東京の片隅から
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チロルチョコのCMを見た。 あんな10円20円という単価の商品のCMをTVで打って、果たして大丈夫なのだろうか。もうけが吹っ飛んでしまうんではないかと余計な心配をしたくなる。 ところで、「チロルチョコ」にはバレンタインデー商品として200円のものがあるらしい。来年は絶対手に入れよう(笑)
迷っていたことがあって、そういうことがあると他のことも手に付かない。手帳につけていたボールペンもなくしてしまった。 そういう引きずってしまう自分の性格、なんとかしなきゃなぁと思ってはいるのだが、こればっかりはどうにもこうにも。 1番寝てしまえば結構吹っ切れてしまうんだけどね。
「おさかな天国」の次はもずくにきのこ。サビで商品名を連呼するとかマーチ調の曲とか振り付けがあるとか共通点はあるのだが、そういうフォーマットを誰かが持っていて、「ここをこうつなぐとほらできた」みたいな感じで作っているに違いない。
昨日ライヴハウスに着ていった上着がタバコ臭くなってしまったので干す。たばこ嫌いなんだよね・・・なぜあんなにライヴハウスの中には喫煙者人口が多いのか・・・特に女子の喫煙者が多い。生理重くなるぞ。肌荒れるぞ。 着ていくものがないので観念してコートを出す。去年のシーズン終わりにはまだ切れるかな、と思っていたのだが、明るいところで見るとやはり相当くびれている。買ってから7年、フルで着るようになって5年(その前はよそゆき)、ここらで処分するときかも。
今年の紅白歌合戦についに中島みゆきが出るらしい。他からの中継になりそうだというのはスポーツ新聞の弁。そりゃそうだろう、歌を歌うのはかまわないだろうが、余興にかり出されるのはごめんである。紅白もあの余興がなかったらもっと面白いのだが、演歌歌手は余興でなんぼ、の商売だから仕方ないのか。さだまさしのようにトークショウ(歌つき)にしてしまったほうがいいかもしれない。個人的には元ちとせにも出て欲しかったのだが、余興をやらされるのは目に見えているから(奄美の伝統衣装で島歌とか歌わされそうだ)でない方が彼女のためかもしれない。
音楽を聴いていて、一番無責任なのはただのファンだと思った。 自分はどんどん成長していくくせに、アーティストには変わらないことを求める。自分と音楽がしっくり来なくなったのは自分のせいでもあるのに、それを棚に上げて「あのアーティストは変わってしまった」と責める。 それは恋愛に似ているかもしれない。
妹が行かれなくなってもらったザ・カスタネッツのインストア、24日と聞いていたので全く気にしていなかったのだが、23日の間違いで、行ってみたら天野月子がやっていた。がっかり。
2002年11月23日(土) |
2度あることは・・・ |
昨日は全くついていなかった。 駅まで自転車で行ったら不法駐輪撤去作業中。しかたがないので駐輪場に入れて150円の支出。改札口まで行ったら定期入れを忘れていた。もともと定期区間外だから、とあきらめて清澄白河へ。佐賀町へ行くはずが途中で曲がり損ねたのが原因ですっかり道に迷った。やっとついたらデジカメにメモリが入っていない。途中の大型スーパーへ行くも、デジカメの特売をやっているのにメモリは売っていない。近くにも電器店はないという。悔しいのでそのまま家に帰って、自転車で出直した。地下鉄往復で420円の支出。
そして今日。 朝、釣りに行くまーさんを見送って、洗濯機を廻す。終わったので洗濯機を開けようとベランダに出たとたん、空が回った。この前まーさんと先輩がベランダでスキー板にワックスを掛けていて、そのせいで滑ったらしい。サッシの角に頭をぶつけて、大きなこぶが出来た。とりあえず無事なのだが、まだ頭と体のあちこちが痛い。
明日は何をしでかすか。
2002年11月22日(金) |
そういえばいつも曇り |
江東区佐賀町の食糧会館を見に行く。とうとう取り壊されるそうで、最後の展示会「emortional site」をやっているのだ。建物全体を展示スペースにして、様々なアーティストの作品を展示している。てっきりとっくに取り壊されたのかと思っていたのだが、妹からのメールでまだ残っていたことを知った。
食糧会館、というか、元:佐賀エキジビット・スペースに行くのはなぜか冬の曇りの日であることが多かったような気がする。最初に言ったのがアンゼルム・キーファーだったことも、そんな曇天のイメージを増幅しているのだろう。
