東京の片隅から
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キース・ジャレットを聴きにいった。 場所は上野文化会館大ホール。ジャズを聴くにはかなり広い、というか広すぎる。 聴くのは初めてだったのでおとなしくしていたが、拍手をするところとか結構きっちり決まっているようで、なんだか様式化しているなぁという感想を持った。 ジャズってもっと即興的だと思ったんだけど、やる方はともかく、聴く方がマニア化しているようだ。 やーっぱりジャズにホールは似合わない。ライヴハウスで聴きたいなぁと思った。 演奏は素晴らしかった。
午後から部屋の大掃除。 古本屋へ持っていく古マンガと資源回収に出すものとを仕分けする。あまり古いと引き取って貰えなさそう。それでも古本屋持ち込み分だけで50冊以上になる。まだ納戸には箱であるはず・・・。いつこんなに買ったんだろう(苦笑)。 そのあと、音楽雑誌の仕分け。「音楽と人」「JAPAN.」「BREATH」「トーキンロック!」「Spotting」は切らないでとってある。どんどん切ってスクラップしていくのだが、クリアケース1枚に紙1枚(片面記事の場合は2枚)しか挟まないため、あっというまにストックが底をつく。気がつくと夜中の1時。方法変えようかなぁ。とほほ。 そしてまだまだスクラップはあるのだった・・・。
ひさしぶりに頭痛。 朝は何ともなかったが、夕方映画を見終わった頃からどんどん痛くなってきた。なかなか治らないので、帰宅後頭痛薬を飲む。薬を飲んで、入浴して、しばらくぼぉっとしていたら治ってきた。(頭痛で寝られないのだ) 原因は肩凝り。 明日はマッサージに行こう。 なんでこんなに肩が凝るんだろう。父親が物凄い肩凝りなので(鉄板が入っているみたいだ)遺伝かもしれない。小学生の頃から肩凝り(苦笑)。でもシップは貼れない体質なので、もっぱら塗り薬だ。バンテリン1%、いいですよぉ(笑)。
駅まで行く途中、ホテルから修学旅行生が沢山出てくる。 パッと見わからないくらいあか抜けているんだけど、やっぱりなんか空気が違って、すぐわかる。制服の雰囲気とかかな? それにしても中学生がヒルトン泊まってンじゃねーよ。私だって泊まったことないのに(笑) 私の修学旅行は中学時代は東北、高校時代は奈良・京都だった。ごくオーソドックスなコース。行く前に半年間学習期間があったので、結構楽しかった。仏像なんかはやはり事前に勉強していくと面白い。
でも、修学旅行といえば自由行動日。大体何をするかは提出しておくんだけど、そんなものに従うわけもなく、町中をうろうろしていた。でもどうしても古本屋とか入ってしまう。古本屋には磁石がついているに違いない。 結局ただの食い倒れ旅行になるのが関の山だけど。 でも旅行に行って面白いのは路地裏だと思う。普段から東京でもうろうろしているが、車が入ってこない路地は安心してうろうろできる。 カメラを持っていった時は写真を撮るのだが、私の撮った写真は何がツボにはまったのかよくわからないといわれる。いいじゃんべつに。
起きて、会社に行って、仕事して、帰ってくる。 その繰り返し。 仕事は楽しいし、面白いし、人間関係もいいから満足しているんだけど、たまに「今日私は何をしたっけ?」と思う時もある。 よく転職情報誌で「クリエイティヴな仕事がしたい」というキャッチコピーを見るけど、ここからくるんだろうなぁ。 いかに取替のすぐきく一般職と言えども、その中でいかに仕事の効率化を進めるかというのは十分クリエイティヴだ。 でも物を作る仕事はいいなぁと思う時もある。自分の手掛けるものに「形」があるというのはうらやましいことだ。
