今月の上旬から、あるサーバーに『今日のラッキー』というブログを書き始めた。 ところが、メインのブログのほうに時間がかかってしまい、なかなか筆(?)が進まなかった。 で、そのうち、そのブログの存在を忘れてしまった。
今日ブックマークの整理をしていたのだが、ぼくが「その他」と名付けた項目の整理をしている時だった、その『今日のラッキー』を見つけたのだ。 その時ぼくは、間抜けにも「これは誰のブログだろう?」と思っていた。 なぜなら、そのブログのハンドルネームは「しろげしんた」にしてなかったからだ。
そこでそのブログに飛んでみると、何と自分のブログではないか。 「ああ、そういえば…」 ようやくそのブログの存在を思い出したのだった。
その『今日のラッキー』だが、サブタイトルが「それでもぼくはラッキーを求める!」という大仰なものだ。 そのくせ、書いた記事は六つしかない。 その日のラッキーを探して、それをブログに書くという安易な考えから始めたのだった。
メインのブログは別として、新しいブログを始めると、ぼくはいつも長続きしない。 それでも、メインブログの編集というのなら、何とか記事はまとまるのだが、新規となると、続けていくのはなかなか難しい。 よくブログを始めた人が「続かない」と言って、ブログをやめたという話はよく聞く。 ぼくも、このメインのブログを最近始めたとしたら、すぐに音を上げることだろう。 『今日のラッキー』がいい例である。
まあ、このブログが、5年半も続いているのは、面白半分と意地半分がうまい具合に溶け合っているからだ。 面白半分というのは、こういう文章を書くのが好きだということで、意地半分というのは、「50歳まで毎日書く」とこのブログで公約しているから意地でもやめられないということである。 スランプだと思う時は意地が先に立ち、そうでない時は面白がって文章を書く。 それでここまで続けられたのだと思う。
さて、『今日のラッキー』だが、このまま放置していては、サーバーも迷惑だろう。 ということで、近日中に閉じることにするが、せっかく書いた記事はもったいないので、このブログ(新しい『空を翔べ!』のみ)に転載することにした。 カテゴリ『今日のラッキー』というのが、それである。 つまり、一つのブログとしてはやっていけそうにないが、一つのカテゴリであれば続けていけると踏んだわけだ。 これで記事がたまったら、その時一つのブログにすればいい。
ということで、これから時々、『今日のラッキー』を書いていきます。
「えーっ、もう30日なのか!?」という感じである。 今のようなのんびりとした変化のない毎日を送っていると、日のたつのが本当に早く感じる。 とはいうものの、社会に出てからずっと憧れていた、夏を満喫する生活を送ることは出来ている。
とにかく、東京からこちらに戻って来てから26年間、夏といえばいつもエアコン商戦に追われていたから、まったく夏を満喫することができなかったのだ。
20代の頃は、夏になるといつも「海に行きたい」と思っていた。 しかし、エアコン商戦の真っ只中で休むわけにはいかない。 もし「海に行きたいので休みます」などと言おうものなら、「他の人が休まずに頑張っているのに、何を馬鹿なことを言いよるんか。この商戦が終わるまで我慢せ」と返されるのがオチである。
だが、エアコン商戦が終わった頃には、もう海のシーズンも終わっている。 そこで「せめては山へ…」と思ってはみるのだが、休みなしで働いたために、疲れがたまっしまっている。 そのために体が言うことをきかない。 結局、何もしないままに夏は終わってしまうのだった。
ぼくが沖縄を好きなのは、実はそういう経験が元にあるのだ。 つまり、沖縄ならエアコン商戦が終わってからでも、充分に夏を満喫出来るという理由からである。
しかし、そう考えていたのは、ぼくだけではなかった。 他の人もそう考えていたのだ。 なぜなら、社員旅行の行き先アンケートをとると、いつも沖縄がダントツで一位だった。 そのために、3年続けて社員旅行が沖縄になってしまったのだ。 しかも、その次の年はサイパンだった(ぼくは行ってない)のだから、皆いよいよ夏に飢えていたのだろう。
ま、そういうこともあって、今、充分に夏を満喫させてもらっている。 7月に入ってから、海にはもう五度も行ってきた。 もちろん泳ぎはしない。 基本的に泳ぐのは好きではないからだ。 それに、今のぼくは、海パン一丁で到底耐えられる体型をしていない。 というわけで、端から見るだけである。 だが、目一杯太陽の光を浴び、砂の熱さをかみしめるだけでも、充分に海水浴気分だ。
おそらく来年からは、これまで以上に忙しくなるだろうから、夏満喫イヤーは今年だけかもしれない。 充分に楽しんでおきたい。
2006年07月29日(土) |
プレミア付きのエアコン |
うちは夏場でも電気代が上がることはない。 エアコンがあってもスイッチを入れない家だからである。 ぼくも嫁ブーも、エアコンの風に弱いのだ。 ぼくは頭が痛くなるし、嫁ブーは神経痛(笑)が疼く。
しかし、まったく入れないわけではない。 たまには入れる。 だが、それは涼むためではなく、雨が降った時などに洗濯物を乾かすために入れるのだ。
いや、ぼくたちのいる部屋でかけるわけではない。 そんなことをしたら頭痛と神経痛(笑)でのたうち回らなければならなくなる。 そのため、ほとんど使ってない客間でかけている。 ぼくの家には、いちおう各部屋にエアコンがついているが、実際に使っているのは客間の分だけだ。
その客間にあるエアコンだが、実はプレミア物のエアコンなのである。 7,8年前、三菱電機の担当者に、 「エアコンを買おうと思っとるんやけど、そこそこ安くて良いのはない?」と聞いてみた。 「そこそこ安くて良いのですか?うーん…。思いあたりませんねえ」
そこで担当が持ってきた新製品のカタログを見ていると、そこに「おっ」と目を引くエアコンがあった。 「あるやん」 「えっ、どれですか?」 「これこれ」 「えーっ、これですか?しんたさん、こんな趣味があるんですか?」 「いや、おれの趣味やないよ。嫁さんが好きなんよ」 「そうでしょうね。男はこんなの興味ないですからね」 「で、これいくらなんね?」 「少し高いですよ」
担当者氏の話では、そのエアコンはパテント料が入っているので、通常のものより3万円ほど高くなるとのことだった。 通常のエアコンとどこが違うのかというと、色が違うだけである。 いや、それだけではなかった。 ロゴが入って、普段「霧ヶ峰」と書いてあるところにそのキャラクターが描いてある。 そうそう、リモコンも違う。
で、どんなものかというと、こんなもの(↓)である。
見ての通り、キティのエアコンである。 これを仕入れて購入した時、例の担当者氏が言った。 「しんたさんが九州で一番最初にキティを買ったことになりますね」 「えっ、そうなんね」 「ええ、九州管内ではうちが初出荷らしいですからね」
このエアコン、すでに製造していない。 そのため、中古でもいいから欲しい、と言っている人もいるそうだ。 そういえば、お客さんに一人いたなあ。 その人は「中古でも、あれば倍の値段を出す」と言っていたが、その時ぼくは「うちにありますよ」などとは言わなかった。 関わると、あとが面倒そうだからである。
甘かった。 前に会社を辞めた時は、失業手当は7ヶ月支給だと言われたので、今回もてっきりそうだろうと思って説明を聞いていたら、何と4ヶ月しかもらえないらしい。 一回あたりの支給額は予想通りだったが、支給回数が少なすぎる。 おそらく失業者が増えたために、ある時期から法律を改正したのだろうが、いい迷惑である。
まあ、それはそれとして、今日はすごく暑い一日だった。 とにかく日差しが強い、というより痛い。 今日は他に、社会保険事務所に行く予定もあったので、車を職安が指定した駐車場には駐めず、失業保険の説明会場と保険事務所の中間に位置する駐車場に駐めた。 そこだと、どちらに行くにも5分ほど歩けばいいのだ。
