安心毛布
    

2000年11月30日(木) いなくなればいい

今日、母親と口論になった。
やっぱり、いい年をしていつまでも家にいるべきじゃないと思った。
ゆん自身が親に甘えているのは自覚しているしそれを分かっていて変えようとしない自分がまた腹立たくて仕方がない。ゆんなんて大嫌いだ。
情けなくて、涙が止まらない

2000年11月28日(火) 最期

うちで使っているドライヤーは92年製で、家電にしては長く使っていると思う。
一度、コンセントの部分が壊れたのを父が直したので使いつづけている。
それが少し前から電圧が不安定になっていた。
温風が冷風になったり、強にしているのにだらだらと頼りない風が出てきたり・・・
いい加減、買い換える時期だとは思っていた。
さっきも、お風呂上りに髪を乾かしているとやっぱり頼りなくて生ぬるい風が出てきた。そして、一瞬バチバチと異音がしたかと思うとほんの少し火を吹きかけていた。
もっと本格的に火を吹くのが見たいと思ったけれど、理性が勝ってスイッチを切った。

ドライヤーよ、10年近くありがとう。

2000年11月27日(月) 中島らも氏

ゆんは小劇団の芝居が結構好きだったりする。
友達はアマチュアの劇団でやってたりもしたけどゆんは全く興味がなかった。その友人に連れられて観に行った芝居がとても面白くてついついハマってしまったわけだ。
初めて観たのは「そとばこまち」の公演だった。それから色々観た。「劇団☆新感線」や「かっぱのドリームブラザーズ」「花組芝居」「惑星ピスタチオ」「遊気舎」等など・・・
そんな中でもF.Cに入ってしまうくらいに好きだったのが中島らも氏主宰の「リリパット・アーミー」。一緒に観に行っていた友人が東京に移住してまってから観に行くこともなくなったけど、今でも行きたいと思う。

その中島らも氏の本を昨日、図書館で借りてきた。「寝ずの番」という短編集。
落語家の師匠が亡くなるところから始まる話で、後は師匠の一番弟子や師匠の奥さんが亡くなって三話続く。その人たちのお通夜に一門の弟子達が集って思い出話をするという内容だけど、これがまた面白い!!下ネタのオンパレードなんだけど、面白い!!!
文字で笑いを取るのは、かなり難しい。
それでも、ゆんは側で寝ている愛犬たちがびっくりして目を覚ますくらいに大笑いしながら読んだ。三話の他にも何篇か収録されていだけど、中島らも氏らしいブラックユーモアと下ネタと不条理がほどよくミックスされていて満足した。
益々、リリパの公演を観に行きたいという欲求が・・・

2000年11月26日(日) 読書三昧

最近、また図書館通いを始めた。二年くらい前まではよく通っていた。
二週間で五冊借りられることになっていて、ちょうどそのペースで読めるだけの時間があった。
それが、先日辞めた仕事についてから、読書の時間が大幅に減ったので、たった一冊を読むのにすら二週間では足りなくなってきて、通うことがなくなった。でも、今は時間がいっぱいある。しあわせだ・・・
ゆんはなんでも読む。ミステリーでもハードボイルドでもホラーでも歴史ものでもエッセイでもSFでも、なんでもこいだ。たったひとつ・・・恋愛ものを除いては。あれだけは読めない。

さて、今日また図書館で借りてきた。ちなみに前回借りてきた五冊は──
篠田節子「ハルモニア」
真保裕一「防壁」
佐々木譲「牙のある時間」
笠井潔 「織天使の夏」
倉知淳 「幻獣遁走曲」
ただ、笠井さんのだけはどうにも読めなくて挫折。今回の五冊は──
キャスリーン・レイクス「既死感 上・下」
中島らも「寝ずの番」
戸梶圭太「溺れる魚」
乃南アサ「ピリオド」
早速一冊読んだけど・・・書評は明日の日記で。

2000年11月24日(金) 虐待か否か?

