東京の片隅から
目次|きのう|あした
スキーだ結婚式だと年が明けてから家事はさぼりっぱなし。徹底的に掃除をする。 棚の隙間からこの前バルサンを焚いたときに餌食となったとおぼしきゴキブリ(フルサイズ)の死骸を発見。素早く掃除機で抹殺する。こんなんと同居していたのか。愕然。 レンジ周りだけで3時間。それでも片づいたような、片づかないような。
朝起きたら気分が悪い。食事をとらなさすぎて血糖値が下がりすぎて、指先がしびれてくらくらする。プルーンを甘く煮たのやら野菜ジュースやらをとりつつ、うどんを1時間くらいかけて食す。 ところが今度は急に血糖値が上がったのか、気持ち悪くて頭痛。結局またダウン。なんとか起きあがれるようになったのは夕方だった。 一度本当に血糖値関係の検査をすべきなんだろう。以前健康診断で基準値を遙かに下回る数値に医者に要注意と言われているのだが、精密検査といってもサイダーを飲むだけらしいので、いまいち気がすすまない。
やっぱり熱は下がらず、結局会社を休む。仕事があるのに・・・と思いつつ、どうしようもない。 起きた合間合間に軽い食事をとりつつ、ひたすら眠る。 トータル20時間くらい寝ただろうか。
なんだか調子が悪くて、定時に退社。 電車に乗っている間もどんどん調子が悪くて、とりあえずキャベツとヨーグルトだけ買って(冷蔵庫の野菜室がカラッポ)、甘鯛の干物を焼いたところでダウン。途中でまーさんに電話して牛乳とレトルトのお粥を買ってきてもらう。 どうにかこうにか流し込んで、就寝。 熱があるらしく、関節がやたら痛く、足が冷え切って眠れない。スキー用の汗を吸って発熱するという靴下をはいて寝る。
よく「週刊○○」というのがあって、毎週何か小物やら部品やらが付いてきて、それをコレクションしたり組み立てたりするという企画物があるのだが、あれはどのくらいペイするものなのか。続けて買う人は果たしてどのくらいいるのか。 NHK語学講座のテキストみたいに4月と3月の売り上げが10倍なんていうのもあるから(中国語)、しょせんそんなものか。 食玩と同じ匂いがする。一つ当たると有象無象の類似品が出て、結局フェードアウトする。 どこまでもつかな。
2004年02月24日(火) |
吉野屋、焼鳥丼も販売中止 |
踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと、と思うわけなんですが。 実際どうなんでしょう。客にとってはボリュームの出る豚系メニューの方がありがたいんじゃないかと・・・。「なか卯」の豚角煮丼とか美味そうだよなぁ。実際食べると胸焼けが凄いきついんですが。
で、鶏ついでに思うんだが、「鉄腕!DASH」が結構好きで、「DASH村」のコーナーも好きなんだけど、あれ、合鴨農法してるじゃないですか。合鴨農法自体はもう結構メジャーな方法で、それはそれでいいんだけど、じゃああの合鴨はあのあとどうなるのか、と。 結局そこらへんは番組で上手くぼかしてあるわけですが、結局「肉」なわけで、実際村で合鴨をさばくのは法的に難しいとしても、お正月の雑煮に合鴨肉を入れるくらいの腹の据え方はして欲しかったなぁと思うわけです。 美味いんだよ合鴨、ってこれは個人的な好み(笑)。 結局そこまでしないとあの企画はおままごとレベルでしか完結しないような気がする。
でも自分の食べるもの、特に動物系タンパク質はどうやってイキモノから肉になるのかを自分で体験しないといけないと思う。鶏や豚は無理だけど、せめて管理釣り場で釣ったニジマスを自分でさばくとかさ。
2週連続でスキーに行ったら体重が2kg増えていた。 これでは「スキーに行く」のではなく「車に乗って泊まりがけで飲みに行く」になってしまう。 しばらく節制しよう。今シーズンはあと2回スキーがある。
2004年02月22日(日) |
私がおばさんになったら |
あなたはおじさんよ、というフレーズが森高千里の歌にあって、当たり前だと思っていたのだが、そうでもないらしい。 宿でテレビ画面の女優を見ながら「でももうおばさんだよなー」「ってお前もおじさんなんだよ」と独身男性37歳と38歳。いいのかそれで(苦笑)。高血圧や糖尿病の薬を飲みながらする会話じゃねーよ(笑)。
