東京の片隅から
目次|きのう|あした
なんだか妙に疲れた。
このところ今ひとつ調子が上がらなくて、なんと5月はライヴは0本。ありえない。 結局、ジャパンフェスも申し込まなかった。 その上、今日は、NTTのトラブルで15時過ぎから会社のネットワークが使えず、会社の人たちと気がすすまないまま飲みにいったものの余計気分が落ちてしまい、行かなければ良かったと思ったり。
悪循環だ。何とかしなくては。
窓全開で寝ていたら、明け方、今年初めて蚊に食われた。 蚊取り線香をつける(さすがに渦巻き香ではなく電気の)ついでに竹マットを出した。
2004年05月29日(土) |
ビルケンシュトックその後 |
午後、思い立ってビルケンシュトックのサンダルを買いに銀座へ。 この前フィッティングしたセレクトショップでは大人サイズしかなく、一番小さいものでも私の足には大きすぎるので、直営店ならキッズサイズがあるだろうと見こんでのこと。 銀座は人だらけだが、新宿と違ってティッシュ配りが少なかったり人が小綺麗だったりするのが違う。かといってTシャツジーンズで気恥ずかしいわけでもない。妙な街だ。 店で試着(?)してみるとキッズの一番大きいサイズではまだ大きく、結局21cm用のものを購入。ビルケンシュトックの足形は幅広のため、普段履いている靴ではなくて自分の本当のサイズになるようだ。大人用は色も型もお洒落なものがいろいろ揃っているのだが、キッズは選択肢が少ない。基本的な型のもので、色もカーキ。こういうときは自分の体格を恨みたくなる。
いったん帰宅してから買い物に行った。 夕飯は手抜きして冷しゃぶサラダ、空豆。
2004年05月28日(金) |
私を野球場へ連れてって |
会社の本部の人からまーさんに電話。「今日のドームのチケットがあるから行かない?」 ドームだし近いし(笑)という軽い気持ちで承諾。 もらったというチケットは4枚で、さそってくれたHさんと奥さん、うちの2人で待ち合わせる。 てっきり日ハム戦(注:日ハムの本拠地は札幌です)だと思ったら巨人戦で、始まってから到着した我々は立ち見に。まぁタダ券だからしょうがないね、とビールを飲みながらまったり観戦。 初めて入った東京ドーム、初めて見るプロ野球は思ったよりも面白かった。普段テレビで見るとあれほどつまらないものはないと思うのだが、生は違うもんだ、と妙な感心。 巨人の勝ちが決まったところでドームを出て、1時間ほど飲んだ。ササキサマが見られなかったのは残念だった。
観客席に客層に女性や子供が少なかったりするのがサッカーと違う。それに野球の応援って、サッカーの影響からかタオルマフラーを振り回したり法被ではなくてレプリカユニフォームが主流になったりしているのだが、日本の由緒正しきヤンキー文化(笑)のにおいがぷんぷん。観客の雰囲気は違うけど、女性が少ないせいでトイレが混まないのはいいかも(笑)。
新しいパソコンが会社に入った。4年ぶりだ。 データの移植に少々手間取ったが、新しいパソコンはやっぱり早くていいなぁと思う。 結局終業後に机の上を片づけてパソコンを入れたり配線作業をし直したりしたので、残った人たちで帰りは飲みに行った。
まーさんが店の看板「趣味のはきもの(趣味の履き物)」を「趣味はきもの(趣味は着物)」と読み間違えた。 「趣味は着物」って変だろうと突っ込みつつ、でも今の世の中なら十分あり得るかな、と思う。 みんなが着物を着ていた時代には「趣味は着物」というのはあり得ないし、逆に今みんなが洋服を着ていたら「趣味は洋服」っていうのもどうにもしっくりこない。これが「洋服づくり=洋裁」だったりすれば普通なのだが。逆に昔だったら「洋装が趣味です」というのもありだったのかな。
しかし「趣味の」というのは難しい。「趣味」の逆はおそらく「実用」だ。だから、「趣味」のものはイコール「よそゆき」なのだろう。普段使用するものと趣味のものが別々の店で扱われていた時代、というのも結構面白い。
区役所から手紙が来た。 何だろうと開封してみると、乳ガンのチェック方法のリーフレットと、子宮ガン無料検診のお知らせ。 30歳になったかららしい。 受けとくべきかなぁと思いつつ、男性の産婦人科医に診てもらうのは何となくしっくりしないのであった。独身の時ほどじゃないけど、やっぱり微妙な抵抗感がある。 そういう躊躇をしていると発見が遅れてしまうのはわかるのだが、そうはいわれてもなぁ。男性医師の方が圧倒的に多いからね。
