東京の片隅から
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スガMLも運営してくれていたレコーディングスタッフ・ナカムさんのHPが閉鎖されてしまうらしい。開設当初から見ていたので、かなりショックだ。 しかし本業の傍らアーティストの私設HPを作っていた労力には本当に頭が下がる。おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
いまでこそHPを作るという行為が当たり前になって、こうして私も作っているわけだが、ネットを始めた時はまだネット人口が少なくて、HPがあること自体が貴重だった。アーティスト本人が結構見に来ていたり、私設なのに事務所公認とか、作り手と受け手の距離が近かったと思う。人口が増えるに従って距離が離れて拡散していくのはなんにでも言えるのだろうけど、ちょっと素っ気無いかなあと思う時もある。
ちょっと考えてしまったのは、もう一つ結構見ていたHPがこのところいきなり閉鎖されてしまったからだ。理由は良く分からない。単に更新していないのでサーバーに繋がらなくなっただけかもしれないので、こっちはもう少し様子を見ることにする。 いまのところそのHPしか同じジャンルはないので、私も頑張って開こうかな?でもそれもなんだかえげつないような気もする。
先週末からの冷え込みで、街路樹もすっかり色付きはじめた。 自宅から駅まではほとんどケヤキ並木が続く。好きな樹であり、私のHNの由来でもある。ついでに新宿区の木。(花はツツジだ。) ケヤキは武蔵野の木という気がする。 今度の週末、また歩きに行こうか。カメラ持って。
2000年10月30日(月) |
月曜日からお疲れモード(苦笑) |
真夜中にサッカーを見ている。アジアカップ決勝だ。 なんとか優勝はしたけど。 サウジアラビアはしつこくて足の早いいいチームだったと思う。しかもアウェー。まあ、こんなもんだろうというのが正直なところ。 でも今回のMVPはナナかな。前よりもずるくなっていて(笑)いい感じ。現状、世界ではオリンピック代表のほうが相対的には強いんだけど、やっぱりオリンピック代表だけではずるさとか緩急の付け方とかでは心もとない感じがあるんだなあと思った。
終わったら速攻寝た。試合前に3時間ほど寝ていたとはいえ、細切れではやっぱり眠い。
今週は4日しかないので忙しい。月末だし。 しかも先週から続くイライラ(こういう精神的に不安定な時が年に何回か半月くらいずつあるのだ)のせいで仕事のミスがちょこちょこ見つかる。自己嫌悪。
11/22も休みはとれないことが判明。内部監査の日程が変更になっていた。1時間早出にしようか考え中。そうすれば4時半には会社を出られる。どうせ入場は7:00ぎりぎりになるんだけど・・・。
結局、マッサージ屋には行かなかった。
2000年10月29日(日) |
アジアカップも大詰め。 |
午後、ミニライヴを見に渋谷へ。 寒い。綿のジャケットで出たことをちょっと後悔する。中にはタートルネックを着ているし、首にもマフラーもどきを巻いているんだが、それでも寒い。ツイードにすればよかった。 ライヴはまったりした雰囲気で良かった。 帰りに別のライヴのチケットをライヴハウスに買いにいき、何件かお店を見て帰る。
寒くて縮こまっているからか、肩が凝る。ちょっとしんどい。明日会社帰りにマッサージに行こうかな。
夜、夕食後はとっとと寝る。11時からのサッカーを見るためだ。決勝戦は1時からなんだけど、せっかくだから3位決定戦も見る。
というわけで、サッカーを見ながらこれを書いています。ちょっと荒っぽい試合だなあ。ケガ人も多いし。 今回は東アジアが強くてアラブ諸国が弱いために客が入らなくって、試合によってはゴール裏無料開放なんてやってらしい。 でもそもそもこの緊迫した状態で国際試合が開けた状況を感謝すべきなんだろう。
でも眠い。
昨日は結局家に帰ったらほとんど0時。とっとと寝たが、朝はちゃんと7:00には目が覚める。習慣になっている。2度寝すると後が長いが(笑)。