スキーに行く途中、会社の人に会った。まーさんの同期の人。 その人もスキーが好きで、準指導員資格をとろうとしている奥さんにつきあってスキーに行くらしい。多分長野だろう。こちらは群馬。 私はそういう資格を取る方には今は興味がない。合気道の時はなにがなんでも黒帯まではとる!と他の子が辞めても粘っていたのだが(先輩達にしてみれば一番体力がないのが残ってさぞかし思惑外れであったろう)、なんかもうそういうのはいいや、と思ってしまう。 あきらめ過ぎなのかもしれない。でもああいう精神的にしんどいのは今は無理だな。
先週2日休んだからか、仕事のエンジンがかからない。2日っていったって、間に休日があったから2日しか働いていないのだ。 なんかこのごろ自分の処理能力が一杯一杯で、やらなきゃいけないことはたくさんあるんだけど、頭が追いついていない。「メモリが一杯です」まさにそんな感じ。誰かデフラグかけてくれー。 メンタル的なところもあるんだろうなぁ。 一日何もしない日があってもいいのだが、今週もスキーなのであった。
技術発表会の日。 神の声が降ってきたらしく、急遽発表会終了後懇親会をすることに。酒屋とガストとピザ屋と茶月に電話。今どきのファミレスってオードブルの配達をしてくれるのね、と感心していたら、配達し終わって店に帰ってきたらまだ電子レンジの中(想像)にシュウマイが鎮座ましましていたらしく、シュウマイだけまた持ってきた。気づかなかったよ。事業所の自転車を借りて引き取りに行ったりしてけっきょくばたばた。自分の仕事は出来なかった。
スガシカオのライヴで「デビュー7年」と言っていたのを聴いて、私がライヴに行くようになってからもう7年も経つんだなぁと思った。 初めてチケットぴあでチケットを買って、今はルミネdeよしもとになってしまった新宿のルミネホールに行って、初めて見たアーティストがオープニングアクトのスガシカオ(笑)。デビュー翌日のことである。 あのときの年齢不詳のやたらしゃべりの上手いにーちゃんが2年後に武道館アーティスト様になるとは想像もしなかった。 親戚のおばちゃんのように感慨深い。多分本人は一番いやがるパターンだと思うが。
2004年02月17日(火) |
よくわからないが可笑しい |
寝ようとして布団に入ったはいいが、なぜかとても可笑しくなってしまい、しばらく布団の中で笑いっぱなし。しまいには笑いすぎて涙まで出てくる始末。 おかげて朝起きたら腹筋が痛かった。
2004年02月16日(月) |
便り出すあてはなけれど |
久しぶりに文房具売り場に寄った。 便せんを2種類買ってみた。 海図再利用のものと、木蓮の模様のもの。 誰かに手紙を出すわけではない。
便せんに限らず、絵はがきや切手の柄には多少なりともこだわりたい。季節や出す相手の雰囲気、そういうものに合わせて手持ちの中から選ぶのが好きなのだ。 ところが、今はメールでだいたいの用事は済んでしまう。 だから、便せんも絵はがきも切手もたまるばかり。なるべく買わないようにしている。 全部デジタルで済んでしまうのも、ちょっと味気ないなぁと思いつつ、買って使ってない引き出し一杯の便せんや絵はがきをときどき取り出して眺めている。
帰京日。スキー場のセンターハウスにお土産を買いに寄る。 ところが、朝から凄い吹雪。地吹雪とはこういうものかというくらい、雪が横に降る。これがホワイトアウトかと悠長に考えている場合じゃない。前が見えないのである。車のハンドルも風に取られる。 帰りは高速のインターまで風向きに逆らわないように遠回りする。 高速に乗っても風は強い。吹雪から暴風雨になり、そしてまた霰。車の窓から上を見ると青空を背景に霰の粒が紗幕をかけたように吹き荒れている。面白い。写真に撮りたかったのだが、撮っても映らないだろう。残念。 覆面パトカーに目をつけられたりもしたけど、なんとか無事帰ってきた。
2004年02月14日(土) |
バレンタインって何だっけ |
ピーカン。がんがん滑る。上から快調にトバしていったら下の方でスキー教室をやっていたらしく、黄色と黒のおそろいのウェアを着た初心者集団に巻き込まれかけて思わず直滑降。
で、自分がまだ完全に板を制御できるところまで行っていないので人が切れたすきを見計らって適当に滑っているわけで、一応同じペースで同じ幅で滑っている、上から見れば上手い人なら避けて追い越せる、そういうつもり。だが、脇すれすれをわざわざ抜いて行く人がいる。下手なわけではない。はっきり言って上手い。スキー検定なら1級や指導員資格を持っている、そういうレベルである。わざわざそういうことをするのは、だいたいおっちゃんだ。そういうのは上手いスキーヤーであってもいいスキーヤーではないと思うんだけどなぁ。そういうところは教えないからなぁ。
