今読んでいる本に、午後11時から午前2時までは睡眠に充てたほうがいいと書いてあった。 その代わり朝は早く起き、運動をしたほうがいいらしい。 人間の体は、そうすることによって、健康が保たれるように出来ているということだ。 なろほど、それで野生の動物は天寿を全うできるわけか。 じゃあそうしようかと思ってみたが、待てよ、人間の天寿というのはだいたいいくつくらいなんだ。
で、今度はそれを調べてみると、人間は120歳は生きるらしい。 さらに今後は150歳まで伸びるという。 150歳ということは、今の40代後半は、将来の感覚でいえば80歳あたりか。 ということは、その頃の人間は80歳過ぎてからリストラにあったり、老後のことを考えたりしだすわけか。 年金も、120歳くらいにならないともらえなくなるだろうから、定年が100歳とすれば、どこかで20年間働かなければやっていけない。 求人広告も、「18歳以上100歳まで」というふうになるのだろうか。
ま、とにかく、その時代の40代後半というのは、「最近の若い奴は…」という年頃だろう。 だいたい40代後半が初老などというのは、今の時代の価値観に過ぎないのだ。 価値観なら変えられる。 40代後半を「最近の若い奴は…」の年頃ととらえればいい。 そうすることにしよう。
ということで、ぼくは間もなく50歳になるが、人生はこれからだ。 あと100年間、何をして生きていこうか?
最近、テレビは特番ばかりやっている。 番組改編時期なのでしかたないのだろうが、これが面白くない。 特に、それまでやっていた番組が面白かったりした場合は、なおさらだ。 野球も終わってしまったし、今週はスカパー!でやっている『ミナミの帝王』もお休みだし、次のドラマが始まるまでしばらくこの状態が続きそうである。
というわけで、面白くない秋の夜長に、何をしているのかというと、また『結婚できない男』を見ている。 やはりこのドラマは何度見ても面白い。 さすがに平成ドラマのベスト2位(日経エンタテインメント調べ)に、選ばれただけのことはある。 特番の時期こそ、くだらんバラエティなんかしないで、こういう面白かったドラマのスペシャルをやってもらいたいものだ。
目を開けておくと、目の奥が痛くなり、それが頭に響いてくる。 しかたなく、今日は神社や買い物で外出した以外は、家で寝ていた。 しかしなかなか寝付けない。 ここ数日、風邪を治すために睡眠を取ったので、寝不足からはほぼ解放されている。 だが、寝付けないのはそのせいではない。 寝汗だ。 昼間、外は暑かったものの、家の中はさほと暑くなかった。 それで寝汗をかくのだから、やはり熱があったのだろう。 そこに風を当てると、かなり寒く感じた。 それがまた風邪を悪化させる。
「風邪を引いたからといって、受け身の姿勢を取ってばかりいてはダメだ。風邪に攻撃を仕掛けて、追い出すんだ!」 頭痛の中、ぼくはそんなことを考えていた。 そこで取った策が、イメージによる風邪退治だった。 頭の中にいる頭痛の親玉を、イメージで作った武器でやっつけるのだ。 寝付けないから、目を閉じて、ずっとそんなことをやっていた。 すると、夜になってから、急に体が解放されたような気がした。 そこで起き出してみると、他の箇所はともかく、頭痛だけは治っていた。
ということで、これから熱の親玉と、それを操っている風邪の親玉に攻撃を仕掛けることにする。
追伸…起きてみると、熱から解放されていました。(09/29 9:44)
やはり熱があるのだろう。 昨日の記事に社会保険庁に行ったと書いたが、そういう大それた所には行ってない。 社会保険事務所に行ったのだ。 気がついたので、訂正しておいたが、こういう間違いも熱のせいだろう。
さて、今日は熱に加えて、頭が痛かった。 こういう状況になっても、いちおうは神社に行くのだが、帰る頃にはフラフラしていた。 しかもその途中、額の中心部が痛くなったのだ。 寝不足が絡んだりしているから、疲労と朝方の寒さからきた風邪だとは思うのだが、変に頭が痛くなったりすると、くも膜下だの脳梗塞だのの心配をしてしまう。
霊能士の方から未来を約束されているのに、この時期に、そんな大病にでもなったら大変である。 もしものことになったら、その霊能士は嘘つきというレッテルを貼られることになる。 そうならないように、しっかりとぼくのことを祈ってほしいものだ。