チケットぴあへ。 目的は吉田直樹のワンマンライヴのチケットだったが、これは難無くゲット。どうやら居残っている人たちの話を漏れ聞くに、バインが残ってそう。というわけでトライしてみたら、ブリッツは無理だがZeppはとれます、とのこと。11/22のチケットを取った。まさか見られるとは思っていなかったので、ラッキー。でも、よく考えてみたら、ツアー中にZeppを2days、最終日でブリッツを2days、そりゃさすがにとれる(苦笑)。 あ、有休取らなきゃ。毎年使い切れないで繰り越すので、まだ30日以上残ってるはず。1日休みをとってヴィーナスフォートで遊ぶか?そのあとの24日も有休取れば5連休!(でもライヴの予定を入れているので旅行は却下)。悪巧みの妄想は果てしなく膨らむのであった。
その足で神保町へ行く。いま神田古本まつりをやっていて、この土日は出版社フェアをやっているのだ。日曜日の天気予報が雨なので、予定を前倒しした。 はっきり言って古本まつりでは美術書狙いだ。純文学系ハードカバーはよほど興味があるならともかく、たいていは文庫になるまで待つ。メジャーなものならば自宅の近くのブックオフでもあまり値段は変わらないし、そっちのほうが綺麗な場合もある。 美術書を置いているところは限られてくるので、買い食いしながらのんびり回る。「ろしあ亭」のピロシキ、「TAKANO」のロイヤルミルクティー、「新日本菜館」の肉マン。ピロシキが胃に重かった。「スヰートポーヅ」の餃子定食は並んでいたから今回はパス。あとで「如水会館」が店を出していることに気付き、悔しがる。ローストビーフとかブリオシュとかあった。不覚。でもこれでは一体食べに来たんだか買いに来たんだか良く分からない。
今年は久々の当たり年。何年かぶりに荷物が重くなった。財布も軽くなったけど。
買ったもの。 アルフォンス・ミュシャ作品集(三省堂)、グレン・グールド写真集(アルファベータ)、空の羊(光琳堂出版)、草木の本(光琳堂出版)、謎のカスパール・ハウザー(種村季弘/河出文庫)、麦熟るる日に(中野孝次/河出文庫) ミュシャの作品集は大学に入ったばっかりくらいの時に高くて手が出なかったやつ。値段が定価の2割くらいになっていて、入手できていてもなんだか複雑。 アルファ・ベータという出版社は音楽書ばっかり出しているところ。売り子をしていたおばちゃんがなんだか育ちの良さそうな人で、やっぱり音楽出版社だなあと思った。 光琳堂出版は結構いい写真集を出していたんだけど、去年だか一昨年だかに倒産して、もう在庫があるだけしか手に入らない。ヴィレッジ・ヴァンガードとかには置いてあると思うが。「空の名前」とかメジャーなものは他の会社に引き継がれたが、今出ているものは装丁が安っぽくなって、あまり好きではない。
美容院の予約を入れていたので、1巡しか回れなかったのが残念。
3か月ぶりに美容院にいったら、結構パーマが残っているのに驚かれる。でも去年の11月初めに書けたスパイラルパーマ、7月まで持ったじゃん。もともとかなり強い癖があるので、1回かけるとなかなかとれないのだ。 パーマに飽きていたのでストレートパーマをかけてみた。とたんに子供化。まだロング丈だからそれなりにはみえるが・・・。しかもほとんど真っ黒。まるでカツラをかぶっているみたいだ(笑)。
なんだか今週1週間ずっとテンパっていた。今まで何ヶ月も止まっていた仕事が一斉に動き出したのだ。動き出すのはいいが、何で一斉になんだ。 昨日は一日中宅急便を作っていたし、一昨日は一日中データベースを作っていた。
「一日中」というのは、私はある仕事を他の仕事と同時進行できないのだ。これはこれ、それはそれとハッキリ順番をつけなければやりにくい。だから全部同時進行しなければならない場合、ぐるぐるになる。とほほ。 結構イライラしていて、他の人にも当たってしまったかもしれない。反省。
会社が終わってから、会社の仲間と鍋会。スーパーへ行って、材料を買い込んで、タラ鍋を作った。鍋をつつきながらビールを飲んで、愚痴こぼし大会。 久しぶりにいいたいことを言って、ちょっとすっきりした。 普段結構キツイことを言ったり書いたりしているが、これでもそれなりに本音のトーンからは落としている。 うちの会社もどうなることやら。
巨人の杉山捕手が強制わいせつ到傷容疑で逮捕された。 そのことについては、あまり情報がないので、よくわからない。
