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■ ひりひりと、鈍感。
どっかでぼんやりしながら、コピーライターを続けています。コピーライターを始めた頃にあった、ひりひりした部分、とんがった部分、クセの部分、イヤな部分、クソな部分、味な部分、それらすべてを鈍感にして過ごすことになれてしまいました。それでも、お仕事をこうして続けられることに感謝しつつ、申し訳なく思いつつ。 そんななか、今更ながら、眞木準死去の事実を知り、驚愕。絶対に生きている人だと思っていたばっかりに、現実感ゼロ。一番最初に会えた、唯一会えた、大好きなコピーライターの巨匠。その時、無知だった私は眞木準なんて全く知らず、まわりにいわれるまま名刺交換。だれだよ、と思いながら、口をもぐもぐさせての名刺交換。でも、その後、コピーのカッコよさや文章の裏側に潜む配慮にやられ、いつかきっとと思ってきました。けど、それも例の鈍感さでもって忘れるようにして。 昨年ようやく買えた「眞木準コピー新発売」は、油紙につつまれて、まだきれい。眞木準にもらった名刺は、封印の箱にいれっぱなし。少し、ひりひり。まだ、ひりひり。
2010年01月12日(火)
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