東京の片隅から
目次|きのう|あした
夜まーさんが蝉の幼虫を拾って帰ってくる。 ベランダのすだれのつっかい棒(木)にくっつけて羽化を見る。 本来は明け方に羽化するものなのだけれど、いじってしまったからか、早めに始まった。今にも落ちそうな危なっかしい動きながらも、1時間くらいですっかり出てきてしまった。今はまだ薄緑だが、明日の朝にはすっかりアブラゼミ(雌)になっているのだろう。 虫の動きは早廻しのようで、鯨やゾウガメあたりから私たちを見ればこんな風に見えるのかもしれない。 しかし虫ってよくできてるよなぁと思う。無駄がなくてすごいかっこいいと思うんだけど、そんなことを言うとまたマニアと言われるので社会では黙っている。
フジ帰りの妹と会って怒濤のように音楽の話をする。といっても他愛のない話ばかりなのだが、ライヴ会場に行かないとこういう話を出来る人に会わないので、どうしてもライヴハウスでは饒舌になる。 彼女は最近「趣味が多いねぇ」と職場で言われたそうなのだが、「趣味が多い」とはどのくらいのことを言うのか、自分は全然普通じゃないかと思っているようで、それには私も趣味の少ない人が多いよねぇ」とはげしく同意するのだが、2人とも世間から見ると確実に多趣味な人間なので、単に世間からずれているとも言う。ファンというよりもサポーター的であり、マニアではないと思っているのだが、たぶんマニアに見えるんだろうなぁ。
でも趣味って大切だと最近思う。うちの部にいる後輩、鬱で休職して復帰したのだが、とにかくカート&F1好きで(佐藤洋介@COILとはさぞかし盛り上がるであろう)、結局そういうのめり込み系の趣味があるから社会復帰できたんだろうなぁと見ていて思う。だって彼女の年休は鈴鹿やモテギに消えるんだから(笑)。でもレースのことを嬉々として語る彼女を見ていると安心するのも事実。
とか語るとただのマニアの開き直りにしか見えないところが何とも・・・(苦笑)。
マンション駐車場の銀色スカイラインの上で野良猫のジョーが夕涼み中。スカイラインは平たいし、屋根がサンルーフだから登って涼むのにちょうどいいらしい。 ちなみに「ジョー」という名前は勝手に私が付けたあだ名。年取った赤トラで、ほっぺたが垂れていて目が細い感じが宍戸錠(手術前)に似ていると思う。 うちの車には乗らんといてね。
2002年07月28日(日) |
のんびりorだらだら |
プールに行こうと思っていたけどやめた。昨日釣りに行ったまーさんが「因幡の白兎」状態だったので、自分だけ行くわけにはいかない。買い物や家事をして一日過ごす。 しばらくぶりにHPの更新をした。最近さぼりがち。ライヴに行っていないから、というのはいいわけ。
隅田川花火大会のせいで、浴衣姿の男女をよく見る。あんな人混みの中に自分では着られないものを着ていくというのがすでに暴挙だと思うのだが、当人たちは気にならないようだ。それにしても最近の浴衣は見ていて暑苦しい。色を使うにしてももうちょっと涼しげな色あわせがあるだろうに。着物は好きだけど、浴衣を着て電車で遠出するのは気が進まないし(あれってパジャマみたいなもんだろう・・・)自分で直せないものを着て出かけるのは阿呆だし、第一着ていく場所がない。自分で着付けが出来たらコンサートに着ていくかもしらん。
久しぶりに実家に行ったら隣が銀行になっていた(爆)。表通りにあった銀行がたまたまうちの隣が空いていて移ってきたらしい。よくわからん。 妹は今朝からフジへ行ったそうだ。
約半年ぶりにマッサージに行く。うつぶせになってマッサージしてもらいながらも、ため息付きながらやっているのがわかる(苦笑)。それでも今日はまだましなほうなんだけどね。本当に体が凝ると、鍼を打っても刺さらない(曲がる)、マッサージをしようにも指が入らない(ぱつぱつ)、そんなことが多いので、ある程度ほぐしてから行くんだけど、私を相手にするのは相当手強いと思う。やるほうにとっては絶対規定料金じゃ割が合わない。宅急便の「重」みたいにカルテに「固」と書いてあったらどうしようか(笑)。書いてありそうだなぁ。でもずいぶん楽になった。