でも、不思議に思ったのが、日本シリーズに備えてキャンプ中なのに、夜、酒を飲みに出ても良い、という姿勢だ。それだけでなく野球選手はタバコも吸う。 私がサッカーびいきだからかもしれないが、サッカー選手はタバコはほとんど吸わないし、飲酒もシーズンが終わった日だけ、という選手さえいる。 完全に酒・タバコを止めろとはいわないが、体が資本というスポーツ選手が、そんなものでいいのだろうか。プロスポーツってそんなに甘いものなんだろうか。
もう一つ思ったこと。 今回の巨人の事件もそうだし、西武の事件もそうだ。 花形選手をひいきするのは、ある意味当たり前だけど、だからといって常識から外れた行動をしても「スターだから」で甘やかしてはいないか。(そういえばダイエーでもドラフト1位で入ってものにならなかった選手が事件を起こしたこともあったっけ) 一部の選手だけを必要以上にえこひいきして、ほかの地道にやっている選手がひがんだりしないんだろうか。
でも、これはプロ野球だけの問題じゃないんだろう。 学生時代、美術サークルの付き合いで東大の人と会う機会が多かったが、ダメな人は本当にダメである。 勉強ができるということで周囲は黙認し、アーティスト肌だからということでさらに黙認する。
でもそんなもんかな。
マニキュアを塗る。 お洒落のためというよりも、爪を保護するためだ。 本当はマニキュアは爪には良くないというのは知っている。 でも、もともと爪が薄く、普通に顔を洗っていても顔を切る、すぐ爪を割る、折る、皮膚から浮く。 超深爪だった子供時代の後遺症もあるんだろう。 書類を捌いていても爪を傷める現状では、何かを塗らざるを得ない。
爪を塗るということ。 手をていねいに洗う。 爪ブラシも使う。 保護クリームをつける。 マニキュアベースを塗る。 マニキュアを塗る。 はみださないように、むらにならないように、気をつけて。 トップコートを塗る。 はみだしたところを拭う。 乾くまで何もできない。 ただぼおっと待つ。 自分の内側へ入っていく。
何か一つのことに集中すること。それが今の自分には必要だ。
2000年10月24日(火) |
はったりやと裸のランチ |
日記の題名は今日買ったCDの名前。 スガシカオ『4 Flusher』とCOIL『裸のランチ』。でもまだ聴いていない。 ラジオのテープ起こしをやりはじめたらそれどころではなくなってしまった(苦笑)。 久しぶりにやったので耳が慣れなくてなかなかはかどらない。 おまけに最近、会社でも一日キーボードを叩いているので、手が重い。
会社でパソコンを一日眺め、家に帰っても眺めている。どこか狂っている自分がいる。
急に仕事が1つ入って、急ぎではないのだが、机の上は紙で一杯。片付かないのはイライラする。自宅の机は物置きなのに。 でも「うちにやらせろ」とねじ込んできて持っていった仕事を手に終えないからってまた横流しするのって、どういうこと?ちょっと怒りモード。
確かにデータベースがあれば楽な仕事なんだが、プログラムの構築が出来ていないなら、ワープロで請求書を作って、後で打ち込めばいいと思うんだけどなあ。 というよりも、最近のデータベースソフトは表とカードの切り替えが簡単なので、結構素人でもそれなりのものはつくれるのだ。 結局パソコンって、ひとり1台体制の今、パソコンソフトの使い方は人に聞きながらも、自分で覚えるものだと思うんだが・・・。
なんてことをつらつらと考えながら打っていたら、打ち込みは1時間で終わってしまった。怒り倍増。
怒ってもお腹が減るだけだ。あんまり期待するのはやめとこう。
鼻風邪をひいたらしい。 原因は多分COILの公開録音を聞きに(見に?)新宿の屋外で傘をさして待っていたことにある。 待っているうちに結構寒くなってきた。
晩御飯はシチューだった。思わず「おうち〜へかえ〜ろおおぉ〜」と歌っている。分かりやすい自分。あったかいものって、なんだか幸せ。
2000年10月22日(日) |
男の人はメカが好き? |
ツインリンクもてぎでプロペラ機のアクロバット大会があると言うのでつきあって見に行ったんだが・・・。会場はでっかいカメラを抱えたおっちゃんらでいっぱいだった。かつての航空少年なんだろうか。