休みを取って見にいったのだが、さすがにビルそのものの人気もあり、人がたくさん。土日はすごいだろう。 現代美術好きの人、アマチュア写真家、古い建物好き、PVや映画撮影で知ったファン、もともとのテナント(やはりというか米穀関係が多い)関係者らしき人、近所の人などさまざま集まって「お別れ」にもかかわらずなんとなく楽しげな雰囲気が漂っている。建物が愛されていたことを感じる。 本当の最後には音楽家を呼んで「お別れ会」をやるらしい。
2002年11月21日(木) |
ボージョレー・ヌーボー解禁 |
会社帰りに実家近くの酒屋による。ワインに力を入れていて、店主がフランスまで行ってチェックするというかなりマニアな店だ。ボージョレーの品揃えも良く、新酒として飲むだけではもったいないようなものがそろっている。実際1年近く寝かせて飲んでも美味しかった。 7月に結婚した会社の人のお祝いをみんなで送ろうとしていて、計画が延び延びになってしまっていたので、とりあえずうちだけでも、とボージョレーを2本包んで発送して貰う。土曜日につくらしい。ちょうどいいだろう。 普段飲むものからすると決して安くない、というかむしろ高くついてしまうボージョレーなのだけど、イヴェント好きな私のこと、毎年つい買ってしまう。この時期に飲むのは1本だけで、しっかりしたボディのものを買って結局クリスマスやお正月に飲むことが多い。
料理のために、鍋で湯を沸かす。食材を切りながら、沸騰の瞬間を待つ。でも、気が付くといつも鍋は沸騰していて、沸騰のその瞬間を見られることは滅多にない。 今日は見た。まじまじと見てしまった。その瞬間を見たのが久しぶりだからだけではない。それがどういうものだったのかすっかり忘れてしまっている自分がいたからだ。そんな風に記憶の波はよせたりかえしたりして、憶えておくべきものは憶え、忘れるべきものは忘れてしまうのだろう。
おでんを作ろうと思っておでんだね(ちゃんと魚屋で浜藤の練り物を奮発したのだ)を買って帰ったら大根を買って帰るのを忘れた。というわけで明日に延期。いま鍋の中では昆布が冷えている。
このところJAPANの掲示板でにぎやかなのが編集部兵庫がJUDE浅井(ex.ブランキー)の事務所に行ったらマネージャーと2人がかりで殴られた、というもの。くだらねぇなと思いつつ、自分なりにまとめてみる。 1.もともと浅井はJAPANに対して微妙な感情があった。 2.エゾロックフェスの言い出しっぺは元JAPAN編集長山崎+ミッシェルマネ+ブランキーマネである。JAPANが2年目以降手を引いたので2年目は動員ががた落ちし恨まれているらしい。 3.AJICOの時UAがインタビューで「ベンジーがこう言った」というのがどうも浅井本人の意向とはかなり異なっていたらしい。それが浅井→UAの時点で伝わらなかったのかUA→JAPANの時点で伝わらなかったのかは謎。 4.SHARBETSとJUDEのレビューを浅井は快く思わなかったらしい。 5.SSTVの生放送で浅井がJAPAN不買をブチ上げた。(これは私もたまたま見た) 6.こじれていたのでJAPANがインタビューを申し込んだが、インタビュー数日前に出たJAPANのレビューがまた気に入らなかったらしい。1人で取材に行った兵庫が浅いとマネージャーに殴られた。 以上。 どっちもどっちだなぁと思うのだが。 2に関しては「山崎」が言い出しっぺなのか「JAPAN」が言い出しっぺなのかでずいぶん変わるし、だいたいJAPANがついたからと油断していた主催者側にも落ち度がある。 3と4はインタビュアーの資質の問題。
でも結局他のアーティストのケースを見ていても思うんだけど、不満だったらその旨をきちんと編集部側に伝えなければいけないんじゃないか?たとえ文章にするのが苦手でも、きちんと伝えればブラフマン・トシロウの件(「ブラフマンを暴く」というコピーに対して抗議をし、その抗議とそれに対する再取材が次号に載った)のように後を引かずに収まったはずだ。 それにしてもマネージャーは何をやっていたんだろう。作品を作ったアーティストが取材や記事に不満を抱くのはある意味極まっとうなことで、でもそこから先はマネージャーの領域なんじゃないのか?たとえ個人事務所であったとしても、マネージャーはアーティストと一心同体であってはならないし、むしろ一歩引いていなければいけないと思う。浅井の評価を自分の評価と勘違いしていたとしか思えない。社会人として失格だ。 この前退社して話題になった吉本の名物役員が「大阪から転勤する前、芸人の人気を自分の人気と勘違いしていた」と言っていたが、私は浅井のマネージャーに彼の爪の垢でも煎じて飲め、と言いたい。
