東京の片隅から
目次|きのう|あした
だだっぴろい学食みたいなところの隅っこにぽつんと座って人の目を気にしながら冷めたご飯を食べている夢を見た。
いま「あるある大辞典」でマヨネーズについてやっていて、マヨラー=何にでもマヨネーズをかける人のこともやっているんだけど、これって一種の摂食障害じゃないかと思う。やっぱり調味料って素材の味をいかに引き立てるかがポイントじゃないのかなぁ。だからお好み焼きとかにかけるのも好きじゃないんだよね。
髪を切った。たぶん人生最短タイ(笑)。とにかくうっとうしい髪を切りたくて、ばっさりやって、ついでにカラー(マット)も入れてみた。何だろう、それほどストレスたまっていないつもりだったんだけど、わからないところでストレスたまってたのかな(苦笑)。 美容院は実家の近くなので帰りは新宿までぶらぶら歩いてきたわけだが、一頃ストップしていた高層ビルの新規建築がまた始まっている。何となく周囲との調和を考えているのだろう、ベージュのタイルなんか貼ってあったりする。でも最初に建てた人は周り中空き地だったから「周囲との調和」なんて考える必要がなかったわけで、そういう意味では「やったもん勝ち」なのかもしれない。
よくリップスライムの誰だかがやっているパンツの裾を片方だけ膝までまくり上げるやつ、街でも見るところを見るとヒップホップ好きの子の間では普通のことなのかもしれないが、どうしても「裾上がってるよ」と言いたくなる(笑)。私からすると、片方だけまくったスタイルも、おばちゃんが和式トイレに入るときに靴下やストッキングの中にスラックスの裾を入れたまま忘れてそのまま出て来ちゃったのと、どちらも大差ないような気がするのだが。
アホなタイトルは置いといて(苦笑)、帰りに郵便局に寄ったら隣の中学校の柵の向こうに猫が転々と11匹。みんなでいっせいにこちらを見る。猫的にはヒールの音+紙袋(ビニール袋ならなお可)=なんかくれる人、らしい。何もないよ。
会社帰りに巨人優勝セールをしているプランタン銀座に寄る。アンチ巨人でもバーゲンは別。大混雑にも負けずスカートが欲しくて見て回ったり試着してみたりするも、イマイチ決め手がなく、結局手ぶらで帰る。1割引とはいっても、丈を直すことになるから、結局同じかむしろ高くつくかもしれない。
どうも旅行から帰ってきてから調子が悪い。もともと万全でないところにこのところの寒さで、風邪をひいたらしい。久しぶりに頭痛。喋っていても家事をしていても頭痛。まーさんが肩を叩いてくれるのだが、本人はそのうちごろ寝してしまい、結局残りの片づけは自分でやる羽目に。あぁ。
いつもどおりばたばたと家事をして一日が過ぎる。 用事があって自転車で上野へ出かけたのだが、どこからかキンモクセイの甘い匂いが漂ってくる。どこだろうと見回すと、それは公衆便所の隣。いいのか悪いのか微妙な感じである。
会って話したいなぁと思う人がいるのだが、自分の用事があったこともあって、ついに出かけなかった。もう会えないかもしれない。人のつながりなんて、案外切れやすいものだけど、それでも、あなたたちの決断と未来に光りあれ、と私は祈るだろう。
昼過ぎに群馬を出発。小雨がときどき降る。もう山は肌寒く、パーカーを着ていても寒いくらい。みんなで枯れ枝を集め、壊れたネコグルマを使ってたき火をする。誰かが車の中に積んでいた花火まで始めてしまい、すっかりテニスというよりもバーベキュー&野外飲み。いいのかこれで(苦笑)。山沿いの小さな田圃に金色の穂波が揺れる。豊かな風景だと思う。 東京に近づくに従って雨は本降りになる。 渋滞にはまって車の中からスガシカオツアー東京公演のイベンター予約にチャレンジするも、あえなく撃沈。レコ発でもなんでもないけど、やるからにはきちんと本数やって欲しい。関東地方が東京だけ、しかも2日だけというのはあからさまに少ないと思う。(ちょっと怒りモード)