一昨日の夜、突然寒くなった。 いや、寝る時は少し暑かったのだが、朝方に冷え込んだのだ。 そのせいだろうか、昨日から少し熱があるように思える。 今日は銀行に行ったり、社会保険庁に行ったりで忙しかったのだが、帰ってきてからダウンしてしまった。 鼻がムズムズしているし、やはり風邪だろう。 ということで、今日は無理をせずに、早めに寝ることにします。 では。
神社に通い始めて、もうすぐ1年になるのだが、なかなか願いが叶わない。 ま、今でこそ具体的に願い事を唱えているが、つい最近までは「よろしくお願いします」の一言だけだった。 これでは神様も何を願っているかがわからないので、叶えてやることが出来ないだろう。 ぼくはそう理解して、先月あたりから、願い事を具体的に口に出して祈っている。
すると、時々面白い現象が見れるようになった。 一つは、それまでまったく感じなかった、神社の香りを感じるようになったことだ。 神社というのは、昔の小学校の木造校舎のような匂いがするところは多いが、ぼくの通っている神社は、それに加えて甘い香りがする。
もう一つは、時々神様が姿を見せるようになったこと。 これはちょっと見ではわからない。 人に言ったら、「何であんなのが神様に見えるのか?」と言われるのがオチなので、そういうことは決して口にしない。 しかし、ぼくにははっきり神様の姿が見える。
そういえば、この間嫁ブーの実家に行った時に、仏壇に手を合わせていると、死んだ嫁ブーの親父が笑って出てきた。 というか、仏壇の前に置いてある木魚が、親父が笑っている顔に見えたのだ。 そのことを嫁ブーに言うと、「お父さんが喜んで、木魚の中に現れたんかもしれんね」と言っていた。
3歳になる甥が、嫁ブーの実家に遊びに来ると、決まって仏間に行ってケラケラ笑うのだが、あれは親父の霊が見えているのだという。 「何がおかしいと?」と聞くと、甥は「祖父ちゃんがおる」と言うらしい。
やはりいるんだ。 神様も義父も、ぼくの気持ちに感応してくれたのだと思う。 ということは、それが見えるかどうかは、その人の心のあり方次第ということになるのだろう。
【今日の祈り「暑さの件」】 このまま暑さが続き、日本全体が沖縄のような気候になったとしても、文句は言いません。 元はと言えば我々に原因があるわけですから、こういう状況になったことを深く反省し、改善のために全力を尽くしていく所存でございます。 ただ、こういう状況を屁とも思ってない国があるようです。 そういう国から汚れた空気を送るのだけは、勘弁して下さいませ。
【アフィリエイト】 昨年、「アフィリエイトを始めてみませんか?」という誘いに乗って、アフィリエイトを始めてみた。 最初の頃こそ、こちらもヤル気を出してやっていた。 また、来訪される方も、こちらのヤル気に感化されたのか、幾人かの人がそこから物を買ってくれている。 しかし、その熱も1ヶ月そこらで冷めてしまった。 来訪される方も、それに感化されたのか、ほとんど買ってくれなくなった。 こういうアフィリエイトだとかネットショップだとかいう、細かい作業が伴うものは、ぼくには向いてないのだと思う。
とはいえ、まったくやめたというわけではない。 たまに面白いショップを見つけたりすると、紹介の意味でリンクを張ったりしている。 先日の百均もそうだった。 そうそう、モノ・マガジンのバナーは、ただカッコいいという理由から貼ったのだ。
さて、昨日、その一連としてショップチャンネルのバナーを貼った。 これは今ショップチャンネルで放送している商品や、放送直後の商品を紹介しているらしい。 本当は、放送している動画そのものを貼りたかったのだが、このブログではそのスペースが取れない。 「頑張る40代!」が終わったのちに、ブログをやることがあれば、こういうのを貼れるところを借りることしよう。
夜中の12時になって、急にかき氷が食べたくなった。 そこでコンビニまで買いに行った。 その時、着ていたのは甚兵衛だった。 例年ならそういう格好で外に出たら、肌寒さを感じるはずだが、今日はその甚兵衛の生地に暑苦しさを覚えた。 明日が休みなので、まだ起きている家も多かったが、どの家もエアコンの室外機の回る音がしていた。 今日も熱帯夜なのかもしれない。
