東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝布団の中でぐずぐずしていたら、不意に思い出したことがある。中学生くらいの頃だったか、精神状態がすごく不安定で、夜普通だと眠れなくて、布団をぐるぐるドーナツ型に積んで、その「巣」の中で丸くなって寝ていたこと。思い返すとどう考えてもヘンだが、そのときは真剣だった。 今でもあの不安感は消えない。耳がちょっと悪いせいか、時々世界中の音が消えてしまう感覚にとらわれてしまうときがある。この前それは本屋でやってきた。文庫本の棚を見ていたら急に音が消えて、そのとき私は確かに世界中でたった一人だった。10秒くらいで元に戻ったけれど。
ふと思ったんだけど、恋愛感情に限らず、人を好きになること、人から好かれることって、もちろん苦しい時もあるのだけど、本当は涙が出るほど幸せなことじゃないんだろうか。だから私は惚れっぽいのかな(笑)
韓国vsトルコ戦。20時からというのをすっかり忘れていて、見始めたらすでに後半だった。すでに3-1。後半はさすがに双方のチームとも疲れの色が濃く、あと一歩が出ない。いい試合だったとは思う。 ところで、今回のW杯を見ていて思ったのが、サッカーに興味ない人の立場。 日本はうちの会社を見ても結構興味ない人がいるようだが、韓国の熱狂ぶりを見ていると、韓国でサッカーに興味のなかった人は肩身が狭かっただろうなぁと思う。 ただ、今回の韓国のサッカーフィーバーを見ていると、別にサッカーでなくてもよかったんじゃないかという気もする。日本よりも(この「日本よりも」というのが最重要)強い団体競技で、最終的にベスト4まで勝ち進む、というのが今回大切なことで、IMFショック以降の韓国にとって自信を回復するチャンス、それがたまたまサッカーだったという感じがするのだ。
ま、日本のひがみかもしれないが。
久しぶりの晴れ。洗濯をすれば良かったと会社でつくづく悔やむ。
梔子の花が咲いているのに気づく。もうそんな季節。 あちこちのビワの木の下には鳥が食い散らかした種が落ちている。
どうなんだろうなぁ、というのが毎日あって、これはワールドカップ症候群というやつなのかもしれないとも思う。よくわからん。煮え切らない自分も嫌だ。ワールドカップが終わったら教習所にマニュアルを取りに行こう。何かしなければいけないことをどんどん探してくるくる動いてないとやっていられない。つくづく私は貧乏性だ。
朝から「GO, TELL ON THE MOUNTAIN」が頭の中をぐるぐる回る。黒人霊歌だ。ミッションスクールに入って最初に音楽の授業で歌った歌。日本語の歌詞では「世界に告げよ、野を越え山を越え、救いの御子は来たりましぬと」と歌う。同じ言葉を使ってもっとゆったりした賛美歌もあるのに、この高揚感は何だ。
新宿に出る用事があって、久しぶりに地上のホームで電車を待つ。もう蛍光灯が点いていて、屋根を支える柱と蛍光灯との間に一匹の蜘蛛が網を張っている。電車が通るたびに網が揺れるので彼の作業は遅々として進まない。こんなところまで、と思う場所にまで支えの糸を張り、寄り合わせて丈夫にし、外側から反時計回りに網の目を作っていく。と思ったら途中で逆回りしだした。単純にぐるぐる回って網を張るのではないらしい。一時通っていた教会学校で蜘蛛の研究をしている先生が「蜘蛛は枠に網を張らせて、その枠を上下逆さにすると、必ず頭を下に向ける」と教えてくれたことを思い出す。
