東京の片隅から
目次|きのう|あした
髪がまた荒れてきた。 肩くらいまで短くして(私にとってはショートヘアに等しい)ドライヤーを使うようになったからだろうか。 毎日ヘアパックなぞしている。
小さい頃は癖はあるものの真っ黒な髪だった気がするのだが、年とともに赤毛になってきた。 それまではあまり気にならなかったのだが、任期が終わって帰国してきた姉が髪が真っ黒なのを見て、ちょっと気になる。 彼女は熱帯に3年いても全然髪が赤くならず、「鴉の濡羽色」とはまさにこのこと、という青光りするくらい黒い。パーマをかけてもすぐとれるのが悩みらしいが、私にとっては非常にうらやましい。 日本にいると「髪をカラーリングしてもいいかな」と思うのだが、海外旅行すると「やっぱり色を入れなくてもいいや」と思い直す。 一度赤くマニキュアを入れたが、結局落ちるがままにしている。 結局のところ、今の黒いのが気にいっているんだろう。
でももうちょっと手間のかからない髪だといいなあ。
2001年01月30日(火) |
大学のネームバリュー |
面白い郵便が来た。 なんでも昨日セールスの電話があって「郵便を送りますから」と言われたらしい。
それは、「男性の参加資格を限定した」結婚紹介所のDM。いわゆる三高ばかり。DMといってもハガキなどではなく、本格的なパンフレット。 うさんくさすぎて家族中で大ウケした。 例として年令、勤務先ジャンル、出身大学学部、身長、体重、趣味の一覧が入っていたんだけど、それがかなり笑える。 年収5000万円ってなんか悪いことしている人じゃないんだろうか。身長も体重も入会の時に身体検査がある訳じゃないだろうし、サバ読めそうだ。趣味もだいたいは当たり障りのないことを書いているんだけど、中には「津軽三味線」とか「寝ること」なんていうのもある。何も書いていないよりはいいか・・・。
そのパンフレットが送られてきた理由と言うのはどうも大学同窓会名簿かららしいのだ。 私の出た大学は世間的には「名門女子大学」と思われているらしい。実際古いことは古いがただの大学である。女子大なのでのんびりしていて、それが外から見ると「お嬢さん」に見えるのかもしれない。 でも向こうが「名門女子大でのお嬢さん」をお嫁に欲しいと言うのと、こっちが「三高」がいいと言うのはどっちもどっちなんだろう。 ぜひともそういう人と結婚したい!という人たちにとっては需要と供給で釣り合いが取れているんだろうなあ。
「○○に似ている」と言われるのは複雑な気分だ。 それがあまり好きでないもの(人)な場合は嬉しくないし、全く言われたことがないのも問題があるような気がする。
ちなみに私は人間で「似ている」と言われたことがない。 猫(これは気紛れだかららしい)とか雛人形とか市松人形とか。 猫、はよく女性に対して使うけど(ほめてない時もある)、雛人形って・・・おでこで目が細くて下膨れ、うむ、正しい。相手に全く悪意がないうえ、正しいので反論もできない。 でも一度は「女優の○○に似ているよね」と言われてみたい気もする。でもそれが自分の想像を余りにも超えていたらどうしよう。
姉妹に「何かに似ていると言われたことがあるか」と聞いたら、二人ともないそうだ。 (ちなみにうちの姉は歩いているとペンギンに似ている。)
そういえば道場に行っていた頃の知り合いにネコザメに似ているおじさんがいたっけ。
待ち合わせしてお茶の水へ行く。ワックスその他の買い物につきあう。といっても私にも用事があって、去年鉤裂きを作ったスキーパンツを買い直した。今年はスキーに行くかどうかはわからないけど、スキーウェアは姉妹で兼用なので、誰かが急に行くことになって慌てるのは嫌いだからとりあえず用意する。