そういえば、一昨日、墓参りに行った時に母が、「天気予報で、23日から涼しくなると言ってたよ」と言っていたが、これは外れたな。 でも、ぼくの聞いた予報は当たっていると思う。 それは、この暑さは10月になっても続くという予報だ。 そうそう、別の予報では、今後日本で雪が見られなくなるというのもあった。
この調子でいくと、数年後、日本は沖縄化してしまうだろう。 その後も温暖化が続けば、何十年か後には、フィリピンくらいの気候になるだろう。 そうなったら、几帳面な日本人が、呑気な日本人に変わるかもしれないな。 それはそれでいいかもしれん。
昨日100キロ走行して思ったことだが、今度の中古車は前の車に比べると、ハンドルがかなり細い。 これだと何か心許なく感じる。 ということで、それを補正するという目的でハンドルカバーを買った。
ホームセンターのカー用品コーナーに行くと、たくさんのハンドルカバーが置いてあった。 こういうのを買うのは初めてなので、どういうのがいいのかわからない。 しかし、ぼくは店員に聞かない。 「これを買え」みたいに言われるのがイヤだからだ。 わからなくても、自分で見て触って選ぶのが一番だと思っている。 とりあえず、異常気象だからというので、ハンドルに熱をためない白のカバーに決めた。
さて、ハンドルカバーの説明書を見ると、まず上部を決めて、横・下に伸ばしながら徐々に装着していくと書いている。 ところが、これが堅くなかなか伸びてくれない。 そのためかなり手間取ってしまったものの、何とか装着できた。
さっそくハンドルを握ってみたのだが、えらく太く感じる。 その上、独特のニオイがして、それが鼻を刺激する。 しかもカバーには、テーブルクロスのようなものが貼ってあり、それが汗ばんだ手にベタついて気持ち悪い。 こういったのをどうにか出来ないか、と説明書を読んでみたが、何も書いてない。 しかたなく、しばらくこれでいくことにした。 来年春までには新車を買うつもりでいるので、それまでの辛抱だ。
今日は墓参りに行った。 うちの寺は田舎にあるのだが、寺のまわりの田んぼにはコスモスが咲き、秋を演出していた。 だが、秋の感じさせるのはそれだけだった。 空は相変わらずの夏空で、気温はお盆の頃よりも高かく、納骨堂の中は蒸し風呂状態だった。 もしぼくにお彼岸という認識がなかったとしたら、人から「今日はお盆だ」と言われても疑わなかっただろう。
そういう暑い中を、家族4人で行ったわけだが、もしエアコンの効かない前の車で行っていたら、おそらく全員体調を崩していたに違いない。 それを考えると、今回の中古車買いは正解だったと言える。
しかし今日はよく走った。 走ったのは近郊だけだったが、無駄に往ったり来たりしたせいで、走行距離は100キロを超えた。 ガソリンの高い折に、こんな無駄な走りはしたくないのだが、燃費を調べたいのであえてこんなことをしたのだ。 まだガソリンは半分以上入っている。 で、これがEのところまで来た時、いったい何キロ走っているのだろうか?
【寝苦しい夜】 明日は墓参りに行くことにしているので、なるべく早く寝たいのだが、相変わらず夜が暑くて寝付かれないでいる。 そこで朝書く予定にしていたこの日記を、今(夜中の3時)に書いている。 しかし、こう暑いとなかなか日記のネタも出てこない。 というか、すぐに思考が止まり、キーボードを打つ手が止まってしまう。 そこで「もういいや、寝よう」となるわけだが、暑くて寝られないから、日記を書いているのだ。 今寝ても、おそらく眠れないだろう。 ということで、また日記を書こうとする。 暑さが呼んだ悪循環だ。
【芳香剤】 車の中のニオイがどうも気に入らなくて、芳香剤をつけてみた。 以前はよく芳香剤を使っていたが、ある時、そのニオイで頭が痛くなったことがある。 それ以来、芳香剤を使うのをやめた。 ホームページを始めた頃の話だから、約7年間、芳香剤を使ってないことになる。
久しぶりホームセンターのカー用品売場に立ち寄り、芳香剤のニオイを嗅いで回った。 30分ほどそれをやっていたが、臭覚が麻痺したのか、だんだんニオイがわからなくなってきた。 結局「どれもいっしょだ」ということにして、一番安い芳香剤を買うことにした。
ところが、この決断は正解だった。 元々の車の嫌みなニオイに、この芳香剤のニオイを混ぜたことにより、柔らかく自然なニオイになった。 これなら頭も痛くなることはないだろう。