夏のロックフェスティバル、フジのメンツもだんだん出そろい、エゾもだいたい発表になったと思われ、ひたちなかは全部発表になった。 そうなるとやかましくなるのがフジ派vsサマソニ派もしくはエゾ派vsひたちなか派のBBS討論というか対立(笑)なわけで、これは結局、自分の好きなアーティストをどちらが押さえているかと、都市フェスと地方フェスのどっちが好きかなんだろうな。 でもこの場合、対立(あえて対立と呼ぶ)の底には出版社とイベンターとの間のわだかまりがあると思う。イベンターは雑誌が好き勝手なこと言いやがってと思っているんだろうし、出版社はこっちが取り上げなければ客が集まらないじゃないかと思っているんだろう。それに便乗してそれぞれのフェス派が対立を煽る。私から見るとどっちもどっち。今年のエゾvsひたちなかはこうなった。
エゾ … 長所:メンツがいい。 短所:遠い。オールナイトのイベントである。 ひたちなか…長所:近い。日中のイベントである。夜は屋根下で眠れる。 短所:メンツにインパクトがない。
オールのイベント嫌いなんだよ。眠いし。その短所を補ってまで行くメンツか、と言うと結婚した今となっては迷う。独身だったら行ったかもね。
思い立ってCOILのアルバムの元ネタを探してみる。 わからないものもあったけど、こんな感じ。
スローダイヴ→バンド名Slowdive 最初の虹 LAST PORTRAIT 微炭酸 Nowhere Land→The beatles「Nowhere Man」 カリギュラ→映画('80) 世界をのぞむ家(instrumental)→カミュ「幸福な死」より 壊れた魚 みずうみ→シュトルム ハレルヤ! 第三インターナショナル(instrumental)→トロツキー CODA→Led Zeppelin「CODA」
「最初の虹」とか「壊れた魚」とかなんか引っかかる感じがあるんだけど、どうしても思い出せない。
2002年06月23日(日) |
朝起きて我に返ったわけではないけれど |
昨日の晩更新しようとして作っていたHPのデータ、朝起きてやっぱりやめることにした。単なるCD一覧表なんだけど、そこまでさらすこともなかろう、と言う気持ち。ライヴ日記を見ればだいたい誰が好きなのかはわかるし。 ネットでどこまでさらすべきなのか、私は基本的にあまり頓着しないたちなのだが、見えない相手に対してどこまで自分のプライバシーをさらせるかという線引きは難しい。逆に見えない相手だから言いやすいときもあるが。
午後、まーさんがイサキを20匹ほど持って帰ってきた。実家にも近くに住む親戚の分とあわせて結構置いてきたらしい。そのまま私の実家へ行ってまた12〜3匹ほど置いてくる。ついでにだぶってしまったトマトとビワも。 しばらくイサキを食べることになりそうだ。
2002年06月22日(土) |
睡夢・swim・酔夢 |
朝釣りに行くまーさんのご飯を作って送り出して、もう一眠りと思って布団に入ったのが運の尽き。起きたら11時半!何も出来ない。しかも起きても貧血気味でふらふらする。久しぶりに映画でもと思ったのだがやめた。 夕方、区民プールに泳ぎに行った。プールに行くこと自体何年ぶりだか、と言う状態、当然満足に泳げるはずもなく、体が全然前に進まない。初心者用コースでのんびり泳ぐ。泳いでいるうちから肩が痛いんですけど(苦笑)。1時間ほど泳いで帰ってきた。 ビールが旨い。黒生を2本飲んだ。飲み過ぎ。霜降りの牛は運動させてからビールを飲ますそうで、私の体も霜降りかもしれない。
どうにもやる気のない金曜日。おまけにここ2〜3日腕やら足やら顔やらに湿疹が発生。というか噴火。水泡やら吹き出物やら(もうニキビと言える歳ではない・笑)あちこちに出ている。痒いし痛いしますますやる気ナシ。この時期は結構体調を崩すことが多いので、その前触れかも。 そういえば会社の前を幹線道路が走っているのだが、10時出勤(時差出勤)のFさんは、朝黄色&青のユニホーム姿で一杯のバスを見たそうだ。国旗がはみ出していたらしい。もちろんブラジルのサポーターである。確かにそのまま行けば東名に乗れるから、午後の試合には十分間に合うはずで、個人的には関越道で群馬から来た(群馬には電機会社などの工場でたくさんの日系ブラジル人が働いている)のだろうと想像している。