そのあとsmartを青山まで見に行く。「smart」はベンツとスウォッチがデザイン提携して共同開発した軽自動車だそうだ。外観はチョロQというか、おもちゃっぽい。 軽自動車なのだが、2人乗りなので、車体の長さが2.5mと小さい割には、内部は広い。エンジンが後ろについているので、連れ曰く「静かなはず」だそうだ。安全性も軽自動車にしてはかなり高いらしい。私は車のそういう細かい性能はわからないので、自分が座席に座ってみて具合がいいかどうかで好き嫌いを決める。視界が広いのはいい。でも左ハンドルは嫌だなぁ(苦笑)。 どちらかというと一緒に置いてあったチョロQのほうに気を取られる。
その後いろいろな店を覗きつつ、渋谷へ。旧渋谷川遊歩道をてくてく歩く。この道は歩くのは初めてだ。いろいろな店がある。興味があるものを冷やかしつつのんびりと散歩。結局新宿まで歩いた。
起きたら雪だった。ごんごん降っている。 出かける気はすっかり失せて、溜めていたラジオやCDを聞きながら一日家でのんびりする。 本当は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見に行こうかなと思っていたのだ。また今度。
ただでさえ休日は人通りが減る自宅前の道路も、今日は車も通らないのでよけい静か。心置きなくラジオを大音量でかける(とはいってもたかが知れていると思うが) クールドライヴメーカーズを聴いたけど、これはちょっと今日の気分ではなかった(笑)。徳永憲を聴き直す。「眠りこんだ冬」。ちょっとベタだが、これが今日の気分。あとはスガシカオのラジオ。
夕食の買い物も近場で済ませた。といっても隣が小さなスーパーなので、隣までないものを買いに行っただけ。 私の家は川沿いにあって、どこへ行くにも大概坂を上る。それも体力がないと自転車で立ち漕ぎをしてもきつい坂だ。だから大変な日は外に出ないに限る。
夕飯はシチュー。久しぶりにしてはまずまずの出来。
夜になって、雪が止んだ。明日は凍るかな。
結局雪は降らなかった。 昼前から雨が上がり、夕方は暖かいくらいだったが、ライヴハウスから出たらかなり寒かった。 風がないから、朝までにはまだかなり冷えるだろう。
今年は珍しく新宿でも水たまりに氷が張ったり霜柱ができたりしているが、それでも靴底から冷気が上ってくるということはまずない。 以前2月初旬に長野県佐久市までお葬式に行った時は、さすがに違いを感じた。空気がぴりぴりする上、路面から靴底を通して寒さが立ち上ってくるのだ。タイツを履いていって(本当は黒であっても反則だと思う)良かったとしみじみ思った。
寒いのは苦手ながらも着込めば何とかなるぶん、実は結構好きなのだが、耳が痛くなるのだけは困りものだ。 もともと耳というか呼吸器系が弱い。すぐ扁桃腺を腫らし、鼻が詰まり、中耳炎になる。小学校の頃は季節ごとに風邪をひき、その度に中耳炎になっていたので、今では左耳が高音域に弱い。 寒かったり天気が悪くなってくると、てきめんに耳の奥が痛くなる。
外務省の5億円横領事件、まず思ったのは「5億円ってどのくらい?」。
で、父親と一緒にテレビを見ていて「5億円までいけば使っちゃったもんがちだよね」という話になった。不謹慎な親子である(笑)。
よく「宝くじが1億円あたったら何に使いますか?」という質問があるが、私は何に使うんだろう。 定住指向の強い私だから、多分「家」を買うような気がする。庭がついていて畑や庭仕事(ガーデニングではない)ができればなお良い。 東京でこれをやるには、1億円ではできないけど、5億円あったらできそうだ。
なんにせよ、住むところが安定しているのが一番いいと思う。 「あと3年で再開発だから」と言われ続けて10年。 いつ引っ越しを言われてもいいように、なるべくものを増やさないように増やさないようにと暮らしている。 建替えもできず、再開発までと頑張ってきた商店が力つきて閉店していく。小学校もなくなった。 結局地域の中学校に進まなかった私が最後まで残っている。 そういうこともあって、私は住むところには執着が強いような気がする。