プロペラ機にせよ何にせよ、1機で飛んでいると「曲芸飛行だなあ」としか思わないんだが、2機で飛んでいるのを見ると「戦争のための道具なんだなあ」と言うことを実感する。 見ていて確かに美しいんだけど、でも背筋が寒くなったのも事実。隣にいた彼はそんなことは思っていないんだろう。
「ツインリンクもてぎ」はホンダのレース場に幾つかの施設が附随したものなので、他のものも見て回る。2足歩行するロボットも展示してあったんだけど、映像でも歩く姿が見られなかったのは残念。 私が一番気に入ったのは、座面の斜度を変えられる車椅子と助手席の椅子が90度回転してせり出す乗用車。別に今家に病人がいるとかではないんだけど、福祉車両にはどうしても興味が行く。
F1の車も展示してある。私が連想するのはどうしてもマクラーレン・ホンダ&セナのコンビ。ホンダは結構オートレースには熱心に参加しているが、その車体の変遷を見ると全然変わったんだなあと思う。 でも昔の車やバイクのほうが好きだな。シンプルで直線的で美しい。 30年近く前の車が実際に走っているのも見たが、ちょっと高めのエンジン音がかっこいい。
会社が今まで何を作ってきたか、今何を作っているか、これからどうするかというのを、夢のあるかたちで見せる。社風かもしれないが、難しい。
2000年10月21日(土) |
新宿生まれで得なこと |
起きたらまだ10時。(土日の何もない日にしては早い方だ)
早速布団を干す。 枕を干そうと思ったら、隣の家の物置きの屋根に落とした。(T_T) 何とか拾えてよかったです。とほほ。
午後、After meのインストアライヴを見に渋谷へ。ついでに買い物。フェルトなんかのウール系の鞄が欲しかったのでツイードっぽいウールのを買う。 御機嫌で駅に向かっていたら、キャッチセールスに声をかけられる。 「どこから来たの?」というから「新宿」と言ったら相手がヒいた。 ヤバイお嬢だと思われたらしい(笑)。せっかくの誤解はそのままにしておいた。実際にはただの自営業(運送屋)です。
林檎の菓子を焼く。タルトを作ったが、甘くないものが出来てしまった。ちょっと失敗。林檎は1回火を入れた方が良かったと思う。 うんと甘いものは苦手だが、やっぱりお菓子なら多少甘い方がいい。このレシピならバナナで作ると良さそう。 ちなみに作り方は、
1.タルト型を空焼きする。 2.パン粉とクルミを混ぜて焼いたタルト型の底に敷き、砂糖をまぶした生の林檎をぎっしり詰める。 3.その上にカスタードソースの元をかける。(卵2個、生クリーム125ml、コーンスターチ20g、砂糖60g) 4.また焼く。(40分)
うちの部の副部長が明日から海外出張だ。なのに、今日も会議で外へ出かけてしまった。毎度恒例の出張前てんやわんやが物凄いことになった。自分の仕事に関係ない(と言うか関係できない)部分が多いので、今回は比較的私だけ平和だったが、みんな遅くまで残ったんだろう。ごくろうさまです。仕事が終わったので、うっかり残っていると飲みに連れていかれるので逃げてきました(笑)。
月曜日に買っておいてほっぽりっぱなしだった紅玉を何とかすべく、お菓子の本を引っ張り出した。毎年この時期にしか使わないので、普段はどこへしまってあるかよく分からない。 お菓子を作るのは結構好きで、学生時代は良く作っていたが、持って行く先がないので社会人になってからはほとんど作らなくなった。(会社に持っていくと男性陣は次を期待するので持っていかない。)
見ているうちにお腹が空いた。
今年はちょっと目先を変えてタルトでも作ってみよう。生地だけ作って冷蔵庫に放り込む。生地だけなら30分でできる。
残りはまた明日。
最近CMなどで「威風堂々」がよくかかる。きっかけは中村一義の「威風堂々」からなのだが、こうあっちこっちでかかると変な気分。 ほかでもメジャーなものがよくCMに使われたりしていて、クラシック回帰なんだろうか。 私は基本的な音のパターンはもう出尽くしたと思っている。古いもので残っているものは完成度が高いものなんだろう。
今聴いている音楽のうちどれだけが残るんだろうか。願わくは自分の好きなものが残ることを。