彼岸の入りと十五夜が重なって街の和菓子屋やスーパーマーケットにはお団子とおはぎが山積みになっている。みたらし団子には心が動くのだが、プリンが冷蔵庫に入っているし、ということで本日は却下。 会社のテニス部=出張飲み会が群馬であるのではるばる車で出かける。初心者マークも買ってときどき運転する。周りの車が避けてくれるので(当たり前・汗)なんとか走れるが、なかなかにスリリング。腕が凝った。 夜、温泉に入ったあと、窓から見た十五夜は綺麗だった。
午後半休を取って免許の書き換えに行って日の高いうちにぶらぶらと帰ってきたら、近くの附属校の校庭でブラスバンドの練習をやっている。附属校だから小学校か中学校かよくわからないのだが、たぶん中学生なのだろう。肺活量がまだまだ足りなくて、附属校だから生徒数も少ないし、いかにも頼りなげなブラスバンドなのだが、それがなんとなく面白かった。運動会が近いのかもしれない。 そういえば私の行った学校には管弦楽部はあってもブラスバンドはなかったな。
どうもこのところ鼻がグスグスして、てっきりアレルギー性鼻炎だと思っていたのだが、どうやら風邪らしい。喉がおかしい。声は普通なんだけど、喉の奥がイガイガして、喉が渇いたような感じがする。 急に涼しくなったし、でも窓を閉めると暑いから半開きで寝てしまったりもする。そんなところが原因だろうと思う。
久しぶりに新宿タワーレコードへ。ポイントが満点になっている。 <買ったもの> ・スピッツ「三日月ロック」 ・中村一義「100s」 ・GOING UNDER GROUND「ホーム」 ・cool drive makers「スーツケース」 ・あと、雑誌。BREATHとJAPANとトーキンロック。 で、今「三日月ロック」を聴いているわけだが、スピッツ節が冴え渡る。相変わらず突っ込みどころ満載な歌詞といい、やっぱ変態っぽいわこの人(笑。私的にはほめ言葉)。 まーさんによると「10月第2週くらいの朝早くバイクに乗っている感じ。さわやかっていうよりも薄ら寒い(笑)」だそうで、この「薄ら寒い」という言葉はかなりスピッツに関しては的確な表現だと思う。 今回「水色の街」という曲が入っているけど、スピッツの世界はモスフィルム(旧ソ連のアニメーション映画に使われるようなちょっとくすんだ色処理)の水色のようで、でもスピッツ本体はオレンジ色のイメージがある。
夜まで雨。そんな中でも名も知らぬ熱帯系の花だけは香る。ミクロネシアのホテルにあった石けんのような香り。石けんには「kasellelie」とアルファベットで書いてあった。それはハワイ語でいう「aloha」と同じような意味らしかった。「おはよう」も「こんにちは」も「さようなら」も「ありがとう」も全て含めた挨拶の言葉。普段照れくさくて言いにくい言葉も外国語ならばいいやすいような気がする。私も旅先では素直になるのかもしれない。
2002年09月16日(月) |
「なにがなんでもげんきでいなくっちゃ」 |
それは、私の大好きな絵本「あおいめのこねこ」の中の一節。 教科書でおなじみの「スイミー」とちょっと似ているのかな、周りと違うけど、そのまま生きる猫の話。 この本の持ち主である叔母によると、本を読んだあとしばらく小さい私の口癖だったらしい。 「なにもたべないよりもましでした」 「なにもたべないよりもましでした」 「なにもたべないほうがましでした」 そんな一節も。大人になって読み返したとき、思わずなみだが出た。
なんだか昨日の日記はただの愚痴だった。でもそういう気分だったのは事実。だから消さないで残しておこうと思う。(開き直りか?)