最近驚いたのは「味見をしないで料理をする」人がいるという事実。 「だって分量どおりに作れば大丈夫でしょ」というのが理由らしい。 え?料理って適当に作るものじゃないの?と思った私だが、お菓子をよく作るという人ならば、確かに納得する。 お菓子は分量を量って順番どおりに作ればそれなりのものになる。
でも料理の醍醐味ってつまみ食いと味見だと思うんだけどなあ。
2001年01月23日(火) |
ただいま○○からお送りしております |
富山で誘拐事件があった。 改めて思ったんだけど、被害者の自宅の前から中継する意図って、なんだろう? 今回は被害者が無事に帰ってきたからまだいいけど、でも、中継だったら県警前とかからでいいんじゃないだろうか。
今、民放のアナウンサーが連名で「報道の自由を監視する機関」創設に反対の声明を出したりしているけど、その前にすべきことがあるんじゃないだろうか、と思う。
私はそんなに根掘り葉掘りプライベートなことまで知りたい訳じゃない。事件の概要がわかればそれでいいのだ。
会社でもそうだけど、人の噂話が好きな人は意外と多い。女の子の昼休みは噂とドラマとファッションの話題しかない時期もあって、面倒臭くなって抜けてしまった。でもそういう人に限って、自分のことは言わない。そのくせ人のことはやたらと聞きたがる。理不尽だ。
朝起きて暖房機をつけていたら、1階で誰かがエアコンを入れたらしくブレーカーが落ちた。だから朝はエアコンはやめてくれって。こたつがあるんだから。
会社では金曜日から変わらず外部とのメール連絡&インターネットが使えない。原因はこの前メールに画像を添付して自宅に転送した私にもちょっとあるかも(笑)。 私の仕事に差し障りはないので、さくさく仕事を片付ける。 今日は古い資料の整理。段ボール2箱ほど捨てるものが出る。あまりに古いので作業中手や顔が痒い。エプロンを持ってくれば良かった。
特に何ごともなく1日が終わり、のんびり帰宅。 食後、TVを見ていると「HEY! HEY! HEY!」にギターウルフが出ている。でも「環七フィーバー」って新曲じゃないじゃん(笑)。今日はギターウルフだけ生音だった。時々「HEY!3」は変なゲストが出る。 そのあとこたつでうたたね。こたつやホットカーペットで寝るのは最高だ。あとで喉が乾くけど。
水族館に行った。 水族館にはいろいろな魚がいる。 イワシやタイといったメジャーなところからマニアな魚もだ。 私は熱帯魚の綺麗な水槽よりも「東京の魚」などの地味な水槽のほうが好きだ。
アロワナやガーを集めた熱帯淡水魚の水槽があった。 アロワナは絶対に夜中に誰かがネジを巻いているに違いない、と思った。
虫も誰かがネジを巻いているような気がする。
あまり熱心に観過ぎたので途中のベンチで眠ってしまった。(出先で眠ってしまうことはよくある。) 一緒に行った人が「ハルさんも電池切れだ」と言っていた。 私も誰かがネジを巻いているんだろうか。
朝9時に目が覚める。そのまま起きてスピッツチケット争奪戦に参加しようと思ったがあっさり諦めて二度寝(笑)。次に起きたら11時半だった。
午後、渋谷へ眼鏡を取りにいく。 やっぱりフレームがちょっと大きいんだけど、これ以上小さいのはなかったのでしょうがない。 そのあと新宿へ回ってタワレコで雑誌を購入。「ROCKIN' ON JAPAN」と「BRIDGE」。CD以外でもポイントをためられるので、結構雑誌は買いに行っている。ところでタワーレコード新宿店では夕方から「昭和のいる・こいる」が出たらしい。CDを出したんだろうか。謎。