朝からぴかぴかに晴れて、空には雲がぷかぷか。雲の底が平らで上がむくむくで、入道雲になりそうで(でもならないのが東京)、ふと足元を見ると、落ちたエンジュの花の隣を羽蟻が歩いている、その影もくっきりと。そんな夏。
夜、数少ない大学時代の友人から電話。また入院することになったそうだ。
寺町なので朝から蝉が絶好調。 だが、そんな中でもすでに地上に落ちてしまっているのがいる。足でつつくとヂヂヂと鳴いて地表近くを飛ぶ、と言うか転げ回る。それを猫がおもちゃにする。 出てくるタイミングが悪いと運命の相手(笑)にも出会えない、一週間の命。 東京では蝉が鳴くと言っても公園であってもさほどうるさくないが、山へ行くと声が大きくて気が遠くなるほどだ。そんな経験も最近していない。
まーさんは、梨狩りに行って蝉を虫籠一杯に詰めたあげく、帰りのバスの中でうっかり開けてしまい、バス中蝉だらけにしたことがあるそうだ。
2002年07月24日(水) |
漢方ダイエットのハナシ |
漢方薬系のダイエット薬の事故の話が相次いでいるけど、漢方薬だから、自然の成分だから安全だと思っていたのではないか。実際には漢方薬って副作用がかなり強くて、漢方系の風邪薬やお茶で私は結構体調を崩す。子供の頃にドクダミ茶でじんましんが全身に出たりとか。食べ物でアレルギーが出たりする人ならば、口に入れるものに注意を払うのだろうけど、それまで出たことがなかったり、ましてや身内にアレルギー持ちがいなければ、油断してしまうんだろうなぁと思う。 自分の経験から言うと、おやつとか酒とかの不要なカロリーを絞って運動するのが一番いいと思う。今は全然出来ていないが。過去最高体重を更新しそうでヤバイ。
2002年07月23日(火) |
COIL「0.10」 |
COILのアルバムを買いに行った。 新宿タワーレコードは平台に置かれていたのだが、スタッフのコメントも何もなくて、ひいきされているんだかされていないんだか微妙な感じ(苦笑)。 帰宅してからおんぼろCDプレイヤーで再生し、さらに防水ラジオに電波を飛ばして台所で夕食を作りながら聴く。そもそもプレイヤーの音が飛びがちだし、ラジオはラジオで音ががさがさなので、よくわからないのだけど、思ったよりも変わっていないなぁと思う。 もちろん、録音がアナログからデジタルになったとか、ドラムマシーン手打ちや生ドラムから打ち込みプロトゥールス編集になったりとか、幕の内弁当から炊き込みご飯になったとか、手書きからワープロ原稿になったとか、いろいろ細かい違いを挙げていけばきりがないのだが、結局作者が同じなので、「色」は同じなのだ。 ファーストアルバム「Ropeland Music」の時のコピーに「これは生活のサントラです」というのがあったはずなのだが、今回のアルバムを一度聴いただけでもそれは感じる。 サンガツとの対バンもうなずける雰囲気で、6月のライヴ、是非聴きたかったなぁと改めて思った。
週明けから地域の学校が夏休みに入ったらしく(私立高校はもうちょっと早かったかもしれない)、通勤ルートががらがら。裏返してみれば、普段以下に学生が多いかということでもある。逆に、駅近くの大学、普段は人の姿は余り見えないのに、最近は妙に学生が多くて、テストシーズンなんだなぁと思う。 電車も空いている。つかの間の空間。
それにしても、いなくなった学生はどこにいるんだろうなぁ。私が通勤する時間ではまだ寝ているのか。 今にして思うと夏休みは贅沢な時間だったが、実際自分が学生の時に何をしていたかと聞かれると答えられなかったりする(笑)。