それにしてもサッカーはすごかった。いや、プレーがすごいとかじゃなくて(パス出しとか確かに良かったけど)あんなに強かったウズベクがなんでこんなになっちゃったんだろう、という・・・。TVの前で呆然。
今日は頭の中でいろんな曲がぐるぐる回っている。さっきはくるりの「東京」のサビだった。昨日見たJLPの曲も回る。きっと仕事中も鼻歌を歌っていたんだろう。 こんな日もある。
まだ水曜日。
1日中古い書類をひっくり返していたら手も顔も痒い。自分まで何となくカビ臭くなったような気がする。不思議なものだ。 面白いんだけど、眠い作業。それにしても痒かった。
今日もライヴに行く。ライヴハウスはヤニ臭い。しょうがないのだが。 今日のライヴは18:00開場、18:30始まりということで、さすがに開場の時にはほとんど人はいなかった。でもいるメンツはみんな知り合いなんだけど、どうゆうこと?しかも東京の人じゃないあたり(笑)。
ライヴ終了後、普段ならマックとかに入っておしゃべりするんだけど、今日はアジアカップがあるので帰る。 こういうとき、新宿に住んでいると便利だ。 それにしても前半終了時点で5対1。あんまりにあんまりじゃあ・・・。いくら日本が勝っているからといっても、試合にならなければ問題外だ。
昨日の日記で書いた金木犀は、もう匂いがなくなってしまった。そのかわり、他の家から別の金木犀が匂ってくる。
金木犀が咲いている。会社の横でも咲いている。 今日は一日玄関の工事だったので、ドアは開けっ放し。ロビーも、エレベーターの中も金木犀の淡い香り。 金木犀のお茶とかあったよなあと思いながら、何かちょっと幸せな気分である。
私は「匂い」を鼻でなく喉で感じる。このところ久しぶりに嗅覚過敏になっていて、人の香水の匂いとかやたら敏感である。 不便なこともあるが、家に帰ると今日の夕飯がなんだか分かるのは便利かも(笑)。何の野菜を茹でているかまで結構当てられる。ちょっとしたゲーム。
うちの部屋に書類を持ってくる派遣社員の人は白檀の匂いがする。
会社帰りに下北沢にライヴを見に行く。
りんごを買った。この時期、紅玉に目がない私にとって八百屋は誘惑が多い。生で食べてもよし、火を入れてもよし。でもサラダだけは勘弁。 でもりんごを抱えてライヴに行くのはかなり変人だと思う。 家に帰ったらちょっとヤニ臭いりんごになっていた。
何を作ろうか。
結構寒い。起きてからホットカーペットの上でまた眠る。
午後、渋谷へ。 遊◎機械/全自動シアター&ムットーニの「メランコリー・ベイビー」。一時期結構小劇場を見に行っていたが、最近はもうここだけ。 青山円形劇場は客席とステージとが近い。物凄く近い。今回は自動人形(動くフィギュア、と言えばいいんだろうか?)があるので、見やすくていい。しかも2列目。 すっかり忘れていたのだが、筒井道隆が出るのであった。本物はかっこいい。ああうっとり。目の保養でした。でも2〜3メートル先の目の前にいると目のやり場に困る。どきどき。
そのあとは高校時代の仲間と久しぶりに飲む。 みんな相変わらずである。 ひさしぶりにカラオケに行く。すっかり歌えなくなっていた。でもマイナーなものを歌えるのはこの連中とだけなので楽しい。「饑餓海峡」から「恋のダンスサイト」まで出るのはあんまりないだろう(苦笑)。
2000年10月14日(土) |
そんなに写真をとってどうするの? |
今日も起きたら昼だった。最近土日の片方はいつもこうだ。布団干したかったなあ。
午後、After meのインストアライヴを見に新宿へ。結構急に決まった感じもあり、来週渋谷でミニライヴもあることで、人の集まりはそこそこ。 今日は声もギターの音もバランスも良かった。 ところでインストアライヴはオサダとクワジの2人でやることが多いのだが、サイン会になったらなぜか4人いる。見に来たのを捕獲したらしい。小さいテーブルに4人ぎゅうぎゅうに詰まっているのは笑える。 それにしてもカメラのフラッシュがすごい。ちょっとアイドル的な見られ方をしているのだろうか。確かにキャラは立っているし、みんな(2枚目と言われると迷うが)かっこいいんだが、ここまでフラッシュが光るのもなぁ・・・。どうなんだろうねえ。 ファンが若いなあ。浮いていたかもしれない。