友達の結婚式からこちら、胃の調子がどうにも悪くて、しかもペンションというのは洋食が出るものと決まっている。胃薬でだましだまし。 飲まなきゃもうちょっとましだろうに、ついついつられて飲んでしまい、つまみはだいたいスナック菓子だから余計まずい。一回絶食するといいんだよなぁと思いつつ、ほどほどに。 Wさんがこの旅行直前に出張した北欧土産の「トナカイのサラミ」が微妙に酸っぱくて(保存料の変わりに酢を入れていると思われる)美味い。黒パンやライ麦パンに乗せるとすごい美味しいかも。 なぜかマイテレビとプレイステーションを持ってきた人がいて(プレステは2台)、「ケロケロキング」というケロフ(カエルでやるゴルフ)のゲームで大盛り上がり。カエルだから泳いで行っちゃったり蛇に食われたりいい加減な動きをする。「ケロフ」は面白いがゴルフはゲームも実際もさっぱり興味のない私はさすがに普段やっている人は上手いなぁと感心。そして今日も夜更かし。
2004年02月12日(木) |
曇りときどき雪のち晴れ |
実は昨日から岩手県の安比高原スキー場に来ているのであった。 さすがに雪質が良い。平日だから人も少なくて、転び放題である。 安比に来るのは年1回なのだが、不思議なことにコースの雰囲気は結構覚えている。だから年々ビビリがなくなってくる。これは楽。技術的な問題というよりもコースに慣れているか否かで滑りが変わるのだ。 これで胃痛がなければ最高(爆)。みんなよく飲むなぁ。
車「Bb」のCMのキャッチコピーは「ユニークしてる?」というもので、オレンジ色のBbがアメーバのように増殖して町中がそれになる、という画面なのだが、そんなに増えてしまったらユニークでないと思う。 人と違う格好をしようとして結果的にみんな同じようになってしまう女子高生みたいだ。
最近気が付いたのだが、横浜市のゴミ収集車は回収時にクレイジーケンバンドの曲を流している。 曲名はよくわからないのだが、朝からあんなホーンやらが鳴りまくってケンちゃんが「イーネッ!」と歌う、朝から濃いぃ世界が広がっている。脳裏にはもれなくダンサー付きで歌って踊るケンちゃん、もちろんミラーボール付き(爆)。 これでいいのか横浜、ある意味ゆずよりは横浜らしいと思う。横浜って言うか黄金町だが。
悪酔いぎりぎりのところまで飲んだので胃は気持ち悪いし頭は痛い。学習機能ないなぁ自分。
2004年02月08日(日) |
ピンク星人結婚式へ行く |
友人の結婚式に行った。 髪を結って、叔母(着付け講師資格あり)に手伝ってもらって1時間。普段着ないピンクの訪問着、道行きもショールもピンク。馬子にも衣装、というやつだが、父曰く「着慣れていないから金太郎みたい」。どすこい。 ところで私は思い違いをしていた。結婚式が12時からだと思いこんでいたのだが、実際は11時からだった。式場には11時前に着いたので事なきを得たが、会場について初めて気が付いて冷や汗たらたら。間に合って良かった。 新婦の父が文藝春秋だから山の上ホテルだし新郎がアサヒビールの人なのでやっぱり乾杯ビールはアサヒスーパードライだし、回ってくる水割りはニッカ竹鶴だし(笑)ベタベタだなぁおい、と突っ込みをいれつつ、式は大人数だがなごやかでいい式だった。苦労してきていった着物も親戚連中に好評だったようで、(なぜかピンで写真撮られたりしていたのだが・・・)着ていった甲斐があったというもの。 2次会もニッカが経営している「うすけぼ」という店で、とことん会社に貢献する人だなぁと思ったり。食品関係だとそういうものなのかな。
2004年02月07日(土) |
マンション暮らしで忘れていたこと |
朝から掃除、洗濯して着付け教室。とりあえず着られるようにはなったけど、そのぶん細かいポイントが気になり始める。あぁそうか、と目から鱗。 一度帰宅してから実家へ。 実家は築50年以上の木造住宅である。四方を路地に囲まれているので日当たりも風通しもいいが、冬はとにかく寒い。昔の家だから当然断熱材も入っていない。久しぶりに行ってびっくりした。外と中の気温が同じ(笑)。昔は全然気にならず、冬でも裸足だったんだけど、もう無理だなぁ。寒いったらありゃしない。
