東京の片隅から
目次|きのう|あした
先週取れた銀歯を詰めて貰う。さらにもう1箇所虫歯発見。「どうします?」と言いながら「まぁほおっておくと神経も取らなきゃいけなくなるしね・・・」と脅す医者(爆)。敗北。
自分でもよくわからないが異常に気分が乗って残業。仕事がどんどんはかどる。というか尻に火がついている(爆)。 しかし英語・物理・化学が赤点大王だった私が英和辞書と国語辞書を片手に技術書を翻訳するとは・・・。世も末だ。変な電気製品が出回ったら自分のせいかも・・・。チェック機能が働くことを願う。
マイホーム取得計画発足(笑)につきぼちぼち探し始めているのだが、みんな別々の思惑があるので、頭が痛くなってきた。 もっとも一番まずいのは、自分がどうしたらいいかよくわかっていないこと。自分が都会っ子なので、環状6号線の内側でなかったらどこでも同じなのである。これをまず何とかしないとなぁ。でもどうしたもんかなぁ。
室伏が繰り上げ金メダルになったけど、気分は複雑。素直に喜べない雰囲気。どうせなら、相手がドーピングしていてもしていなくても、そのままの結果でもよかった。 北京では繰り上げでない金メダルを取って貰いたいと思う。
私は自分が勝ち負けに関係あるスポーツをしていたわけではないから(合気道には基本的に試合がない)勝利に対する執念はよくわからないところがある。もっとも日本の場合、一部のスポーツを除いて金(カネ)にならないから、というのもあるかもしれない。勝てば経済的にも報われる、というのは幸せかもしれないし不幸せかもしれない。その切実さがわからないのも。
探し物をしに秋葉原へ。結局めあてのものは見つからず。 秋葉原といえば電気街だが、家電→パソコン→オタグッズとメインが入れ替わっている。うちはもっぱらラジオセンターやガード下で部品探し(笑)。 久しぶりに来て思ったのだが、秋葉原に出没するオタク君たちには覇気がない。秋葉原全体もそうだ。なんだか人は多いのだがどんよりしている。 ツクバエクスプレスが開通するとまた雰囲気が変わるのかな。
暑気払いで飲んでいたのだが、向こうの席のサラリーマンが野球の話をし出し。それは普通なのだが、話にどんどん熱がこもってきて、とうとう立ち上がってスイングをし出す。自分の体をさして「ここがこうだから〜」と熱弁。自分のグループの話よりもそっちが気になった。
オリンピックが盛り上がっている。 あまりに盛り上がっているので、高校野球は終わってから「あ、もう終わっていたんだ」と気が付いた。プロ野球も「やってるんだ・・・」みたいな。 東京ドームが近いこともあって、定時に仕事を上がるとこれからドームに行こうという人たちと遭遇する。そんなわけで今日は試合があるか否かはわかりやすい。しかしオリンピック開催期間中は何となくいつもより静かな気がする。 高校野球は学生の夏休みの都合もあるから日程をずらせないだろうけど、プロ野球とかはいっそ休みにしてもいいんじゃないかなぁ。だって絶対オリンピックの方が面白いもの。どうしても、というんだったら、日本に残った選手がみんなで全国に散って、小学生相手の野球教室をやればいい。
2004年08月25日(水) |
人名漢字488字追加 |
人名漢字が追加されたのだが、どうせ追加するならば、義務教育期間中に覚える漢字の数も増やせばいいと思う。 もっとも、学校で習う漢字だけが全てではない。私の姉の名前は「恵美子」で「恵」の字は義務教育期間中には習わない。それでも読み書きできるようになる。 でも、よく新聞などで見かける「わかち書き」はどう考えても頭が悪い。かえって読みにくい。難しかったらルビを振ればいいではないかと思う。
朝食を摂っていたら歯の詰め物が取れた。会社近くの歯医者に朝イチで行ったら(うちの会社は勤務時間内に医者に行ける)もう詰め物が古くなっていて作り直した方がいい、とのこと。そういや作ったのは10年前だった。 歯形を取って、仮の詰め物(練りケシゴムみたいな)を入れて貰って、会社に戻る。 ガム禁止令(あと、個人的経験からキャラメルも)が出ていたし、違和感があるので詰めていない側で噛んでいたのだが、3時のおやつにうっかり詰めた側でトッポをかじってしまったら、詰め物が取れてしまった。 その後の気持ち悪さったらない。 虫歯そのものは深くなく、神経は出ていないので痛みもないのだが、噛み合わせの高さが違うために微妙に気になる。ついつい鏡を見たりする。 そのままほおって置くわけにもいかないので、定時でさっさと上がってまた詰めて貰いに行った。