チケットの払い戻しのために新宿へ行く。人が多いのは相変わらずで、歌舞伎町に行くからわざとカタメな格好をしていく。案の定、チラシ配りは寄ってこない。 ライヴハウスはがらんとしていて、本当は今日ここで見る予定だったんだよなぁと思う。ライヴハウス側が「またやりますから是非」とやる気なコメントをくれたので涼しくなるころにでも期待しよう。 帰りにデパ地下による。何となく魚が食べたかった。閉店近い鮮魚売り場は値下げの嵐で、値下げを書き込むおっちゃんの後をついて見て回る(笑)。結局特売のエビとコハダ(っつーかコノシロ)とホウボウを買って帰る。ホウボウは見た目は胴体が赤くて三角形なうえに胸びれが青やら黄色やらでしかもやたら大きい。まるで手のようだ。結構自由に動かせるらしい。しかも海底をうろうろしてぼうぼうと鳴く(浮き袋の音)らしい。どうにもへんてこな魚だ。結構高いらしいが私が見たときは半値で300円以下。迷わず買い。 家でホウボウを3枚おろしにして蒸し焼きとアラ味噌汁にした。うまー。
魚屋には変な魚がよく売っている。「スギ」とか「八角」とか「サゴシ」とか。単に地方独特の名前だったりすることも多いのだが、わからないとネットで調べてみる。こういうときにインターネットは非常に便利だ。ついでに料理法も見ておいて、次の参考にする。
今年の春夏は白い靴が流行だ。白い服が流行るのはいつものことだが、白い靴が実際に流行るのは珍しい。毎年雑誌には載るが。 ローファータイプ有り、スリッポン有り、ミュール有り、パンプス有りと姿は様々だが、きちんと手入れして履いている人は少ない、と言うか見ていない。白や淡色の靴は1回履くごとに汚れを落としてクリアの靴クリームや汚れ防止スプレーを吹いておくという一手間をかけないんだろう。 前にTVで見たナンパ師の「はやりの洋服を着ていても靴や爪が汚い子はナンパするとまず引っかかる」という言葉を思い出す。
靴の話題でもう一つ。謎なのが、この時期、雨が降るとわかっているのにサンダルで通勤通学する人。気持ち悪くないんだろうか。
2002年06月18日(火) |
戦いすんでも日は暮れず |
日本×トルコ戦を仕事中ラジオで聞く(爆)。はっきり言ってラジオだとそもそもなんだかよくわからないし、アナウンサーがやたらと「がんばれ俺たちの日本代表」とか「ラジオの前のみなさんも気を送ってください」とかくだらないせりふを連発するので応援する気も萎える。肝心の試合運びが全然わからない。そんな中でも日本の攻撃が続きながらも点が入らないということはわかるし、そういうパターンはだいたい負けると決まっている。結局仕事が終わってから会議室のTVで負けた瞬間を確認。 でもまだワールドカップは終わらない。これからが面白いのだ。
アイルランドが負けてしまってかなり残念。相手がスペインだからしょうがないと言えばしょうがないのかもしれないけど、なかなかよく戦っていたので、ひょっとしたら勝てたかも、という気持ちが今日になっても抜けない。サッカーに「たら・れば」はいつも付き物で、でもそれは言いっこなしだ。
夜、久しぶりにスペースシャワーTVを見る。PVを見ていて、あ、やっぱりこの人好きだわ、と再確認した。曲もそうなんだけど、雰囲気というか、表情というか、たたずまいというか、そんなもの。たぶん本人を目の前にしたら言えない(笑)。
午後サッカーを見ているといきなりゴールシーンの歓声がサラウンドで聞こえてびっくりする。何かと思ったら、近所の高校だった。校庭の声がちょうどうちのベランダへ上がってくるのだ。ゴールの瞬間、部活の練習だか練習試合だかが終わったらしい。挨拶の声がゴールシーンに重なってサラウンドに聞こえたというわけだ。ちょっと不思議な感覚だった。