久しぶりにマッサージへ行く。 肩をやってもらうつもりが「まず腰!」といわれて骨盤矯正になった。 イタ気持ちよくて、眠ってしまった。 腰も凄かったらしいが(自覚無し)、足と腕も凄かったらしい。「何のお仕事してるんですか?」と聞かれる。いや、ただの会社員なんですけど・・・。 でもそんなに凝っているのかなあ。肩凝り歴15年くらいなので、もはやよくわからなくなっている。また運動した方がいいんだろうか。いいんだろうなぁ。
出たら雪が降っていた。 もっと積もるかと思っていたが、そうでもなさそう。残念。
ただいまよっぱらいです。 会社の人たちと飲みに行って生ビール1杯と日本酒2合を飲んでいます。 うい。
飲んでいる時は楽しいんだけど、耳が遠くなるのは勘弁してほしいなあ。 飲み会って飲んでいる時は楽しいんだけど終わった後って虚無感があるね。
眠い。早く寝ます。このところ目の調子が悪くてコンタクトレンズも入らないし、ひさしぶりにゆっくり寝るのもいいかも。
ライヴを観ていてふと思ったんだけど、「伝える」ことと「伝わる」ことは全然別物だな、ということ。
送り手が伝えたいもの≠受け手に伝わるもの
両方が上手く噛み合った時に「ものすごくいいライヴ」だと両方が思えるんだろうけど、なかなかそういうことはない。難しいなあ。
言わないのに伝わってしまうものもある。私は比較的わかってしまう方なんじゃないかと思う。 これは都合がいい時と悪い時がある。 相手が全部話さなくてもわかる事柄からつなぎ合わせてだいたいの形を作ってしまう。相手によっては「気持ち悪い」と感じることもあるようだ。 でも、本人が話したくないことをわざわざつつくのは自分の性にあわない。 言われなければ敢えて黙っていたい。
会社で一日英語の文書とにらめっこしていた。 でも翻訳とかではない(笑)。 バージョンの違う2冊の文書を見比べてどこがどのように変わったか分かるようにするという作業。 もともと英語も含めて語学全般が苦手な私なので、見比べているうちにだんだんアルファベットが虫に見えてきた。 くらくらするので他の仕事をやりながらちまちま片付けている。
AはなぜAと書きAと読むのか。Aの文字の起源は羊の頭という説があるらしい。
語学、苦手なんだよねえ。中学高校と英語の成績は地を這い、大学でも第2外国語の中国語はてんでダメだった。単語が覚えられないのがネック。 聴くこと、読むことは何とかなる。 直接顔を合わせていれば相手の言うことは理解はできる。
英語は暗記科目だと思う。 ふつう暗記科目と言われる地理・歴史は私にとっては暗記科目ではない。(年号は暗記だけど) それとも苦手なものはその人にとって全部暗記科目なのか。
2001年01月16日(火) |
ほしいものはなんですか? |
バーゲンで買ったスーツの袖詰めができているので取りに行った。 まだデパートの中では散発的にセールをやっている。 ついでにちらちらとあちこちのショップを覗いてみるものの、いいなとは思っても買うまでは行かない。 そのうち何が欲しいのか分からなくなってくる。
バーゲンが終わったスペースでは、もう春物が店頭に並んでいる。春らしい淡いトーン。引き続き合成皮革の上着。
欲しいものは一通り揃っている。でも何かが欲しい。でも何が欲しいのか分からない。 でも流行は毎年ちょっとだけ違う。
ハヤリモノはそこを狙うんだろうな。
会社に行ったら電源が落ちていた。(セコムだけはきいていたらしい。さすが。) 当然、電気もつかない、エアコンもない、パソコンなんてもってのほか、電話すら使えない。 ブラインドを開けて、みんなで缶コーヒーを飲みながら本を読んだり手許の仕事をちまちま片付ける。 結局、復旧は11時過ぎだった。 まず初めにしたのがコーヒーメーカーのスイッチを入れることだったのが可笑しい。次がエアコン。
電気がないと不便だなあとしみじみ思った。 下手にOA化が進んでいるために、電気がないと何もできない。 IT革命だと言っても、結局は電気次第らしい。他愛無いものだ。