昨日行ったライヴで「退屈と平和」という曲を聴いた。 「近所のデパートに行った、屋上でショーの始まりを老人達が待っていた、久しぶりに買ったワイシャツ売り場の女性が綺麗だった、それを平和ととるか退屈ととるか」 私は平和ととりたい。
今日家に帰ったら資料請求していたフェスツアーの案内が来ていた。 それはいいんだけど、今年もひたちなかは3日通しで参加するつもりの私、てっきりツアーも2泊3日のプランがあると思っていたんだけど、ない。 「各自で宿泊のみプラン+他交通機関を組み合わせて御利用下さい」って。 「ちきしょお。こうなったら意地でも宿をとってやる。」と思った(苦笑)。 女1人で参加するので、宿泊は切実な問題だ。 ユースホステルの会員だけど、到着が門限に間に合わない気がする。 幸い、社会人なので宿泊代くらいはあるし、とりあえず、明日ホテルガイドブックを買ってこよう。
金曜日から4日連続でライヴに行ったので、まだ脳内麻薬が出ている感じでふわふわする。 もちろん、仕事はきちんとしている(つもりだ)が、ついリズムをとったり、頭の中で音楽が鳴ったりしている。 でも鳴っているのは昨日聴いたライヴではなく、その前3日間聴いていたバンドのもの。(対バン&DJありの3days)
そういえば、昨日ライヴの後に御飯を食べていたら、「それだけ音楽が好きで自分でバンド(音楽)をやろうという気が起こったことはないのか?」と聞かれた。考えても見なかった。 一応ミニエレキ(ラジオで当たった)は持っているけど、ギターは弾けない。ピアノは習っていたから一応譜面を見れば弾けるけど、キーボードをやるという発想がなかった。 いつも頭の中には音楽が流れているのだが、それは自分の中から生まれたものではないのは事実だ。私にはそっちの才能はないと思う。たまに自分の中から出る鼻歌も、学生時代まではクラシックばかり聴いていたので、教会音楽の影響が色濃く出る。 絵も写真も音楽も大好きなんだけど、表現者としての才能は、ない。昔は認めたくはなかったが、そういうことだ。
喫茶店でぼんやりと外を見ていた。 歩き方の綺麗な人は少ないなぁと思った。 みんなジムのウォーキングマシンの上を歩いているみたいだ。 今はミュールが流行りだけど、昔厚底はいていた人はすぐわかる。ふふふ。
何人か「お!」と思う人はいたのだけど、ほとんどが男の人。しかも結構かっこいい(笑)。なんか関係はあるのだろうか。見られることが多くて意識するとか。 自分はどうかな?自分の歩いている姿は見ることができないからなぁ。
とある均一ショップに行った。 安いので、人は一杯で、レジも並ぶ。 最初はいろいろ見ていたのだけど、ふと気付いてしまった。 コンバースっぽいスニーカー、フランフランっぽい雑貨、無印良品っぽいトートバッグ。 どれも色は綺麗だ。値段を考えたら品質はそこそこだろう。 でも、ジェリービーンズのようで、綺麗なんだけど、人工甘味料や人工着色料一杯という印象を受けた。オリジナルではない。 それがただの均一ショップだったらショックを受けなかっただろう。 問題は、それを経営しているのがコムサを手掛けているファイブフォックスだということだ。名前はもちろん出ていないけど、でも、店員の教育の仕方やディスプレイ方法、色の選び方でわかってしまう。(特徴があるのが、独特の青みのグレー。この色は雑貨にせよ洋服にせよ、他の店ではあまり見ない) それでいいのだろうか。 確かに物凄く売れる。経営としては成功だろう。でも、物を作る側としてのプライドはどこにあるのか。コムサの服が好きだっただけに、余計考えてしまった。やるせなかった。
2001年04月21日(土) |
急に気温が下がるのは迷惑 |
