2005年07月02日(土)
|
そりゃ、嘆息もこぼれる美しさ |
何よ!? 対韓国戦、このWG通算6タテってどういう道理?? みたいな感覚で、見てましたよ、ワールドグランプリ。 ここに「菅山かおる」と書けば、物凄いヒット率になるってことを知ってて敢えて書くけれど(笑) 本当に、ため息が出るほど、美しく、ビックリするようなプレイをしますね、彼女。
迷宮みたいな、膨大なキーワードを含む当方の日記に、そんな「カオル姫」を求めて来訪して下さっても 「ちっ!( ̄― ̄メ)」とかならないように、一応、無許可ではありますが、 JTマーヴェラスの彼女のページにも行けるように、(あわよくば、そんな一見さんをとりこにするために) リンクをしておきましょう♪(こういうのは、トラックバックの範疇だと思いましたので)
JTマーヴェラス 菅山かおる ←クリックすると別窓でご覧いただけます♪
期待を込めて書きますが、ちょっと巷の噂に翻弄されて真実がよくわからないのですが、 彼女が結婚しているって本当ですか? 誰だか忘れてしまったのですが、リポートでそんな言葉を小耳に挟んで以来、気になっております。 もし、本当だったらそれでいいんですが、ぷよ2と2人して
「もし、コレをダンナが見ていて『姫!』『姫!』って言われている自分のヨメは どんなふうに見えるんだろうね・・・・こっぱずかしいよね(笑)。」
なんてふうにも話してましたので、真偽のほどがわかるぜ♪というお方は、それとなく どっかで教えてくださいm(_ _)m
この大会が始まった時の彼女のキャッチフレーズは、今大会出られなかった栗原恵とかぶらないように、 そして、彼女の持ち前の肌の白さをアピールしたかったのか、「白い妖精」だったのに、 気付いてみれば「カオル姫」( ̄∇ ̄;)(笑)。 相手チームにしてみたら、「白い悪魔」みたいなもんですが、 妖精・・・・なんて可愛らしい存在ではないと、日本国中が認識してしまった今となっては ある意味、「姫」なんていうのも可愛らしすぎて、あたくしの中では「職人」「仕事師」(爆)。 まぁ、彼女の美貌とバレーセンスの良さ、そして、整ったプロポーションから 「姫」と呼ぶに相応しいと誰もが思っているからなんだろうけれど、Vリーグに戻ったら、 歳も歳だし、是非とも「白い職人」と呼んでほしい(爆)。
今大会、もう定着しきってしまった「プリンセスメグ」が同じコートにいたら、 全日本・・・・「東洋の魔女」と謳われた昭和の時代を脱却し、新生柳本王国「東洋の王女たち」確立 間違いナシだわよ・・・・なんて思ったのは、もはやここに書かずともあのゲームを見てりゃ 誰だって想像に難くない。コートの中、ベンチまでもが姫だらけ( ̄∇ ̄;) そんな全日本が近々できそうな予感(爆)。 NECを抜けても、パイオニアでがんばりゃいいさ♪ メグ♪ 北京の時にお会いしましょう♪
こっちの「姫」・・・・菅山かおる嬢も物凄い勢いですよね。 滞空時間が異様に長いと感じるのはあたくしだけ? 同じように飛んだ、宝来や大友が既に着地していても、まだ空中にいる彼女を見ていると、 本当に最高到達点が3mに満たないのか、不思議です。 いや、実際、チーム内ではリベロなんで、最高到達点も何もあったもんじゃありませんが、 オフィシャルで公表されているものより、明らかに高く飛んでいるような気がするんです(笑)。 大昔、佐藤伊知子という選手がいたんですが、この人もよく飛んでた記憶があるけれど、 その更に上をいく飛び方(爆)。 佐藤選手もそんなにデカくなかったはずで、菅山と同サイズくらいの身長だったはず。 最高到達点312cmの宝来は、身長が187cmありますが、 菅山に比べると、全然飛んでない事になります。小さかったら飛べっ!!なんですなぁ・・・・(しみじみ)
ちなみに、あのちびっこい竹下佳江キャプテンですが・・・・そう、宝来や大友と並ぶと、 完全にカメラが追っかけきれない身長の彼女なんですが、あたくしよりも小さいんですよ。 159cm。 なのに!! 最高到達点は280cmって、どうなのコレ!? 昨日のドミニカ戦でも、1枚ブロックで跳ね返し、ポイントにしてましたが、 2m級の人間がいる中で、きちんとブロックに参戦している彼女を見ていると、健気で健気で・・・・。 中継カメラに対してまでフェイントをかます(爆)彼女のトスワークのおかげで、 今日だって、見逃したスペシャルシーンがいくつもあった(爆)。 (中継見ている人、全員が見られないんだけど( ̄∇ ̄;)(爆)) コートの外からは、本当に誰が打つかわからない、正に、キーパーソン。 ちっちゃくてもそこまで飛んで、しかも、中継カメラマンまで翻弄するそのトスワークは天才かも。 オマケに、昨日のドミニカ戦で、【実写版:三位一体攻撃】を見た気がするんですが(爆笑)。 竹下の上げるトスに、ライトからレフトへ、レフトからライトへクロスしながら、 オマケにバックアタック狙って飛んでる選手までいて、 リベロ・青木さやか(我が家だけがそう思っているんじゃないらしい・・・・結構全国規模の勘違い(爆)) 以外の全員が、彼女のトスめがけて飛んでいる・・・・なんてシーンもありました。 打った選手よりも、後ろに目がついているかのようなトスワークをする彼女の方が数段凄いです!