というか、うちの会社は電気関係なのにこれでいいのか?(笑)
寒い。昨日も寒かったが、今日はさらに寒い。どこが暖冬なんだろうか。
朝イチに映画を見る約束をしていたので9:30に渋谷で待ち合わせたが、相方から遅れるとの連絡。先に並んでいるとは言ったものの、行ってみたらまだエレベーターが動いていなかった(笑)。先週様子を見に行ったら立ち見と言われたので用心していたら、用心し過ぎだったらしい。そのうちに相方が来たので、お茶をしてから10:20の回を見に行った。 観たのは「Party 7」。「鮫肌男と桃尻女」で監督デビューした石井一人。「鮫肌」が面白かったので結構期待していったんだけど、前作ほどではなかった。たぶん水準以上の映画なんだけど、前作の衝撃に比べると、期待しすぎたかもしれない。
久しぶりに映画を初回に観たんだけど、やっぱり初回は空いていていいなあ。
そのあと普段着を買いたいというので、ユニクロやらGAPやら無印やら見に行く。ついでに私もユニクロでフリースパーカーを購入。定価が\1,900-だったはずだけど、\1,290-になっていたので迷わずレジへ行ってしまった。最近地味めの服装が多かったので、発色の綺麗なものを選んでみた。天気の悪い時はせめて明るい色の服を着たい。
帰宅してから真冬用コートを出す。膝まである黒のコート。「ペンギン」とあだ名がついている。高校生の時から愛用しているもので、毎年寒の時期くらいしか着ないのでまだ着られる。
起きたら10時半。美容室の予約が11時!大慌てで支度して5分遅れで何とか間に合う。 美容師も驚く荒れ放題の髪の毛を切ってもらった。肩にやっとかかるくらい。私としてはかなり短い方。 トリートメントもしてもらったのでさすがにぴかぴか。気分がいい。でも何日持つかな?
そのあと眼鏡探し。今日は原宿のオプティシアン・ロイドに見に行く。
竹下通りを歩いて気がついたんだけど、意外と髪をカラーリングした子が少ない。茶髪さえも。下北沢のほうが多い。原宿は上京してくる子が多いからなのかな?格好も意外と地味だった。
結局、原宿では形が自分に似合うものがなく、そのまま渋谷へ流れる。 パルコの白山眼鏡店で購入。薄いモスグリーンのセルフレーム。銀のオーバルと迷ったが、セルにした。 視力が0.05まで下がっていてちょっとショック。 眼鏡って、ちょっとでも気に入らないととても気になるので、今回わりと慎重に選んだ。セルのほうが難しい。
眼鏡って男の人のほうが似合うなあ、と思った。ふふ。
昨日の日記を読み返したら、なんか凹んでるなあと思った。 もともと結構ネガティブ思考なんだけど、このところそれがわりと前面に出ているような気がする。 高校の時みたいに煮詰まり過ぎることはもうないだろうけど、それでも、ある程度つきあっていかなければならない訳で。まあ、適当に。パソコンの部品みたいに取替や初期化はできませんから。 ほどほどに流せるというのは大人になったんだろう。
成人式の騒動はあちこちであったようだけど、高校生の事件もそうだけど、自分がやりたいことと、やってしまったあとどうなるかという予測とがリンクしていない気がする。 傾向と対策だ。 私だって渋谷で金属バット振り回したくなるようなことはあるけど(苦笑)、実際やっても割にあわないというのは知っているから、やらない。「こんなに大騒ぎになると思わなかった」といわれると、「君らもうちょっと考えてからやりなさいね」と思う。
まずは深呼吸して、お茶を入れよう。缶やペットボトルはダメだよ。きちんとお茶っ葉を急須で入れるんだ。お茶菓子も用意しよう。イライラするときは甘いものがいい。 それからだ。
皆既月食があったらしい。知っていても曇っていたので見られなかったが、今日の月は綺麗だった。