いきなり寒い。しかもときどき雨もパラつく。代々木公園のフリマを覗こうと思ったけど、やめた。 結局、ビデオのテープ起こしをして、夕方になってからライヴに出かける。 外は寒いんだけど、ライヴハウスの中はTシャツを着ていても汗だく。いや、最前列で観ているこっちが悪いんだけど(笑)。でもヴォーカルとハイタッチできたからいいかぁ。一応着替え持参だけど、風邪を引きそうだ。 そのあとみんなとオフ会をして、ほろ酔いで帰宅。 今日もビールが旨かった。
街にはこの時期、大学の新歓コンパが多くて、今日も例外じゃなかった。オフ会で入った居酒屋もそう。女子大だったんであまり騒がしい飲みってやったことないんで、違和感がある。賑やかなのと騒がしいのは違うんだけどなぁ。
去年からこっち、解散や活動休止・中止するアーティストが多い。 SPEEDもそうだけど、ブランキー、サニーデイ、イエモン、ピチカート等々。 特にこのところ、自分が観たことがある&身内が好きなアーティストにぼちぼち出てきている。Wilberry、benzo、chewinggam weekend、COCCO。バインのリーダーも休養したし、全体でそういう時期なのかなぁ。だれかが呪いでもかけているんだろうか。
ぼちぼち今年の夏のロックフェスのメンツも発表になっている。 今年のフジのメンツはかなり魅力的なんだけど、去年と同じくひたちなか(RIJFES)に行くのは決定しているので、多分行かないんだろうなぁ。洋楽を知らない私でも行こうかなと思わせるフジの威力、凄いかもしれない。もっともフジがこれだけ豪華になったのはグラストンベリフェスが中止になったかららしいんだけど。 うちの妹(わりと洋楽好き)はフジのどこか1日に参加するつもりらしいが、RIJFESの2日目も迷っているらしい。トランスに入れるものが好きな彼女、PEALOUTにブンブンサテライツが出るとなったらツボだよなぁ。これでWALRUSが出たら絶対即決だな(笑)。
今年のRIJFESは3日間になった。その分出ていくお金も1.5倍。 お金の確保もそうだけど、体力を今から作らないと大変だろうなぁ。 ステージも2つになったし、晴れると体力を消耗する。お金は、チケット代とツアー代(一人で参加するので宿付きツアーに参加する方が楽)のほかは、意外と出費しないのだ。
フェスには独特の魅力がある。最前列で見なくてもいい。むしろ前で見ない方がいいかもしれない。晴れた空の下、ビールを飲みながら音楽を大音量で聴ける、その場にいることが幸福感だと思う。ヤミツキになる。
会社帰りに下北沢にライヴのチケットを買いに行く。今日のライヴハウスはGOING UNDERGROUNDのワンマンなので、NACK5から花が来ていたりするのだが(だって地元だし・笑)狭い階段に花があることでさらに狭い。花の匂いがうわっと来る。GOINGはメジャーデビューが決まったようだ。今はメジャーとインディーズの境界線はあって無いようなものだが、それでもめでたい。でも最近のレコード会社はすぐ契約を切るからなぁ。
家でHPの更新作業をする。日記のアドレスが変わったのと、ほかにリンクとライヴ感想を足した。映画のページがなかなか進まないが、まあぼちぼちやっている。 更新作業は面倒臭くもあり、楽しくもある。自分のパソコンのスペックに合わせているので、なるべくテキストデータだけにしているのだが、本当は画像をもうちょっと足したいところもある。デジカメもスキャナもないので、やっていないが・・・。でも買ったら凝り過ぎて大変なことになりそう(笑)。まあマイペースでやっていこうと思う。
夕食後、なぜだか「家」の話になった。もし家を建てるとしたら何が欲しいかという話。 姉は庭と畳部屋だそうだ。半分は日本庭園にして、もう半分は畑。1アールくらい?と聞いたらもっとほしいそうだ(笑)。さすが農学部卒業。でも庭仕事ができるのはいいなぁ。決して「ガーデニング」でないところが笑える。 私は作り付けの本棚と足が伸ばせる風呂。アトリエ(=my物置)も捨てがたいが・・・。
