2005年06月04日(土)
いいパパ&ママ歴:6年の貫禄


本日は、まずはアヒル隊長のところへ行って、赫々然々・・・・と
ここ最近のブルーの原因の説明をし、今後の方針をお伺いするところから始まる。
アヒル隊長はいっつもトーンに乱れのない人で、驚いたような「口調」を装うけれど
モノの見事に淡々としている( ̄∇ ̄;) 何を言っても乱れないので、安心して話せるってのはあるけれど
一度でいいから、彼が爆笑をしているところを見てみたい・・・・。


彼は、あたくしがもう随分前から妊娠の希望を出していて、それに向けて減薬、ひいては断薬という
方向性を知っていたので、ブルーになった直後に不眠の再発があったこととか、
処置の時に、歯医者で起こしたような動悸が再発するかも!という予期不安があって、
とりあえず、頓服の安定剤で抑えて出陣したことなんかをきちんと伝えておいた。
病名を告げたら処置の方法や期間を聞かれ、ちょっと真剣な表情で


「この治療に対しては大丈夫? (痛みとか)特別な不安とかはない?」


と念を押すように聞いてきてくれた。
麻酔なしでも耐えられる程度だったし、1度の処置にかかる時間も10分程度で、
様子を見ながら、とりあえず3回・・・・とまずは決まっていることだけを報告しておく。
カルテには、ブルーの最重要要因とされる部分にぐりぐりっと丸が打たれた。
嗚呼・・・・まだそう何回も通ってないのに、既に見抜かれつつあるのかもなぁ(苦笑)。


いつものお薬をもらって、¥100ショで日用品の買い物を済ませたところで、マキちゃんに電話する。
そうなのだぁ♪
今日はトモくんちに襲撃するご予定が午後に入ってるんですわよ〜♪
お・・・・おともだちのお家に行くのなんて、超久々かも!!
このご一家のお家は、お買い物した¥100ショの並びにあり、¥100ショの隣はミスド。
ミスドでドーナツをたんまりと買って、その足で襲撃♪

ピンポン押したら、可愛い声で

「はぁ〜〜〜〜い!!」

「はぁ〜〜〜〜い!!」


来たっ♪ 来たよ♪ 美少女姉妹:もね&とわコンビがお出迎えだよ♪
もねちゃん、小学1年生。まだピッカピカ(笑)。
とわちゃん、ついこの間の3月に3歳になったばっか・・・・連れ去りてぇ(-。-) ぼそっ

で、その奥から、いいパパ歴7年目に突入したばっか、3月にやっと三十路になったばっかのトモくんが

「おぉ〜♪ まぁ入れや。」

と言ってくれたのはいいんですが、何!? この客人を圧倒するかのような玄関はっ!?
片側一面、壁全部本棚って、アンタ・・・・( ̄∇ ̄;)

↑圧巻・・・・( ̄∇ ̄;)

マジでね、一瞬、上がりこむのを躊躇するというか、しばらくここで閲覧してもいいっすかっ??
みたいな勢いとパンチの効いた玄関(爆)。
マキちゃんに聞いたらば、家庭訪問にやってきた先生たちも一様にまずコイツを見上げるんだそうだ。
つか、この家に来たら最後、肩書きなぞかなぐり捨てて、通いたくなりそうな勢いなんですが・・・・(爆)。
ちなみに、工務店を経営している彼の実家における手作りのブツらしい。超・納得。


ご一家にもてなされ、優雅な午後の昼下がりをコーヒーなんか飲んじゃって・・・・。
でも、話題は子供が・・・・、実家が・・・・、兄夫婦とかが・・・・ってモロ庶民の会話(笑)。
でも、何でかすごい癒されるんだよなぁ。そういう話を面と向かってする相手が、よく考えてみると
あたくしには一人もいなかったりする。
子供でもいれば話は別なのかもしれないけれど、近所に住んでて主婦で、しかも専業で、年も同じくらい、
という条件を列挙すると、なかなかヒットしない。
マキちゃんは既に2人のママだし、専業ではない(パートに行ってる)ので
厳密に言うと、自由気儘というよりも、やっぱり子供中心の生活になっちゃって・・・・となるので、
近くに住んでて顔なじみといえども、予定の立て方が我が家とは違う。
まぁ、そもそも我が家が6日周期で回っている時点で、他所様のお休みと合わせようというのに
無理が生じるんですけど( ̄∇ ̄;)
そいでも、こんなあたくし(厳密にはダンナの友達となる)を快く誘ってくださっちゃって、
あたくしはホントに嬉しいわけですよ。