ところが、その5分間が地獄だった。 まるでオーブンの中に入っているような感じがしたものだ。 失業保険の説明がすむと、ぼくは直接社会保険事務所に向かったのだが、そうすると10分間歩かなければならない。 5分でヒーヒー言うくらいだから、10分なんて耐えきれるものではない。 そこで、その途中にある本屋に入って、しばらく涼んでから社会保険事務所に向かったのだった。
用事をすませてから駐車場に戻ると、車の中は煮えたぎっていた。 締め切っていたので、その暑さは半端ではない。 「暑い!」というより、「熱い!」と言ったほうがいいぐらいだ。 まさにサウナ状態で、その熱さが息苦しくも感じる。
エアコンを全開にしてもあまり効かない。 かといって、窓を開けると熱風が吹いてくる。 しかたなく、エアコンの風が車内に行き渡るまで辛抱することにしたのだが、ようやく車の中の熱さが収まった頃には、もう家に着いていた。
2006年07月27日(木) |
明日は職安行きなので… |
明日は職業安定所に行かなければならない。 失業保険の説明会である。 会社に14年勤めたから、とりあえずは最大期間そこそこの失業手当をもらえるだろう。
が、もしかしたら、まったくもらえないまま終わってしまうかもしれない。 おそらく次にするだろう仕事の話が、早ければ来月にも来るかもしれないからだ。 そうなると、いくら稼ぎが少なかろうとも、手当はもらえなくなる。
さて、そうなると俄然忙しくなるだろう。 そのため、ブログの更新もままならぬようになるかもしれない。 しょっちゅう東京に行かなければならないからだ。 ぼくはノートパソコンを持ってないから、当然パソコンでの更新は出来ない。 携帯電話を使う手もあるのだが、なるべくそれはしたくない。 ということなので、もしこのブログの更新が2日以上滞っていたら、その時は新しい仕事が始まったんだと思ってください。
で、どういう仕事をやるのかというと… いや、それはまだ言えない。 出し惜しみするわけではないが、とにかく8月までは不確定なのだ。 その時が来たら、お知らせすることにします。
しかし、その仕事が本決まりになったあかつきには、会社に行かなくなってからの2ヶ月間は、神様がくれた休息日ということになるんだろうなあ。 いや、もしかしたらそれは、嫁ブーの介護のために休ませたということになるかもしれない。
まあ、坐骨神経痛に介護という言葉は大袈裟かもしれないが、それなりにぼくはちゃんとやっているのだ。 自慢にならないが、昨日は風呂掃除をし、今日は掃除機をかけた。 あ、買い物にも行った。
「何だそのくらい」と思われるかもしれないが、これまでぼくは、そういうことをやったことがないから、大変な作業なのである。
ということで、いささか疲れましたわい。 明日は早いことだし、このへんで終わりにさせてもらいます。
アニメ『ムーミン』が始まったのは、ぼくが小学4年生の頃だった。 たしか日曜日の夜7時半から、フジ系でやっていたと思う。 『アルプスの少女ハイジ』や『フランダースの犬』などと同じ時間帯である。
いや、別に見ていたわけではない。 どちらかというと、ぼくはああいうアニメは好きではなかった。 なぜなら、ああいうアニメは女子が見るものと思っていたからだ。
では、男子は何を見ていたかというと、やはりあの頃は、ウルトラマンに代表される特撮ものだとか、宇宙系やギャグ系のアニメが中心だった。 というわけで、ぼくもそういうものが好きな一人だった。
ところで、ぼくはあの頃、その時間帯は何を見ていたのだろう。 小学4年といえば、その頃まだ『パーマン』をやっていただろうか? 1月から『悟空の大冒険』が始まったのは覚えているが、それ以前の記憶は曖昧である。
そういえば、ちょっと前の牛乳のCM(今もやっているかもしれない)で、その『悟空の大冒険』のエンディングテーマが使われていた。 「悟空が好き、好き、好き…」を、「牛乳が好き、好き、好き…」と置き換えて歌っていたのだ。 ぼくたちの世代は、あれを聞いて「懐かしい」と思うだろうが、若い世代は、ほとんど知らないだろう。 ということは、彼らにとって「牛乳が好き…」がオリジナルになるのだろうが、ぼくはあの歌をけっこう気に入っているので、『牛乳の歌』などと言われたら嫌である。
さてムーミンのことだが、ぼくはあまり見たことがない。 いとこ(女子)が好きだったので、日曜日に親戚の家に遊びに行くと、必ずこれをかけていた。 当時は、テレビは一軒に一台の時代だったから、ムーミンにチャンネルを合わされると、他の番組を見ることが出来ない。 そこでぼくは、「早く帰ろう」と母にせがんだものだった。
しかし、腰の重い母は、なかなか帰ろうとしない。 そのため、ムーミンにつきあわなければなくなる。 面白くないぼくは、いつも「こんなカバの番組なんか見らんで、他のを見ようや」と文句を言っていた。 するといとこは、ムキになって「ムーミンはカバじゃない!」と、ムーミン一族を一から説明しだすのだった。
いとこの講釈はいつも「ムーミンはねえ、妖精なんよ…」で始まった。 「妖精の話に、何でタバコくわえた人が出てくるんね?」 「あれはスナフキンと言って、旅人なんよ」 「‥‥?」 いとこの講釈を聞いても、ぼくはムーミンのことを理解できなかった。 ただ、スナフキンが旅人だということは、よくわかった。 結局、その後もムーミンは見てないので、今もまだ理解できないままでいる。
嫁ブーの神経痛がうつったわけではないのだろうが、二三日前から首が痛い。 後ろを向く時に、痛みで首が回らず、体ごと動かさないと向けないのだ。 何が辛いと言って、これほど辛いものはない。
何でそんなことになったのかというと、おそらくは枕のせいだろうと思う。 どうもしっくり来ないのだ。 時に高く感じたり、低く感じたりして、ちょうどいい時がない。 そのため、朝起きた時は、いつも首がだるく感じる。 きっとそれが頭痛になったり、今回のように首が痛くなったりするのだろう。
こういう時、ぼくはいつも無理をする。 変に体をねじったり、首や背中をしつこく揉んだりして、治そうとするのだ。 これが痛みを長引かせる原因となっている。 こういう時は、変に患部を当たったりせずに、湿布しておくのが最良の療法だと知り合いの整体師が言っていた。
しかし、ぼくの性分からして、それでは我慢できないのだ。 自分で治せないならと、首を牽引する器具を買ってきたりしたこともある。 それがどういう器具かというと、本体はビニールである。 それを首に巻きつけて、空気を入れて膨らますと、首が伸びるようになっているのだ。 つまり、牽引するわけだ。
その器具を試したのは、首が痛くない時だった。 空気を入れると、首がほどよく牽引されて気持ちがいい。 そこで購入して、いつもそれを使っていた。 ところがあまり使いすぎて、肝心の首が痛い時には、もう使えなくなっていた。 破れて空気がたまらなくなったのだ。 アイデア商品だったと思うが、作りがちゃちだったわけである。
さて、今日も嫁ブーの面倒を見ながら一日を過ごしたわけだが、その合間合間にネットで、首の痛みを治すものはないかと調べていたら、ありましたよ。 『首ストレッチャー』という名の器具で、首の重さを利用して自然に首のストレッチが出来るらしい。 なんか良さそうである。 素材も、前の器具のようなビニールではないし、空気を入れる必要もないから、きっと長持ちするだろう。
しかし、これを買うと、散らかしっぱなしの部屋が、また狭くなるだろうなあ…。 まあ、いいか。
2006年07月24日(月) |
【嫁ブーの歩き方は、まるで婆さんだ】【会社を辞めた】 |