そのあと街をうろうろ。革でない小さめの鞄が欲しいんだが、値段とかたちの折り合いがなかなかつかない。 音楽雑誌をたくさん買って帰った。
夜はサッカー。結構いいかたちのシュートがあって、良い感じ。 現在前半終了。
今週は4日だから短かった。仕事も5日分を4日に凝縮。とはいってもこの時期はあまり忙しくないので、このくらいがちょうどいい。
早々に帰宅してシカオちゃんのラジオ(録画)を聴く。 小さい「っ」について「いじめっことか、べっぴんさんとか」と説明していたが、その言語センス・・・。謎。東京っ子なシカオちゃんは悪意はなくても口が悪いが、それにしてもいきなり「いじめっこ」が出てくるあたり、さすがにサドだなあ。
13日の金曜日が縁起悪いのは、キリスト教でイエス・キリストが処刑された日とされているからだ。実際には関係ない。同名の映画もあるが、ホラー映画の苦手な私は見ていない。 でもキリスト教を知っているのと知らないのとでは、理解にかなりの差が出る時もあるんだよなあ、とミッションスクールに行った私は思う。
のっけから変なタイトルだが、会社でそんな話題になったのだ。 私はチキンかマトン(これはインドカレー限定)が好きだ。 昔は何はともあれ肉!肉を食わせろ!ってくらい肉ばっかり食べていたが、だんだんどうでも良くなってきた。年だな。
帰りに下北沢にライヴのチケットを買いに行った。 相変わらずごちゃごちゃした街。普段会社に行く格好ではあからさまに浮いてしまう街。結構好きな街なんだけど、ちょっと苦手でもある。
ついでにカルディコーヒーファームで粒マスタードとカルピスのバターを買う。 「カルピスのバター」と言うのはカルピス(会社名)が業務用に作っているものらしく、450gで売っている。ちょっと私の周囲で話題になっていたことがあって、興味半分。別にカルピス(商品名)が入っているわけではないらしい。 粒マスタードは辛さよりも風味を楽しんでいる。パンにつけてもよし、焼き魚につけてもよし、ちょっと味覚に飽きた時や疲れた時にいい。
古本屋で水村美苗「私小説」を買う。漱石を題材にした「続・明暗」でデビューした人だったっけ?
久しぶりにHPのライヴレポートを更新した。忙しさにかまけてなかなかやらなかったのだ。日記だけは何とかその日には書けなくても次の日には書くようにしているが・・・。 ライヴはナマ物だ。あっという間に記憶が薄れてしまう。レポートもその日に書いたものと後で書いたものでは全然違ってしまう。それでいいのかもしれないが。 掲示板も設置した。別に何か書いてもらおうというのでもないが、あれば役立つだろう。
今日はシカオちゃんのマキシを買ってきた。相変わらずヤバイ世界が広がっている。当分ライヴには行けそうにないので、ゆっくり聴くことにしよう。
何で今年から10/10は休みじゃなくなったんだろう。いやもちろん理由は知っている。10/10だから休みなんじゃないかと思っている私は会社で手紙の日付を書いていても納得が行かない。なんだか余分に働かされているような気がするのは私だけだろうか。 それというのも今年の12月はまるまる1ヶ月働かされることが分かってしまったからだ。今年の天皇誕生日は土曜日だ。普通の会社員には関係ない。しかも仕事納めの日12/29は金曜日なのだ。これでは5時までまるまる働けと言われているようなものだ。理不尽だ。どうせ大掃除なんだけどさ。ちきしょお、こうなったら年末年始のオールナイトイベントにでも行ってやろうか・・・。
起きたら昼だった。
昼食を食べて、午後、「M」を見に妹と上野へ。 「M」というのはベジャールが振り付けしたバレエだ。「M」はミシマのM。 今ベジャールバレエ団が来日中で、「春の祭典」やら「ボレロ」やらかなりおいしいラインナップ。妹は何日か通ったらしい(笑)。このチケットも行くはずだった彼女の友達が行かれなくなったためのタナボタチケット。