マキちゃんてば、ホント、子供2人を生んだとは思えないくらいにスタイル良くて、
肌きれいで、あたくしと1個しか年が違わないのに、しかも結婚してそろそろ7年経つはずなんですが、
あの生き生きとした「綺麗さ」は一体どこから来るんでしょ・・・・?
高専卒の優秀な頭脳と、田舎では稀にしか見ない美貌を合わせ持ち、しかも姫様たちもキュート♪
オマケにダンナは次男だし(爆)・・・・とくれば、誰もが羨む立場なわけなんですが、
彼女が嫁いだ先はこの街では「名家」の括りになるので、うわずみの条件の良さだけでは
計り知れない「何か」が潜んでいるには違いないけれど、それでも基本的に明るいから、
それだけでもすごいなぁと思っちゃうわけ。

で、ダンナのトモくんはというと、風貌こそ昔と変わってなく、
つか、現在3歳、可愛い真っ盛りのとわちゃんと、アンタ自身の3歳時代が瓜二つってどういうわけ??
と、遺伝子の不思議に対する疑問は払拭できないんですが、すっかり「いいパパ」になっておりまして、
ヨメの他に最後の恋人を2人も手に入れちゃって(笑)、デレデレ・・・・にはなっていないものの、
モノを考える人間(爆)にはなってたと思う。
いや、昔もそれなりに考えてたんだと思うんだけどね。
しかし、少なくともあたくしをサルベージした頃っていうのは、世間の常識とか、中学生の一般論とか
そういうのではなくて、恐らく「オノレにしか通用していない価値観」のみで動いてたんじゃないかと
改めて実感させられる( ̄∇ ̄;)
その「価値観」とやらに合致してしまった、あたくしの存在意義が疑われるところなんですが(爆)、
そこは目を瞑ろうじゃありませんか♪┐( ̄∇ ̄)┌オホホ


何故か、他所のお家の家庭事情についての話題で異様に盛り上がってしまい、
その中の1つに、あたくしやトモくんと同級生のお家で、しかもマキちゃんもママ友達の関係で
内情を知るに至る・・・・というお宅があるのだけど、話に聞いているだけで相当凄絶な環境で、
傍から見るのも憚られるかも・・・・というのがあった( ̄∇ ̄;)
如何せん、同席した全員がそこのお家の次世代の誰かのことを知っていて、言うならうちのサヨコ
少なからずともお付き合いのある家だったりするんで、詳細な情報が漏れるのは非常にやばいんですが、
狭い街のことなので、ありとあらゆる愚痴がどこをどう伝わって、本人たちに跳ね返るかわからない。
なーのーにー、話が止まないってことはホントに相当すごいんだ(爆)。


「お嫁さんの話を聞いてるとね、だんだんグチャグチャしてきて、それでもお義母さんには
やっぱり長男嫁として色々気を使わなきゃいけないから神経を擦り減らしてるのに、
あそこのお家も家業があるでしょ? 今、事務職が混戦状態ですごいみたい・・・・。
つか、こんな身近に『渡る世間』のハイパーバージョンがあるなんて思いもしなかったんやけど(笑)」


「そんなにスゴいん??」

「うちの本家のお義母さんの話を聞いてると、色々食い違うところがあってねぇ。
多分、義母同士の『うちの嫁は・・・・』っていう会話の中ではまたちょっと話が違ってるのかも。」


「ホントに『渡る世間』みたいやぁ(感心)」

「ほらぁ・・・・トモくんやゆうさんの同級生の義理の妹さんのこともあってさぁ。
でも、あの人のことは悪く言わないのよね。
早く結婚しちゃえばいいのに・・・・みたいなことは言うんだけど、悪意じゃなくてさぁ、
つきあってる人がいるんだから、そろそろ答えだしてもいいんじゃないかなって意味でね。
それをあそこのお義母さんが自分の娘のことになると『うちの子は繊細だから・・・・』って言って
なかなか外に出さないらしいのよね。」


「せ・・・・繊細??」

「繊細ねぇ・・・・。」



マキちゃんの話を聞いて、あたくしとトモくんは一瞬だけ止まった(爆)。
その、うちらの同級生である女の子のことはよく知っていたけれど、「繊細」というキーワードが
正しいか否か、という部分で、あたくしも彼も一瞬、それを認めるのに躊躇したことになる(爆)。


