安心毛布
    

2000年10月31日(火) マイウェイ♪

今日で、ゆんは仕事を辞めた。二年と一ヶ月勤めた。
次は決まっていない・・・不安と言えば不安だけど、どこかでなんとかなるだろうという甘えもある。
正社員で仕事を探すのならいざ知らず、ゆんはあくまでパート・アルバイトで探すのだから、贅沢を言わなければ何でも仕事はあるのだ。
それもこれも、親に依存している気楽さだ。こんな甘えた生活をしていて、将来結婚をした時に、やっていけるのかと思う・・・
でもそれも、なんとかなるだろう。こうでなければいけないという道はないから。
ゆんは、ゆんの道を歩くのだ。

・・・こうして開き直らなければ、これから到底やっていけない(笑)

2000年10月30日(月) 気分転換

昨日、ゆんは京都までドライブに出かけた。三日ほど前からちょっと鬱だったので気分転換に・・・と思って、遠出をしたわけだ。
最初は、山の中を走りたくて神戸市北区を目指して走っていたのだけど、元々目的地もなかったので、どこまでも走ってみよう!と思った結果、京都まで行き着いたのだ。
午後四時前に出発して、延々走ること4時間。
タダでさえ、地道を走っているのに、更にゆんはわざわざ峠道を選んで走ってしまった。ゆんの前に京都ナンバーがいたので、必死でしがみついて置いていかれないように追いかけた。
ここで離されたら心細いし、すでに引き返せない状態だったから・・・(笑)

めでたく京都に入り、現地の友達を呼び出した。かなり驚いていたようだ。
ニ時間くらい京都市街をぐるぐると走ってご飯を食べてからバイバイして帰ることにした。
帰りは、さすがに深夜の峠越えはイヤだったので171号線を走って大阪・神戸のルートで帰った。
さすがに車も少なくて80キロで走っていたら思っていたよりも早く帰れた♪長時間の運転で、かなり疲れたけどもなんだかちょっと気分が晴れた気がした。

2000年10月29日(日) 極限状態?

売り場にいる、社員のWくん。ゆんよりも四つくらい年下だったと思う。
彼は、なんだか言動がアヤシイ。例えば店内ですれ違うときに、遥か前方からゆんに気づいたかと思うと視線を合わせずに桂三枝の「いらっしゃい」をすれ違い終わるまで繰り返しつづけている。
もちろん、無言でジェスチャアのみ・・・

先日、社運をかけたセールがあり、いい加減みんながへろへろの状態の時に彼が「もぉ・・・死にそうやわ」とぼやくので「Wちゃん、死んじゃいや〜ん」と返答した。すると「今、なんて言った?ジャイアン?・・・ジャイアン、死んじゃいあ〜ん・・・よしっ」と満足げに言って作業に戻った。
疲れていたゆんは、不覚にも爆笑してしまった。

さらに翌日、閉店後の商品整理をしているとWくんが顔をしかめて「鶏肉は・・・どうも・・・」と言いながら歩いてきたので、鶏肉が嫌いなのか?と思って続きを待っていたら「取りにくい・・・」と言って去っていった・・・(- - ;
彼も、極限状態らしい。

2000年10月23日(月) 人の味覚なんて・・・

10月に入ってから、クリスマスケーキの社内販売が始まった。更衣室や食堂など、目に付くあらゆる所にポスターが貼ってある。
先日、仕事が終わってからバイトの女の子が、ポスターに載っていたチョコレートケーキを指して「これ、しつこそうですよね〜」と言うので、「ん?でも、去年もこの人のケーキって予約完売してなかった?」と答えると、彼女はポスターを確認するや「あ・・・わぁ〜、おいしそう♪」と見事に転身した・・・(笑)
料理の鉄人・フレンチの坂井さんがプロデュースしたケーキは、そのネームバリューだけで今年も完売することでしょう。人の味覚なんて、そんなもの・・・