新しい銀歯が出来るのは来週らしい。
あーやだなー歯医者。なにが嫌かって、きょうだいの中で虫歯があるのが私だけってところだ。一番甘い物好きだから自業自得なのだが、歯医者に行くたびに劣等感と自己嫌悪再発。
涼しい朝。猫が朝からうろうろしている。みんな毛繕い。ということは天気は下り坂なのだろう。 日中は天気が持ったが、夜になって雨。
降水確率が高かったのでベージュのクロップドパンツとスニーカーで出社したのだが、ベージュのパンツがしらじらとして見える。白が涼しげではなくさえざえとした感じになったら秋の支度を始める、と何かの随筆に書いてあったのを思い出し、もう秋が近いんだなぁと思う。
まーさんが予告編を見て妙に気に入り、「シュレック2」を見に行くことになった。当然ストーリーは全然知らない。が、「長靴を履いた猫」がアントニオ・バンデラス、というだけでかなりそそられるのである(笑)。 映画そのものはストーリーを全然知らなくても面白かったのだが、多分ミュージカル・アメリカ映画好きならもっと楽しめたであろうコネタ満載。どこかで見たはずなのだが出所がなんだかわからない、というやや消化不良の結果に。 しかしメジャーな映画は予告編が長いなぁ。予告編30分で本編70分って、どうよ(笑)。 バンデラス猫は面白かったです。ラテンでいいかげんでかっこつけでちょっとなよっとした猫って、そのまんま本人(笑)。
預金通帳に記帳しようと思ったら通帳が見つからない。二人で大騒動。狭い1DKの中、あちこちをひっくり返す。2時間あまりの大騒ぎの中、何ともあっけない場所から見つかった。 結果的に大掃除になって良かった、と思いつつ、しまった場所をすっかり忘れている自分たちに愕然としたりする。・・・大丈夫かこの二人・・・。
いやー、でも、あってよかった。
2週間の中国・香港出張から帰ってきた次長のお土産はなぜかスイスチョコレート。どこに出かけてもスイスチョコレート。考えるのが面倒臭いらしいが、中国の味覚はまだまだバクチな感じで日本人の好みとはずれがあるし(甘すぎたり)買ってきてくれるだけありがたい。そして部長は甘党なので高いチョコレートは大歓迎らしい。 今回のお土産は普段の甘いプラリネとは違って薄い板チョコ。カカオ70%なのでかなりビターな味。パッケージには「dark」と書いてある。 ビターチョコレートはなぜだか酸味がある。普段甘さとクリーミーさにごまかされているが、本来のチョコレートはこういうほろ苦くてちょっと酸味のある味なんだろう。 昔大阪の花博で買ったカカオブロックを思い出す。カカオ豆を砕いてそのまま精製せずにブロック状に固めてあり、砕いて牛乳に煮溶かして、漉して、飲む。そのままでは素っ気ないので、ちょっとバターを落としてみたりもした。そういえばこんな味だったような気がする。 紅茶を飲みながら、コーヒーにすれば良かったなぁと思う。
このところの精神的な不調は、夜もよくわからない恐怖感で眠れなかったりした。瞼の裏のイメージは「外洋」。深い青、上下して揺れるイメージ。島へ行きたがるくせに、私は海が苦手だ。一時は波の音が怖くて眠れなかったくらい。そのイメージが目を閉じると続き、結果的に眠れないまままんじりと過ごす。 これではらちが明かないので取り出した助っ人、それは酒。
波のイメージは黒糖焼酎であっさりおさまった。そんな他愛のないものだったらしい。ちょっと拍子抜けした。
帰り道、いつもの場所にいるいつもの猫が地面にはいつくばってなにやらやっている。近づいても逃げない。ちらっとこっちを見たきり、口をもぐもぐさせている。 「何食べてるの?」 「・・・・・・(もぐもぐ)」 「蝉?」 「!」
蝉か。
このところ精神的に不調。旅行費用の計算結果にのけぞって(国内フリー旅行って高い・・・)旅行をやめようか、と言いだしたり。ついにまーさんに「おかしいよ」と言われる。 今は言わなくてもいいことを言って相手を無駄に怒らせてしまう。しばらく黙っていることにする。口に出すのは自分の中で消化してからだ。
着物関連のHPを巡っていて管理人さんの日記を読んでいたら、それは中学〜高校で同じ部活だった後輩だった(爆)。 プロフィールの出身地とか、学生時代の小ネタとか、どうもどこかで聴いたと思ったんだった。 彼女は私が高1の時の中1だから、直接指導したわけではないけど、予備校へ行くまでの時間つぶしで部室に居座っていたので、何となく話はしている。それほど親しく話をしたわけではないが、会話というのは耳の奥のどこかに引っかかっていて、あるきっかけでいきなり思い出されるものらしい。 学生の時はもっとぴりぴりしてまじめすぎるくらいだったのだが、今は鋭い切れ味はそのままに、少し肩の力が抜けたらしい。 知ったからといってメールするつもりはないけど(だいたい先輩というものは少し煙たいものと相場が決まっている)、知り合いが元気だとわかるのは何となく嬉しい。