三島由紀夫というのは私は「金閣寺」「仮面の告白」くらいしか読んだことがないのだが、わかるようなわからないような。 でも結構女性的な人なんだなあとは思う。何でそう思うかっていうと、ボディービルとか好きだから。体を鍛えることが好きな男性って、私の周囲では意外と女性的な人が多いのだ。それでなきゃマゾ。 私は大学の時武道をやったけど、自分の体を追い込んでいくって、かなり楽しい作業なのだ。ただでさえほっとくとくよくよ下らないことで悩むので、体をひたすら動かして頭を真っ白にするのが結構楽しかった。今はすっかりごぶさたですが、なにか続けられるといいのかなとは思う。
「M」は群舞「海」の動きと舞台装置が素晴らしかった。「シ(死)」よりもこっちのほうが気になる。舞台装置と言っても大掛かりなものは何もなくて、ただ可動壁があって、ときどき部分的に幕が降りて、あとは光。良かった。
今日も8時からぴあに並ぶ。昨日よりも人が少なかった。藤井フミヤが電話だけになったかららしい。いいのか悪いのか。人気者の発売と重なると競争率が高くなって、私みたいにそこそこ人気のある人を買う場合、番号が早くなったりするメリットもある。
そのあとは一日ぶらぶら。 夜は友達と飲む。ビール2杯、日本酒1.5合。ちょっと多かった。ぐるぐる。
うちの近くにはダイエーがないのであんまり関係ないのだが、とりあえずおめでとう。
休日だというのに今日は7時起きでぴあに並ぶ。買うものが2件あるのは初めてだ。斉藤和義のアコースティックライヴと谷口崇/堂島孝平のジョイント。 今日の一番人気は矢沢栄吉だろうと予測していたのだが、どっこい東京国際映画祭。しかもみんな何回も並ぶ。その情熱に感服。私はウォン・カーウァイもエドワード・ヤンも一般公開があると睨んで今回はパス。あとで妹にパンフを見せてもらって興味が合ったらマイナーなものを見よう。 しかしウォン・カーウァイの新作、オーチャドホールの2000席が10分で完売。恐るべし。 自分の目当ては買えたのでほっとする。
午後、日比谷公園へ。 中学高校時代の友人が去年中国から帰国してNGOに就職した。今日明日とNGOフェスティバルのようなものがあるので、冷やかしに行く。 モンゴル服を着た彼女は、ハッキリ言って日本人に見えない。もともと中国では中国語で話し掛けられ、韓国では韓国語で話し掛けられ、香港では広東語で話し掛けられるヤツである(笑)。 ミッションスクールにいたせいか、今家族が協力隊で出かけているからか、あっさり自分も馴染んでしまった。しかし「話し掛けやすい顔」である私、あちこちでおばちゃんにつかまる。まあいいや。 NGOが資金稼ぎにいろいろ小物を売っていてあちこち見て歩く。アジアものが大好き。というよりも民族衣装が好きなのだ。実は着物も大好きである。自分では着られないのだが、つい目で追ってしまう。 ラオスだかカンボジアだかの木綿のスカーフを買う。地味だが縞と地の藍色が綺麗。相変わらず地味好み。 ところで、NGOの男の子って結構かっこいい子が多いのだ。顔かたちが、というよりも、動きがきびきびしていて見ていて気持ちがいい。やりたいことがある人っていきいきしているなあと思う。
ユーゴスラビアのミロシェヴィッチ政権が崩壊したらしい。なんだか良く分からないうちに世界は動いている。
自分が子供の頃はソ連がなくなるなんて思わなかったし、ベルリンの壁も永遠に立っているものだと思っていた。それがあっという間になくなってしまった。自分の足場が崩れてしまったような気がする。
でも足場なんてもともと崩れていたのかもしれない。
ユーゴスラビアといえば、映画。 ??と思う人もいるのだろうが、東側の「崩壊」や内戦によってものすごい映画が出ている。 クストリッツァ監督はこの状態をどう見ているのだろうか。
急に涼しくなった。というわけでタイトルのような自体に陥るわけだが、学生時代からの延長で「間服」というものを買う習慣がないのだ。しかも間服にはバーゲンがないわけで、迷っているうちにすっかり次のシーズンのものになるのがいつものオチである。 いくらうちの会社に服装コードがないといっても、限界はあるわけで・・・。ああ面倒臭い。
自由服の学校に通ったものにとって、迷った時にはジーンズか制服、というのが高校生までのパターン。 大学生になってジーンズ一辺倒になり、そのまま社会人に。 会社には制服があるので、ジーンズで通勤している人もいるが、デニムは穿いていかないことに自分で決めている。駅まで20分近く歩く身ではタイトスカートは動きにくいし、スーツも大仰で馬鹿馬鹿しい。