理想の家が「朝倉彫塑館」というところで二人は一致。
「朝倉彫塑館」は谷中にある美術館で、敷地の半分が洋風のアトリエ、もう半分が純日本家屋、真ん中には池(わき水あり)+庭木、といううらやましすぎる環境だ。質素なんだけど、実は凄いこだわって作っている。特に夏がお勧め。日本家屋の「日陰へのこだわり」「いかに夏を涼しく過ごすか」が実感できる。
自分の育った環境が和風なので、洋風のお洒落な感じに憧れても、結局、和風な方が落ち着くんだろう。単純に背が低いために市販の椅子だとサイズがあわないのもあるんだが(笑)。
パソコンの調子が悪い。 もともと姉の卒論用に買ったマックだ。もう5年目に入るので、ぼちぼちヤバいかもしれない。Performa5220といって、今フォローされているシリーズの中では古い部類に入るだろう。中のメモリは買った時16MBだった。その後にっちもさっちも行かなくなって64MBまであげて、外付けで20GBのHDを足している。それでもネットするにはちょっと重い。 今度買い替える時もマックなんだろうか。 今会社ではWindowsなので、実質Windowsのほうが使いやすいが、マックのオバカな感じも捨てがたいのだ(笑)。 どうなんだろうなぁ。
晴れていて、風も適当にある。サイクリング日和だ。
最近、筋トレをした方がいいかな、という感じになってきたので、一番手軽な方法としてサイクリングを選んだ。利き目があるかどうかはわからないが、気分転換にはなる。
日比谷まで自転車で行くことにした。皇居の土手には、菜の花、ハナダイコン、カラスノエンドウ。思わずよそ見をしそうになる。 ちょっと足を伸ばして銀座まで出て、「ROCKIN'ON JAPAN」と「BREATH」を購入し、コンビニでビールとおつまみを調達。
ライヴは楽しかった。ビールもうまかった。
ところで、新宿から日比谷は緩い下りなのだが、帰りはその逆で上り坂になる。記憶にある急坂は避けて帰る。 明日筋肉痛にならなければいいが(笑)。
探し物があってお茶の水へ行った。見つからなかったのでそのまま九段下〜半蔵門〜市ヶ谷へ。 九段下でごついニイちゃんの集団にあって何ごとかと思ったら、武道館でプロレスをやるらしい。なるほど。
皇居のお堀は菜の花とハナダイコンと八重桜が満開。
歩き過ぎたのか、足が痛くなった。あまり歩いたという自覚はないのだが・・・。コンバースのスニーカーは、距離を歩くのには向かない。これでは足をいためてしまうので、もうちょっと底の厚いスニーカーを買った方がいいかもしれない。
新宿東口でぶらぶらするが、今日はどうも新歓コンパが多いらしい。学生で一杯だ。早々に西口へ脱出。
2001年04月13日(金) |
教科書で教えてくれないこと |
教科書が易しくなるのだという。これ以上易しくなってどうするんだ。 基礎学力(教養)あってこその「ゆとり」だと思うんだが・・・。 頭は鍛えないと退化するだけだと学校を出てから思う。 一番勉強したのは小学校時代だったと思うが、その頃に覚えたことは結構今でも覚えている。
高校はミッションスクールだった。教師もわりと「左」寄りの人が多くて、ミッションスクールというのも相まって、さきの戦争については普通の高校よりも詳しくやったと思う。 なんせ2年生の1年間、週1の歴史の時間は(30時間以上ある)大日本帝国憲法発布から敗戦までだけをやるのだ。教科書はほとんど使わない。毎回10枚ほどのテキストを配付された。
歴史の教科書が問題になっているが、どう解釈するにせよ、まずは知ること。 それを教えるには今の教科書は余りにも薄っぺらい。 マスコミは「何が起こったか」は報道しても、「なぜ起こったのか」と「何が論点なのか」はなかなか報道しない。自分で考えていかないと、本当のことを見失いそうだ。