朝起きても感覚が鈍い。だるい。頭痛や吐き気はないのだが、完全に二日酔い。なのでだらだらしているとあっという間に午後である。 結局やるべきこともあまりやらずに夕方に。
今日は知り合いの結婚式の2次会に出席。また酒である。しょうがないのでビールとオレンジジュースでごまかす。食事は美味しかった。花婿は一見まじめだがどうもヘンな人だ。軽いノリとか大学のテニスサークルとかに良くいるタイプ、と思っていたらやっぱりテニスサークルの人らしい(笑)。花嫁を完全に食っていた。でもいい人そうだ。
そのあと有志で飲み会。時間が時間なので居酒屋でさらっと流す。サワー一杯だけで終わらせて帰る。さすがにこれだけでもぼんやりする。もうちょっと健康的な生活がしたい。みんなだらだら飲むので、最近は飲み会に出るのが結構苦痛になってきた。
2002年06月14日(金) |
2-0 → go to next stage? |
やってしまった(苦笑)。前日まではおとなしく仕事してるつもりだったのだが、結局午後半休を申請して帰ってきてしまった。試合の方はどうにもやる気のなさそうなチュニジアとこれまた鈍くさい日本でいまいち緊迫感にかけるもので、このまま0-0で終わる気かと思っていたらやっとやってくれたモリシ&ヒデ。入れるべきメンツが入れて勝ったような気がする。 夜はお好み焼き飲み会が入っていたので試合が終わるとあわててお出かけ。余韻に浸るどころではなかったのが残念。といっても新宿はサポーターだらけで駅から店までたどり着くのも一苦労。騒ぐ声がビルの上まで上がってくる。この中のどれだけが本当にサッカーが好きなのか、と言うことも考えたりするけど、代表試合ですら全然埋まらなかった昔を考えると、いいことなのかなと思ったり・・・。 韓国−ポルトガル戦の試合経過をiモードで教えてもらいつつ(なんせ私の携帯はJ-PHONEな上にネットもメールも出来ない)飲み会。飲み過ぎて気持ち悪い。 しかし日本も韓国も勝ってしまうし(韓国なんてポルトガル相手に、だ)どうにもこうにも八百長というか出来レースな感じはぬぐえないのだが、少なくともポルトガルは退場者を出すほどの試合に試合前のフィーゴの大マジなインタビューなど見てると本気だったんだろうなとも思うし、ここは素直に喜ぶべきだろう。
衝動買いでイヤリングを買ってしまった。自分の買い物としてはかなり高い。どうもアンティークっぽいものに弱い。しかも作者が他の仕事が忙しくなって今ってもう入らないのだという。思い切って買ってしまった。何回身につける機会があるかは謎。
イタリアは引き分け。何とか決勝トーナメントには残った。いい男がいないと見る方も張り合いがないじゃないですか(笑)。プレーはイマイチ精彩を欠いているが。今回は普段なら目立たないような国の方が見ていていいなぁと思ったりする。 今日になって国立へパブリックビューイングを見に行こうと思い立った。のだが、チケットは完売。ヤフオクを見てみるが法外な値段が付いているし、肝心のIDを持っているまーさんは食事が済んだらごろ寝してしまい、起きない。くそぉ。こうなったら仕事するか。 しかし自分の時間が実質的に相手が寝ているこの時間しかないというのも、なんとも。部屋は一つだし、職場は一緒だから通勤は一緒だし、こっちが帰ろうとすると一緒について来るし(仕事がたまっているはずなんだが)、ちょっとうっとうしい。かといって土日に自分の時間を持つとたまっている洗濯や掃除が出来ない。家事に追われると自分の時間がない。因果なものだ。結婚とは「自分」を保つためにはあからさまなハンデだと思う。 それにしても思うんだけど、男の人って一人になりたがる割には完全放置しておくとひどくいやがる。いいよ行っておいでよと言われて夕食を作ってコンサートに行って帰ってくると食卓の上にはビールとつまみだけ散らかって本人はごろ寝。本人はそんなつもりはなさそうだが、こっちにとってははっきり言って嫌がらせだ。かといってさほど興味のない人間を連れて行ってもチケット代が無駄というものだし、第一見たくてチケット取れなかった人に失礼じゃないか。そんなこんなで葛藤は続く。