CMが流れている「ネムー」を買ってみた。 夜搾乳した牛乳で作った乳飲料らしい。キシリトールが足してある。 味は何というか、よく低脂肪乳にこういう味あったよな、と思うほの甘い感じ。癖はなく、さらっとしている。 私は低温殺菌牛乳とか、ジャージーとか、いかにもな牛乳が好きなので、「・・・いまいちつまらん」と思ったのだが、夜寝る前に飲む牛乳としては、これが正しい姿だと思う。 プラスチックカバーとアルミの蓋を取ればそのまま電子レンジで温められるのは、便利だ。 でも値段はちょっと納得いかないなぁ。普通のでいいや。
木曜日の晩はだいたい「どっちの料理ショー」を見ている。 今年に入ってから趣向が変わり、レギュラーは草なぎ剛だけ、あとは毎回テーマを決めて統一感のあるゲストを呼ぶらしい。 で、昨日は落語家シリーズで、林家喜久蔵、月亭八方、笑福亭鶴光、春風亭小朝、林家こぶ平、春風亭昇太。濃ゆいなぁ(笑)。 噺家だからもちろん着物で登場、なのだが、なんかねぇ、その着物姿が良かった。 喜久蔵はもちろん黄色なんだけど(笑点・・・)、それぞれ無地だったり柄だったり羽織と着物の色あわせとか、小物と半襟の色を合わせたりとか、着物は噺家にとって勝負服だし着慣れているから違う、というのもあるんだけど、それぞれ「らしい」姿で、色っぽかった。小朝の羽織なんてアップにすると胸の紋のところに梅の刺繍。寄らなきゃわからないっていうのがお洒落。 ああいうの見せられると寄席に行きたくなっちゃうね。
桂文治師匠が1/31に亡くなった。ちょうど1/31で落語協会の会長を引退することになっていて、なんだかその日に合わせたかのよう。師匠最後まで狙ってた?みたいな。噺家の最期の姿としては一番かっこいいかも。最期といえば故・歌右衛門。桜が満開、しかも低気圧が来て夜は吹雪。桜に雪に、女形の終わらせ方としてこれほど「らしい」日もなかった、と後で言われた。 人生ああいう風にしゃきっと終わらせられたらいいなぁ、と思う。
話は元に戻って、「どっちの料理ショー」ぶり大根vs肉豆腐、てっきりぶり大根だと思ったんだけどなぁ。ぶり大根で日本酒熱燗、これに尽きるね。
6年ぶりに新人を採用するらしい。うちの会社は電気系だが、応募してきたのは理系とは言え、別の畑の人。うちのトップは天下りだから妙な学歴信仰があるのだが、現場からすると「大学なんてどうでもいいからまじめに働く高卒でもよこしやがれ」というくらい忙しい。縁故だとろくでもないのが来るのは過去に何例もあるので、まじめに求人を出しているだけましとしよう。 先日うちの部長も加わって面接をしたらしいのだが、みんな気になっていて感想をそれとなく聞くと、「素朴な人だったよ」。 褒めてるのかけなしてるのかわからないんですけど。 でも、部長は「今この人が足りない時期、専門外でも使えそうなら採るべきだ」とコメントしたらしい。 果たして4月1日に新人は来るのか、乞うご期待。といっても4月1日にはうちの事業所には来ないから結局よくわからないんだけど。
節分だが、特にめざしを食べるわけでも豆を撒くわけでもなく(秋田では撒くのは殻付き落花生らしい・・・掃除しやすくていいかも)普通の日。ただし古いマンションだから明日の朝は廊下に豆が落ちていたりする。 ところで、あちこちのスーパーやコンビニエンスストアで「節分には恵方巻き」といって太巻きの予約を受け付けたり床に恵方(方位)を示すシールを貼ったりしているが、あれはいつ頃から大々的にやり始めたのだろうか。自分の記憶ではここ2〜3年のことだと思う。本来関西の習慣だそうだが、ではめざしと柊はもともとどこの習慣なのかということも気になる。うちは二人とも関東(もともとのルーツは新潟と東京と宮城)なので恵方巻きはしない。しっくりしないからだ。 しかし太巻きというのは家で作るにはなかなか面倒臭いものなので、外食産業はいいところを突いたと思う。 そうやって全国均質化されていくのかな。
まーさんの目下の疑問は「平井堅は本当に日本人か」らしい。 多分日本人だと思う。
洗濯をして、布団を干して、一週間分の買い出しと自動車保険の更新諸々兼ねてまーさんの実家へ顔を出す。家探しの途中経過についても報告。やはり昔の人だし、地方出身だし、土地の広さについてはいろいろあるようだ。でも今どき広くて日当たりがいい、そんな土地は東京に通勤できないっす。難しいなぁ、同居は最終手段かもなぁ。
夜、結婚祝いにもらった小布施の杏ワインを飲む。甘ったるそうで敬遠していたのだが、思ったよりもさっぱり。色は杏色(そのまんま)、味は基本的には白ワインなんだけど、もっとこってりしている。不思議な味。
|