【百円均一】 昼間、ふと「ネットに百均はないんだろうか?」という疑問がわき、家に帰ってから調べてみたら、ちゃんとあった。 こちら↓ http://www.kilat.100yengai.com/index.php?cPath=1
中古車がやってきた。 今までのと比べると、狭くてボロだ。 さすが車検代並の車である。 とはいえ、AT4速だし、パワーウィンドウだし、しかもエアバックもついている。 最悪の状態を覚悟していただけに、この装備は嬉しい。 しかも、走行距離は、今まで乗っていた車より10万キロも少ない。 運転もしやすいし、これなら一回くらいは車検に出してやってもいいと思っている。
夏の名残 むかしは、9月になってからも暑い日が続いたりすると、嬉しい気持ちになったものだ。 秋という寂しい気分から逃げたかったこともあるし、衣装ケースから長袖を出す面倒を先送りしたかったということもある。 とにかく大好きな夏の名残を、いつまでもとどめてもらいたかったのだ。
ところが、今年は違う。 8月にさんざん暑い思いをしているので、もういいから早く涼しくなってくれと願っている。 今日みたいに暑くなると、とくにその思いは強くなってくる。
姪は干物2 昨夜、用があって嫁ブーの実家に行った。 そこには例の干物女、姪も来ていた。 ぼくたちが着いた頃には、当然のように寝ていた。 そして食事をする頃、においを嗅ぎつけて起きてきた。 昨夜はすき焼きだったが、干物女は肉ばかり食べていた。
さて、話はジャージのことになった。 「N美ちゃん、ネットで三本線のジャージ探したんやけど、アディダスの上等なヤツしかないんよね」 「それでいいよ」 「いや、それじゃイメージと合わん」 「どんなイメージなんね?」 「貧乏臭い伸びたジャージ。おれの中学のときのジャージがあったなあ…」 「そんなのもらったって着らんよ」 「えっ、それは困った。イメージピッタリのに」
「それよりも日本酒がいい」 「日本酒好きなん?」 「うん、大好き」 「じゃあ今度、おいしい日本酒を飲ませてやろう」 「それでお願いします」 ということで、ヒロミと飲む時にでも誘ってやることにした。
昼頃、いつものように歩いていると急に雨が降り出した。 最初は小粒だったのだが、家に近づくにつれ、徐々に大粒のものに変わっていった。 そして家に帰り着いたとたん、稲光がして、数メートル先も見えないほどの大雨になった。
いつもは西側の窓だけを濡らすのだが、今日の雨は西側だけではなく、南側のベランダや北側の窓も叩きつけていた。 うちの東側は隣に面しているためにわからなかったが、この調子だとそちらも叩きつけていたはずだ。 ということは、今日の雨は全方向から叩きつけていたことになる。 つまり四方八方から風が吹いて、このマンションを攻めていたということだ。 さすがに台風の風は違う。
【気味の悪い空】 今日は近郊の中学校のほとんどが運動会だった。 午前中は風は強かったものの、運動会日和と言っていいほど、いい天気だった。 ところが、昼から雷が鳴り出し、強い雨が降り出した。 おそらくその雨で、運動会午後の部は中止になったと思う。
さて、昼間中ずっと雨が降っていたが、夕方、外を見てみると、こんな空になっていた。
実際はもう少し赤味があって、薄気味悪かった。 これも台風の影響なのだろう。
【意地悪な汗腺】 現在、午前1時30分である。 そろそろ寝ようかと思っている。 ところが、なぜだかわからないが、寝ようと思うと、どっと汗をかくのだ。 このまま寝ると、布団に汗がしみこんで湿気てしまう。 そうなると寝付きが悪くなるので、いつも寝る前にはシャワーを浴びている。 だがそうやると、シャワーの水が乾くまで寝ることが出来ない。 朝が早いので早く寝たいのだが、ぼくの汗腺はそれを許してくれない。 やはりエアコンを…。 いや、やめておこう。
2007年09月15日(土) |
携帯はラッキーアイテム |
ウォーキング時には、いつも携帯を手に持って歩いている。 人と連絡を取るためとか、メールを気にしているためとかではない。 ただ歩くのも何なので、ポイントサイトを開いては、必死にクリックしているのだ。 こうやることで、1時間だいたい2,30円は稼げる。 例の『がばいばあちゃん』で、歩く時に磁石で鉄を集めているのを見て、思いついたのだ。