まさかアルゼンチンが負けるなんて思うか?確かに総合的な戦力としてはイマイチだったがそれでもそつなく予選突破すると思っていたんだけど。勝負は時の運、という言葉をかみしめながら見る予選。
会社帰り、デパートによってアクセサリーを見ようと思っていた。知り合いの結婚式の2次会に出るので、イヤリングがあった方がいいかなと思ったのだ。でも、結局乗り換えようとした駅で寝過ごしてしまい、起きたら2つ先の駅。気力が萎えてしまい、そのまま帰ってしまった。 イヤリングはずっと探しているのだけど、最近はそもそもする人が減ったのと、いいなと思うとピアスだったりして、なかなか気に入ったのが見つからない。かといって穴を開ける気もない。だって見ていて痛いじゃん。(指先カミソリで切って麻酔無しで縫った人間が何を言うか)
ゴーヤーチャンプルーの素は高かったので裏側の材料だけ覚えて帰って自分で作った。
帰宅後あった電話に「はい、○○(会社)△△部です」と出たらしい。自分では覚えていない。そろそろ有給の取り時かも。
フランスが敗退。開幕前は優勝候補だと思っていたのだが、メンタル的な部分も大きいのだろう、ずるずると負けてしまった。 それにしてもポルトガルのゴールシーンは美しかった。強いプレーは美しいプレーでもある。 アイルランドの決勝トーナメントは嬉しい。どういうわけだか昔から大好きで、一度行ってみたい国の一つだ。自動車免許を取った原因でもある。緑の国。シャムロックシャムロック。「あいるらんどのようないなかにいこう」と歌ったのは朔太郎。 関東は今日梅雨入り。会社を出るとじっとりと暑い。体にまとわりつくような湿度がじわじわと気力を奪う。雨が降る前に帰れて良かった。
ところで近所のスーパーでゴーヤーを特売していたのだが、ゴーヤーチャンプルーの素(たれ?)は売ってなかった。店員に聴いたら「すいません、まだ扱ってないんです〜」って、一緒に売ろうよ(苦笑)。明日探しに行こう。自分で作るのはイマイチ自信がない。
大学時代、体育の授業で「生涯教育としての体育」を取った。基本的に運動が嫌いでさぼりたい人のクラス(笑)ということで、毎週とっかえひっかえいろいろなスポーツをやる。幼児教育のお遊戯からドッジボール、エアロビクス、フリスビー(アルティメット)、バレー、バスケ、合気道、縄跳び、器械体操、ボート、テニス、ヨガ、ゲートボール、果てはペタンク、インディアカ(知ってる?)なんてものまで。その中で先生が面白いことを言っていた。 「老人スポーツがこれからは大切になる。老人スポーツとして受ける要素はいくつかあるけども、適度な運動量があること、チーム競技であること、対戦形式であること、個人が活躍できる場面があること、同時に負けた責任が誰にあるかわからないこと。」 これは老人スポーツだけでなくこれまでの日本のスポーツで好まれる要素でもあると思う。そういう意味で野球はきわめて日本的なスポーツだ。サッカーを見ていると、日本も変わりつつあるのかな、と思う。
2002年06月09日(日) |
壁に耳あり(1-0) |
そういえば昨日の社販でちょっと嫌な感じだったこと。 セレクトショップ系の品揃えをするコーナーにいた二人のマヌカン、社員かアルバイトかはわからないけど、立ち話をしていた。立ち話は別にいい。でも、話している内容が何だかなぁと言う感じ。 「●●さんって、よく○○(ブランド名)着てるよね」 「ニューヨークで買ったっていってたよ、高かったんだってぇ」 「着りゃあいいってもんじゃないよね、上から下まで揃えたってダサイんだからさぁ」 「あんなんならアタシの方がよっぽどセンス良く着れるねぇ」 ・・・ほほぉ。洋服買おうと迷っている客の前でそういう会話しますか。いつも客が服を見ているときに「お似合いですよぉ」とか「これイチオシですよぉ」とかいいつつ、そういうことを思ってるんだろうなぁ。 あんた何様?と思ったり。