【嫁ブーの歩き方は、まるで婆さんだ】 やはり寒い。 今日の北九州八幡の最高気温は23℃だったらしい。 これは5月の気温である。 昼間、嫁ブーを連れて行くときに、車内の曇り止めのために若干温度を高めにしてエアコンを入れていたのだが、それでも寒くてしかたなかった。 鳥肌は立つし、首筋は冷えるしで、車を降りた時は震えが来ていた。
さて嫁ブーだが、相変わらずちゃんと歩くことができない。 とはいえ、今日は珍しく自分から歩くと言った。 そこで、病院帰りにコンビニに寄ることにした。 ところがである。 店の中を歩く嫁ブーの姿は、腰を曲げ、足を引きずり…で、まるで婆さんを連れて歩くようだった。 「杖でも買ってやろうか」と言ったのだが、やはり見栄があるんだろう、それは断った。 しかし、腰を曲げて歩くくらいなら、杖をついたほうが、まだ見栄えはいいと思うのだが。
とはいえ、自分から進んで歩く気になったということは、徐々に治ってきている証拠なのだろう。 歩き方がおかしかったのは、きっとしばらく歩いてないせいで、足の筋肉が萎えているからだ。
ということなので、治ったら、リハビリもかねてイオンまで歩かせることにするか。 歩くと片道25分だから往復で50分、ということは5キロくらいだ。 歩くには、ちょうどいい距離である。 7月に入ってから嫁ブーにつきあっているぼくも、動かないせいで多少太り気味になっているし…。 ぜひそうすることにしよう。
【会社を辞めた】 (1) 今月の16日、とうとう会社を辞めた。 突然決めたわけではない。 昨年の10月からずっと考えていたことである。 5月になってようやく先のめどが立ったため、退職に踏み切ったわけだ。
ということで、6月からずっと有給休暇を過ごしてきた。 その間、地元のミュージシャン登録をしたり、今後のことを然る人と打ち合わせしたり、友人オナカ君の仕事の手伝いをしたりと、そこそこ忙しい日々を送っていた。 そのため、6月はあっという間に過ぎていった。
今月に入ってからはというと、嫁ブーの坐骨神経痛が酷く、半分寝たっきりになっている。 温泉に連れて行ったり、病院に連れて行ったり、買い物に行ったり、風呂掃除をしたりして大変な毎日を過ごしている。。 まあ、そのことを考えると、今回の退職は実にタイミングがよかったと言える。
(2) で、今後のことだが、先に書いた「めどが立った」仕事をするために、待機している状態である。 その間、収入が途絶えてしまうが、退職金と失業保険でなんとかまかなえるだろう。
とはいえ、それで万全なわけではない。 そこで、多少なりとも生活の足しになればと、アフィリエイトを始めたわけである。
(3) さて、アフィリエイトを始めたのはよかったが、だんだんやっているうちに、何か画面が窮屈になったように思えてきた。 そこで、広々としたテンプレートに変えてみることにした。 今回のは枠がなく隙間が多い分、開放感があっていいが、そのせいで、メリハリがなくなったように思う。 しかし、今はこれ以上のことを考えられない。 そのうち、何とかなるだろう。
さて、テンプレートを変えたのはいいのだが、これを作るのに、「ああじゃない、こうじゃない」と試行錯誤でやっていたため、ついつい時間を忘れてしまった。 気がつけばもう朝である。
今日は嫁ブーを病院に連れて行く日だったし、銀行回りもしなければならない。 これはちょっときついかもしれない。 今の生活は、時間に縛られない分、ずいぶん楽なのだが、油断すると健康を害したりするので、ある程度の緊張感は持っていないとならない。 そこがちょっと難しい。
もう夏休みに入っているというのに、この寒さは何だ。 窓を開けていると、まるで秋風のような風が入ってくる。 こちらは南九州のような大雨は降ってないのだが、降ったりやんだりの曇り空で、ここ数日はまったく青空が出ない。 何年か前にも、夏休みにこんな天気だったことはある。 しかし、「寒い!」なんて感じたのは、今年が始めてである。
2006年07月22日(土) |
部屋が散らかっている |
部屋が散らかっている。 片付けようとは思っているのだが、どこから手を付けていいかがわからない。 その大半が本で、あとCDだの楽器だのが部屋の中をゴロゴロしている。 元々狭い部屋なのに、そのものたちがさらに部屋を狭くしている。
こういう場合、まず大半を占めている本を片付けていけば、あとは自ずと片付くのかもしれない。 だが、本を片付けようにも、書棚が目一杯詰まっているために、置き場がないのだ。
現在ぼくの部屋には、大小の書棚が7つある。 小さい書棚は、重ねたりクローゼットに押し込んだりして、なるべく邪魔にならないように配置しているのだが、それがもう限界なのだ。 そのため、書棚を増やそうにも増やせない。
こうなったら、読まなくなった本を処分するしかない。 しかし、ただで処分するのももったいない。 ということで、ブックオフなどの古書店に売りにいこうと思っているのだが、そういう店の売れ筋と思われるコミックは絶対売りたくない。 なぜなら、ぼくは気に入ったコミックしか揃えてないからだ。
また、けっこう値が張ると思われる専門書も売りたくない。 東京にいる頃から、必死に探し回った本ばかりである。 しかも、なけなしのお金で買った本なのだ。 それゆえに、手放すことはしたくない。
となると、残るのは新書や文庫くらいである。 だが、こういうのはいい値で取ってくれない。 ぼくのように、偏った趣味の人間が持っている本なんて、誰が欲しがるだろうか? 仮に取ってくれたとして、まとめて100円とかがいいところだろう。
そういえば、東京にいた頃に生活に困って、神田の古書街に本を売りに行ったことがある。 その時に持って行ったのは、新書とコミックで、大きな紙袋2つ分だった。
古本屋のおっさんは、その本を見るなり、顔を曇らせた。 そして、いっときの沈黙のあとに言った。 「こういう本は価値がありませんから、大した値段はつきませんよ。それでいいですか?」 ぼくはその時、とにかくお金が欲しかったので、「それでいいです」と答えた。 「まあ、どの本も程度はいいみたいですから、少しおまけしておきましょう」 ということで、もらったお金は1000円だった。
今は、昔ほど新書に価値がないから、おそらく段ボール2箱で、ようやく1000円くらいではないだろうか? しかし、ただよりはいい。 なるべく早いうちに持って行くようにしよう。
あ、そうだった。 そうなると、書棚から本を引っ張り出して、選定しなければならない。 そういう面倒なことをやると、その後何もしたくなくなるのだ。 さらに部屋は散らかるだろうなあ…。
昼間、ちょっと用があって社会保険事務所に行った。 初めて行ったのだが、人の多いこと。 ずらっとイスが並べられていたのだが、満席だった。 隣の職業安定所も、駐車場に入れない車が列を作っていたみたいだし、こういうところは不況がないようだ。 もし有料だったら、かなりいい商売になるはずである。
さて、そこで順番待ちをしている時のことだった。 あまりに待たされるので、外に出てタバコを吸っていた。 すると、遠くの方から手を振りながら、おっさんが歩いてきた。 最初は他の人に手を振っているだろうと思っていたが、どうもこちらを見ているようだ。 そこで目を凝らしてみると、何と3月まで勤めていた店の、前にいた店長ではないか。 ぼくがいつも「おいちゃん」と呼んでいた人物で、この日記にも何度か登場している。
「しんちゃーん。何しようと、こんなところで?」 「ちょっと用があって…。おいちゃんこそ、何しよるんですか?」 「いや、おれ今年59歳やん」 「もうそんなになるんですかねえ?」 「うん。でね、年金もらえんかと思ってきてみたんよ」 「遺族年金ですか?」 「いや、おれの年金」 「はぁ?もらえるわけないやないですか」 「何で?」 「65歳からでしょう。それにおいちゃんはまだ会社辞めてないやないですか」 「もらえんとかねえ?」 「もらえんですよ」 「じゃあ、カカァに聞かせる」 「そのために、おくさんまで連れてきたんですか?」 「うん」