社販バーゲンでフォーマル用の黒のロングコートを買った。この冬はお葬式がありそうだし。アンゴラ混、ラビットファー付き。いや、ファーなんて付いてなくていいんだけど、そもそもコート自体があまりなくて、一番コストパフォーマンスが良さそうなのを買ったら付いていたというだけ。ちなみにカシミヤ混になるとファーがフォックスに出世するらしい(笑)。 コートがあまりなかったのは、このところ東京が急に寒くなって、店頭で売れ行きが好調らしいし、あとはそもそもコートそのものが今年の流行じゃないんだろうと思う。 それにしても今手持ちのコートは普段用の7年目くらいのアイボリーと、濃緑のフード付きコート。どう考えても28歳の格好ではなくて、普段の格好だって無印良品とユニクロが異様に多いので、タンスの中を見るたびにピーコに怒られそうだなぁといつも思う。
久しぶりにホットケーキを作った。上手くできたのだが全部皿に重ねたら切るとき偉いことになった。「それでは新郎新婦ケーキの入刀です」みたいな感じ(笑)
実家に寄ったらシャッターが降りている。(昔店をやっていた関係で、実家にはいわゆるドアというものがない。シャッターの内側は天井まで届くアルミサッシ+アクリルガラスの扉。その奥にいきなり玄関がある。店をやっていたスペースは駐車スペースになっている。) とりあえず仕事中の父に電話してみたが何も聞いていないということで勝手にシャッターを開けて入る。どうやら町内会のお通夜に行ったらしい形跡。そのままだらだらと1時間ほど待っていた。 そのうち帰ってきた母と祖母に聞くと、近所の靴屋のおばあさんが亡くなったそうで、そうかあのおばあちゃんかとちょっとしんみりする。 帰りに新宿のデパートで化粧品を買って帰った。乾燥肌がひどいので化粧水を切り替える。
今日うちの部署の会議で関西の事業所からOさんが来た。 朝イチで来たので「泊まりですか?」と聞いてみたら「新幹線」とのこと。どうかんがえても不可能なのでよく聞いてみると、「ポール・マッカートニー来とるやろ?そのおかげでホテルが全然取れなくて東京は泊まれんかったん、仕事が終わってからバスで名古屋へ行って、名古屋に泊まって、6時の新幹線で来たん」だそうだ。 そんなにたくさんの人が見に来てるんだぁ、と思ったのだが、そりゃ東京ドームで3日もやればそうなるか。しかもファンの大多数は社会人で金がある。 恐るべし。
2002年11月13日(水) |
飼い慣らされていないか? |
今流れている「プラド」という車のCMで「近頃都市の男達は飼い慣らされていないか?」というのがあるのだが、それをみているまーさんが毎回言う言葉が「お前だお前」。プラドという車は今でこそ丸いが本来は山道でもどこでもがんがん行くアウトドアな車だったそうで、それを聞くと確かに今のは甘いな、という気がする。
ここ数日、十数本の白髪を見つけてしまい、ちょっとショック。見つけた当初は知らんぷりしているつもりだったのだが、どういう訳か内側に生えていても表に出てきてしまう。結局見つけた分は全部抜いてしまった。そんなこと言っても毛根から白髪なんだから結局また白髪が生えてくるので当座の気休めにしかならない。そのうち「ショック」どころか「もういいや」になるのは目に見えているんだけど(笑)。
乾燥注意報が出ているくらいで、我が家の加湿器もフル回転している。 会社でもそれは同じで、お茶のカップが手放せない。(電話に出たとき声が出なくなってしまうのだ) そしてこの時期女子更衣室前に蔓延するのがエレガードの匂い(笑)。でもみんな使いすぎだって。更衣室には窓がないし、前の廊下にも窓がない。甘いスプレーの匂いが廊下に立ちこめてくらくらする。
ベランダの棚の材料を買い足すために埼玉でホームセンターをはしご。ついポインセチアを衝動買いする。まだアドヴェント(待降節)にも早いというのに、だ。 今日は母校(大学)の学園祭の日だった。合気道部の発表があったのだが、結局行かなかった。だいたいOGは期ごとにお土産を持っていくのだが、私の期は私しかいない。ふらりと行かれる反面、行きづらくなってしまうこともある。