確かに、リベロやセッターは目立てませんよ。本来、地味です。 しかし、この新生柳本JAPANは恐ろしいですね。 「吼える青木」こと櫻井選手・・・・手じゃなくて、胸やら顔やら使って受けてますよ・・・・最強レシーバー。 そして、ポイントが決まった時は誰よりも吼えている(笑)。素晴らしい! 美しい!
んとね・・・・。 そりゃ、菅山とか杉山とか、大友とか宝来とか、まぁ・・・・高橋まで入れとくか。。。。 本来顔立ちの美しい選手が、コートの中に多すぎるんですよ。 プレイにも華があるし、実際、綺麗。 大友や杉山の、華麗なるスパイクが決まった時は、観客も総立ちで、我が家でも歓声上げたりしますが、 本当に嘆息のこぼれるようなプレイをしているのって、実は櫻井であり、竹下である。 惚れ惚れする。 一番低いボールを一番高くまで上げているのは何を隠そう竹下だし、 一番速いボールをド正面で跳ね返しているのは、根性がウリの櫻井である。 (菅山は何でもできすぎ(笑)。何においても粘りがハンパじゃないので。) 花形のスパイカーと違って、整えて、上げての作業が本当に丁寧で、 この人たちがいるから、チームが回っていくんだろうなぁ・・・・と、また嘆息。 彼女たちが今大会、本当にキラキラ輝いて見える。
そして本来ならば、自分こそが打つ!!とばかりに張り切るはずのスパイカーたちが、 体勢を省みず、とにかく拾えるものは全部拾わんばかりのレシーブ強化で、 韓国戦に限らず、面白いラリーが見られるのも、新しい全日本の特徴かもしれない。 花形のスパイカーたちが揃っているはずなのに、バックアタックを看板にしている選手も多いはずなのに 今、全日本は、レシーブ力が凄い!! 巷では、ブロックポイントの多さから分析して、コレで世界に対抗できるチームになった・・・・という 見解が主流らしいけれど、高さがウリの国は他にいくらでもある。 日本は、どんな鋭角的なスパイクを叩き込まれても、誰かが拾い、誰かが上げて、誰かが打つ。 完全分業制でない、この姿があたくしに「芸術的な美」を思わせるんだ。
確かに、菅山かおるはプレイもマルチで、オマケに美人だ。 日本人好みの、「柔よく剛を制す」を地でいっているような、健気さもある。 ほら、角界でもあったように、現役時代の舞の海が、小兵ゆえにあの手この手を使って 大人と子供の対格差のような相手を封じ込め、喝采を浴びていたのによく似ている。 日本人は、こういうのが好きなんだ。
日曜のアメリカ戦・・・・。非常に危険な核弾頭がいるようです(苦笑)。 ある意味、ブラジルやドミニカ、ペルーよりも怖い相手かも。 如何せん、監督があの中国のスーパースター「郎平」ですからねっ!! 知らなかったんですよ・・・・あの、あの「郎平」が渡米して、ちゃっかり監督なんかやってるだなんて!! 現役時代の「郎平」を知っている我々は、正に、直撃世代で、あの分厚くて高い壁を 何度「脅威」と思ったことか・・・・。 手脚が長くて、高身長。当時の中国の見た目パッとしない選手の中で、ずば抜けて華があった。 彼女が引退した頃、「中国に勝つんなら今だ!!」みたいなことをよく思った。 そのくらい、彼女のカリスマは凄くて、機動力も抜群だった。 当時・・・・20年前くらい。日本にはまだこれといったブロッカーがいなかったのもあり、 中国に打たれると、後はレシーバーの根性1つ・・・・みたいなところがあったんだけど、 今の日本ならば、そういう高さにも対応していけるのかなぁ。 「郎平」が監督ってだけで、アメリカがドリームチームに見えてくる、そういう威圧感に負けずに(苦笑) 頑張れ♪ 全日本♪(女子)
※ちなみに、女子はこんなに注目を浴びているのに、男子はというと惨憺たる結果でさっぱりだったらしい( ̄∇ ̄;) 12チームが参加しているはずの、このワールドグランプリ。 1勝10敗という成績は、あんまり報じられても嬉しくはないだろう。 女子の大会にはジャニーズからも応援団が駆けつけ、物凄い盛り上がりを見せている上、 テレビで中継すれば、今や巨人戦よりも視聴率が取れるらしい。 恐らく、皆が輝いて美しいからだろう。 あたくしは、ベンチや相手コートにまで飛び込んで何とかつなごうとする彼女たちを見ていると、 「勝ち」にこだわるというよりも「バレーボール」に対するこだわりが垣間見えて、 だからそれが、嘆息がこぼれるような美しさに見えるのかもしれないと思った。
そんな彼女も美しいと思う。
|