相変わらず変な人である。 店にいた時も、その変わり者ぶりに閉口させられたものである。 仕事中に用があると、いつもこの人は、ぼくの携帯に電話をかけてきた。 同じ店内にいるのだから内線でいいはずなのに、である。 最初のうちは、わざわざ携帯にかけてくるのだから、何か人に聞かれてはいけないような重要な話かと思っていたら、そうではない。 ただのつまらん仕事の話をするだけである。 時には暇をもてあましてか、「しんちゃん、愛してるよ」と言ってかけてくることもあった。
また、こういうこともあった。 ある給料日の前日のことだった。 仕事が終わって事務所に行くと、店長が一人大騒ぎしている。 どうしたのかと思い、事務所の女の子に尋ねてみると、給与明細を見ていて突然「交通費が少ない」と言って騒ぎ出したのだという。
ぼくを見つけた店長は、「ねえ、しんちゃん、交通費おかしいやろ?」と言った。 「別におかしくないですよ」 「何で?」 「この間、ちゃんと本社から、交通費の計算法が変わると連絡があったやないですか」 「うん、あったよ。それでもおかしいやん」 「おかしいことないですよ」 そう言って、ぼくは店長に家から会社までの距離を聞き、計算してみた。
「○○円になってないですか?」 「ああ、そうなっとるよ」 「じゃあ、おかしくないやないですか」 「いや、おかしい。おれの計算じゃそうならん」 「そうならんも何も、計算の仕方が変わったんやけ、しかたないじゃないじゃないですか」 「第一、これじゃ遊びに行けんやろ」 「えっ…?」 自分が遊びたいがために、騒いでいたわけだ。
もしかしたら、今日の社会保険事務所に来たのも、自分の計算で「年金が59歳から」という答が出たからではないのだろうか? しかも自分が遊びたいがために…。 きっと社会保険事務所の人も迷惑したことだろう。
週に二三度、友人のオナカ君と行動をともにすることがある。 いや、別に一日中いっしょにいるわけではない。 昼食を食べに行くだけだ。 その際、オナカ君の車で移動することが多いのだが、移動中にいつも決まってオナカ君が聞くことがある。 それは、「何食べに行くか?」である。
ぼくは、そう聞かれると、いつも「おまえに任す」と言っている。 だが、オナカ君は「遠慮せんでいい。おまえの好きなのでいいぞ」と言う。 そこで「何にしようかのう…」と悩んでしまう。 そして、悩みに悩んだ末に出てくる答は、いつもチャンポンである。 で、ぼくの一押しの『峠ラーメン亭』に行くことが多い。
今日もオナカ君と昼間会ったのだが、例のごとくオナカ君が「何食べに行くか?」と聞いてきたので、ぼくも例のごとく「おまえに任す」と言った。 するとオナカ君は「じゃあ、チャンポン行きますか?」と言う。
「ええっ、またチャンポンか?」 「こういう場合、ラーメンかチャンポンやろ」 「たまには飯類食いたいぞ」 「じゃあ、どこにするか?」 「うーん…」 「やっぱりチャンポンやろ?」 「いや、今日は焼きめしにする」 「どこで?」 「どこでもいいぞ」 「遠慮するな」 「でも、いつも同じところじゃ悪いやないか」 「峠ラーメン亭に行きたいんやろ?」 「…ああ」 ということで、ぼくたちは『峠ラーメン』へと向かった。
さて、峠ラーメン亭に着いてからのこと。 オナカ君が「焼きめし食うんなら、半分ずつしようや」と言だした。 「半分じゃ足りんやないか」 「チャンポン食えばいいやないか」 「ここの焼きめし、貝汁がついてくるんぞ」 「あ、そうやったか。じゃあ、おれはチャンポンだけにしよう。おまえどうするんか?」 「チャンポン目の前にして、焼きめし食うのも嫌やのう。…じゃあ、おれもチャンポンにしよう」 結局、またも飯類はお預けとなったのだった。
毎日購読しているメルマガに載っていたのだが、今はこんなのが出ているらしい。
これが何かというと、なんと『ばけたん』という名のおばけ探知機なのだそうだ。 ぼくは知らなかったが、今かなり話題になっているとのことである。
それについているボタンを押して、赤いランプがついたら、そのへんに「おばけ(悪霊のことか?)」がいるらしい。 また、青ランプがついたら、そのへんに「守り神(守護霊のことか?)」がいるらしい。 これ一つあれば、とりあえず霊感の強い人と同等になれるということなのだろうか?
これを見ていて、つのじろうのマンガ『うしろの百太郎』に出ていた、「霊界電話」のことを思い出した。 「霊界電話」とは、霊媒の声帯や、エクトプラズムに頼らずに、科学的に霊の声を聞く通信機のことだ。 これにハマった、主人公一太郎の親父が、たくさんの霊を呼び込んでしまい、いろいろな事件を巻き起こすという内容だった。
霊は普通にいるものなのだが、我々の目に見えないのは、見えなくても支障のないように自然界が成り立っているからである。 それを、好奇心(?)でわざわざ見ようとするからおかしいことになってしまうのだ。 コックリさんがいい例である。
まさかこのストラップが、コックリさん的に霊障を起こすとは思えないが、出来たら使いたくない一品である。 だって、嫌でしょ? こういうので自分の家を調べて、もし赤いランプがついたりしたら、住めなくなるじゃないですか。
2006年07月18日(火) |
えーっ、まだ梅雨は明けてないのか!? |
先週末から夏の青空が続いていた。 で、昨日の天気は曇天、時折雨。 今日も似たような天気だった。 まあ、夏にはよくある天気である。
ところが、これは夏の天気ではなく、『梅雨前線』の影響だというのだ。 こちらでは上のような状況だが、他の地方では被害が続出しているというではないか。 そのニュースを最初に聞いた時、ぼくは何か遠い過去の話を聞くような思いがしたものだ。 なぜならぼくは、梅雨は明けているものとばかり思っていたからだ。
そうか、梅雨はまだ明けてなかったのか…。 ということは、昨日から続く曇天は、梅雨空だということである。 そう思うと、また憂鬱な気分になってくる。 それも、梅雨が明けたと思った以前より、さらに重くだ。 人生さえも、この梅雨空が覆い尽くしているような気までしてくる。
例えば、野球を見ていると、よくこんな場面を目にする。 そこまで試合は1点差で勝っている。 回は詰まって9回裏、相手チームの攻撃。 2アウトランナー1,2塁、あと一人で勝利という場面。 カウントは2−3。 さんざんファールで粘られた末に、ピッチャーが投げた渾身のストレート。 絶妙なコースに決まった。 「やった!勝った!」 と誰もが思った。 その瞬間だった。 「ボール!」という審判の声が球場に響き渡る。 「えーっ!?」、球場全体にどよめきが起こる。 座り込むピッチャー。 これで満塁となった。 とはいえ2アウトだ。 あと一人、押さえれば勝ちである。 ところがピッチャー、この判定で緊張の糸が切れた。 次のバッターにフォアボールを与え、押し出し。 まず同点。 続くバッターに、痛打を浴びて、結局サヨナラ負け。
多少長くなったが、今のぼくの心境は、このピッチャーの心境に似ている。 つまり、一度終わったと思っていたものが、まだ終わってなかった場合、精神的に倍の負担がかかるということである。 言わば、梅雨からカウンターパンチを受けたようなものである。
BSでやっていたキャンディーズを見ていて、思わず涙を流してしまった。 一曲一曲に深い思い出があるもんだから、ついその時代に戻ってしまったのだ。 テレビ見て涙を流すなんて、何年ぶりだろう。
さて、今日その番組を見て、これまで曖昧だった記憶がはっきりしたことがある。 それはキャンディーズがデビューした年である。 初めてキャンディーズが『8時だよ!全員集合』に出た時、ちょうどぼくは見ていた。 「今度デビューしました『キャンディーズ』です」 と紹介していたのだが、それがいつのことか覚えてなかったのだ。