月はいつもこちらに同じ面ばかり見せて回っているらしい。どうも裏側は見せてくれないらしい。 ドリトル先生のネタで裏側には植物が生えているというのがあったが、そんな空想を抱きたくもなる。 月の裏側には何があるんだろうか。写真で見せられていても、それは嘘で、本当は何かあるのではないか、と思ってしまう。何かあればいいなぁという期待だ。
夜遅く帰る時に、疲れている時に限って、月と目があう。お互い知らない振りをする。 私は「黄金の月」を歌いながら帰る。「たとえ夜空に黄金の月などなくても」。 月の裏側は、見ない方がいいかもしれない。
寝ようとして布団に入ったら、誰かが「こっちへおいでよ〜」と呼ぶ。 子供のような声の大人。女。複数。 ラジオをつけっぱなしな訳ではないし、通りには人はいない。(うちは商店街の真ん中にあるので夜中でもよく人や車が通るのだ) こういう時は無視して寝るに限る、と眠ってしまった。
でも、あれはなんだったんだろう。 私には霊感はない(と思う)。何か見える訳でも聞こえる訳でもない。嫌な気配、というものは感じる時はあるが、それは外の気配なのか、自分の気分なのかが分からないので、「感じない」ほうだと思う。
精神状態が不安定な時によく変な夢を見るのだが、それが高じて白昼夢になってしまう時がある。高校生の時は「階段の踊り場に誰かがいる」とか「洗濯機の中になんかいる」といってよく笑われた。 いまもそういう時なのかな?原因が良く分からないだけに対処法はただ待つだけ。もう慣れた。 その不安定さもまた私なのだ。
音楽でも洋服でも画材でも「ジャスト!」と思う瞬間がある。 今バーゲン時期なのであちこち覗いているのだが、いいんだけどあと一息、という服とかあって、なかなか難しい。 でも「ジャスト!」というものに出会えると嬉しいし、そういうものほど長く着るので、やはり根気よく探したくなるのだ。 でも好きなものと似合うものは違うので、いつも難しい。自分の身長・体型との兼ね合いもあるし(笑)。制服がある会社なので、比較的カジュアルな服で通勤できるのはいいかもしれない。かといってTシャツ&ジーンズでは行かないが。
画材は油絵の具だった。 小学校の図工の授業で使う水彩絵の具にずっと違和感を抱いてきた私にとって、油絵の具の感触は革命だったし、その後大抵の画材は使ってみたが、でも一番好きなのは今も油絵の具だ。 もったりとした感触、どんどん盛り上げて下の色を隠す感じ、そういうのが私にはあっている。 水彩絵の具も結局デッサン彩色以外はもったりチューブからそのまま塗る感じで使ってしまう。アクリル絵の具もそう。 クレヨンもパステルもごりごり塗るので最後は真っ黒(笑)。 大学を出てから油絵は描いていないけど、また描きたい。自動車免許もとったし、いつか車にキャンバスと画材一式を積んで出かけよう。
音楽はなんだろう?どんなにロックが好きでも、最後に寄り添って生きるのは結局バッハだと思っている。鼻歌もバッハの練習曲だったりする。奏者はグレン・グールドで。
もっと降るかと思っていた雪は起きたらほとんど溶けかけていた。つまらない。 雪が好きだ。世界が止まってしまう感じが好き。電車が止まってしまうのも別にかまわない。そう思えるのも私が東京に住んでいて雪がたまにしか降らないものだからなんだろう。 雪が降るとカメラを持ってふらふらと出かける。嬉しそうなのは子供とラブラドールと私だ。
今日は一日街をぶらぶら。見ようと思っていた映画が30分前に行ったが立ち見と言われ、あっさりあきらめる。 ユニクロでフリースパーカーの水色をいいなあと思ったんだけど、土日しか着ないので保留。