昨日洗濯できなかった分、今日は洗濯しまくり。洋服もシーツも毛布も洗って布団も干す。ベランダは居場所がない。メダカは上機嫌だ。(ところでメダカの卵、どうも50匹くらい孵っているんだけど、どうしよう・・・) 夜、国立競技場までサッカーを見に行った。横浜Fマリノスvs東京ヴェルディ1969である。昔は黄金カードだったが、最近は全くそうでもなく、でも今日は俊輔の壮行試合だから、と思って見に行く。さすがにスタジアムは満員だった。席を見つけて食事していると、斜め前方に見たことのある後ろ姿が。妹であった。「なんでここにいる」と向こうは驚いていたが、姉ちゃんあんたの考えることはお見通しだぜ。ふふふ。 試合はまぁまぁだった。 帰りに水道橋から自転車に乗って人気のない道を走って帰ったのが、久しぶりで気持ちよかった。でもこういうのに電動アシストチャリは向かない。
頭は痛くないがひどい二日酔い。麦茶を飲んでは吐く、の繰り返し。結局夕方まで気分が悪かった。最近ワインはダメだなぁ。昨日はいいお店だったからお皿の盛りが少なくて、空腹だったのも災いした。
ところで来週の週末は台風らしい。フジ直撃か?天神平の再来か?やっぱレッチリは雨男なのだろうか(笑)。
ワインを思わず飲み過ぎたらしく、店を出たところでよれよれ。結局公園でしばらく寝てからタクシーで帰った。最後のご飯ものを食べそびれたのが悔やまれる。
デリコの「裸の王様」のこと、歌詞がすごいなぁと思うのだ。 「Maybeアタシ何かに取り憑かれたいの」 ミュージシャンのことを歌っていると思いきや、この一言で我に返る。今はみんなが何かに取り憑かれたがっているような気がする。
日曜日に犬と遊び、月曜日に猫にすり寄られてから、どうも動物が足下をまとわりつく感覚が消えない。料理をしていてもふっと足下に何かが通る感じがする。それは自分の髪の毛が落ちて足にふれた感覚であったり、カーテンのそよぐ影であったり、窓から入り込んできたショウジョウバエだったりするのだが、どうもふっと生暖かい体温がよみがえってきてしまう。物音に異常に過敏になったりもする。 これはよくない感覚。鬱が入ってきているときに起きる。実家にいた頃は、階段の踊り場に誰かが座っていたり、冷蔵庫や洗濯機の中から誰かが見ていたり、廊下を誰かが横切ったりしていた。 あ、怪談や心霊ものではないです。視線恐怖なだけ。
明け方目が覚めたら窓の外は雨で真っ白。道路向こうの学校も見えない。そんなこんなでも出勤する頃には小やみになり、結局昼にはすっかり上がってしまった。このまま梅雨が明けそうな気配。今年はどうも変だ。 今年はもう台風が2個来てしまったが、平均すると年に2.5個しか本州上陸しないのだそうだ。今年は当たり年になるのかもしれない。
2002年07月15日(月) |
メモを後から読み返す |
今会社では古い書類をスキャナで取って光ファイル(まぁ、PDFファイルみたいなものだ)に入れる作業をしているのだが、作業した人のメモが後ろに書いてあったりする。 今日一発目に書いてあったのが「木は見えるが森が見えない」。問い合わせへの返答の裏に書いてあった。つまり、質問事項そのものの意味はわかるんだけど、実際に相手が欲しい答えが見えない、と言うこと。法律に照らした杓子定規な答えでもこっちはいいんだけど、上手く質問してくれれば相手に良い方向に回答を誘導できるのにな、と思う質問がよくあるんだよね。そもそも日本語として意味をなしていないのもよくあるけど(爆)。
普通のヒールやローファーを履くときは自分の足のサイズにあった靴を選ぶのに、ミュールやサンダルを選ぶときはサイズよりもデザイン重視の人が多いなぁと思う。小指が脇にはみ出していたり、そもそも足の指が前にずり落ちて靴底から関節一つ分以上前に出ていたり、かかとがずれていたり。そうまでしてかわいく見せたいものなのか。かわいく見えることよりも自分が楽なことを考えてしまううちはおしゃれ失格なのかもしれないが、それならそれでいいやと思う。 ところで会社へミュールを履いていくってどうなの?履いていくのは許容するとしても(でもどうしても抵抗がある旧型人間)、会社の中でぺたぺたかつかつと階段中に音を響かせながら歩くのはありなのか、とは思う。履き替えるべきじゃないか?ルール違反じゃないのかなぁと思うんだけど。親は何にも言わないのかねぇ。←超ばばあ発言。