夜中に急に気になってパソコンキーボードの掃除を始めたら止まらなくなってしまった。 はじめはつまようじでキーの隙間をほじくっていたのだが(みみっちいなぁ・・・)そのうちにキーを外して掃除し、さらにエアスプレーを発掘して吹きまくる。 掃除しても掃除しても埃がどんどん出てくる。寝室においているのがいけないのだが。 結局1時間以上キーボード1枚にかかりきり。とほほ。
パソコンの中も開けて掃除した方がいいんだろうなぁ。開けたら凄そう・・・。
きのうまーさんが釣ってきたキスを天ぷらにした。 型のいいものを10匹ほどまーさんの実家に持っていったら米と油をもらった。 ちょっと申し訳ないような。
しかし新鮮な魚はさばくのも楽でいいなぁと実感。身のハリが違う。
「トリビアの泉」は、学校給食で出るマーガリンの包装紙に書かれていた「ノミは体の○倍飛ぶ」とかそういうやくたいもない豆知識、あれに似ていると思う。
読売新聞のCMがちょっと気になる。 スタジオジブリの作品で、落書きのようなアニメーション(「山田君」のような)で「昔、新聞のことを読み売りといいました」とナレーションが流れる。画面は瓦版(読み売り)を読みながらゆく人々。男性の頭にちょんまげが乗っていることから江戸時代と察せられる。
で、気になったのが、女性の服装で、着物の上に羽織を着ているように見えるのだが、女性の羽織が一般化したのは明治時代以降のことで、江戸時代に羽織を着るのは芸者、特に辰巳芸者に限られていたような気がするのだが・・・。
スタジオジブリともあろうものが、そんなあいまいな時代考証でいいのかなぁ。 雰囲気だけ感じればいい、その程度の認識なのか。
今年のメンツもぼちぼち発表になっているけど、今年はいまいち心惹かれるメンツがないなぁ。 フジは通し券だけだし(でも妹は行くらしい)、サマソニも自分的にはいまいち、ロキノンもひととおり見たメンツだしなぁ。 今年はどこもいかないかも。
小雨降る中を帰宅中、野良猫とすれ違う。 向こうからとぼとぼと歩いてくる。 すれ違いざまこちらを見上げて「この雨何とかしてくれよ」といった顔。 そればっかりはどうにもできないなぁ。
「この指とまれ」という同窓会サイトに登録してみたんだけど、卒業生リストを見ていたら(登録しなければ見られないのだ)学生時代の嫌な思い出がよみがえってきて、登録削除してしまった。 ・・・歪んでる?
このところサンダル熱が高まってきている。 といっても私が欲しいのは、世間で流行のミュールなどではなく、通勤用のヒールの低いサンダル。 中でもビルケンシュトックが欲しくて、試し履きしてみたのだが、大人用では一番小さいサイズ(22.5)でも、足がぶかぶか。 ビルケンシュトックはいわゆる健康サンダル的な範疇に入るため、幅が広く、インソールも足形に合わせた立体構造になっている。幅が広いのは大歓迎なのだが、足形に合わせると、どうにも微妙な具合の悪さ。 店の人も「・・・うーんこれは・・・」という歯切れの悪い言葉。キッズサイズは15.0から22.0まで5mm刻みで揃っている。ただ、デザインの選択肢がほとんどないんだよなぁ・・・。 とりあえず、まだサンダル熱があるうちに直営店に行って試し履きしてみようかなぁ(苦笑)。的確なアドバイス貰えそうだし。
スバル自動車「フォレスター」のCM、長瀬智也(TOKIO)が口ずさんでいるのがどうも「よろしく哀愁」らしい。 しかし、「〜目を閉じれば君がいる」のあと、「ごめんね素直じゃなくて〜」と、「ムーンライト伝説」のイントロが流れてしまうのは私だけだろうか。 なんで郷ひろみの後がセーラームーンなんだ。
結婚式に出るまーさんを送って掃除と洗濯。 ベランダから近くの高校の校庭が見えるのだが、どうやら体育祭かなんかの練習をしているらしく、クラス全員で大縄飛び(笑)。なんとか20回くらいは飛んでいるが、なかなか難しそうだ。身長差も結構ついてくるしねぇ。回す方も大変なんだよね。 午後、後楽園の駅ビルの本屋で立ち読み&ラクアでぶらぶら。16本骨の傘があったのだが、張ってある布地がちょっとちゃちい。1000円しないから値段なりといえばそうなのだが、2000円くらい出してもいいからその分もうちょっといい生地だといいなぁと保留。 帰りにスーパーマーケットをハシゴしたら、どのスーパーでも特売の卵がスッカラカン。800人分だぜ、そんなに人が来たのか?