教科書を薄くせざるを得ない理由もわかるんだけど。 教職なぞとっていたので、教育実習もした。母校はミッションスクールで、中学受験をする家の子供はわりと躾にうるさい家も多いのだけど、それでも授業の準備と同じくらいの比率で生徒指導に時間を割かざるを得ない。小学校ではなおさらだろう。「授業よりも教職員同士、父兄の対応のほうがやっかいだ」と言われたが、さもありなん。 時間中私語をしないで机に座っていること、勉強はしんどいけどやらなければならないものだということ、そういうことから教えなければならない今の教師はきつい。友達でやはり教師をしているのがいるが、飲み会の時はやっぱり愚痴大会だもんなぁ(苦笑)。 でも、やる気のない教師はどんどんクビにしてどんどん外の血を入れればいい。塾教師でも、教職浪人でも、なりたくてなれない優秀な人は沢山いる。
蒸し暑い。湿度が苦手で無類の汗かきな私にとっては厳しい。 うちの部所は特にパソコン10台、コピー機、プリンターフル可動、冷蔵庫、南向きの大きい窓、と温度が上がる条件が揃っている。 これでもパソコンが液晶画面になったから放熱は減っているはずなんだけど・・・。 早々と衣替えで半袖になってしまった(笑)。 いまからこんなに暑かったら夏本番はどうなるんだろう。案外寒かったりして(笑)。
2年休職していた後輩が戻ってきた。 もともと他の事業所にいたが、欠勤続きでうちの部所に来て、結局ココロの病で休職。そのままフェードアウトするんじゃないかとみんな思っていたのだが、復帰した。 ココロの病は一生モノなので気長につきあわないとね、と会社にいる経験者は言う。彼は一応治ってから何年も経つのだが、それでも月1のカウンセリングを続けている。 どうも私の周りには高校時代からココロの病になる友達が多いんだが・・・類は友を呼ぶのか?10代は結構壊れていた私はそう思う。
人間は機械みたいに「ここが壊れたから部品を取り替えてメンテナンス」とはいかない。出来が悪いカラダでもココロでも、なんとか折り合いをつけてやっていかなきゃいけない。時々しんどいけど。
時々思い出す絵本の言葉。小さい頃、気に入って、いつも口癖のように言っていたらしい。 「なにがなくともげんきでいなくっちゃ」 私は疲れている子供だったのか(笑)。
一日中たまの「さよなら人類」が頭の中で回っている。この前イヴェントで本人の声で聴いてしまったのが原因だと思うのだが、それにしても回り過ぎ。 でもたまの歌詞の世界は結構好きだったのだ。ケンジよりもタルホ的だと思う。
「翼をなくしたぺがさすが 月に梯子を架けてゐる」
なんだかトモフスキ−(カステラ時代は知らない)にも同じ匂いを感じる。 両方とも夜中に散歩していそうだ。街角で星を拾ったりしていないだろうか。
常務が「中村さんはこの部所で物足りなくないのかなぁ」と言いながら部屋を出ていったそうだ。やばい(笑) 私は入社以来、異動はない。いいかげん6年目に入っているので、かなり余裕だ。それに、部内に女性はひとりなので、マイペースで気楽。 基本的に女性はあまり異動はないのだが、最初から現場に配属された私は、長く勤めそうだと踏まれているらしい。 それに今年は6月か7月に再編成があるらしく、かなり動きがありそう。
異動してもいいんだけど、忙しいかどうかよりも、人間関係が良いところのほうがいいなぁ。今の部所は雰囲気がいいので、忙しい時も仕事ができるんだけど・・・。結局仕事が面白くなるかどうかって、人間関係だと思う。 今日もなんだか会議をやっていた。再編成についてだろう。どうせ私らの人事なんか飲み屋で決まるんだけどね。会社なんてそんなもの。