夜はもちろんサッカー。良くてドローだと思っていたので、ホーム有利の判定とは言え勝ったのはびっくり。でもやっぱり思うんだけど、ボールのコントロール、こぼれ球の拾い方、ポジショニングの巧さとかは世界とは彼我の差がある。もちろん、中田や小野といった世界レベルの選手もいるのだが、そうでない選手との連携がうまくいかないのは、見ていて歯がゆい。イマジネーションする力。
喪服を買いに某社の社販へ。喪服そのものは結構高いし、そこでは若い人向けのものも出しているので、いい機会だろうということ。 何社かの社販に行って思うのだが、それぞれの段取りの善し悪しにずいぶんさがあるなぁと思う。特に試着。 昨日行ったところは試着室に順番に入れて、出た人数だけまた入れるという方式。時間制限も、試着枚数制限もない。客にとってはせかされずに済むが、逆にああだこうだとだらだらと居座られる可能性も高い。いらない服は客が自分で置きに行くシステム。だから日にちが後になればなるほど置き場所がぐちゃぐちゃになる。以前行ったことがあるところは、10分なり15分なり時間を区切って一斉に入れる。カウントダウンもやる。客にとってはせかされる反面、コンスタントに回転するし、いらない服は出口の回収ボックスに入れれば社員がハンガーをつけ直して並べ直してくれる。多少よれよれになるだろうが、楽は楽。 個人的な感想で言えば、後者の方が好みだ。あとどのくらいで試着室に入れるかというのがわかるのが良い。結局試着待ちにくたびれて喪服(これは専用の試着室がある)以外は何も買わないで帰った。
ところで、いくら試着室が混むからと言っても、その場でスカートとか吐いて見たらオバチャンまっしぐらだろう。結構居たが。
山崎まさよしのライヴ盤「Transit Time」が出て1週間になろうというのに、私が入っているMLは全く音沙汰ナシ。メールのメの字もない。ここまでくると小気味よい。そもそも山崎自身がライヴ盤には全く思い入れがないようなことをJAPANのインタビューで語っていたから、無理もないか。しかしここまでくるとメーリングリストとしての存在意義すら怪しい(笑)。最近私が入っているMLはどこも妙に静かだ。本人が売れてきてファンの数が増えて交流ツールとして無理が生じたところと、バンドとファンとの関係が微妙で投稿しにくいところ(爆)と。だって加入者を公開していないMLは本人や家族や事務所スタッフが入っているかもしれないんだよ。批判的なことは書きにくいじゃないか。でも書くけど。
それは家にいるときにサッカーの試合しか見ていないから(爆)。だってどんなドラマよりもバラエティーよりもドキュメンタリーよりもサッカーの方がドラマチックだしエンターテイメントだしドキュメントなんだ。現場で見られればもっと幸せなんだけど。
今日はトマトが安かったので思わず買ったら兄ちゃんはおまけだといって数を倍にしてくれた。冷蔵庫の野菜室の中はトマトだらけ。10個以上ごろごろしている。完熟なので詰めなくて並べてある。口内炎のためにはいいのかも。口内炎はトマトを食べても痛いしビールを飲んでも痛いし醤油が触っても痛い。抗生物質のせいで腹の調子がイマイチ。
部長は昨日帰りに新宿駅でサポーター集団に遭遇したそうだ(笑)。うちの姉もイングランドとアイルランドのサポーターに遭遇したらしい(笑)。南北線(そのまま乗り入れで埼玉スタジアムに直結する)の駅が近くにあるけど、まだ見てないなぁ。巨人ファンと馬券を買う人は毎週見てるけど。