2002年07月13日(土) |
ポップジャムのJLP |
全国区のTVに出るのは2度目だ。前回は「世界に告ぐ」の時、Hey!Hey!Hey!だった。借りてきた猫のように固まっていた4人が忘れられない(笑)。 TVに出た彼らはどう見ても普段の彼らと同じ人物で、でも見ているこっちは知り合いでも何でもないのに、どうにも気恥ずかしくていてもたってもいられなくて画面の前をうろうろする。アホか。 それにしてもどうしてこう微妙な曲の時ばかりTV出演のチャンスが巡ってくるんだろうなぁ。一般にインパクトを与えるためだったら「monkey-7」や「MonstAr」の時の方が効果的だし、「Rhythum」よりも「Hikari」のほうがキャッチーで歌詞が伝わりそう。 好意的なコメントが多い割にブレイク予想度数が低いのは、良さげなコメントを抜き出すのにNHKのスタッフが苦労したんだろうなぁと思うし、クラブ系の音がまだ一般的には市民権を得ていないのも感じる。「ボーカルが弱い」という指摘は正しい。以前の一つ一つのパートの音が粒だって喧嘩しているような緊迫感は今のJLPにはない。楽器も、声も全てが溶けてしまっていて、でもそれが一つの世界を作り出すほどにはまだなっていない。るつぼではなくサラダボウルでもなく、作りたてのカレーのような。まだ2日目のような味が出ていない。 あ、でも悲観している訳じゃないです。6月のライヴはすごく良かった。どんな味になるのかが想像できてきた感じ。アルバムツアーが終わる頃にはきっちりかたちにしてくれると思う。それとももっとやりたいことが出来てまた先走っているか?
今日も暑い。ふと去年のことを思い出した。 去年の夏、年に何回スーツを着るかという仕事の私だが、外部の説明会に出席するために、スーツを着て外出。とあるホールの喫茶店の前でJLPのマネージャーに出くわした。向こうはいつもどおりの黒いTシャツにジーンズ、こっちは家族でも滅多に見ないスーツ(爆)。だいたいしょっちゅうライヴに来ている人間なんて向こうも覚えているわけで、当然鳩豆な顔を向こうはしていたわけだが、こっちにしてみれば(以前レコ会社で働いていた知り合いに聞いたことがあるからびっくりはしないけど)ライヴのない日でも同じ格好なのねぇ、という気持ち。マネージャーさんはライヴハウスに来る人が来る前はスーツ着て社会人やってるなんて思ってなかったのかもしれない。でもそういう人の方が多いんだよ、ファンは学生ばかりじゃないんだよ、というのはいつもその人に対して感じること。
・・・あぁ、言いたいことがうまくかたちにならない。
すっかりいい天気だ。マンションのベランダから見る限り、夕べの嵐の跡形もないのだが、道路には折れた枝などがころがっていたりして、やっぱり昨日は台風だったんだなぁと思う。 しかし、暑い。東京は35℃だったそうだ。 夕方、帰宅してから洗濯をした。明日も晴れるらしい。
パックマンに似ている、と言われた。
2002年07月10日(水) |
究極の選択かもしれない。 |
電車に乗ったら幸い空席が2カ所。 香水ぷんぷんのどピンクスーツのおばちゃん(野村沙知代風味)の隣。 ウォークマン最大音量の金髪お姉ちゃん(浜崎あゆみ風味)の隣。
結局座らなかった(笑)。
台風が近づいてきていて、夕方の雲行きが怪しい。空に線を引いたように片側は雲、片側は空。雲は蒼く水分を含み、街も暗い。向こうの晴れた空は薄いバラ色に光っている。そのうち全部雲の下に入ってしまうんだろう。 雨が近いからか、普段ならあれだけうろうろしている猫も見ない。
保険外交員の人から「話梅(わーむい)」を貰った。彼女は中国出身の人なのでときどき懐かしいというか面白いものをくれる。これもその一つ。 「話梅」は甘い梅干しを干したような感じで、一番近いのは「都こんぶ」の親戚みたいな梅干しの菓子でコンビニで赤い箱で売っているやつ。でももっと甘い。向こうではお茶請けに食べるので「話梅」。 美味しいんだかまずいんだか微妙な味なのだが、口を動かしているのでお茶を飲みながらの眠気覚ましにはちょうどいい。 昼過ぎの眠気覚ましにウーロン茶と一緒にもぐもぐやっている。