とか言って、自分は「ゆびとま」の卒業生リストを見たら(登録しないとリストを見られない)冷や汗で気分悪くなって自分の名前を削除してしまったのだが。同級生の場合はまだ冷静になれないらしい。
夜半から雨が降っていたらしい。涼しい朝だ。むしろ肌寒いと言うべきか。 一日旅行プランを練ったりテレビを見たりして過ごす。不便なところへ行くときは電車や船の便が少ないのできっちり計画を練らなければならない。結構行き当たりばったりで行動する私はそれが面倒臭くもあるのだが、いたしかたない。ゆったり過ごすつもりだったのに、結局慌ただしくなりそうな気配。足立美術館で横山大観「海山十題」の公開と重なるらしい。これはラッキー。 夕食は昨日買ったワラサとありものの冷凍ホタテの刺身、サラダ、寒かったのでゴーヤとキムチの炒め物を追加。ごく適当。
午後からマッサージに行く。久しぶりだったので気張って60分コース。自分ではそれほど凝っていないつもりだったのだが、実際触られるとかなり筋肉が張っていることがわかる。触られるだけでびりびりする。それでも時間に余裕があったせいかじっくりやってもらい、終わったときにはすっかり体が軽い。まさに「使用前・使用後」。でもその調子良さは一晩で消えてしまうのだった・・・。はかない。
帰りに実家に寄って、新宿でイナダの半身を買って帰った。いい買い物だった。
ナベツネがいきなりの辞任。 このおっさんは嫌いなのだが言うことには一理あるわけで(・・・多分)球団だけで収支を合わせようと考えていた数少ないオーナーだろう。哲学をやっていたという割に言葉が足りなくてただのわがままじじいになってしまっているが(笑)。 今回の合併1リーグ騒動で悪役を一手に引き受けていたのもこの人。いきなりの大ボス退場で仮想敵を喪った関係者、いったいどうなる? 野球そのものには興味ないけど、今後の展開はオリンピックよりも面白そうだなぁ。
風呂の中でぼんやりと歯を磨いていたら磨きすぎた。歯茎から血がにじむのはときどきやるのだが、冷たい水どころではなくお湯でも歯茎に滲みる。当然塩味も。おかげでかなり薄味になっております・・・。 もともと歯の色がちょっと黄みがかっていてそれがコンプレックスでもあるのだが、しかし歯磨き粉ではどうやっても白くならない。コーヒー紅茶のたぐいが好きなのでそれをやめればもうちょっとましになるのではないかと思うが、そんな簡単にやめられるものではないのであった。
東京には夜がないので、蝉の声が夜中まで騒がしい。シンバルを摺り合わせたような声が遠くから響いている。 でもこういうのもあと何日もないんだろうなぁ、と思う。
土曜日に作った塩豚を食べる。単にロース肉の固まりに塩を擦り込んで(1kgのブロックに大さじ1くらい)ラップでぴっちり包み、更にビニール袋に入れて空気を抜いてチルドルームに放り込んでおくだけ。少し肉汁が出るからキッチンペーパーで巻いた方がいいかもしれない。余分な水分が出る分美味くなる、のだが、私にはちと塩辛い。口内炎に滲みる・・・。
夏休みの旅行先、いろいろ考えた結果、山陰か四国、という話になった。とりあえず両方のガイドブックを買ってみる。山陰だったら隠岐&松江、四国だったら適当に。どちらにしようかなぁ。
最近ハンドキャリー(キャスター付き布トランク)が流行っている。便利でいいんだけど、持ち手を一杯に伸ばして体から離して引きずる人が多くて、駅の人混みの中ではちょっと危ない。もうちょっと自分に引き寄せて持って欲しいと思う。うっかりすると車輪に轢かれたりするんだよねぇ。
一連のアジア杯の騒動、日程が8月の「戦勝記念日」直前だということ、当時国民党政府があって爆撃を受けた重慶が会場だったことなどのそもそもの反日感情のほかに、中国ではとりあえずなんか都合悪いと日本のせいにしておけば収まる、というところがあって、特に天安門事件の後政府への不満を逸らすために「愛国」教育をした世代がちょうど20代で騒ぎの中心にある、というのもある。 それに、共産党政権の存在意義は、日中戦争のさなか国民党と共産党のどっちが大きな犠牲を払って日本と戦ったのか、という部分にあるから、あまり押さえ込みも出来ない。 もっとも、中国では前の王朝/皇帝の年代記を次の王朝/皇帝が書くことと決まっていて、清朝最後の2帝以降年代記はまだ書かれていない。そういう意味ではまだ「中華人民共和国」もまだ正統な統治者足り得ない、という論も成り立つのだが、さて。
