ずっと停滞中だった色紙の製作を再開した。 きちんと自分を上昇気流に乗せられたようなので、苦手な図案を考えたりするのも苦痛ではなく、 歌のタームも思いつきやすいので、この日は1日、アナログ作業に傾倒していた。
体調が思わしくなかったりすると、贈り物にするにはホントに申し訳ないものしか出来上がらないので、 この日が来るのを待っていたのだ。 完璧の状況を待っていたわけではなくて、せめて、誰かが満足してくれるものを1つでも作ることができる そんな状況を、見極めていた。しかし如何せん、休戦状態が長すぎたように思う。
自分のカンと勢いを取り戻すべく、ノートにペン、筆、辞書、そんなものを傍らにおいて、 湧き上がってくる何かを逃がさないように、上手に掬い上げられるように、 時間を贅沢に使った、そんな気分になった。・・・・コレは自己満足の世界なんだけど(苦笑)。 アナログの作業は、デジタルのようにはいかないとわかっているけれど、 それでも、切り離してしまうことはできないもので。 「何か」を作ろうとしている限り、できるだけ丁寧な分析をするための「手作業」というのは やっぱり必要だなぁ・・・・そんなことを思いながら、漢和辞典を見つめていた。
新しい歌は20首以上出来た。ちょっとここには発表できないけれど、この中からきっと 「いのちのうた」がまた新たに誕生することを願って。
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