2009年02月15日(日)
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赤い殿様、降臨!!! |
はいさい。 地球の平和を守ってんだか守ってないんだか、どうもはっきりしないふざけた正義の味方でおなじみ、 アサミンジャーです。 スーパー戦隊シリーズにどっぷり浸かること30と余年。 「バトルフィーバーJ」のモチーフが非常に懐かしいところであります。 そろそろ1年の任期も満了の時期・・・・2月は素敵です。 毎年2月になると、悪が滅びゆくのです。 日本は、本当に平和です。
前作、「炎神戦隊ゴーオンジャー」もやっと最終回を迎え、 及川奈央が起用された以外は、ホントにパッとしない作品だっただけに、 正直、近年稀に見るつまらなさ( ̄▽ ̄;) あたくしがスーパー戦隊について丸1年語らなかったっつうのも、至極珍しかったんじゃないでしょうか(笑)。 イエローはかわいくて細かったんだけど、いかんせん、1年頑張った上であのセリフ回し、あの芝居・・・・ がっかりです。 ケガレシアは、世のお父様がたの期待を裏切らず、大変素晴らしいおみあしでした(爆)。
「轟轟戦隊ボウケンジャー」からは、一応イケメン★パラダイス出演者を派遣(笑)したこともありましたが (言わずと知れた、偉そうなレッド(爆)) 今回は、う〜ん・・・・恐らく、そういう括りに入ることもあるんだろうけれど、 あまり積極的にお勧めできる物件がないような( ̄▽ ̄;) 何人かは、来クール以降の昼ドラあたりに推薦したい感じの人がいますけど。
そんなこんなで、テレビ放送で告知が開始されてから、あたくしは今作「侍戦隊シンケンジャー」が 楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。 つか・・・・のっけからアレだけど、なんつーネーミング(爆笑)。 でもまぁ、そんなことを言ったら、ありとあらゆる正義の味方が全否定されてしまうので、 子供たちの夢と、あたくしの趣味をぶち壊さない程度に、話を進めてまいりたく。
来たよ。。。。格さんだよ(爆)。
朝一で格さん拝めるとは思ってなかったよ(爆笑)。
朝一で伊藤かずえとはわけが違う。だって格さんっていったら、元祖正義の味方の一員だよ。
朝一で石野眞子とはわけが違う。だって伊吹吾郎っていったら、極めつけの印籠だもの。
そんな今のお子様たちからすると、ひいじいちゃんひいばあちゃんたちを虜にしてきた元祖ヒーローが 満を持して子供のヒーロー番組に登場。非常に画期的です。 親、祖父母世代を飛び越えたこの意識。買いましょう。
集められた5人も、パっとしていて非常によろしいと思います。 初回からしばらくは、芝居とかセリフとか云々かんぬん言わないことにしています。 1年経った時に見られればそれでいいと思っています。 とにかく、正義の味方らしい顔が必要なのです。 前作はそれが非常に乏しかった。わくわくしない。全員フツーなんだもの。 なので視聴も適当に頓挫していったのだ。
もうこれだけで十分すぎる材料が揃っているので、日曜は早起き必須になりました(笑)。
前作、前々作とどうもメカがCGすぎる(う〜ん。。。この表現でいいのかな)というか、 要するに、うちらが慣れ親しんだ、「ガシーーーーーーンっっ!!」と音がしてきそうな、 角ばったロボットらしい感じではなくて、どうもそれが嫌だった。 まぁ、それはそれでいいのだけど、動物とか車とかをモチーフにしていても、 どこかそういう部分に直線的なテイストが残っていた方が、よりリアルだと感じてしまうのはあたくしだけでしょうか。
恐らく、作り手の間にもそういう空気が流れつつあったんでしょうな(笑)。 今回見事なほどの直線テイスト満載のメカデザイン。 それもそのはず、ネーミングが「折神」。 折り紙+式神といったニュアンスでしょうか(爆笑)。 日本の古典遊戯、「折り紙」は直線の持ち味が勝負。 女児の遊びと、こういうところからは目をつけられなかったこの30年。 「温故知新」という言葉が頭の上から降ってきそうな、とんでもない着眼点に脱帽しきり。
そしてもう1点。 重要なのは変身アイテム。その名もショドウフォン(くりっく。腹、よじれるよ) なぜ、電話で書道!!!!???? そのニンテンドーDSも腰を抜かすアイデアで、実世界に新しいモバイルが誕生するんじゃないかと思わせる、すごいアイテム。
他にも書きたいことは山のようにあるけれど、まだ初回放送がすんだばかり。 このへんにしときます。 つか、前作の時は、初回を見たところでここまでときめかず、見逃しても気にも留めなかったけれど、 今回は、何かいい予感するなぁ・・・・。 非常に楽しみなところです。
どうでもいいけど、偉そうなレッドはボウケンジャーぶり(笑)。 ボウケンレッドは昭和の香り漂う感じだったけれど、今回のは「侍戦隊」だけあって、 江戸時代の化石のような主従関係っぽい。。。。けど、 どうも初回を見る限り、求めるものと表現が結びついていないっぽく(笑)、 ちょっと見ただけでは、「明治の亭主関白」レベル(爆笑)。
こう、目指すところと、辿りついてしまったところとのギャップを楽しむのもまた一興かと。
日曜の朝は、みんなで「殿」「殿様!」を拝んでみよう!
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