今日やっとそれが73年だとわかったわけである。 もちろん解散した日は、はっきり覚えている。 78年の4月4日だった。 何で覚えているかというと、ぼくはその数日後に上京したのだ。
上京してからすぐに秋葉原に行ったのだが、早くも解散コンサートの模様をテレビで流していた。 何気なくそれを見ていたが、よくよく考えてみると、テレビで映していたということは、フィルムではなくビデオを使っていたのだろう。 ということは、その頃すでにビデオデッキ売っていたということだ。
その時使っていたデッキは、おそらくVHSやベータ以前のUマチックだったと思う。 テープ幅が1インチと広いかったので画質はよかったのだが、いかんせんテープが異様に大きかった。 そのため、VHSやベータに取って代わられたのだろう。
Uマチックで、もう一つ覚えていることがある。 それは、チャンネルが回転式だった。 あの頃は「すごい!」と思って憧れの目で見ていたが、今それを見たとしたら「ダサい」と思うに違いない。
それはそうと、キャンディーズである。 解散して28年になるが、本当にもう再結成しないのだろうか? 10代のキャンディーズは充分に堪能したから、今度は50代のキャンディーズを見てみたい。 ランちゃんは知らないが、スーちゃんは今でもカラオケに行けば、キャンディーズの歌をうたっているらしい。 ということは、すぐにでも歌えるのではないだろうか。
彼女らは、「解散」したことで、青春を終わらせたのだろうか もしかしたら、まだくすぶっているのではないだろうか。 青春は終わらせたらだめである。 一度でいいから、3人揃ってキャンディーズをやってほしい。
ここ数日、暑さのせいで、すぐにのどが渇いてしまう。 そのため、買い置きしているお茶がすぐになくなってしまう。 そうなると、また1ケース補充するわけだが、その都度補充するのも面倒だ。 かといって、まとめて買ったりしたら、マンションの駐車場から6階まで何往復かしなければならないのでおっくうだ。 そこでなるべく飲むのを控えようと思うのだが、この暑さである。 で、ついつい飲んでしまうのだ。
いつものどが渇くと思い出すのが、20年ほど前に熱中症にかかった時のことだ。 海に行った帰りに気分が悪くなってしまい、そのまま病院に運ばれた。 なかなか症状がよくならないので、その日は病院に泊まることになった。 泊まると言っても、正式な入院ではない。 そのため、病室を使わせてもらえず、診察室で寝ることになった。
その時に困ったのが、のどの渇きだった。 看護婦から「ぜったい水を飲んではいけません。飲むなら廊下に自動販売機がありますから、そこにあるものにしてください」と言われていたので、それを利用することにした。
ところがその自動販売機で売っていたのは、ヨーグルトだけだった。 しかたなくそれを飲んだのだが、えらく甘い。 そのため、飲んでも飲んでもすぐにのどが渇く。 おかげで、その日は寝ることが出来ず、ずっと渇きと闘ったのだった。
ところで、最近ぼくが飲んでいるのは、お茶ばかりではない。 買い置きしているのは、カテキン量が多いヤツなので、空腹時に飲むと気分が悪くなる。 そこで用意しているのが、サイダーである。 前はコーラとかジュースだとかを買っていたのだが、サイダーは飽きが来ないので、最近ずっと買っている。
しかし、先のヨーグルトと同じく、サイダーは甘いので、すぐまたのどが渇いてしまう。 何で甘いものを飲むと、それだけ汗をかいたわけでもないのに、何ですぐにのどが渇くのだろう。 これが、ぼくの中ではずっと疑問だった。
ところが、先日、ぼくなりにこの疑問を解くことが出来たのだ。 いつものようにサイダーを飲んでいると、何滴かを足にこぼしてしまった。 ティッシュですぐに拭いたのだが、水分はとれたものの、あとにベタベタが残った。 気持ち悪いので拭こうと周りを見回したが、何もないので唾で拭いてみた。 しかし、唾が乾くとまたベタベタになる。 そこで、しかたなく風呂場に行き足を洗ったのだった。
その最中だった。 ふと「サイダーを飲んですぐにのどが渇く理由も、ここにあるのではないか」と思ったのだ。 つまり、水分が胃の中に流れたあと、ベタベタがのどに残っているということだ。 そのため、のどが渇いたような状態になるのだろう。 ま、本当の理由は違うのかもしれないが、ぼくはそれで納得した。 ということで、今はサイダーを飲んだあと、すぐにお茶を飲むようにしている。 いくらかはいいようだ。
上の写真は、北九州市若松区の風景である。 若松の繁華街にほど近い高塔山から、若戸大橋を中心にして撮ったのだが、全体にぼやけて、酷い写真である。 確かにぼくの腕も悪い。 しかし、そればかりではない。 カメラの性能にも問題があるのだ。 どうしてデジタルズームは、こうも画像が粗くなるのだろう。 かつてムービーに、初めて20倍デジタルズームが搭載された時、その画像のひどさに唖然としたものだった。 あれからずいぶんたつが、あまり進歩してないように思う。
あとは起動の問題である。 普通のカメラみたいに、ボタンを押すと同時にシャッターが切れるのではない。 一瞬の間がある。 これが微妙に、画像に影響してくるのだ。
もう一つ言わせてもらうなら、今日みたいに紫外線の強い日はモニターがよく確認できない。 そのため、とにかく勘で撮りまくるしかないのだ。 モニターでうまく確認できれば、もう少し満足のいく画が撮れたのかもしれない。
ということで、やはり携帯電話は電話なのである。 おまけで付いているカメラがいくら高画質を謳っても、所詮この程度の画像しか撮れないのだからだ。
さて、何で携帯電話のカメラの話を持ち出したかというと、先日あるアンケートに答えたのだが、その時携帯のカメラについての問が実に多かったのだ。 ポイントをもらえるというので、いちおう提灯持ちみたいな解答をしておいたが、それがどうも気に入らない。 そういう回答ばかりでは、技術の進歩がない。 そこで高塔山に登り、テスト的に写真を撮ったわけだ。 で、結果は以上のようなものだった。 次回は、もう少しまともな回答をしようと思う。
今日は半日車に乗っていたせいで、頭が痛くなってしまった。 いや、車に乗ったからではない。 カーエアコンに当たりすぎたせいだ。 だいたい年に一度、それもエアコンの温度設定がうまくいかないこの時期に陥る状態である。
とにかくこの痛みは並大抵のものではない。 首筋を冷やしすぎたことで起こるのだが、首筋からまず後頭部が痛くなる。 その痛みが前頭葉を刺激して、最終的には目にくる。 目にくるというのは、痛みで目を開けていられなくなるということだ。 そうなると、痛みに気を取られて集中力がなくなってしまい、もう何もやる気がしなくなる。
では、何で年に一度なのかというと、頭が痛くなることで「年に一度」を思い出し、その後は防御するからだ。 防御方法はいたって簡単である。 首にタオルを巻くだけだ。 首を冷やすことでなるわけだから、首を冷やさなければいいわけだ。
しかし、昨年も一昨年もその前も、頭が痛くなるたびに「あ、防御を忘れていた」と後悔している。 そしていつも「来年こそはこの轍を踏まんぞ」と心に誓っている。 1年経つと完全に忘れているのだ。 ということで、今年はこのことを明記しておくことにする。 そして、来年こそは、この轍を踏まないようにしよう。
(1) もう梅雨明けしたのではないだろうか。 先週、けっこう激しい雨が降ったり、カミナリが鳴ったりしていたが、あれで梅雨が終わったような気がする。 時期的にも、ちょうどその時期であるし、ここ何日かの空を見ると、雲の形や空の色は、すでに真夏になっている。
毎年のことながら、気象庁は判断が遅い。 で、何日か経ったのちに「梅雨が明けていた模様です」などとのたまうのだろう。 何で前のように、その日に梅雨明け宣言をやらないのだろうか。 クレームが恐いのかなぁ…?