自分へのご褒美として、白いシャツ(無印良品のだけど)を買った。 できることから、一つずつ。
なんとなく髪型を変えたくなり本屋で雑誌を立ち読み。が、いまいちぴんとこない。結局普段どおりパーマをかけて終わりそうな予感。こちらに明確な希望がないと美容師側もやりづらいだろうし、かといって完全に「お任せ」にするには不安がある。 変わりたいけど変わる策のない自分がまだるっこしい。
眠い。 朝教習所に行って、帰ってきてご飯を食べて、休憩してから買い物をしようと思っていて、サッカーを見ながらごろんと横になって、・・・起きたら7時だった。 体調がイマイチだというのもあるんだけど。 しかもまだ眠いかもしれない(笑)。
2002年09月13日(金) |
注目の記事 <茶髪>教師が生徒の髪を黒く染め、1人が炎症 兵庫の中学校 |
兵庫県川西市の市立多田中学校で今月初め、教師が茶髪の生徒5人の髪の毛を市販の毛染め薬で黒く染めたところ、アレルギー体質の女子生徒1人の頭皮がただれ、全治1週間と診断されていたことが13日、分かった。学校側は生徒と保護者に謝罪し、今後、同様の指導の中止を決めた。(毎日新聞)
これ、なんか変じゃないか?自分で茶髪にしたときは大丈夫だったのか?(もともと地毛が茶色い場合は除く) そもそも、中学生で茶髪にすること自体がおかしい。今は小学生でも化粧やパーマ、カラーリングをする時代なのかもしれないけど、そもそも人に養って貰っている時点で見た目どうこう、というのは分不相応だと思う。「扶養家族と居候は紙一重」だ。清潔な格好をさせるのは親の義務だが、それ以上のおしゃれは自分が稼いだ金ですべきで、だからこそ楽しいんじゃないかと思う。 だいたい、年くったら塗らなきゃごまかせなくなるんだしさぁ(苦笑)。
どうもやばい感じがする。 このところ気分の落ち込みが激しくて、夜も寝られないし、物音に異常に過敏になっている。会社帰りに道を歩いていて枯れ葉の転がる音に飛び上がるなんて、どうにもおかしい。 もともと中学〜高校にかけて(今思うと)かなり精神的に追い込まれていたのだが、そのときの感じに近いかもしれない。 とりあえず、ビールを飲んでごまかす。 この気分はどうすれば抜け出せるというものでもなく、ただ波を待つしかない。もうじたばたする年齢じゃなし、気長に構えることとする。
スピッツのアルバム「三日月ロック」はまだ買っていない。聴いたら泣いてしまいそうだから。
あれから1年がたつ。 テロは善か悪かと言われるとそれは私にとっては絶対に悪なのだけど、だからといって報復攻撃をしていいか、といわれたら未だに迷う。 アメリカにとっての「正義」や「自由」はWASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)にとっての「正義」や「自由」であり、そうじゃない人にとっては必ずしもそうではないし、ましてや住んでいるところが違えば常識も違うのが当たり前で、去年のあの出来事は初めてアメリカがそのことを「知った」という意味では意味があるのかもしれない。 ミッションスクールに10年通ってキリスト教(プロテスタント)のいい面も悪い面も見せられてきた。疑問が多すぎて洗礼は受けなかったが、確実に自分の人格形成には大きな影響を及ぼしていると思う。
でも、結局、どんな宗教も言っていることは結局同じだと思うのだ。 ただ、お金がかかる宗教と因果応報ばかり脅す宗教は商売であって宗教じゃないと思っている。
まーさんが昨日外に出た帰りに歩いて有楽町から家まで帰ってきて(といってもたかだか1時間くらいなのだが)どうも気に入ったらしい。今日も東京駅で降りててくてくとお堀端を歩く。新しくなった丸ビルを横目に、それでも昔の丸ビルの方が天井の高いところとか、ファサードの細かい細工とか、テナントの扉が木製で店の名前が金文字で入ったガラスがはまっていたりするところとかが良かったなぁ」と思う。やはり昔もの好きらしい。ビルといっても一日中ビルの中にいればそれはある意味生活の場なわけで、あまりがんばった格好してお化粧も気にして歩くところじゃないと思う。そう思うのはビル慣れしているからだとは思うのだが。 そんなことをつらつら考えながら歩く。昨日は夕方だったのでスッポンや鯉がいたのだが、とまーさんが言うも、もう日が落ちた時間ではいきものの姿はお堀になく、ただジョギングする人だけが私たちを追い越してゆく。 帰りにスーパーマーケットに寄ってサンマと大根を買って帰った。
朝も会社近くの駅を出たところで雨に降られたが、帰りも自宅近くの駅を出たとたん向こうの空が思いっきり光る。こりゃたまらんとさくさく帰るも、無情にも途中で雨。路地裏を通って帰ると猫がわーわー言いながら三々五々散ってゆく。 家に帰ったら昨日の晩洗って干した洗濯物がまだ乾いていなかった。