まーさんが結婚式に出席するためにご祝儀袋を買いにいったのだが、どうしてどれもこれもパステルカラーで花なんかついた少女趣味のものしかないんだろう。そうでなければ実用一点張りだ。 受付で男の人は出しにくいだろうなぁと思う。 とりあえず、あまりに実用本位なものもナンだろうと思い、一応一番シンプルで、かつ男性が出してもおかしくないものを購入。
結婚する人間の年齢が上がっている今、出席者の年齢ももれなく上昇中の現状、出席者のシンプルな洋装に似合う格好いいご祝儀袋というものをどこか発売してくれないだろうか。
ヨーグルトに入れるプルーンを赤ワインで煮ていた。 蓋をしてしばらく煮込んで、もういいだろうと思って蓋を開けたら、フランベ状態になってしまって鍋から青い炎が上がった。 いやーびっくりした。鍋ひっくり返しそうになっちゃった。
スーパーマーケットに買い物に行くと、買わなきゃと思っているストック食材を何か一つ必ず買い忘れて帰ってくる。 手にマジックで書いておくか、買うものを書いた手帳でも作るか(笑)。
日本人がなぜ評価されているかということの原因に戦後の復興や礼儀正しさ・仕事のまじめさが言われたりするのだが、このところの状況を見ると、そういう点で日本が評価されることはもうないんだろうなぁと思う。
追記: なんでこういうことを書いたかというと、職場でそんな話をしていたからだ。 うちの会社は電気製品を多く扱うのだが、日本製と外国製の最終的な差は何か、という話で、性能そのものはもう同じスペックならば大差ないと思うが、製品内部の普通見ない部分まできちんと配線が納めてあったりカバーの羽目あわせがきちんとしていたりするのが違う、と。例え人が見ていなくてもちゃんと水準をキープできる、それが日本製品・日本人の良さなんじゃないか、でもこれからはそうじゃなくなるかもね、という結論になったのだった。
なんだかテンションが上がらない一日。 一日中pdfファイルをいじっている。
2004年05月09日(日) |
雨のアウトレットモール |
朝から雨なのでお土産買いにつきあってアウトレットモールへ。 想像以上に広い。 今回時間がなかったのであえて自分からはどの店にも入らず。入りたいところはたくさんあったのだが・・・。こういうところは同性だけで来るべきだ。来たことでかえってストレスがたまったかも(苦笑)
会社の人たちと出かけるのはいいんだけど、一緒に酒を飲むのは凄いストレスがたまるということを実感。平気な人が大多数なんだけど、一部苦手な人がいて、それはなぜかというと、酒の飲み方が意地汚いから。飲むのはいいけど「外だから」「会費払っているから」と遠慮しなさ過ぎ。だらしない格好で平気でうろうろしたり。(人の嫁に遠慮する必要なんかないっちゃあその通りだが)だから嫁が来ないんじゃー(毒)。
朝からテニスをする人はテニスをしている。私は部員ではないのでしない(笑)。もっぱら子供の相手と昼寝。 今回会社の人が連れてきたのは女の子2人。せがまれて蝶を捕ってやったりタンポポでブレスレットやらネックレスやら作ってやる。そこら中のタンポポで丈の高いものはみんな餌食に。久しぶりに作って楽しくもあり宿根草とはいえちょっと申し訳なくもあり。でもどれもセイヨウタンポポだからいいか。 夜になったらタンポポの汁で手ががびがびになった。
一日休みを取って朝からばたばたと動く。 まーさんの実家に寄って犬を獣医に連れて行き(これで2時間)、まーさんは床屋へ行き、その間に洗車したり。なんだか妙に慌ただしい。
今日休みを取ったのは明日からの会社のテニスサークル合宿が軽井沢なので(ベタだなぁ・笑)前乗りしてアウトレットモールへ行くつもりだったのだが、すっかりそんな時間はなくなってしまった。
高速道路は山あいを走る。ちらほらと見えるのは桐か藤か。そこここに白く咲いているのは何の木だろう。クルミのような気もするが、そうでないような気もする。 軽井沢では山桜の終わりかけ、八重桜やカイドウはまだ咲いていなかった。