昨日、友人と出石に行った帰りの出来事。
運転していた親友が「あ、ここ!」と左を指したので「あ?」と言いながら見たゆんは「あ〜〜!!」と大声をあげてしまった。
倉庫のような店のような構えのその場所で男性が鹿を捌いていたのだ。
あお向けにされ、四本の肢を広げた鹿のお腹が開かれていて、内臓を取っている最中のようだった。側には、もう一頭が横たわっていた。あれも捌かれるのだろう。

ゆんはああいうのは平気な方だ。どちらかと言うと、見たい方だったりする。
誤解のないように言うけど、虐待となると話は別。不必要に生き物を弄ぶのは許せない。
でもあの鹿は、食べられるために開かれてるわけだから見ていても全然平気なのだ。ただ、他人がしているから平気なだけで自分の手で殺して捌くのはやっぱり出来ないと思う。
そう考えると、ゆんが鹿を見て平気だと言うのは虐待と何も変わらないのかも知れない・・・

2000年11月23日(木) 満足♪

今日は、親友と二人で出石まで新ソバを食べに行った。毎年出石には行くけど、新ソバの時期に行ったのは初めて。
お昼頃に着くように10時には出ようね、とは昨日の約束。
でも、3時過ぎまでネットに入っていたゆんが起きられるわけもなく、10時前に彼女からの電話で起床。
寝ていた母親が「うちには台風が来たんか」と愚痴を言いながら起き出してくるくらい、バタバタと用意をして10時半になんとか出発できた。

地道を走ったので、着いたのは1時くらい。祝日だけあって、観光客がたくさん来ていた。
以前に彼女と来た時にも入った「きさらぎ」という店で食べることにしたら、ゆんたちの前に一組の家族が席の空くのを待っていた。
まあ、お昼時だし祝日だし新ソバの季節だし・・・と思ってゆんたちも待つことにした。なかなか席が空く様子もなく、待ちのお客さまばかりが増えていく。席に着いてからも、かなり待たされた。
その間に、座席に置いてある思い出ノートらしきものに二人で落書きを始めた。前回もそうだったけど、まだまだページが余っているにも関わらず、ゆんたちは最終ページを丸々使って二人でイラスト入りの記帳してきた。

ようやく注文の皿ソバが届いて、一皿目を食べ出すや「もう一皿、頼む?」と言って追加を頼むことにした。五皿くらい、ペロッと食べられそうな気がして追加したらやっぱり六皿ずつでちょうどいい感じだった。
隣に座った家族は、祖母・父・母と小学生低学年くらいの娘二人で来て、皿ソバ五人前と、追加で20皿頼んでいた。
一人前が五皿だから、計45皿!?それは頼み過ぎだろう・・・
食後に頼んだソバ湯が、またとても美味しかった♪

「きさらぎ」の人は、駐車場代に・・・とカリントウをくれた。
駐車場代と言っても、三時間で300円という観光地にしてはかなり激安な所なので、店での待ち時間が長かったとしても別に気にならない程度なのに、そこまで気を遣ってくれてとても嬉しかった。
その後、寒い寒いと言いながら、二人でアイスを食べた。親友は、そばソフト。ゆんは、桂花陳酒のカップアイス。ゆんが買ったお店は、それはもうアイスの種類が並じゃない。
オーソドックスなものはもちろん、なす・いか・チーズなどこんなのがなんでアイスに?って思うものがたくさんある。
出石に行ったら、試しに寄ってみたらいいと思う。
そんなこんなで、祝日の天気のいい日に親友と二人、紅葉もキレイでおいしいものも食べてご機嫌な一日だった。

2000年11月22日(水) 予定は未定

突然、創作意欲が出てきた。
おそらく、久しぶりに図書館で本を借りて読んでしまったからだろう。
毎日ヒマを持て余しているせいもある。
というわけで、10年近く前に書いた小説を焼きなおしてアップしてみる気になった。
今になって読み返して見ると、もうちょっとここの辺を書き足したいなぁとか、これは必要ないだろうとか、色々目につく。
とは言っても、書くのは同じ人間だから技量は変わらないわけで、数年後に読み返せばまた色々目につくのだろう。
ともあれ、ページはもう作ってある。あとは書き直してアップするだけ。
近日公開予定・・・あくまで予定・・・

2000年11月18日(土) 自己防衛

先日、テレビのニュースを見ていたらスーパーで買った半額の商品を食べた子供が体調を悪くした、と流れてきた。賞味期限が近かったり、棚替えで処分される商品の中に、5日ほど期限の切れたものが混ざっていたらしい。
確かに、原因は店にある。でも、処分品のワゴンで値引きされたものを買うのだから、賞味期限を確かめるのが普通だと思うのはゆんだけ?
賞味期限が近いから処分されるわけで、それまでに食べてしまわないといけないのだし、ましてや子供に与えるのなら尚更のこと。
買った当日なら期限は切れてないと思ったのかも知れないけど、それでも迂闊だと思う。

2000年11月13日(月) 嗚呼・・・勘違い

「アムロになれるかも・・・16歳少女の夢」
さて、あなたは何を連想する?

