++ご注意++
今日、陛下は人間どもの愚かしさに憂いており、
日記を書ける状態ではございません。
そこで、誠に勝手ながら本日はMILETの妄想を
お届けいたします。
以下より、相当な妄想が繰り広げられますので
嫌悪感を感じられると予感された方は
ご覧にならないことをお奨めいたします。
TITAN2世陛下代理人 MILET拝
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地球の衛星軌道上にあるWBCA本部。
そこではTITAN2世に心酔する、多くのものたちが
日々世界征服のために尽力していた。
TITAN2世が美女達に囲まれての、うはうはなラン
チを楽しんでいたときである。
執務室の自動扉が開き、WBCAの科学主任MILETが現
れた。
「陛下。重大なご報告がございます」
MILETはかしこまって、頭を下げた。
TITAN2世は不機嫌そうに、MILETを睨め付ける。自分
の行動を制限されることを、彼はもっとも嫌うのであ
る。
「今は食事中だぞ。慎め」
美女達に撫でられて、うはうはだった気分を害されて、
TITAN2世は相当不機嫌だった。
「も、申し訳ありません。で、ですが、例のものが完
成したので、いち早くご報告申し上げようと…」
TITAN2世の緑色の目が、きらりと光った。
「なんだと。アレが完成したというのか!?」
「ええ。もう、きっちりと」
MILETがニヤリと笑った。
その顔があまりにも凶悪だったので、流石のTITAN2世
も寒気を感じるほどだった。
例のもの…
それは、「人類猫化爆弾」という大量破壊(?)兵器
だった。
人類を全て、猫化してしまい、人間の労働意欲を奪い去
り、国民総生産を一気に引き下げるという、怖ろしい生
物化学兵器だ。
「そうか。前に作った、犬化ウィルスは完全な失敗だっ
たが今回は大丈夫であろうな」
「アレは失敗だったのではありません。現にイギリスの
ブレアと日本の小泉に投与したところ、完璧な犬になっ
たではありませんか」
「確かに、ウィルスは効いたようだが…計画は失敗だっ
た」
以前WBCAでは、人間を猫族に追従させるためと称し、犬
化ウィルスを開発したことがあった。
しかし、犬は自分が主人と決めた相手には絶対服従の生
き物なので、最初のすり込みに失敗した被験者は、猫族に
服従どころか、造反してしまったのである。
「今回の計画で、失敗は許されないぞ。分かっているな」
TITAN2世の言葉に、MILETは頷いた。
「これで、地球は我々WBCAのものになったも同然です」
二人は不適な高笑いをした。
その悪魔的な笑いが、人類滅亡へのカウントダウンである
とは、まだ、誰も気が付いていなかった…
続く(おい)