でも、やっぱり化繊が苦手なのが間服を買い逃す敗因だろう。 子供の頃から化繊やモヘアがダメでジンマシンが出来ていたので、つい天然素材のものに走ってしまう。おまけに、しっかりしたかたちのものが好きときている。冒険しようと思いつつ、結局同じようなものを増やす。今度誰かについてきてもらおうか(笑)。
ところで今年の秋冬の流行はツイード、レディライク等々、なんだかブリティッシュトラッド寄り。私はもともと持っている冬服がそんなんばっかりで(母や叔母のお下がりなのだが)いまさら流行りといわれてもなあ、というのが正直な感想である。でもよく雑誌に乗っているつま先の細いヒールは脚が痛そうだ。
ブリティッシュといえば、ローバーミニがついに本国で生産中止になったそうだ。来年には新型が出るとか。 ヨーロッパの古いかたちの小型車って、味がいいので、なんだか惜しい。
徳永憲のニューアルバム「眠りこんだ冬」。本人いわく「一大青春アルバム」だそうだ。彼の言うことだから何か裏があるに違いないと踏んでいたが、やっぱり裏(というか奥)があった。
「青春」というと普通の人は甘酸っぱいなんていう感想を抱くのだろうか。私はどっちかというと浅いとかかっこつけとかのイメージがあるので、徳永氏の歌う「青春」に妙に心当たりがあって気恥ずかしい。「大事なのは読書のポーズ」なんて歌われた日にはどうしたらいいか、ねぇ(苦笑)。
中学・高校時代はかなり「壊れていた」私。イマドキの14才やら17才なんか笑ってられない。自分も一歩間違うとああなっただろう、と今でも思う。何とかそれなりに人間になったようだ。世間のマスの部分からはちょっと遠いかもしれないが、まあいい。
眠い眠い眠い。だああ。 とりあえず仕事を一生懸命やってみる。あとカフェインの大量摂取。でもこれは胃を壊すのですすめられない。
徳永憲を見に行った。 「見に行った」と書くとまるで動物園にでも行ったようだが、実際TOKYO-FMのスペイン坂スタジオというのは道路からいきなりガラス張りなので、水族館か動物園のようでもある。 相変わらず華奢な人だ。結構猫背。 話す時の印象と歌う時の印象が全然違うのは改めて驚き。
買ったアルバムはまだ聴いていない。
とにかく眠い。週末も結構寝たはずなんだが、まだ眠い。風邪っぽいのもあるかもしれない。なんだか一日ぼんやりしている。
本は読みたいんだが、本屋に寄る気はしない。手許にあるものをぼんやり読んでいる。丸山健二「千日の瑠璃」。何回読んでも分からない。が、それが楽しい。ページを行ったり来たり、ぼんやりと読んでいる。「火星年代記」も今の気分。これも行ったり来たり。
サッカー、J2が大詰め。J1よりも面白いかもしれない(笑)。去年は東京FCを応援していたが(一応地元だし)、今年はフラットな気分で見ている。でも、願わくば前園がもういちど復活してくれることを。松原とか、船越とか、あの世代はどこへいっちゃったんだろう。惜しい。長くプレーするのは難しい。
眠いんだけど9時に無理矢理起床。朝食、洗濯、新聞。 昨日のままになっている衣替えのために衣装箱を無印良品に買いに行く。
開店までの間、本屋で「an-an」を買って読む。髪型特集。 なんだか髪型を変えたくなったので買ったんだけど、どうしたらいいかよく分からない。 1回パーマをかけるとゆるめのでも3ヶ月、スパイラルにいたっては半年くらい楽勝で保ってしまう髪質なので、つい不精になる。そもそもパーマをかけるのだって「寝癖が分からないように」という超後ろ向きな理由による。しかもほとんどいつも結びっぱなし。 なんていう実情は美容師さんにはとてもじゃないが言えない(苦笑)。どうしようかなあ。「おまかせします」という度胸はまだない。
午後は部屋の片づけ。といっても机周りは全然手をつけていない。 そろそろものを捨てる時かも。
オリンピックが今日で終わった。 なんだかんだ言ってもスポーツを見るのは好きなので、結構スポーツニュースも見ている。しかし結果紹介すらしてもらえない競技もあることを考えると、ちょっと大規模すぎるかも、とか思う。
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