(2) ここ何日か、座骨神経痛とかで嫁ブーは会社を休んでいる。 ずっと寝込んでいるような状態で、あまり立つことをしない。 トイレに行く時も、這って行くのだ。
あれは日曜日のことだった。 嫁ブーの歩きがどうもおかしいので、「どうしたんか?」と聞いてみると、「足がつるような痛みがある」と言う。 そこで、翌日整骨院に行って診てもらったところ、座骨神経痛と診断されたのだ。
それ以来、寝込んでしまったのだ。 ぼくはなったことがないので、どのくらい痛いものかは知らないが、半分は精神的なものがあるのではないだろうか。 前から嫁ブーは、「座骨神経痛は相当痛い」ということを聞き知っていた知っていた。 そのため、自分がそう診断された時に、「相当痛い」という先入観に精神が冒されてしまったというわけだ。
「足がつるような痛みなら伸ばせば治る」と、素人のぼくは思うのだが、それが出来ないらしい。 また、痛くても少しは動いた方がいいと思うのだが、それは嫌だという。 が、このまま寝てばかりいたら、会社に行けなくなるのではないだろうか。 それを言うと、 「この痛みは、なったものじゃないとわからんのよ」と、返してくる。
整骨院には二度行った。 が、治らない。 そこで、今日は整体院に行った。 しかし、それでも状態はあまり芳しくないようだ。
さて、嫁ブーはこの先、いったいどうなってしまうのだろうか。 動かなければ、自然と太ってしまうわけだから、今まで冗談で言っていた嫁ブーが、本物のブーになってしまう。 洒落にならんぞ。
2006年07月12日(水) |
寝苦しい日が続いています |
ここ数日暑い日が続いている。 滅多にエアコンを入れないしろげ家だが、さすがにこの暑さに耐えかねたのか、今日嫁ブーがスイッチを入れた。 あーあ、一度入れたら、癖になってしまうのに…。
しかし、梅雨も明けてないのに、この暑さだ。 先が思いやられる。 癖になった嫁ブーが、毎日エアコンを入れたとすると、いったい電気代はどのくらいになるのだろうか。 …ちょっと恐い。
さて、癖になったとしても、おそらく寝ている時にエアコンを入れることはないだろう。 なぜなら、ぼくも嫁ブーも、基本的にはエアコンに弱いからだ。 エアコンつけて寝ていたりすると、ぼくは腹をこわし、嫁ブーはかつてかかっていた自律神経失調症が再発するだろう。
しかしこの暑さが続けば、寝苦しくなって、寝不足になるのは目に見えている。 とはいうものの、暑さは何とか我慢できる。 問題は湿度だ。 これさえ何とかなれば、寝苦しくはならないだろう。
それならエアコンを除湿にしておけばよさそうなものだが、うちのエアコンは古いタイプで、除湿は弱冷と同じなのだ。 ということは、ダメである。 夜中中つけていると、前述のように体調を崩すだろう。 しかも、エアコンの除湿運転は、冷房運転よりも若干ではあるが電気代が高くなるから、不経済でもある。
↓こんなのに頼ってみようかなあ…。
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何日か前のこと。 昼間、携帯宛に電話が入った。 誰からだろうと画面を見てみると、相手の電話番号は「03ー6‥‥」になっていた。 「東京から…。知らんぞ、こんな番号」 ということで、その電話には出なかった。
それから20分くらいして、また携帯宛に電話が入った。 やはり同じ番号である。 さすがにその時には、何か用があってかけているのだろうと思い、電話に出ることにした。 が、ボタンを押そうとしている間に先方が切ってしまった。
こちらからかけようと思った。 しかし、現在東京に知り合いがいないわけではないが、その人には携帯の番号を教えたことはない。 ということは、例のあれか。 前に書いたが、懸賞サイトのいくつかに携帯の番号を書き込んだことがある。 もしかしたら、そこから当選通知が来たのかもしれない。 また、企業の資料請求で、同じく携帯の番号を書き込んだこともある。 そこかもしれない。
「さて、どれだろう?」 が、いくら考えても答えが出ない。 「いいや、かけてみよう」 「いや、ちょっと待て」 頭の中でこういうやり取りをやっているうちに、だんだん面倒くさくなってきた。 そこで、「大事な用件なら、またかかってくるだろう」、と、こちらからかけるのはやめておいた。
今日の夜のこと。 居間でテレビを見ていると、携帯宛に電話が入った。 慌てて部屋に行き、電話を取ろうとすると、切れた。 誰からだろうと、画面を見てみると、例の「03-6‥‥」からだった。 かけようかと思った。 が、「待てよ、今日はパソコンがある。相手がどこか調べてからかけよう」と思い直した。
とはいうものの、どうやって調べたらいいのかわからない。 そこでGOOGLEの検索窓に、「036‥‥」と電話番号をそのまま入れてみた。 すると、検索結果が1件だけ出た。 「おお、あるやないか」 で、そのサイトのタイトルを見てみると、何と『036 で始まるワン切り電話番号』なっているではないか。
しかし、5回も6回も呼び出すワン切りがあるのだろうか。 もしかして、ワン切り対策を見越して、1回を数回に変えたのだろうか。 とりあえず、こちらからかけるようなことをしなくてよかった。
2006年07月10日(月) |
ゲッティング・ベター |
この間ビートルズの話をしたが、ではぼくはビートルズの中でどの曲が一番好きかと問われれば、ちょっと答に窮してしまう。 どの曲も想い出に残っているものだし、どの曲も音楽的に影響を与えられたからだ。 メロディライン的に言えば、『フール・オン・ザ・ヒル』が好きなのだが、メロディラインが絶対とは思ってないので、それを上げることは出来ない。 では「詩は?」というと、すべてが「愛」に繋がっているわけだから、どれも甲乙付けがたい。 ということで、しろげしんたのビートルズ・ベスト1は、該当なしということになる。
ただ、一つだけ、これはベスト1だと言えるものがある。 それはタイトルだ。 で、どの曲のタイトルがベスト1なのかというと、『ゲッティング・ベター(Getting Better)』である。 ビートルズの最高傑作と言われているアルバム、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のA面(懐かしい表現でしょ?)4曲目の曲だ。
実は高校3年の時に落ち込んでいたことがあったのだが、その時勇気づけられた歌が、その『ゲッテイング・ベター』だったのだ。 それまでビートルズといえば、ぼくの中では、ただ漠然と聴く音楽だった。 ところが、ひょんなことから『ビートルズ詩集』なるものを手に入れて、それを読んでいくと、「よくなっていく」というタイトルを見つけた。 それが『ゲッティング・ベター』だったわけだ。
「よくなっていく」、この言葉を目にした時、気持ちが楽になるのを感じた。 そこで、ぼくは念仏のように、いつも口の中で「ゲッティングベター」と唱えていたのだった。 それでなんとか落ち込んだ状態から、抜け出せたのだ。
後年、本屋で立ち読みをしていると、そこに「私は日に日によくなっていく!」というサブタイトルの本を見つけた。 タイトルはたしか『自己暗示術』だったと思う。 ぼくはそれを見て「おっ」と思い、その本を手にとって読んでみた。 すると、そこには「自分にこの言葉をずっと言い続けると、つまり自己暗示をかけると、本当によくなっていく」というようなことが書いてあった。 少なくとも、未来は今より悪くはならないと思えてくるということだった。 「日に日によくなっていく」、つまり「ゲッティング・ベター」である。
なるほど、高校時代に「ゲッティング・ベター」と唱えたのは、間違いじゃなかったわけだ。 なぜなら自己暗示術の理に適っていたのだから。 「ゲッティング・ベター」か。 また言い続けてみようかな。
今日タバコについての調べごとがあったので、JTのサイトを覗いてみた。 ところがである。 飲料水などの情報は見ることができるのだが、肝心のタバコの情報を見ることができないのだ。 いや、見ることはできるらしいのだが、そのためにはユーザーIDとパスワードを入れないとならない。 つまり会員制を敷いているわけだ。 しかも、その会員になるには条件がある。 それは『成人喫煙者』であるこということだ。
で、どうすれば会員になれるのかと調べてみると、電話・FAX・郵送のいずれかで、成人喫煙者であることを先方に確認してもらわなければならない。 それを確認した上で、郵送でユーザーIDとパスワードを知らせるというのだ。 ぼくは、どうしても知りたいことがあったので、面倒だったが、その会員になることにした。 電話は苦手だし、郵送は面倒だ。 ということで採った方法はFAXだった。