昨日今日と奥多摩へ会社釣り部有志による鱒釣り。といっても管理釣り場で放流されるので「釣り遊び」と言った趣か。 なんせ最近新入社員を採っていない我が社、一番下っ端が30歳を挟んだ私とまーさんである。当然買い出しはうちの役目になり、朝早くから現地へ出かけてバーベキューや焼きそばの準備をする。 霧雨にもかかわらず大人子供あわせて20人以上集まった。
それはいいんだけど、昼過ぎに来てビール飲んでご機嫌でおしゃべりして人が作ったもの食べて、で、夕方になったら余った食材勝手に持って帰ってはいさようなら、という人がいるのが、図々しいよなぁという感じ。それでも男性陣は結構動くんだけど、一緒について来た奥さん方やら派遣さんやら全然動かないで肉欲しいときだけ箸と皿を持って汗だくのこちらの後ろをうろうろするのが危ないったらない。 結局女性陣で手を貸してくれたのは泊まり組の女性2人、職業は小学校の先生だけでした(苦笑)。有り難うございます。 泊まり組のおつまみ用の枝豆とか、電車で来た人が個人的に買った柚子や栗まで持って帰られてしまって宿に着いたらまた買い出しに行く羽目になった。
バラエティー番組が嫌いだ。特にお笑いの番組に入っているコントが嫌いだ。 なぜ嫌いかというと番組そのもののおもしろさがわからない上に、スタッフの笑いが入るからだ。ときどき入ってしまうのは仕方ない。でもいかにも「ここは笑うところですよ」と言わんばかりのわざとらしい笑い声は大嫌いだ。面白いと感じるところは人によって違うはずなのに、TVに強制されるのは気に入らない。
まーさんが遭遇した話。 会社帰りに電車を乗り換え、ほっと一息。そこへいつものアナウンス、のはずだった。 「ですから、駆け込み乗車はおやめください」 車内は「・・・ですから?」のひそひそ声とくすくす笑いでいっぱいだったらしい。 まぁ、車掌さんも一日中言っていると「てめえらいい加減にしやがれ」っていう気分にはなるわな。
久しぶりに雨が降っている。脳だか狂言だかで手から白い糸を放つやつ、土蜘蛛だったっけか、あれが空からぼんぼん投げられている感じ。空から地面まで白く光っている。
また日常が始まる。貧乏性であっちもこっちもと欲張ってあわただしい旅行だったし、まだ何となく疲れているのだが、そうそう休んでもいられないし、またアクセル踏んでがんばるつもり。
帰京の日。本当は普通に家に帰るつもりだったのだけど、2年半ぶりにライヴをする人たちがいた。いても立ってもいられなくて、わがままを言って空港からライヴハウスに行かせてもらった。 久しぶりに見る彼らは見た目は変わっていないのだけど、醸し出す雰囲気はずいぶん変わっていたし、声も変わっていた。でも好きであることにかわりはない。 一番好きな曲をやってくれたら鳴いてしまったかもしれない。そんな気がする。20分間の幸福。
今回はドライブの旅だ。九州は観光地が点在しているからか、一般道でもかなりいい道なのだけど、それでも沿道には「○○〜××間の高速道路建設を推進しよう」とか「△△(九州)〜□□(四国)間に橋を!」なんて看板が立っていたりする。 本当に必要なのかな、と思う。県道も国道も私の目から見るとかなりいい道だし、拡幅工事も何カ所かで見かけたし、そもそも普通に流れに乗ると80km/hなんて出てしまうのだ(笑)。 隣の町に高速道路が走るからうちも、ではなくて、本当に必要か、出来たら使うのかを考えて作らなければいけないとは思う。病人の搬送とかいろいろ問題はあるのだろうけど。 阿蘇高森〜高千穂の間が未成線(着工はしたものの開通前に廃線になったもの)だから余計に惜しいのかな(苦笑)。通ったら阿蘇側からも観光客が入れるから滞在日数も増えて地元にプラスだったと思うんだけどなぁ。
以前ニュースで聞いて知っていたことだけど、やっぱりというかなんというか、九州はどこの観光地に行っても割合アジア(韓国、台湾か?)の観光客団体が多い。そもそも火山がほとんどないはずだから(台湾には温泉があるという話を聞いたことがあるが)火山も面白いだろうし、温泉も目新しいだろう。あちこちにハングルと中国語の注意書きや案内が出ているのが訪れる人の多さを物語る。 それにしてもおばちゃんは万国共通の図々しさなのであった。記念写真を撮るのにまーさんは思いっきり突き飛ばされたらしい(苦笑)。
レンタカーで借りたFIT(ホンダ)はいい!燃費が通常でも15km超えるのも凄い。ってジムニーがバカ車なだけかも知れないが。
車で走っていて気づいたこと。 ・「カレーcoco壱番屋」が異様に多い。しかもドライブイン。九州人はカレーが好きなのか。 ・「ジョイフル」ってどんなファミレスだ?そもそもファミレスが少ないのだが・・・。 ・「大川家具」って「大川さん」が創業した家具屋だと思ったら「大川市」の家具屋なのね。「ヨドバシカメラ」と同じ理屈か。 ・なぜかピンクのヴィッツに異様に遭遇する。 ・地元民なのに車線変更が怪しい車が多すぎT_T。怖いって。
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