今日は成人式なので、着物姿をよく見る。いくら溶けかけとはいえ、ごくろうさま。 イマドキの濃い地に地味な模様の振袖を着ている子と、昔風の淡い地に総柄のものを着ている子と、2通りいる。いいなあと思ったのは、黒地に橙と白で菊・桐の模様を大きく裾と袖にいれてあったもの。多分親のものだと思うが、今は逆にモダンで新鮮。 着物の模様は結構派手なので、遠目で見た時は色のはっきりした大柄のもののほうがいいと思う。 着物といえばお正月番組。いろいろ見ていたが、一番いい着物だなあと思ったのは「ラブラブ愛してる」に出ていた松たか子。梨園のお嬢さんだから当然なのだが、黒に近い梅ねず(多分ちりめん)に小さな模様が散らしてある。しのらーに「女将」と言われていたが、貫禄が違う。髪も自分で結って、多分着物も自前のもので、自分で着る。かっこよかった。 着物は好きなんだが、自分で着られない。着付けのできる親戚に習おうかな。でもその前にストレッチ。体が硬いのだが、手が背中に回らないと帯は結べないのだ(爆)。
今日喫茶店で隣にいた客。 1.男子大学生2人組。就職活動について議論中。 2.カップル。ワインの分厚い時点を広げて議論中。 3.中年男性。楽譜を暗記中。
どれが一番面白かったかと言うと3.である。 赤ワインのハーフボトルを2本開けて、カップの中には半分ほど残っている。顔も赤くて、御機嫌で、指で拍子を取りながら、暗譜の真っ最中。 何の譜面だかがとても気になるんだけど、表紙は見えないので分からなかった。雰囲気的には、オーケストラの楽譜だと思う。(歌ってなかったし)
人の読んでいる本(特に文庫本)とかって中身が気になる。漫画や雑誌ではこうはいかない。ぱっと見でわからないほうがそそられるんだろうか。チラリズム?
今日もバーゲン。家族に言わせると「テーラードでないスーツ=お嬢な格好」だそうなので(笑)、「探すならタカシマヤ」とのアドバイスに従い行ってみたらあっさり見つかった。なるほど。ボルドーのスーツである。 新宿タカシマヤは、伊勢丹とテナントは結構似ているんだけど、伊勢丹よりも通路が広い分、ゆったりしている。客も伊勢丹よりは少ない。案外穴場かもしれない。 でも伊勢丹ほどのワクワク感はない。それは伊勢丹の凄いところだ。 「伊勢丹には何かいいことがあるだろう」と客に思わせるだけの力があの店にはある。 伊勢丹に対抗できるのは東急ハンズだと思う。
そのままライヴを見に行った。出てきたら雪だった。
きょうだいと母と4人でバーゲンへ。 それぞれが道案内&アドバイザー&自分の買い物で、ぞろぞろと出かけた訳だが・・・いやあ疲れた。伊勢丹で疲れたというのもあるんだけど、他の人のペースに合わせて買い物をするのがこんなに疲れるものだとは思わなかった。 普段はバーゲン会場で「じゃあ○時に入り口にね」という感じでバラバラに買い物をしているので、ついて回るのは結構大変だった。 結局自分の探しているものは見つからず。いいなと思うとサイズがあわなかったりシルエットが違ったり。なかなかうまくいかない。
それにしても今年のスーツはツイードが多すぎる。しかもラメツイード。もうちょっと生地のバリエーション増やしてくれないかなあ。 ツイードは好きなんだけど、もう持っているし、第一何着も買うようなものではない。
今日から仕事が本格的に始まる、はずなのだが、役所は引っ越しのごたごたで偉い人はみんな休暇をとっていたり、メーカーもまだ動いていなかったりで、結局のんびりと一日過ごす。 年末大掃除ならぬ、年始大掃除。古い資料を取り出して、光ファイルに登録してから処分。これはまだまだかかりそう。
仕事は5時に終わったので、ちょっと本屋を見て帰る。バーゲンを見ようかとも思ったけど、何となく止める。気が乗らない。
2001年01月04日(木) |
仕事始め&ライヴ始め |