青山に劇を見に行った。遊◎機械/全自動シアター「食卓(テーブル)の木の下で」。 戯曲を書いた高泉さんはずっと「家族」「喪失と再生」を描き続けている。正直言って、私には観ていてもまだまだわからないところが多い。ある日ふとわかる時が来るのかもしれない。 何年か前はキャラメルボックスとかも観ていたけど、最近は遊◎機械しか観なくなってきている。 毎回思うんだけど、遊◎機械はステージの作り方が好きだ。最近は青山円形劇場や、世田谷パブリックシアター等比較的円形の劇場でやっているからかもしれないが、客席と舞台とが近く、サイドの席から観ても楽しめる。面白い。
そのあと街をぶらぶらしてから三軒茶屋へライヴを観に行った。三軒茶屋は街が賑やかだ。商店街が賑やかで元気が良くて、ほっとする。結局商店街で育った私は、大形店舗の1ケ所で買い物がすむ便利さはどうも気持ち悪いところがある。 賑やかさと言う点では、下北沢も賑やかなんだけど、遊びには便利だけど生活するにはちょっと不便かなぁと思う。
ところで三軒茶屋で屋内釣り堀を観たんだけど、結構人が入っているので驚いた。隠居所じゃなかったのね。金魚も売っていたけど、シカオちゃんみたいに「買ってよー」という声は聞こえてこなかった(笑)。
箱根に行ってきた。 風呂好き(温泉好き)のまーさんが箱根に出来た温泉テーマパークに行きたくなったらしい。 いろいろな温泉があったんだけど、温泉というよりも、温水プールみたいだった。水着着用だからかもしれない。なぜか水泳帽&ゴーグル着用の人もいたりして・・・。泳ぐのか!? 風呂に入って、昼寝して、御飯。久しぶりにまったりした。
そこで初めて足裏マッサージをしたんだけど、余りにも痛い場所があったので何のツボだか聞いたら、「胃腸」と「キモチ」だそうだ。「キモチ」って?心臓のこと?(別に悪くないが) 思ったよりも痛くなくて、ちょっと拍子抜け。テレビではみんなのたうちまわっているからもっと痛いものかと思っていた。 それにしても温泉は怪我の多い自分には傷口にしみる。湯舟に入っていてビリビリする。だから効くのか。
2001年04月06日(金) |
myself on the mirror |
今日は委託業務の決算確定検査。資料が見つからなくてバタバタしたり、突っ込まれたりしたものの、何とか無事終了。ほっとする。
帰りにデパートで靴を見る。 いろいろ試着(?)していたのだけど、ふっと鏡の中の自分を観たら、足が太くて靴が似合わなくて何だか哀しくなってしまって、結局買わずに帰ってきた。 足が太いわりにサイズが小さく、おまけに幅広甲高なので、サイズがないのと、華奢な靴が似合わないのだ。とほほ。 ところで、今春夏の靴は、サンダル、ヒール高め、バックストラップ、華奢、カラフル。どれも私が苦手な要素ばかり。駅まで20分弱シャカリキに歩く身としては厳しい。いっそスニーカーで通勤するか(笑)。
2001年04月05日(木) |
スーパーマーケット・ボディーブロー |
3月一杯で家の隣の小さなスーパーが休業した。実質的には閉店だ。 再開発が始まるまではと頑張ってきたが、限界だったらしい。 周りもそんな店ばかりだ。この通りでは、再開発が終わってからも商売を続けるのは2〜3軒だろう。
デパートや大きなスーパーのほうが、確かに新鮮で良いものが手に入る。 でも、そういうところで全部の買い物をしてはいけないのだと父は言う。 例え、あまり良くないものが置いてある店であっても、近所だったら、付き合いで買い物をしなければならない時もあるのだと。他の店で買い物をした時は、その店の前を通らないで(迂回して)帰る、それができなければ袋を持参して隠すのがマナーだということも、教わった。 一般的なマナーじゃないのかもしれないけど、商店街の真ん中にありながら、早くに店を閉めた我が家の責任でもあるのだろう。