2000年10月11日(水) 身のほど・・・

今日、ゆんがレジにいるとおばさまがやってきた。
「メジャー貸してか」というので、どうするのか聞くと「ウエスト測るねん」だと。
手にしていたジーンズをカウンターに置いてウエストを測り始めるおばさま・・・
「ご試着はされましたか?」と聞くと「面倒やからな」という答え。
「ウエストの位置にもよるので、ご試着頂いた方がいいと思いますよ」と言っても聞いてくれない。たくましいウエストにメジャーを巻きつけ「なんぼある?」と聞くので「94・・・ですね」と答えながら、持ってきたジーンズのサイズを確認すると73だった・・・(- - ;
もちろん、大きいサイズのコーナーへご案内。

一体、なんなんだろう???見栄にしても、なんだかなぁ・・・

2000年10月07日(土) ゆんの弟と元・彼女

朝起きて居間へ降りると、テーブルの上に神戸風月堂のゴーフルがあった。
先日、弟が「姉ちゃん、ゴーフル好き?」と聞いていたので、弟が持ってきたものだろう。
母親も起きてくるなりゴーフルを発見し「これ、どうしたん」と聞くので「弟が持ってきたみたいやで」と答えた。すると母親は「引き出物やな・・・Miyukiの結婚式に行ったらしいで」と教えてくれた。
Miyuki・・・弟の昔の彼女の名前だ。中学のときの同級生で、高校生になってから付き合いだした二人は、結構長く付き合っていた。お互いの家族も、そして周囲の友達もおそらく二人は結婚するものだと思っていた。
何度か別れたり復縁したりを繰り返していたが、結局ダメだったということか・・・

それにしても、昔の彼氏を披露宴に呼ぶ女と、そして、それに出席する男。
お互いの胸のうちがとても気になる朝だった。

2000年10月06日(金) ゆんの両親

昨日は、母親の誕生日だった。
それで思い出すのが、何年か前のこと。
ゆんの父親は、単身赴任で大阪に住んでいる。家事は母親よりこなすので心配はないのだけど、とにかく寂しがり屋な父親。今でも、ほぼ毎週帰ってきている。

ゆんの母親はというと、居酒屋のママをしているので、帰宅はいつも0時過ぎ。
その年の誕生日も、いつも通りに働いて帰宅すると携帯の留守電にメッセージが入っていたらしい。聞いてみると、父親からのおめでとうコール。
日付がかわってすぐに電話をくれたらしいけど母親は仕事中で気づかなかったらしい。

前から思っていたけど、ゆんの父親は母にべた惚れのようだ・・・
無神経でむかつくところもあるけれどゆんは父のような人と結婚したいと思う。
いや、マジで・・・(笑)

2000年10月05日(木) 好かれているらしい

先月、店のクレジットカード会員の獲得キャンペーンがあった。その期間に限りカードを提示すると、衣料品は全て10%割引になる。
で、レジで操作して値引きになるのをゆんはボタン操作を間違えてミスをした。
さらに、間違いを訂正する処理さえもミスをした・・・(^^;;
二重にミスをしてしまったわけだ。はい、理由書提出です・・・しかも二つも。

とりあえず、適当に書いて上司のMさんにハンコをもらい、次はレジ係の一番偉い女の人にハンコをもらいに行った。
チェッカーマスターという肩書きになる。ゆんは、どういうわけか、この類の人に好かれやすいらしい。
前任の巨漢のチェッカーマスターにも好かれていたようで、違算を出してハンコをもらいに行っても、あまり怒られたことがない。ひどく感情的に怒る人だったのにも関わらず。

かくして、今回も難なくハンコをもらった。しかも、ミスをすると名前とミスの内容を書いた紙が事務所にさらし者のように貼られ、それはハンコを全部もらい終わるまでははがしてもらえないのに、チェッカーマスターがもうすぐ長期休暇に入るから・・・と言って、あと3人にハンコをもらわなければいけないのに「特別にはがしてあげよう」とはがしてくれた♪

そんなこんなで、ゆんは仕事も人生もなめている。