世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2001年07月12日(木):西の陽
今日も暑かった。
強風が吹き付けて、開け放ったドアを
勢いよく閉めたりしていた。
だが、その風すら暑い。
いつもなら、涼やかなのだが
今日はそういうわけにはいかなかった。
MILETは仕事に夢中で
ちっとも俺様を構わない一日だった。
MILETが仕事部屋にしている場所は、
強烈な西日が差す。
冬の間は温かいのだが、夏は堪らなく暑い。
そんな中、クーラーを入れて
MILETは仕事に励んでいた。
俺様はその脇で、監視する。
西日を避けるために、
厚手のカーテンを引いていたが、部屋自体が
熱を持っているようだった。
ようやくクーラーが利いてきたのは、
日が陰ってきてからと言う有様だ。
日が陰ってきた事にも気がつかずに、MILETは
仕事をしていた。
珍しいこともある。
「あ。しまった!」
唐突に声を上げて、席を立った。
…朝、干した洗濯物のことを、どうやら
すっかり忘れ去っていたようである。
慌てて取り込む。
俺様も屋根の上に出て夕涼みを、と思って
ベランダへ出てみた。
その俺様の上に、MILETは洗濯物をわざと落とす。
そして、洗濯物ごと俺様を抱き上げると、
部屋に戻った。
外は蒸し暑かった。
こういう日は、涼しい家の中にいるに限る。
そう思った一瞬でもあった。







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