ところが、いつもそうやっているせいか、携帯の調子が悪くなった。 充分充電しているのに、家に着く頃には「充電して下さい」という警告が出るのだ。 おそらく炎天下に日にさらし、さらに汗で湿気を与えたせいで、機械が悪くなったのかもしれない。
そこで、ウォーキングの途中、ドコモショップに立ち寄り、見てもらった。 悪ければ、新しいのに買い替えようと思っていた。 しかし、原因は機械にあるのではなかった。 係の人が「ああ、もう電池が寿命ですね」と言うのだ。 「ああ、電池が悪いだけですか?」 「そうですね。他に異常はないし」 それなら買い替える必要もない。
しかも、電池ならドコモのポイントが使えるので、それで払える。 そうしてくれと言おうとしたら、係の人が「じゃあ、電池はサービスしておきます」と言う。 保証期間扱いにしてくれるというのだ。 こちらとしては、二度ラッキーが重なったようなものである。 もうボロだからと、いつも携帯をけなしていたが、電池を替えて元通りになると、また愛着がわいてきた。 「もしかしたら、今の携帯は、ぼくにとってのラッキーアイテムなのかもしれない」とまで思えてきた。 次の携帯を手に入れるのは、来年以降になりそうだ。
2007年09月14日(金) |
そういうふうになっている(2) |
これまでぼくの人生にとって必要なことは、すべてこの調子で解決してきた。 会社を辞めた時も自ずとそうなって行ったし、就職が決まった時も自ずとそうなって行った。
そういえば、運転免許を取った時もそうだった。 あの時は、会社から「仕事上必要なので免許を取れ」と言われていたのだが、運転が好きではなかったし、自分の性格が運転に向いてないと思っていたので躊躇していた。 ところが、ある日知り合いから「おまえ運転免許取らんか?」と言ってきた。 その知り合いには、会社から「免許を取れ」と言われているなんて、一言も言ってなかった。 「ちょうど自動車学校が暇な時期で、そこの先生から頼まれたんよ。優先して車に乗せてくれるらしいけ」と言う。 それを聞いて、これは運命だと思い、すぐに手続きをしたのだ。
待つこともなく車に乗れ、免許の取得までさして時間はかからなかった。 流れるように入校して、流れるように卒業でき、流れるように免許が取れたのだった。 最後まで運転に興味を持てなかったものの、そういうふうになっている時というのは、それでも障害なしにうまくいくものなのだ。
2007年09月13日(木) |
そういうふうになっている(1) |
一昨日のこと。 夕方から、車に乗って買い物に行ったのだが、まったくエアコンがダメになっている。 時々ハンドルがカクンカクンなって、どうも具合がおかしい。 先日、車屋さんから、「修理を伴う車検を受けるくらいなら、とりあえず新車を買うまで、車検と同額の中古車に乗っておいたほうがいいんやない?」と言われたのだが、こうなったら迷うことなく中古車を買っておいた方がいい。
そうなると車両保険の切り替えもしなければならない。 車両保険は今月が切り替えだから、都合がいい。 と、家に帰ってからすぐに、飲み仲間の一人である保険屋に連絡をとった。 すると、先方はいささか驚いたような声を出した。 「おまえんとこ、ナンバーディスプレイの契約しとるんか?」 「え、そんな契約してないよ」 「いや、5分ほど前に家に電話かけたんやけど、すぐに連絡が入ったけの」 「それは偶然やね。で、何の用やったと?」 「今月、保険の切り替えやろ」 「ああ、そのことね。こちらもそのことで電話したんやけど」
と、中古車を購入する旨の話をすると、「じゃあ、これから会おう」ということになった。 会ったのは家の近くのファミレスで、そこで話をしていると、これまた偶然にも車屋さんから連絡が入った。 中古車をどうするかという話だった。 ぼくが「保険の切り替えも絡んでいるんですよ」と言うと、車屋さんは「ああ、そういうのがあるんやね。けっこう面倒やね」と言う。 「それで今、保険屋さんと話しているんですよ」 「あ、そう。ちょっと替わって」