申請書のフォーマットを印刷し、そこに必要事項を書き入れてFAXするのだが、それを書きながらぼくは「こんなの、いくらでもごまかしが利くやん」思っていた。 そこには、まず住所と名前を書き入れる欄があり、その下が成年である証明となる生年月日を書き入れる欄だ。 ところが、その生年月日を証明するもの、例えば免許証だとか保険証だとか住民票だとかいったものを添付する必要はないのだ。 また、喫煙を確認する記入欄などは一切ないときている。 ということは、これは建前上の申請書ということになる。
いったい誰に、「JTは、ちゃんとこういうことをやってますよ」という建前を見せているのだろうか? おそらく監視する人がいるからやっているのだろうが、これを見て「おっ、JTはちゃんとやってるな」と思うようなら、その人は単純バカである。 そのサイトを見たくらいで、未成年者はタバコを吸いたくはならないだろうし、そこを見なくても、吸うヤツはちゃんと吸っているのだから。 また、タバコを吸わない人は、業界の人以外まったく興味のないことだろう。
しかし喫煙者は、いつまでこういうイジメを受けなければならないのだろうか? 何度も言っているが、タバコの煙よりも、車の排気ガスのほうが確実に体に悪いのだ。 なぜなら、排気ガスは吸いすぎると即死するが、タバコは健康を害するかもしれないが即死はしないのだからだ。 何でそちらに目を向けないのだろう。 排気ガスが大丈夫というのなら、タバコの煙はほとんど無害である。
2006年07月08日(土) |
まだクマゼミは鳴かない |
そういえば、昨年の今頃はクマゼミが鳴いていた。 たしか、ぼくがフォークリフトの免許を取りに行った7月頭には、すでに激しく鳴いていたから、6月終わりには鳴き始めていたことになる。 別に、地域限定でもなかった。 どこも一斉に鳴いていた。
例年クマゼミが鳴き出すのは、夏休みの前くらいである。 それより遅くなることもなかったし、それより早くなることもなかった。 そのため、「えらく早いなあ。もしかしたら今年は早く夏が終わるかも」などと思っていた。 しかし、昨年の夏は例年通りの夏だった。
「いったいあれは何だったのだろう。地中で何か起こったのか?」 と考えていくうちに、一つのことに行き着いた。 それは、地震である。 昨年の今頃といえば、福岡西方沖地震からまだ4ヶ月も経ってなかったのだ。 ということで、クマゼミの早期出没はその影響もあったと考えられる。 つまり、例年は春の気が緩やかに地中を変化させているが、昨年は一気に地中が変化してしまった。 そのため、セミが勘違いして早く出てきたのではないか。 もしくは、そのせいでクマゼミの成長が早まったのかもしれない。
ま、いずれにしても、あと1週間もすれば、あの「ワシワシ」が始まるわけだ。 「ワシワシ」が始まれば、いよいよ夏本番だ。 ぼく個人としては暑い夏を期待しているが、今年はどうなるのだろう? 冷夏に「ワシワシ」は似合わない。 あの鳴き声が鬱陶しく思えるような夏を期待している。
昨日は母の誕生日だった。 毎年母の誕生日には何かプレゼントをしている。 昨年は膝を痛めていたので「フットマッサージャー」、一昨年は要望にお応えして「ミシン」、その前は何だったか…? まあ、いつも物をあげているのだ。
ところが、今年はその「何か」を見つけることが出来ない。 何がいいかと迷ったあげく、「食事」をプレゼントすることにした。 で、どこにするかと嫁ブーと検討した結果、これまで行ったレストランなどで、一番おいしかった店という結論が出た。
一番おいしかった店といっても、和食は和食で、中華は中華で、洋食は洋食で、それぞれ違っている。 そこで、これまで二人で行った店の中で一番印象に残っている店ということで絞ってみた。
「一番印象に残っている店ねえ…」 「チャンポンはパスぞ」 「当たり前やん。誕生日のプレゼントにチャンポンとかおかしいやろ」 「おれの時やったらいいけどの」 「じゃあ、しんちゃんの時はそうする」 「去年ヒロミが来た時に行った店はどうか?」 「ああ、あそこおいしかったねえ。でも、店が狭かったしねえ…」 「…あ、あそこがあった」 「どこ?」 「ほら、20代の時に行った店があるやろ」 「20代の時?」 「おう。確かじいちゃんの法事の時やったと思うけど…」 「法事の時…?ああ、行ったねえ。そうそう、あそこすごくおいしかったよね」 「リンゴやったの。ハンバーグが絶品やった」 「でも、店は狭かったやん」 「いや、あれから移転して、店は広くなっとるぞ」 「それならいいねえ。フランス料理やし」
結局、店はその『リンゴ』に決まり、さっそく予約することにした。 あいにく誕生日当日は、ぼくも嫁ブーも都合が悪かったので、翌日、つまり今日ということになった。 七夕の夜ということで、「もしかしたら、すでに予約客で一杯かも…」と思っていたが、幸いなことに席が一つ空いていた。
ということで、今日『リンゴ』に行ってきた。 コースは、デザートとコーヒーまで入れて8品で、どれも絶品だった。 特に、食事の最後に出た地鶏の雑炊は最高だった。 いい誕生プレゼントになったようだ。
ところで、ただ一つだけ残念なことがあった。 それは車で行ったため、酒が飲めなかったということだ。 普段晩酌をやっているので、癖になっているのだ。 そこでノンアルコールビールを飲んだのだが、これではちょっと…。 今度行く時は、車を置いてくることにしよう。
前に、暇になると近くの貯水池に行って昼寝をしているようなことを書いたが、そこには今も行っている。 車のエンジンを止め、窓を全開していると、涼しい風が入ってきて気持ちがいい。 特に雨上がりに行くと、土の臭いがしてくるのだが、これがたまらなくいい。 まさに心身洗われるような気分になるのだ。
そういうのが気に入ってかどうかは知らないが、このところそこを利用する車が増えている。 この間、朝早く行ってみると、もうそこは車がぎっしり詰まっていた。 その多くが、企業名の入った車だったり、工事用のトラックだったりで、おそらくは仕事をさぼって来ていたのだと思う。 その駐車場は無料だし、奥まった位置にあるため幹線道路からは見えないから、さぼるには格好の場なのだ。
ところで、最近、コイツがよく登場するようになった。
そう、カラスである。 昼寝をしていると突然パタパタという音がするので、起きて見てみると、車の横にいるのだ。 で、目が合うと、申し訳なさそうな顔をして、トコトコと歩いて他の場所に移動していく。
このカラス、まったく人を恐れている様子ではない。 もしかしたら、ここで誰かが餌をやっているのかもしれない。 そのため人慣れしているのだろう。 人の顔を伺いながら、トコトコ、トコトコと駐車場内をうろつき回っている。 まず、街中では見られない光景である。
さっきテレビを見ていたら、今日、朝から何度も聞いたチャイムが鳴った。 速報である。 北朝鮮が8発目のミサイルを発射したのかと思ったら、そうではなかった。 なんとホークスの王監督が、明日から休養するというのだ。 何でも胃に腫瘍が見つかったためで、来週中にも手術をするということだ。 ぼくとしては、前々から「やるぞ、やるぞ」と言っていた北朝鮮のミサイルのニュースよりも、こちらのニュースのほうがショックが大きかった。
しかし、手術をしなければならないほど酷いとは…。 そうだろうなあ。 最近のホークスは昨年見せたような安定感がなく、いつもハラハラドキドキのゲームばかりやっている。 昨日もシーソーゲームだったし、今日は1点を争うゲームで結局は引き分けた。 まあ、結果だけ見れば、どちらもいい試合なんだろうが、その実はエラーやミスばかりやっていたのだから、とてもいい試合だとは思えない。
そういう試合を見せられているファンさえも胃が痛くなるような試合だったわけだから、指揮官はなおさらだったろう。 早く回復して欲しいものである。
この間の休みの日に、近頃オープンしたスーパーに嫁ブーと買い物に行った。 特に目新しいものはなかったのだが、パンツ2枚で198円と安かったので、まとめて買った。
パンツといえば、ブリーフをはいたことがあるのは、高校時代ぐらいで、それ以外はずっとトランクスである。 なぜ高校時代にブリーフをはいていたのかというと、体育の時に、パンツがはみ出るからだ。 いや、それだけならいい。 下手すると、隙間から見えてしまうのだ。 それでしかたなくブリーフをはいていたわけだが、肌に密着しているために解放感がない。 しかも蒸れる。 そのため、高校を卒業したあとは、すぐにまたトランクスに戻したのだった。
さて、そのトランクスだが、すぐにゴムが伸びてしまう。 きっと肌に密着しているのが、ゴムの部分だけだからそうなるのだろう。 一方のブリーフはというと、パンツ全体が肌に密着しているので、ゴムへの負担はトランクスに比べると少ない。 ということだから、若干寿命は長いのではないだろうか。