中国とアメリカって、よく似てるなぁと思う。
ふと思ったんだけど、紙オムツを買うとティッシュケースみたいにシールを貼っただけで持って歩けるのに、生理用品だと不透明な袋に二重三重にするのはなぜだろう。 材料同じだよなぁ。
蝉の声がアブラゼミやミンミンゼミからツクツクホウシやヒグラシになると、夏休みも後半戦に入ったんだなぁと思う。 小学生の頃はお盆までには宿題は全部終わっている子でした(笑)中学生以降提出日(けっして始業日ではない)直前に仕上げるようになってしまいました(爆)でもこっちのほうが本質だったりして。
都バスに乗った。 「コミックマーケット開催記念バスカード」の予告が出ていた。 毎年盆暮れにコミックマーケットというマンガ同人誌のイヴェントがあって、都バスで会場まで輸送するので、グッズの一部として出したらしい。 そのバスカードも思いっきりアニメチックな柄だ。それはごく普通のパターン。 で、だいたい猫耳やら露出大ファンタジーものやら、まぁそういうマニアックな感じなのだが(笑)、今回ちょっとやばいんじゃないか?と思ったのが、絵柄が赤いランドセルしょったミニスカートの小学生なんだよねぇ。それもいかにもロリコン絵柄の。 だいたいそういうところに絵を描く人というのはコミックマーケットに出展する人たちの中でも売れ線なわけで、そういう美少女ものが受けるのはわかるのだが、それを一般社会で目に留まるところにグッズとして出してしまう、その配慮のなさがどうにも嫌だなぁと思った。 バスの中に貼ってあるということは普通の人が目にするもので、「マンガのイヴェント」=「そういうロリコン趣味の人が集まる」と考えられてもおかしくないし、ましてや今は子供に対する性犯罪とかがニュースになったりする。 そんな状況でわざわざそういうことをやっているからいつまで経ってもあのイヴェントは市民権が得られないんじゃないか、と思う。
また音楽ネタ。 w-indsの「キレイだ。」という曲を聴いた。ジャニーズじゃない男子のダンス&歌ユニットなのだが、今どき「キレイ『だ』」って・・・。「だ」ってなによ? 歌詞は別れちゃった彼女との思い出と反省、写真の君は今でもキレイ、という10代の男の子が歌っても(多分)似合うものなのだが「だ」の一語が入ることで全てが台無し。周りのブレーンがおじさん(この場合30代半ばか・・・)ばかりなのが見え見え。「セカチュー」の世界をリアルタイムで体験した世代(爆)じゃないかなぁと思う。だって微妙に表現が古くさいんだよ。
個人的には「キレイだ」という台詞は是非ミッチー及川光博にキメ目線&体斜め45度手差し出しポーズで言ってもらいたい(笑)
2004年08月03日(火) |
そんなことを考えている |
Mr.Childrenの「Sign」の歌詞がだんだん聞き取れるようになってきたのだが、気になったのが「もう 何ひとつ 見落とさない そんなことを考えている」というフレーズ。 最後の「そんなことを考えている」で逃げを売ってないか桜井、と思ってしまった自分は考えすぎだろうか。 1人称のようで3人称な感じが、ちょっと気になった。
近所のお寺の入り口にそのときどきの「お言葉」が墨書きされているのだが、今の「お言葉」は
「ツキがないときは待て」
・・・深い。
朝、両方の実家へアジを持って行く。行った先でポカリスエットやらゼリーやらもらい、気分はわらしべ長者。 まーさんは日焼けの後が真っ赤になり、熱を持っている。ほとんど火傷である。見た目はまるっきり「因幡の白兎」である。よって床屋へ行くのは断念したらしい。当たり前である。
夜、私はライヴへ行く。浴衣姿の女性を多く見る。はて隅田川は昨日だったが、と思うが、この時期週末はどこかしらで花火大会があるのだろう。不思議なのは背中で布が余ってぶかぶかしている(太って見える)のはともかく、仕立て上がりのものを買っているはずなのにみんなおはしょりが妙に短いこと。丈もそう。でも本にはそんなところまで書いてないからなぁ。
ライヴは満員で、すっかり汗だくになってしまって、物販のTシャツを買おうかと思ったが何となく買わないで汗だくのまま帰ってきてしまった。ビールが美味かった。
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