車屋さんは保険屋さんと話をしてくれ、折り合いが付いた。 ぼくとしては、車屋さんと保険屋さんに、いちいち連絡を取る手間が省けたわけだ。 8月からずっと中古車の件を考えていた。 購入の手続きだとか、保険の手続きだとか、けっこう面倒だと思っていたが、ぼくが買うと決断した日に、そういうことが一気に片付いてしまった。 それも、ぼくの決断から車屋と保険屋の手続きまでにかかった時間は、2時間弱だった。 あとは納車すれば終わりである。 こういうふうに、そうなる時には、こちらが無理をしなくても、不思議とそうなって行くものなのである。
仕事を辞めた頃、家でボーッとしているのも惨めだと思い、何か手軽に出来ることはないかと、いろいろとネット上を探していた。 そして、そこに懸賞だのポイントだのいうサイトを見つけた。 そこでしばらくクリックだの登録だのしていたのだが、どうも効率が悪い気がする。 そこで何かないかと探していて、見つけたのがアンケートのサイトだった。
そこに加入してみると、けっこう多くの事前アンケートのお誘いがあり、それに答えていくことで少しずつポイントが貯まる。 またその何件かに一度は本アンケートにも答えられる。 そうなると、俄然ポイントが増える。 で、ポイントが貯まれば、換金する。 これがけっこう快感で、今もなおアンケートの生活をやっている。
まあ、小遣い稼ぎにはちょうどいい額だ。 とはいえ、生活できるだけの額を稼いでいる人もいると聞いている。 そういう人は、本アンケートの数がぼくなんかよりずっと多いのだろうが、いったいどんな工作をして、本アンケートにいたっているのだろう。
夏休みの終わり頃、デパートや量販店に行くと、決まって『引き潮』だとか『避暑地の恋』といったBGMが流れていた。 それまでは、ずっと陽気なハワイアンなんかが流れていたのに、突然そんな物悲しい音楽が流れ出すと、幼いながらも夏の終わりを意識せざるを得なかった。
さらに、何日か前まで店内に飾ってあった氷柱は姿を消し、早くも紅葉のディスプレイになっている。 店はすでに秋模様なのだ。 ただでさえ夏や夏休みが終わるといって悲しんでいるのに、この仕打ちは酷いものだと思ったものだった。
外に出ると、「ワシワシ」だとか「ミンミン」だとかいう声は消え、「ツクツクボーシ」の大合唱だ。 その合唱に混じって、甲高いコオロギの声が聞こえてくる。 「ああ、もう夏は終わりだ」と、実に寂しい気持ちになって、街を後にするのだった。
フォークリフトに気を取られて忘れていたが、この日記の最終回まで二ヶ月を切っていた。 そのため、ちょっと時機を逸した感があるが、来年の夏には日記を書いてないだろうから、夏の思い出を書いてみた。
ところでその最終回の日、この夏の終わりのような、もの悲しさを感じているのだろうか? それとも、日記から解放された喜び一杯でいるのだろうか? 今時点では、それが読めない。 その日は、『引き潮』や『避暑地の恋』だけは部屋で流さないようにしておこう。
講習が終わった日、家に帰ってから、ぼくは緊張について考えていた。 前に書いたが、柔道や野球の試合だとかカラオケとかでは、緊張で失敗したことがあった。 だが、それは人生において重要なものであったか? いや、違う。 別に負けても何ということはなかったし、緊張で歌えなくても、その後の人間関係に支障をきたしたことはない。
では、人生を左右するような場面ではどうだったのかというと、そこには失敗の記憶がないのだ。 つまり大舞台では、一度もこけたことはないということだ。 あ、大学には落ちた。 しかし、それはぼくの中ではそれほど重要なことではなかった。 元々合格する気がなかったのだからだ。
ということで、大学受験以外のことは大概うまくいっている。 就職試験も、希望する企業はすべて合格。 自動車免許の時も仮免、本検、学科試験は一発で合格している。 結婚式などで大勢の人の前でスピーチしたり歌ったりする時は、その直前に緊張はあるものの、本番はえらく落ち着いていて、無難にこなしている。 というか、予想以上にウケがいい。
そう考えていくうちに、ぼくは本番に強い人間だという結論に達した。 これまで本番に弱いと思ったのは、緊張のほうに意識が行っていたからだ。 そう思うと、これからの人生に勇気が出てきた。 明日、仮に武道館でコンサートをやったとしても、緊張負けすることはないだろう。 もう大丈夫だ。