トランクス寿命は、だいたい1年というところだろうか。 先に書いたように、すぐにゴムが伸びて、締まりがなくなってくる。 そのうちズボンを脱いだ時に、いっしょにパンツも脱げてしまうようになる。 そうなると、もうはけないわけだが、それでも買いに行くのが面倒なので、ついついゴム伸びパンツをはいてしまう。 もちろん、腰に引っかからないようなパンツははかない。 ズボンといっしょに脱げようが、パンツ単体ではいた時に、ストンと落ちなければいい、ということにしていた。
しかし、そんなごまかしもだんだん効かなくなってきた。 そのほとんどが、ストンと落ちるようになったのだ。 何とかはけるのは3枚だけだ。 それだって、いつダメになるかわからない。 ということで、スーパーで安売りしていたパンツに目がいったわけである。 「どうせ1年しか持たないから、こんなのでいいや」 と5セット買った。
ところが、家に帰ってからはいてみると、えらく小さい。 ちゃんとウェストを合わせて買ったのにである。 いや、ウェストはちゃんと合うのだが、お尻から太ももにかけてが、えらく小さいのだ。 しかも、短いときている。 そのため、窮屈でならない。 ブリーフならそれでもいいのだろうが、綿だから伸び縮みが効かない。 まあ、はいてはけないこともないのだが、何ぜ1枚99円の品だ。 すぐに縮むに決まっている。
ということで、今日、はいてない分を大きいのと交換に行った。 ところが、今日はさらに安くなっていた。 なんと2枚で158円である。 そこでぼくは嫁ブーに言った。 「いくら何でも1枚79円のパンツなんかはかんぞ。縮むやろうし…。第一、肌にパンツの柄が着いたら困やないか」 「じゃあ、高いのに変えたらいいやん」 「おう、そうする」 と言いながらも、選んだのは2枚セットで398円のヤツである。 つまり1枚あたり70円高くなっただけなのだ。 前のよりも縮みは少ないだろうが、「肌にパンツの柄…」の不安は消えない。
1ヶ月ほど前に、先輩から電話がかかった。 ぼくの仕事の件で、結構長い時間話していたのだが、なかなか話が尽きない。 そこで、後日会おうということになった。 日時は先輩から連絡するいうことだった。
ところが、いつまでたっても先輩から連絡は入らない。 そのうちぼくもそのことを忘れてしまっていたのだが、先週の金曜日にようやく連絡が入った。 「明日、都合はいいか?」 突然、こう切り出したから、何のことかわからない。 そこで、 「えっ、何のこと?」と聞いてみると、 「前に会おうと約束しとったやないか」と言う。 「ああ、あの件ね」 「おまえんとこ近くにファミレスがあるやろ」 「たくさんあるけど…」 「じゃあGにしよう。そこで12時に待っとくけ」 「わかった」
ということで、土曜日の12時にそのファミレスGに行った。 駐車場に着くと、先輩はまだ来てないようだった。 店の中で一人で待つのも嫌だから、その駐車場で待っていることにした。
先輩がやってきたのは、ぼくが着いてから10分ほどしてからだった。 ぼくが本を読んでいると、ぼくの車の横に車が入ってきた。 見ると先輩である。 そこで車を降りたのだが、先輩は挨拶めいたことも言わず、唐突に、 「おまえ、朝飯食うたか?」と聞いてきた。 「食うたよ」と答えると、 「おれも食ったけ、ここはフリードリンクだけにしとこう」と言う。 ぼくはてっきり1時間くらいで話は終わると思っていた。
ところが、話が長引いてしまい、結局そのファミレスを出たのは4時を過ぎていた。 頼んだのはフリードリンクのみである。 アイスコーヒー、アイスティ、またアイスコーヒー…。 いくらフリーとはいえ、これだけ飲めばうんざりしてくる。
その間、何度かランチを頼もうとした。 だが、その都度先輩はそれを見透かしたように、 「今日はなかなか腹が減らん。フリードリンクで充分やのう。そうやろ?」と同意を求めてくるため、なかなかランチを切り出せない。 いや、別に先輩のことを気にする必要もなかったのだが、その先輩はいつも奢ってくれているので、その日もいつものように奢りだろうと思って遠慮していたわけだ。
さて、帰る間際、先輩は意外にも、 「今日は奢ってね。はい、ごちそうさん」 と言って、さっさと店を出て行った。 精算しながらぼくは、「こちらの奢りなら、最初からランチを注文しておけばよかった」と後悔したものだった。 空腹で気分は悪いし、その店の換気が悪いせいか頭は痛くなるし、冷たいものの飲み過ぎで腹は痛くなるし、もう最悪だった。
で、話はというと、先輩せいで、あまり記憶に残っていない。
今日、友人と食事に行ったのだが、その時友人が「最近、メールが多くて困る」と言っていた。 何で多くなったのかと聞くと、例の懸賞サイトである。 友人もぼくと同じことをやっていたわけだ。
聞くところによると、パソコンにだけメールが届くのではなく、携帯にも届くらしいのだ。 前に、一度そのことで相談を受けたのだが、その時ぼくは、携帯のメールアドレスを変えるように言っておいた。 さっそくそれをやったらしい。 ところが、新たに登録したところに、また同じように携帯のメールアドレスを入れてしまったらしい。
その友人の場合は、ぼくのように手当たり次第に懸賞サイトに登録しているわけではなく、一つのところに絞っているようだ。 それでも、うんざりするくらいメールが届くというのだから、よほどそのサイトの甘い誘惑に乗せられてクリックをしていったのだろう。 実はぼくも、そのサイトに登録をしているのだが、そのサイト絡みのところからは、それほどメールは来ない。 逆にいうと、ぼくの場合は、窓口が広い分、多くなっているわけだ。
しかし、ぼくは友人ほどは、そういったメールを苦にはしていない。 なぜなら、懸賞サイトを利用するにあたって、いろいろ自分で取り決めをしているからだ。 まず、そこに登録しているメールアドレスは、フリーの転送専用メールアドレスを使っている。 フリーだから、悪意のメールが来だしたら、いつでも捨てられる。 しかも転送専用だから、その転送先を、使ってないWEBメールに変えることも出来るわけだ。
次に、メールを鬱陶しく感じないようにするために、これまたフリーのメースソフトを使用している。 そして、いらないものは、一括して削除するようにしている。 しかもメインのメールソフトではないから、重要なメールと重なることがない。 そのため、誤って重要なメールを消してしまうような失敗もない。
また、携帯のメールアドレスは、信用できる大手のサイトにしか登録しない。 住所や名前を入れないとならないところもあるが、その場合も同様である。
ぼくの場合はそんな取り決めをしているので、なかなかポイントは貯まらない。 が、友人は上記のようなことを無視してやっているので、けっこうポイントは貯まっているらしい。
ところで、そういうポイントで、月に何十万円も稼ぐ人がいるらしい。 しかも、そういう人の収入は常に安定しているという。 いったい、どうやってポイントを貯めているのだろうか? 大きなポイントをもらうためには、住所や名前を記入するのはもちろんのこと、クレジットカードやキャッシングカードの会員にならないともらえない。 それでも、カードは一社につき一度しか発行してくれないはずである。
ということは、彼らは手当たり次第に、カードを申し込んでいるのだろうか? それともその都度カードを解約して、また新たに申し込んでいるのだろうか? まあ、楽して稼ごうと思ったら、そういう努力(?)も必要だということだろう。
最近自分の運命というのが気になって、ずっと四柱推命にある命式というものとにらめっこしている。 どういう巡りの時が良くて、どういう巡りの時が悪いかというのを、自分なりに検証しているのだ。 ところが、なかなかその答えが出てこない。 まあ、6月18日の日記に書いたように、どういう時が悪い時なのかは、何とか答えを導くことができた。 だが、肝心の良い時というのがわからない。
よく考えてみると、それもそのはずなのである。 「良い時」のデータが一つもないのだ。 人生悪いことばかりではないから、少しは良い時もあったとは思う。 では、どんな時を「良い時」というのか? それがわからないわけだ。
そこで、ぼくは悪くない時を「良い時」だと仮に定めてみた。 そういうふうに調べていくと、悪い時は5月24日から6月30日までだということがわかった。 であれば、7月1日からは「良い時」だということになる。 ということで、ぼくは「7月になると運が良くなる」と勝手に思うことにした。
ところが、その7月1日が最悪で、寝違えるわ、気分的に落ち込むわ、日記は書けないわ、で最悪な一日となってしまった。 そういう中で良かったことはないかと探してみた。 いちおうあることはあった。 それは「悪い時」のデータがまた一つ増えたということだ。
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