朝から暑い。湿度も低く、絶好の洗濯日和。洗濯物を干して、次の洗濯が終わることにはもう乾きかけている。 前の家は昨日飲み会をやったらしい。遅くまでにぎやかだった。今朝は廊下で瓶を片づけるかちゃかちゃという音が聞こえる。 会社用の鞄を革から麻に入れ替えた。
2002年07月06日(土) |
ケンタッキー食べ放題 |
街を歩いていたらケンタッキーフライドチキンが「ただいま食べ放題をやっております」と言っていた。恐るべし。時々あのハーブ味が無性に食べたくなることはあるんだけど(昔あったバジルチキンサンドは旨かった)、でもあれだけを食べ続けるのは無理だ。なによりも参加したら明日は絶食と胸焼けだ。
旅に出たくなった。遠くに行ってみたかったので、九州のガイドブックを買ってきた。ガイドブックもいろいろあって、まだ九州の中でもどこへ行こうか迷っているミニは、全体のガイドブックがいいんだけど、結構細分化されていて、探すのに苦労した。夏シーズンだからと言うこともあるんだけど、北海道や信州が多いし、そもそも旅行ガイドのコーナー自体が書店で縮小傾向にあるのではないかと思う。グルメ、特にB級グルメコーナーは充実してきているが(笑)。 ローカル線好きの私、今回も本当は電車で動きたいんだけど、行きたいところが不便なところだったりするので、今回は自動車で動こうかと思う。 そういえば、日本国内は、沖縄(宮古・石垣)には行ったことがあるんだけど、本州から出たことはなかった。沖縄もいずれ与那国リベンジ(石垣で倒れてキャンセルした)を果たしたい。
会社帰り、スーパーマーケットの前を通る。ドアが開く瞬間、ふっと冷気が流れ出てきて、思わず中に入りそうになる。 ちょうどそのとき散歩で前を通りかかったトイプードル。いわゆる「プードル」風のカットではなくて全体的にむくむくなカットなので、いかにも暑そう。そこへ冷風が吹いたものだから犬の頭の中は「涼しい」で一杯。何とか中へ入ろうとじたばたしていた。
そういえば会社のNさんの家ではゴールデンレトリバーのために一日冷房を入れっぱなしにしているそうだ。お犬様である。
朝警察署の前に笹が飾ってあるのを見る。近所の幼稚園児かなんかが作ったものだろうけど、短冊に「検挙率UP」とか書いてあったら嫌だなぁと思う。 願いはいつもない。ないと言ったら語弊があるのか。願い事は自分の中だけにしまっておくもの。短冊に書いたり絵馬に書いたりして人前にさらすものではない。運もあるけど、最終的にその運も自分の実力だ。 小学生の頃、学校行事として七夕があって、小さな学校だから全員が短冊を書かされる。飾りを作るのは好きなんだけど、短冊を書くのはどうにも気に入らなかった。運が悪いと全校集会で読まされたりするんだよ。それって暴力じゃないか。先生は子供が純粋だと信じていたいのかもしれないが、子供が純粋じゃないのは子供自身が一番よく知っている。
スーパーでも七夕の笹や盆支度が売られるこのごろ、相変わらず蒸し暑い。 東京は新暦の盆なので、もう来週はお盆にはいるのだが、迎え火又は送り火のどちらかが必ず雨になる。計ったかのようだ。それでも最近東京でも火をたく家は少なくて(実家の近所ではうちくらいだろう)、年輩の人に話しかけられたり、不思議な顔をされることがある。生きていた頃は苦手だった祖父だが、亡くなってからの年数分、いろいろな感情が濾過されて最後には懐かしい思いだけが残るのだろう。
ワールドカップが終わってしまった。普段なら長くてしょうがない6月が今年はあっという間に終わってしまったのはもちろんワールドカップのせい(笑)だって家にいるときはほとんどサッカーしか見ていない(爆)。 今年後半は長そうだなぁ。でもやっぱり自分はサッカーが好きなんだと言うことを確認した。
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