業所長(彼も発表30分前の電話で初めて知った次第)もとりあえずきちんと状況説明をしてもらいに行くというので、その場は収まったが、まだ一悶着ありそう。 労働組合はトップ宛に文書を出すらしい。今度のトップは細かいらしいからちょっと総務を締めて貰わなきゃ(笑)総務部長も使えないじいさんだが、部下が悪いところばかり真似して偉いつもりで得意になっているのがどうにも使えない。逝ってよし。
2004年09月07日(火) |
晴れたり曇ったり降ったり晴れたり(以下繰り返し) |
朝から雲の動きが早い。室内にいても晴れたり曇ったりがクルクル変わるのがわかる。 果たして自分の旅行の時は無事に過ごせるのか。こう毎週毎週台風に来られては不安になる。うちの会社には沖縄の真上で台風がうろうろしていて一週間帰ってこられなかった猛者もいるが(笑)
BSE問題。やっぱり大方の予想通りなし崩しになりそう。 で、「生後20箇月以内の牛に関しては検査しても発見できないので検査する必要はない」と言っている人がいるが、逆に言えば、発生していてもどうせわからないからいいや、と言っているようなもので、じゃあ、食べて発症しても責任は取らなくてもいいと思っているんだなと。 うちの会社は前にも書いたが電気製品を扱っているわけで(作っているわけではない)、ああいうものの安全性は二重三重の安全策をとることになっている。もちろん法律もあるし、作る側がさらに自主基準を設けている場合も多い。某大企業は法律の1割り増しの数値でも異常動作しないこと、という内規があるくらいだ。普段そういう「万が一」に注意する世界で生きていると、甘ちゃんだよなぁと思う。
ロシア・北オセチア共和国の事件、TVなどを観ていて思った。「ロシア」にも2通りのニュアンスがある。地域全体を指すときと、いわゆる「ロシア民族」のとき。「ロシアに対する挑戦である」というとき、「それはロシア人に対する挑戦なだけだろ」と突っ込みたくなるような雰囲気。 でもどの国でもそうなんだろうな。日本でもアメリカでも中国でも。大義名分は常に多数派のためだけにある。「大東亜共栄圏」「五族協和」と言いつつ得するのは日本だけ、とか。
バーベキュー&ニジマス釣り大会。 なんだか部外者も多くて知らない人だらけ。午前中は焼き鳥焼きに専念し、午後から釣る。放流してくれるので全体的に食い渋る中でもほどほどに釣れる。6匹貰って帰った。
山は祭らしい。家々の軒には提灯が下がり、どこからかアナウンスと祭囃子の音が聞こえる。 カタツムリのサイズが大きいのにあぁ山だなぁと思ったりする。
猛暑も終わって、着付け再開。着ることは出来るのだが、なんだかできあがりが微妙に気に入らず、なんども着直す。(夏用の襦袢にスリーシーズン用ウールなのが敗因かも←滑りが悪い)とりあえず時間終了までにはなんとなく収まった。一緒に受ける人の都合で、試験は10月に延期。この調子だとそのほうがいいかも。 今まで着た後にどうも腰のあたりがもたもたしていたのだが、その原因も自分の所作にあることが判明。まずはそこからか。着物美人への道は遠い。
稽古が終わった後、明日のバーベキュー&ニジマス釣り大会の前乗りで奥多摩へ。凄い雨。サントリーのビール工場に見学に行った人が居て、モルツのグラスを貰った。
ところで、水ですすぐだけで食べられる「流水麺」なるものがあって、バーベキューの時に重宝していたのだが、探しても売っていなかった。もう売っていないのだろうか。
ボールペンの芯を使いきった。
最近どういうわけか細木数子(占い)をテレビで良く見かけるのだが、まぁ言っている内容はだいたい普通の説教おばちゃんである。 ああいうご託宣をありがたがるのは、きっと「渡る世間は鬼ばかり」をかかさず観て、みのもんたが勧める食品を買い、「冬のソナタ」に涙する、そんな人たちに違いない。
新宿御苑にマミズクラゲが湧いたというニュースで、いろいろインターネットで調べてみた。クラゲは共食いをしない。血縁認識をしているかららしい。厳密にはある集団がクローン体で全部同じ遺伝子、という場合もあるので、「血縁」というのは違うかもしれないが・・・。あのふわふわしたイキモノですらそういうレベルにあるっていうのが凄い。
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