「どう思う?」

「少なくともあたくしの知っている彼女は、恐らく繊細と表現される感じの子ではなかったはずだと・・・・」

「だよなぁ??」

「まぁ、ほら♪ 人間、どっかで一皮むけるっていうか、何かしらのきっかけで変わるってこともあるし
今は繊細なのかもね(苦笑)。
つか、オカン同士の付き合いもあるだけに、あんまり深追いしたくないなぁ・・・・そこまで揉めてるんなら。」


「そのへんのドラマや小説より、よっぽど鬼気迫ってて面白いんだけどね。」

「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!
じゃあ、あたしがそれと知れずに少々脚色して書けば、すごい売れるかも〜♪
よっしゃ( ̄^ ̄) あたしが橋田になろう(爆)。」


「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!
じゃあ、誰に石井ふく子プロデューサー役を頼もうか〜?(爆笑)」



大人チームが、ホンットくだらない話題でゲラゲラ大声で笑っていると、
姫2号のとわちゃん(アンパンマン真剣視聴中!!)から、

「うるさぁぁ〜〜〜〜いっっ!! ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆」

と、ご注意を賜る(爆笑)。
ゴメンねぇm(_ _)m 今度、うちに遊びに来たら、ぷよ2にトトロやってもらえるように頼んどくから
とわちゃんは、「メイ」みたいなカッコでおいでね♪
丁度「メイ」と年齢もサイズも同じくらいみたいだし、うちのトトロもそんなに怖くないから大丈夫だよ。


他所様のことはこのくらいにしとこう(苦笑)。狭い街のことなので(爆)。


姫たちはこの間、ずっと大人しく、アンパンマンを見たり、ドラえもんを見たり、
庭に飛び出していって、てんとう虫やダンゴ虫の捕獲に余念がなかったりと、見ていると飽きない。
トモくんは言う。


「ホントになぁ、子供の世界は真剣に天然やぞ。」


そんなことを言う間にも、彼はとわちゃんをトイレに連れて行ったり、もねちゃんをきちんと叱ったり、
あやしたり、窘めたりと、子供のスピードにきちんとついていっている。


「引き摺ってでしか歩けんような状態の足でも、ほらアレ。あのバンドエイド1つですぐ治るんやで。」


見ると、本当に転んで怪我をしてしまったもねちゃんが足に絆創膏を貼ってもらっているのを見て、
とわちゃんもしきりに足の痛みを訴え(笑)、

「とわちゃんもころんだの。ここいたいの。」

と主張中(笑)。姉のもねちゃんには

「もねがしたじきになったんだからぁっ!」

と言われ・・・・あぁ、そうか。2人一緒に転んだけど、もねちゃんの上にとわちゃんが乗っかっちゃったのね
と、頭の中で現場検証は終了する。ママに絆創膏を貼ってもらえば、また元気に駆け回ってるんだから
心配はいらないみたいだ(笑)。微笑ましいな。すごく和むよ。

うぅ〜ん( ̄¬ ̄*)♪ やっぱりあたくしも女子が欲しいよっ♪♪
ぷよ2にも「最後の恋人」を作ってやるんだもん♪♪
(今すぐはムリなんだけどさぁ(苦笑))
でも、いつか、きっと・・・・。

そういや、マキちゃん、テレビ見てるもねちゃんに、ちょっと変わったこと言ってたな。

↑一瞬「???」だった。

ホントに最初「???」で、今までに見たことのない光景だった。
あたくしたちは子供の頃に、寧ろ、真逆のことを言われてきたようにも思えるので、
言葉の意味がすぐに理解できなかった。
で、おいとまして、家に帰ってきてようやく、「あ、そういうことなのかもしれない♪」と
憶測に過ぎないけれど、昔、聞きかじった一節のことを思い出した。

↑しつけも時代とともに変わる・・・・。


ぷよ2が帰ってきてからも、あたくし、今日はずっと喋ってたなぁ。
今日あったことをランダムに喋り捲っていた。
いっつも、家の中でひとりだもん。。。。
独り言も言わずに、よく考えたら、話相手もろくろくいなかったんだわ( ̄□ ̄;)!!
こ・・・・これじゃイカン!! 現状を打破すべく、もっと外に出なきゃ!!
・・・・とは思うものの、様々なバランスが崩れている時は、いつもの「思い立ったが吉日」というのも
あんまり通用しないから、気をつけないといけないんだ。
今はやるべきことをきちんとして、何もかも、それからだな♪

今日は、いいパパ、いいママ、いい姫たちを拝めたから、ラッキーデー♪

あさみ


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