昼のニュースで東京ドーム前でニシキゴイの品評会をやっているというニュースを見た。面白そうなので見に行く。東京ドームは日米野球の会場町の人で一杯なのだが、野球に興味のない私にはただの邪魔な人垣でしかない。サッカーは好きなんだけどなぁ、どうしても野球に興味がわかないんだよなぁ。ルール覚えたのもサッカーが先だったし、その辺の影響があるのだと思う。 にしきごいは面白かった。1m近くあるのもいて、ここまで来るとも早さかなと言うよりも他のイキモノ。明後日あたり進化して陸に上がるんじゃないだろうかと思う迫力だ。実際指なんか簡単に折られてしまうらしい。育てるのも手間がかかるだろうけど、実際いくらするんだろうなぁ、なんて下世話なことを考えてみたりする。
会社最寄り駅の前でビルが建設中だ。なんだか1階と2階をぶち抜いてテナントが入るらしく、内装からして飲食系。スターバックスっぽかったんでちょっと期待していたんだけど、UCC系珈琲館のカジュアルカフェチェーンらしい。そうだよなー各駅停車の駅にそんなうまい話あるわけないよなーと思いつつ、ちょっと期待してしまった自分が悔しい。 でも2〜3年前まで松屋(牛丼)とパン屋しかなかったのに、いまはドトールとてんやとローソンとオリジン弁当が出来ている。進歩と言えなくもない。
私がときどき覗いている某掲示板で話題になっているのが方言。とあることをきっかけにお国言葉での書き込みが相次いだ。 そういうのを読むとちょっとうらやましくもある。お国言葉という言語的な豊かさは手を伸ばしても届かないものだ。東京生まれ東京育ち、両親とも東京なので(祖父母の代になるとちょっと違うんだけども)、標準語、というか半端な東京弁しか話せない。半端な、というのは、本当の東京弁というのは亡くなった母方の祖父のしゃべりを言うのだろうと思っている。彼は生まれも育ちも本郷、婿に入ったのは赤坂という江戸っ子で、家業は築地の場外、自分の生業は提灯に江戸文字を書く、お洒落な人だった。もっと話せたら良かったなぁと思う。
この前TVで見たミツキヨ(及川光博+忌野清志郎)。なんというか「い・け・な・いルージュマジック」を思い出してしまうのが年がばれるというもの(笑)。そこらへんでやっている「featuring○○」とか企画物が色あせるほどのケレン味で、久しぶりに面白いもの(褒め言葉)を見た。 しかしモーニング娘。相手に「セクシーなんて自分で言っちゃダメ」と切り捨てるミッチーに激しく同意してしまう私は相当おばちゃん入っているらしい。
急に寒くなってみんな着ぶくれしだしたせいか、電車が微妙に遅れる。そのうち要領がつかめて普段通りになるのだろうけど。でもまだコートを出すほどではない。
昨日ドイト(埼玉近辺にチェーン展開している日曜大工の店)で買ってきた2×4の板に朝から色を塗る。今までマンションの外壁工事があるから臨時の棚しか作っていなかったのだが、もう外壁工事が始まったら分解して再組み立てすればいいやと思って見切り発車。 私がペンキを塗って、まーさんが棚を組んで、結局一日仕事になってしまった。でもまだ終わらない。 作業中に呆然としたのが一時的に部屋に取り込んだ荷物の山。なんでこんなにあるんだ・・・。ものが多すぎるなぁと思うのだが、いかんせん二人とも趣味が多すぎるので収拾がつかない。
ぴかぴかの晴れである。近くの学校では練習試合をしているらしい。女子高生の歓声が聞こえてくる。どこかでデモ行進をしているらしく、規則的なシュプレヒコールの声。なんだったんだろうか。 しかし明日も休みというのは気分がいい。
去年行かれなかった神田古本まつりに出かける。まーさんは今は群馬のスキー場近くで働いている元先輩が帰ってきていて、そのい物につきあってスポーツ用品店へ。ついでに(?)まーさんのスキーウェアを買う。そこから別れて私はピロシキを食べながら神保町すずらん通りをうろうろ。しかし収穫は何もナシ!。がっかり。ティールームタカノで紅茶を買い、文房堂で絵はがきを4枚買って、先輩達と飲んで帰った。
2002年11月01日(金) |
だって無印(いいわけ) |
結局会社帰りに無印良品による。有楽町と難波店限定のカシミアニットとストールを見るはずだったのに結局福袋を買って帰ってしまった。こうしていらないものまで買ってしまうのだ。でも、3000円の袋に入っていたのはフェイクムートンのジャケット(黒)、コーデュロイのシャツ2枚(ベージュ、カーキ)、コットンシャツ2枚(白)、ホームウェアスカート(グレー)、マフラー。これをお買い得としてなんとする。まーさんの福袋も買うべきだったか。
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