髪の毛を切った自分の姿にいまいち慣れない。そういえば肩につかないくらい切ったのもずいぶん久しぶりだ。 しかし、髪が短くなったことで新たな発見が。それは、白髪。 これまでは朝起きてから夜寝るまで結びっぱなしで単に目に付かなかっただけなのだが、今は髪が流れるとすぐわかる。 おかげでなんだかトイレで鏡を見るたびに白髪を抜いていたような気が・・・。ほっておけばいいのに、どうしても気になるんだよなぁ・・・。 白髪でもないよりあった方がいい、とどこかで読んだような気も(爆)。
ジャン・レノが宣伝している錦糸町の高級マンションのCM、彼の出演料が頭割りでマンションの代金に上乗せされているんだろうなぁと思うとちょっと腹立たしかったり。 あ、ジャン・レノは結構好きです(笑) 別にこのCMに限った話ではないけどね。ベッカム夫妻が出ているエステのCMだって出演料が施術料に上乗せされているんだし。(何%くらいなんだろう・・・)
「高級マンション」っていったってしょせん錦糸町じゃん、というのはまーさんの正直な感想。だからわざわざそういう高級イメージで売るんでしょうが(笑)。
世田谷美術館で開催されている「小磯良平展」を見に行ってきた。(5/9まで) もっと人がいるかと思ったのだが案外少ない。雨が降りそうだからか、それとも自分が思うよりも知名度がないのか。 密かな目当てだった「斉唱」は展示されていなかった。近くで見ると結構思い切った筆致だと思えるのに、ちょっと離れてみるととてもリアル。写真のよう。絹物のしゃりしゃりした触感もわかるくらい。 陽気が良くて手持ちがあったら(・・・あれば、ね)、着物で出かけても良かったかも、そんな雰囲気だった。
メダカの水槽で飼っているモエビが放卵したので餌となるミジンコを採取しに埼玉まで出かける。結局荒川縁の田圃で水と泥をちょっともらって帰ってきた。持ち主のかたすみません。 しかし果たしてミジンコは餌となるのか。幼生ゾエアのほうがミジンコの餌になってしまうのではないかという気もしないでもない(笑)。
昨日釣った魚を天ぷらにする。下ごしらえは昨日してある。
昨日さばいていたときにも思ったのだが、生きている魚と魚屋に並んでいる魚は全然別物だと思う。生きている・死んでいるの違いだけではない。色が違うのだ。生きている魚はそれがどんな魚でも美しい。ベラやホウボウといった華やかな魚だけの話ではなくて、メゴチやハゼ、キスといった地味な種類の魚でもそうだ。この感覚はかなり印象的だった。釣って家に帰ってクーラーボックスを開けて魚を取りだしたとき、死んでいるのに(当たり前だが)がっかりしたくらい。 かといって食べないわけではない。マグロの回遊水槽を見て「美味しそう」という感想を抱く人間である。釣った分は美味しくいただく。それも釣った魚への礼儀である。 「かわいそう」なんて寝ぼけたこと言っているやつは逝って良し。
まーさんが釣りをしたいということで、朝3時に起きて三浦半島の佐島へ。佐島は葉山の南にある港だ。 手漕ぎボートを借りて(湾内は波が穏やかなのでこれでも一応大丈夫)朝の6時から釣り。ときどき場所を変えつつ14時まで釣る。 釣れたのはキス、メゴチ、ベラ、ホウボウ、ウミタナゴ、ハゼ、タコ。さすがにリリースしたのはフグとあまりにも小さいカサゴの仲間。トータル4〜50匹。北風が強かったにしては上等か。 日に焼けなかったのは良かったのだが、潮風に当たった手足が赤く腫れている。
港にはトビがいて、湾内のいけすの上でホバリングしながら中の魚を狙っている。その翼の様子が非常に美しい。
髪の毛を切りに行って、帰りに実家に寄って世間話など。 再開発の話が本格化しだしたらしい。補償金額を提示されたとのこと。予想していたが思ったよりも少ないらしい。30年以上かかった再開発の結果がこれだ。バブル時の幻想からいまだに抜けきれない人もいるようで、地権者全員の承諾を得るにはまだしばらくかかりそう、とのこと。 新宿でしばらくぶらぶらして帰りにデパ地下で海老と柏餅を買って帰った。
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