新聞のテレビ欄でこの見出しを読んだゆんは、何の迷いもなくガンダムを連想。
アムロ?アムロになりたいのか?
しかも、なれるかもってどういうこと!?
でも、続けて16歳少女の夢という言葉を見た。数秒後に自分の勘違いに気づいて、一人で爆笑。あぁ〜、安室ね・・・はいはい。

2000年11月12日(日) 永田萌さん

今日は神戸で友人に会ってきた。
出張で来た友人のリクエストで異人館を見て回り、そこで永田萌さんの常設個展を見てきた。
ゆんが好きなのは「いわさきちひろ」さんで、永田萌さんはご近所のご出身だという認識しかなかった。それが急に鑑賞してみようという気になって、500円を払って中に入ってみた。
小さな美術館で、入ってすぐの所が売店、その奥にいくつか部屋があって絵が展示してある。
売店を見たとき、正直げんなりした。
あまりにも真っ向から商売っ気を感じさせたからだ。
それらをちらっと見渡してから、ゆんはそそくさと展示室へ足を運んだ。
そして、一枚ずつ見ていくうちに売店のことは忘れた。
一枚ずつ見ていくうちに、もっとよく見たいと思って顔が作品にどんどん近づいていた。
全て見終わって、元の売店に戻ってくると今見てきた作品がポストカードやレターセットになっていないかと、探してしまった。
どれくらいの時間、作品を観ていたのか分からないけど永田萌さんのファンになってしまったようだ。

2000年11月07日(火) 立候補歓迎

ゆんの知り合いの夫婦は、同じ職場に勤めていて二人でリストラにあった。希望退職をしたのだろうとは思うけど、とにかく収入源を一気になくしたわけだ。
そんな二人が取った行動・・・
この夏にテントを持って北海道を三周したらしい。これからのことはこれから考えます・・・と、言っているとか。

ゆんも、そういう人と結婚したいと思った。
ゆんの父親はまさしくそういうタイプ。何があっても冷静に対処できる人だ。きっとそういう人と一緒になれば、今からの世の中でも生きていける気がする。だからというわけではないけど、ゆんが今まで付き合ってきた人はみんなそういう力強さを持った人だった。何かしらクセのある人たちだったけどなんというか存在感とか生命力があった。

てことで、二年後にぺーぺーと一緒ににならなくていいように、そんな人がいたら教えてください(笑)

2000年11月04日(土) タイムリミット!?

昨日の夕方、年下の男友達から電話があって久しぶりにみんなで一緒に飲んだ。
電話をしてきたLは、ゆんが中学・高校と町のキャンプリーダーをしていた時の五つ下の後輩で、かれこれ11年の付き合いになる。
二人で飲みに行ったり、ドライブに行ったこともあるけど、妙な感じにならない所がいい。それにLは、新しい彼女が出来ると必ずゆんに紹介して「仲良くしたってなぁ」と言う(笑)

そんなLが昨日、二年後に自分に彼女がいなかったらゆんと結婚すると言い出した。酔うと必ず、その辺にいる女友達に「今、○○ちゃんが〜〜やったら、絶対に付き合おうって言っとる」と言うやつなので、昨日もゆんは適当に返事をしていた。
ところが昨日のLは「これでゆんも焦るやろ?」と言うので、意味を聞くと「だって俺やで?俺なんかゆんの年代から見たらペーペーやん」だと・・・
確かに、Lは仲間内ではリーダー的存在ではあるが例のキャンプリーダーのゆん達世代から見たらまだまだピヨピヨ鳴いているようなものだ(笑)
そんなLと一緒になったら、ゆんの信用に関わる。これは、あと二年でどうにかするしかない・・・
あまりにも焦りのないゆんにハッパをかけたのか、また、ここ数ヶ月彼女のいない自分へもプレッシャーをかけたのかは分からないけど、いい計画だ(笑)
二年後に、一緒にならなくていいように頑張ろう・・・

それで思い出したけど、二年ほど前にやっぱり同じキャンプリーダーの後輩の子に「10年後に結婚しよう」と言われた(笑)(笑)よくよく考えると、二人とも失礼なやつだ。
ゆんがいつまでも一人でいる可能性が高いと考えてるに違いない・・・(- - ;;
くっそぅ〜〜〜・・・覚えておけ!!