うちは食品関係を続けてきて、最後は乾物屋兼お総菜屋みないなものをやっていたらしい。私が生まれる頃に店を畳んだので、ほとんど覚えていない。 もし店を続けていたら、家庭科系の好きな私が資格をとって後を継いだような気がする。それでも良かったかな。
小さなスーパーだったが、なくなってじわじわとボディーブローが効いてくる。今までは隣に冷蔵庫があるようなものだったので、ほとんどその日の買い物しかしないような生活だったが、これからはそうもいかない。幸い私の足なら10分弱の所にもう1軒あるが、いかんせん老人だらけの町内会、なかなかそこへ行くだけでも辛い人もいる。 祖母が今日買い物に行ったらしいが、雨の日はやはり出たくないそうだ。
通勤ルートには2通りあって、1つが新宿駅までてくてく歩いて電車に乗るコース、もう1つは逆方向に向かって大通りでバスに乗るコースだ。バスコースのほうが会社の近くまで行くのだが、いかんせんバスはあてにならないので、本当に危なくなったら新宿までバスに乗る。
バスコースは神田川に沿って大通りまで歩く。以前はまっすぐな道がなくて、路地裏を迂回していたのだが、治水工事で遊歩道ができた。神田川は沿道に桜の樹を植えることになっているらしい。 今日は川面が濁っていた。誰かが洗剤でも流したんだろうかと思ったが、よく観たら桜の花びらだった。沿道の桜の樹はまだ小さいので、源流の井の頭公園から流れてきたんだろうか。途中にも公園は多いので、そこからかもしれない。
イヴェントライヴに行った。イヴェントタイトルが「エレクトリック・アンコウ・ナイト」=電気鮟鱇の夜、ということで、電気ブランが用意してあった。
前々から気になっていた「電気ブラン」。「ブラン」は「ブランデー」だそうで、「電気」はビリビリするからだそうだ。なんだかとっても「秘密の味」な気がする(笑)。 ソーダ割り+レモンにしたら、ジンジャーエールとウイスキーを混ぜた感じ。ちょっとコロナビールに似ている?飲みやすかった。でも後で結構回る。さすがだ。 そういえば「エレキブラン」というバンドがあった。
ライヴが終わって外に出たら雨が降っていた。寒い。花散らしの雨だ。
新年度だ。なんか大きなポカがあるんじゃないかと思っている仕事だが、今のところ、何も起こらない。今週が無事過ごせれば、なんとかなるだろう。
新人は今年も入らないが、人事異動があって、意外な人選も。でもうちの部所は何も変わらない。今は人間関係がいいので、変わらない方が楽だ。 7月に大きな再編成があるという噂もあるが、やるだけムダだと思う。中身が変わらなければ、いかに名前を変えようとも、何も変わらない。
のんびり帰ってくる。途中で本屋に寄るが、結局何も買わない。新刊本屋よりも古本屋のほうが本が魅力的に見えるのはなぜだろう?
午後から街に出る。靴(オン用)やバッグ(オフ用)が欲しかったのだが、なまじっか「こういうのが欲しい」というイメージが鮮明なために、どれも好みとあわない。気になった靴は\15,000-もする。ちょっと保留。(そして買わない) 結局、無印良品で藍染めのTシャツを買ってしまった。いい青。チャイナブラウスもあったのだが、これ以上増やして良いものかどうか。
帰りにデパ地下でいい金目鯛があったので買って帰る。
帰宅後、餃子を作ったのだが、やっぱりひさしぶりなので、何を入れたもんだか迷う。手際も悪い。おまけに具の切り方がちょっと大きくて、なかなかタネがまとまらない。 でも、あまり破けず焦がさずに作れたので、まあ上出来な方だろう。 うちは野菜餃子。肉はおまけみたいなものだ。
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