ところで、今日会社の人に「どうしてみんな頭を染めているのかな?」と聞かれた。わからないよ(苦笑)。もともと染めている中田や鈴木はともかく、稲本も戸田も黄色やら赤やら。染めていないのは森島や中山くらいか?「ロンドンブーツがいたねぇ」とも言われる(爆)。頭よりもプレーで勝負しろよ。
3月からかかっていた仕事が終わった。3箇月、ペイントショップで図をちまちま直していた。ちょっと感慨深いが、また今年も後半になると同じ作業が待っているのであった。作業自体は好きなんだが、かかり始めると他の作業が出来なくなるので(ファイルが重いから)、仕事の能率としては微妙。
どうもおとといから喉に引っかかる感じ、鏡で見たら扁桃腺の上に出来た口内炎だった。白くぽっかりと。薬の副作用か、単に栄養状態によるものかはわからない。激烈に痛い。
昨日はサッカーで(またもやいいわけ)夕食をチンしてすませてしまったので、今日は手をかけてみる。でもそういう日に限って、仕事で遅くなって夕食はほとんど食べない。
結局宿は東海村に取った。少なくとも久慈浜よりは近いし、何より安い。食事ナシだが、どうせ夜は間に合わないし、朝はどこかでとればいい。
日本対ベルギー戦。ベルギーは思ったよりも大味なチームで、でも引き分けなのはそれ以上に日本の守備が甘いってことなんだけど(笑)、とりあえず負けなかったのは最低ラインクリアということで。こぼれ球の拾い方とかはやはり全然かなわないなぁ、なんて思ったりする。中田と小野のパス廻しはいいのだが、肝心のFWがついていけない。もっとコンタクトを。 そういえば、うちの姉が今日見に行ったらしい。
ROCK IN JAPANの宿、久慈浜(日立)にとりあえず押さえた。シングルルームにエキストラベッドを入れるかたちなので、かなり狭いであろうことが予想される。しかも安くない。もうちょっと探してみるつもり。
ひたちなか、フル参戦を決めたものの今頃になって宿を探したりするものだから全然決まらない。会社で入っている「福利厚生倶楽部」というのがあるのだが、それは全然使い物にならないので、後輩(F1/カート好き)と二人で悪口を言い倒す(笑)。行きたい場所が決まっている人間にとっては契約ホテル/旅館の割引よりも領収書で補助をもらった方が何倍もオトクなのだ(笑)。 ちょっと遠いが大洗に宿を見つけた。車で行くつもりなので大洗でもいいかと思う。明日電話してみよう。
最近マイナス思考だ。 HPの更新も滞っている。 ・・・これじゃただのいいわけだ。いかんいかん。肩の力を抜け、自分。
誰か私を解放してくれないかと、考えてしまう。 でも、それは他者への依存。結局自分のことは自分で何とかするしかないのだ。
衝撃的なライヴが見たい。音が私をつかんで離さないようなライヴを。鳥肌が止まらないような、瞬きも忘れるようなライヴを。最近そういうライヴをめっきり見ていない。ライヴじゃなくてもいい。本でも、絵でも、映像でもいい。
気が付いたらメダカが卵を産んで、それが孵化していた。あわてて別容器に卵と孵化した子メダカを移す。針の先ほどしかない目玉とそれについている尾。こんなゴミのようなイキモノでも生きているんだなぁと思う。そのあとも1時間に1匹のペースで生まれて、夜には7匹。 メダカのことをネットで調べてみたら結構飼っている人はいるみたいで、でもどうやらみんな30代半ばくらいのようだ。「今の子供たちは野山で遊ばないんでしょうね」なんて書いているが、実際私の周囲では遊んだことのない人の方が大多数な訳で。でも「だから東京の人はかわいそう」なんて言われると猛烈にムカツクのだ(笑)。実家が農業なのに4本足の鶏を描いたりする子供もいるご時世、大都市でも地方でも大差ない。
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