”BLACK BEAUTY”な日々
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2006年04月07日(金) 再生 その弐

次のバンドは「高円寺で活動中のガレージバンド」というプロフィールだった。
前回のような忌まわしい経験はもうしたくないので、あらかじめ「メンバーの方で初心者の方はいらっしゃいますか?」とメールしたところ「いません」との事。まずは一安心。高円寺の指定されたスタジオへ向かう。

編成はギターボーカル、ベース、ドラムの3人。まずは彼らのオリジナルを聞かせて貰う事になった。

1曲目は「前触れ」と題される曲だった。
「前触れ 前触れ そこに来ている 前触れ」というフレーズを繰り返すギターボーカル君だが、メロディーに全く抑揚というものがなく、ただがなっているだけ。早くも嫌な予感が…。
加えてギターボーカル君の弾くギターが酷かった。テクニック云々以前に全くチューニングが全く合っていない。
彼のギタ−は60年代の所謂ビザールギターだったので、いったんチューニングを合わせても弾き始めるとすぐに狂ってしまう。

2曲目は「船」というタイトルの曲。
1曲目と全く区別がつかない。そして狂っていくチューニング。

10曲ほどオリジナルを聴かされ、俺はすでに戦闘不能に陥っていた。
「ガレージパンク」というジャンルはここ高円寺ではひどく勘違いされているのかもしれない。

結局、持ってきたギターを一度も弾くことなく帰宅。

次のバンドに期待する。


JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

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