ブルーにこんがらかって...月人

 

 

気に入った曲ができたから。 - 2000年10月11日(水)

昨夜の「ワンダフル」のアルバムランキングで、BOOMの「LOVIBE」が10位!(パチパチ)
ただ、曲名と流れたPVがちがってたけどね。流れていたのは「口笛が吹けない」じゃなくてM−1の「I'm in love with you」でした。

というわけで「LOVIBE」について。
前にも書いた気がするけど、今回のアルバムは実にいい感じに肩の力が抜けている。
「いい曲がたくさんできたから、ちょっと聴いてみてください」とでもいうような。
まずジャケットからしてすごくかわいい。
デザインは、MIYAお気に入りの“GOLDEN CHAR”というブランドによるもの。今回のツアーTシャツもここのデザインらしい。
収録曲は全部で10曲。トータルタイムは40分弱。
BOOMのアルバムでは、結構短いほうだ。
タイトルでいちばんのお気に入りは「夏がとまる」。
曲でいちばんのお気に入りは「この広い世界で」。
これはちょっとへこんでるときに聴いたりするとかなりいたい。ぐさぐさくる。
ゆえに今ちょっとやばい。

BOOMの曲は、聴き手に何かしてくれるわけじゃない。
「戦え」とか「頑張れ」とか、
「助けてやる」とか「癒してあげる」とか。
そんなことはめったに言わない。
時に強く、時に静かに「僕等はここに立っている」と言うだけだ。

君が必要だと言うなら力になろう。いらないならば、置いていけばいい。
僕は君のことが大好きだから。

僕等はいつでもここにいる。歌い続ける。

BOOMはただこう言うだけだ。
手を引いてくれるわけじゃない。背中を押してくれるわけじゃない。
ただ、そこにいる。
そして、それが何よりも嬉しくて、何よりも強い力になる。

前回の「No Control」も大好きだけど、今回のもかなりいい。
すごくやさしくて、耳になじむ。
「すっぴん」のBOOMがそこにいるような感じだ。
改めて「BOOMの作るものっていいなあ、好きだなあ」と実感。
このアルバムを、誰かにプレゼントしたくてしょーがない。
あげる相手がどこにもいないのがすごく残念。

…いいよなあ。
こういう音楽を作る人たちがいるのってすごくいいよなあ。





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