タマちゃんの毎日
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2005年09月03日(土) 僕らはみんな生きている。

長男がカブトムシの世話をしている。

「カブトムシはいいな〜〜〜。のんびり食べてばっかりいて。」と言いながら、長男に近寄る。
「ちがうよ。カブトムシは生きる為に食べているんだよ。」
真剣な顔をして長男が反論してきた。

えっ?予想外のセリフに戸惑う(@_@;)。

人は何らかの社会に属して生活している。
それは仕事だったり、学校だったり、家庭だったり。自分の時間の大半を束縛されて生きている。
食べて眠る以外の要求を知ってしまった人間に後戻りはできないのだ。
車や洋服を買いたい、旅行へ出かけたい、食事も毎日同じものは食べられない。時間や労力を捧げストレスを抱えることで要求を手に入れる・・・、これは人が自ら選択した社会なのだ。

「そうだね。カブトムシは偉いね(^・^)。」長男に笑いかける。
「うん♪」キラキラ輝いた目をして長男も笑う。

カブトムシは、与えられた貴重な命を必死で守っているんだね。




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