今日から会社は再開。といっても理事長の有難い(?)お話を聞いて、顔合わせをするだけ。上の人は挨拶周りに出てしまうので、下っ端は結局午前で終わりみたいなもの。 少し早めに帰らせてもらって、渋谷をうろうろする。 眼鏡とテーラードでないスーツを探すつもりだったが、人の多さにスーツはあっさり断念。 パルコで白山眼鏡店とポーカーフェイスだけ見る。本当は細い金属フレームの赤系でレンズが小さいのが欲しいんだけど、なかなかない。白山で銀〜金のパターンの中で良さそうなものはあった。なかったらそれにするつもり。 テーラードのスーツとか、銀縁の眼鏡とか、自分で見ても似合うんだけど、似合い方が「学校の先生」ふうになってしまうのだ(苦笑)。でも好きなんだよね。
そのあと、日本武道館へ。新春恒例、エレファントカシマシコンサート。武道館に復活してから毎年。もはや年中行事と化している。 私の席(2階)のちょっと前に幼稚園以下の男の子3人連れたお母さんが来ていたんだけど、子供はちゃんとおとなしく見ていた。えらい。将来が楽しみかもしれない(笑)。
今年も新宿は今日から初売りだ。人がうじゃうじゃいる。 とかいいつつ、自分もシュウウエムラの福袋を買った。5,000円なり。 化粧品福袋の中ではそこが一番充実しているような気がする。 中身は、コットン、ネイル2本、口紅1本、リップペンシル、化粧水2本、アイシャドー2個、チーク1個、化粧ポーチ。お得。 それにしても紫、良く言えばボルドーの口紅がこれで3本。ちなみに紫系のネイルも3本持っている。どうするんだこれ。ビジュアル系のライヴにでも行こうか?
いったん家に帰り、年始の挨拶の接客。緊張した。
そのあと、明治神宮に初詣で。おみくじをひいたら「人に流されないように」だった。頑張ります。
今日で冬休みは終わり。明日から会社だ。といっても今週は多分何も動かないのだろう。
1/1の夜に見る夢が「初夢」らしいが、夢を見なかった。というよりも起きると忘れてしまうのだろう。
一時期、夢日記を書いていた。 大体夢は変なもので、その日見た映画がごっちゃになっていたりする。 長い夢は見ない。どこかのシーンを切り取ったような断片ばかりだった。 台詞まで覚えているような夢は最近は見ていない。いいのか悪いのか。
普段見る夢に色はついていない。ついていてもひどく淡いものだ。 不思議なもので、それでもあれは何色だと分かる。 よく天然色の夢を見る時は疲れている時だ、というが、本当だろうか。画家とかは見ていそうだ。
夢には音もない。それでも何を話したか、何を言われているかは分かる。 音に関しては、普段でもどこかフィルターを通して聴いているような感じもあるので、音の場合あまり夢と現実とは大差がない。
夢と現実との差ってなんだろう。
結局年明けはライヴハウスで迎えた私。
10時起床。食事して、新聞読んで、年賀状を整理して、天皇杯(爆)。 荒っぽい試合だった。チャンピオンシップがベストマッチとは限らないのだけど、今日はちょっと審判を含めてあまりいい試合とは思えなかった。
あと、HPの更新。年末更新しきれなかった分を一気に更新する。でもなかなか新しいページとかは作れない。維持に手一杯。難しい。
夕方、帰国する姉を迎えに両親が出かけてしまったので夕飯を作る。といってもおせちがあるので海老を焼いて澄まし汁を作るだけ。
2年半ぶりに帰国した姉は相変わらずあまり変わっていない。行き先がミクロネシアだったのでかなり黒くはなっているが。 ぽつぽつ話などする。
そういえば、自分でもすっかり忘れていた「つくば博」の2001年に配達される手紙が来た。当時小学6年生。 読んでいて笑えるのが、「将来の夢」。 「学校の先生か、千葉の家で花を作ってキャンプ生活」 (千葉の家というのは当時親戚一同で持っていた房総の土地にあった家のこと。当時夏は1週間くらいここで過ごしていた。草刈りとか虫扱いとかはここで覚えた) なぜ11才で隠居生活を希望していたのか。謎の小学生である。
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