かつてぼくは、すべての場面で緊張していた。 学生時代、授業中に先生から「はい、しんた君、次読んで」などと言われるともうだめで、腹は痛くなるし、心臓が口から飛び出てくるような感じがして、うまく読むことが出来ない。 柔道の試合では、緊張のあまりに体が動かず、それでしばしば負けていた。 また野球の試合では、好きに打っているうちはよかったが、コーチからバントのサインが出ると、とたんに緊張してしまい、失敗していた。
社会人になってもそれは治らず、少人数で行ったカラオケでは緊張のあまり腹が痛くなり、その場に座り込んだこともある。 ぼくの人生は、そういう経験の重なりで成り立っているために、自分は緊張負けするタイプで、本番に弱い人間なのだと勝手に思っていた。
フォークリフトは、運転免許の本検のように、講習最終日に実技の試験がある。 そのため、ぼくはかなりの緊張を予想していた。 ところが、本番ではそれがなかった。 いや、あったものの、よくスポーツ選手とかが言っている「いい緊張」といった類のもので、その緊張が妙に心地よい。 そのおかげで、ガチガチにもならず、だらけもせず、本番を終えることが出来たのだった。
何でそういうふうにうまくいったのかというと、考え方を変えたせいだと思う。 これまでは緊張を、自分だけを狙い撃ちしてくる魔物のように思い込んでいたのだが、どんな人でも緊張するのだというのが、今回のフォークリフトの講習でよくわかったのだ。
何人かの経験者がこの講習を受けていたが、初日は全員まったくと言っていいほど様にならなかった。 なぜかというと、「経験者だからうまくやらないと」という思いが、プレッシャーになり、それが緊張に変わったからだと思う。 それを見てぼくは、「やはり緊張しているのは自分だけではない。こういうベテランだって緊張するんだ」と思ったのだ。 そしてそう思ったことで、心が軽くなったわけだ。
五日ぶりに昼間のウォーキングをした。 相変わらず暑かった。 今日も30度を超えていたようだ。 しかし、日差しが8月のものとは確実に違っている。 今日は、ただ「暑い」というだけだったが、8月は「暑い」に加えて日差しの重みを感じたものだ。 酷暑時は、その重みが痛みにもなった。
まあ、若干ではあるが涼しくなり、前ほどは影を探さなくてよくなった。 汗の量も減ったように思う。 おかげで、毎日はきかえていたズボンも、二日はけるようになった。 そういえば先日テレビを見ていたら、すでに殺虫剤のCMはやっておらず、風邪薬のCMなんかをやっていた。
…といったように、最強の夏も終わり、徐々に「いい季節」というのに向かっている。 だが、それがなぜか寂しく感じる。
講習最終日、無事試験に合格した。 前回は無理矢理取らされたということもあって、あまり感動というのはなかったが、今回は自分の意志で行っただけあって、その喜びは大きかった。 また、前回に体験できなかったこともある。 それは仲間意識である。 前回は受ける人数も多かったので、他人はどうでもよかった。 だが、今回は少数で、しかも境遇も似ている人が多かったせいで、みんな他人のような気がしなかった。 そのおかげで、誰かが失敗すると、自分が失敗したように感じたものだ。 下手な人がいれば、みんなで応援したり、その人がうまくいけば、拍手を送ったりと、かなりいいムードだった。 その甲斐あって、全員が合格した。
中には趣味がいっしょでメアド交換した人もいたものの、このメンバーが揃うことは、おそらく今生では二度とないだろう。 しかし、袖振り合うも多生の縁で、また来世のどこかで出会うことになるだろう。 まあ、その時は、「前世で、いっしょにフォークリフトの免許取ったよね」なんて言わないだろうが。
フォークリフトの講習が始まって、今日で三日経つ。 講習を受けている人たちとも、けっこうよくしゃべるようになってきた。 しかし、こういう講習を受けると、年齢差というがよくわかる。 若い人は多少無茶はするが、飲み込みが早いのか、その無茶が次のステップにはちゃんと修正されていて、技術が向上している。 逆に中高年のぼくたちは、どちらかというと慎重で、無茶はしない。 その代わりに、技術の向上というのがあまりないのだ。 こういうのを見ていると、企業がどうして若い人を求めるのかが、わかるような気がする。
