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俺様が、日課にしている昼寝の時間のことだ。 朝から降り続けていた雨が 時折激しく雨戸を叩いているのが耳につき、 あまり熟睡できなかった。 遠雷が徐々に近づいてきていることも 不眠の原因だった。
その雷の音が やけに近くなってきたと思った次の瞬間である。
階下でゲームに興じるMILETが なにやら叫んだ。
どうやら、落雷のために停電になったようだ。
慌ててMILETが 俺様の様子を見にやってきた。 恐ろしさに木の葉のように震えているとでも 思ったのだろう。 平然としている俺様を撫でると、 MILETは安心したようだ。 家中の電気製品を チェックして回り、タイマーや時計をセットし直していた。
MILETが叫び声を上げたのは、 どうやらやっていたゲームで 今までにない高得点をマークしていたのにも関わらず 停電になってしまったかららしい。 停電の所為で、せっかくの高得点が セーブできなかったというのである。
…一瞬でも心配した俺様は 非常に損をした気分だ。
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