3日の日記に書いたとおりで、昨日から毎朝早起きして神社に行っている。 昨日も今日も6時半に家を出た。 途中に川があるのだが、そこにはけっこうたくさんの魚が集まっている。 そのたくさんの魚たちが、朝の光を浴びて機嫌がいいのか、元気よく跳ね回っていた。 昼間歩く時にも、その魚はよく見かけるのだが、その頃は泳いではいるが飛び跳ねるほどの元気はない。 川の中にいる魚といえども、一日の時間的な気に影響されるのだろうか。 そういえば、魚も夜に寝るという話を聞いたことがある。
今日は、8時間缶詰で学科講習を受けた。 テキストも前とあまり変わりなく、最後にやる試験の内容もあまり変わらなかったと思う。 結果は今日わからなかったが、真面目に講義を聞いていたので、大丈夫だと思う。 明日から3日間、実技に入る。
ところで、今日の天気予報は「晴れ」だった。 そのため傘を持って行ってなかった。 ところが夕方から、突然雨が降り出したのだ。 今日は講習所まで歩いて行ったので、帰りはびしょ濡れになってしまった。
だがそのおかげで、こういうのを見ることが出来た。
見えにくいかもしれないが、虹である。 この写真ではわからないが、実際は上にもう一つ虹があったのだ。 二重の虹なんて、生まれて初めて見た。 おかげで、雨に濡れながらも幸せな気分で帰ることが出来たのだった。 いいことあるかもしれんなあ。 いや、きっといいことあるだろう。
2007年09月03日(月) |
明日からフォークリフトの講習だ |
明日からフォークリフトの講習を受けることにしいる。 前に取ったのが、企業の不手際のため無効になったので、再度取り直すことにしたのだ。 まあ、前は会社の都合で無理矢理取らされた感があったが、今回は自分の意志で取るわけだから、その心構えが違う。 きっと役に立つようなことを吸収すると思う。
明日は8時半集合になっている。 その後3日間は8時集合だ。 いつも8時起きのぼくにとっては、えらく早い時間だが、今回は前のように渋滞の心配なんかしなくていい。 何せ講習会場が、歩いて20分くらいの場所にあるからだ。
明日から4日間、定時に神社に参ることは出来ないから、少し早起きして、朝飯前にお参りを終わらせておこう。 ということで、今日は早く寝ます。 では。
嫁ブーが言っていたが、今日電池ボックスを買いに来た小学生がいたらしい。 今日電池ボックスを買ったということは、まだ何もやってないのと同じである。 宿題の提出は明日なのに、今まで何をやっていたのだろう。 しかも、期間は一日、いや半日しかないが、いったい何を作る気なんだろう。
そういえば、ぼくが小学生の頃も、電池ボックスを利用したものを作ってきたのが何人かいた。 誰もが、色を塗ったりして、いちおう手間暇かけましたみたいな工作をしているのだが、中にはお手軽な工作をしてくるのもいた。 何とカマボコ板の上に電池ボックスと、豆球を置き、それを輪ゴムで止めているだけなのだ。 ぼくが「それは何か?」と聞くと、彼は即座に「信号機」と答えた。 友だちが「何の信号機か?」と突っ込むと、彼は「信号機は信号機やろ」と言いながら、泣きそうな顔をして逃げて行った。 あとで友だちと、 「あれ絶対、昨日一日で作ったはず」と笑ったものだった。
あ、そうか。 もしかしたら、嫁ブーの所にきた小学生も、信号機を作るのかも知れんなあ。
その1 夏の間、ずっとミンミンゼミのことを考えていたわけが、なぜか今になって、公園の向こうにある森の中から「ミンミン」という鳴き声が聞こえてきた。 聞こえる時間は決まって朝で、鳴いているのは一匹だけだ。 これはどういうことなのだろう。 40年近く、このへんでは鳴かなかったセミが突然鳴き出すというのもおかしい。 田舎でミンミンゼミを捕まえてきた子が、誤って逃がしてしまったのかもしれないな。
とはいえ、念願のミンミンゼミの声が、家で聴けたのだ。 もしかしたら、神様が気を利かせて、ぼくにその声を聴かせてくれたのかもしれない。 いや、きっとそうだろう。 ありがたいことである。
その2 神様、最近困ったことがあります。 「そんなの関係ねえ!」が頭にこびりついて離れないのです。 それだけならいいのですが、その時小島よしおの海パン姿までが脳裏に浮かぶのです。 お願いです。 この状態を何とかしてください。 せめて小島よしおの画は出さないで下さい。 仕事が手につきません。 「そんなの関係ねえ!」などとつれないことを言わず、何とかして下さいよ。
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