2005年06月03日(金)
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雑学を集めていたら、そこにいた人 |
これはもう、日常の一部なんだろうなぁ。 何が起ころうと、雑学のためのアンテナが折れないっつうのは、根性というか雑草魂というか、 はたまたただのクイズマニアというか( ̄∇ ̄;) 再び、コダキヨがあたくしを呼んでいる気がするので(笑)、応募態勢は万全なのですが、 まぁ、今回は見送るか・・・・と思いはするものの、秋冬あたりを狙って4シーズンのうち2回は狙う! という、本年当初の目的だけは達成すべく、日々精進・・・・つか日課みたいなもんだな、コレは。
新聞を一通り読むでしょ。 ニュースも一通り見るでしょ。 雑誌は読まないし、2つのメディアで十分なので、あとはというと 趣味の領域で登録したメルマガから配信されてくる、日刊、週刊の雑学ネタと、 歴史と漢字と和服の基礎知識ネタ、加えて最近登録した「頭の良くなるクイズ」とかいう、 モロにあたくしを誘惑するかのような表題のメルマガがあるので、それを配信されている日は すみずみまでまとめて読む。(広告は鬱陶しいのでスルー(笑))
ぷよ2は出社後、ヒマな時間があれば日経あたりを読んでくるらしく、 仕事柄、ネットでニュースをつかんでくるらしい。 ネットニュースはあたくしはほとんど閲覧しないけれど、過去の大事件を1から検証する時に 参考資料として利用する程度かな。
で、あとは何となく見ているテレビの中で、気になる人がいると逐一チェック・・・・みたいなことを やったりしている。 有名芸能人は、顔と名前と仕事の内容が一致するけれど、そうでない人の中に 何となく興味が沸く人というのが結構いる。
あたくしとぷよ2が揃いも揃ってハマった城之内ミサさんの楽曲は、突き詰めて 遂に、自分らの披露宴の時に彼女の曲を流した。 柔らかくて、ヒーリングミュージックとしてもなかなかいい作品が揃っていて、 「状況」を端的に表現してある音楽っていうのもなかなかいいもんだよなぁ・・・・と、以後、 ドラマなんかを見るときとかに、誰が総合的な音楽を担当しているのか注目するようになった。 主題歌とか挿入歌とかではなく、主題歌のアレンジ、BGM、サウンドトラックというものを 手がけている人は誰だろう?という感じで、今では違った角度で昔の作品を見てみたりもする。 ・・・・雑学集めのための「再視聴」が転じて、自分だけが面白いポイントがないかを探す。 はぁ。。。。仰る通り、ヒマな人間でないと出来ない芸当なんですけどね(苦笑)。
体がだるくて横になっている時、眠れずにそのまま横になっているだけ・・・・という時もあるので 適当に、昔撮って今も残してあるドラマやアニメ、ドキュメンタリーのビデオを流しておく。 で、ついこの間、相当前のビデオを部屋の片隅で発掘したので、それをデッキに入れて流しておいた。 話の流れは大体わかっているし、画面に背を向けていても支障のないものばかりをチョイスする。 この日、何でかチョイスされたのは、アニメ「花より男子」の後半も後半、最終話までの何話か分が 入っているビデオだった。 何でこんなのが残っているかというと(笑)、あの、あの持田真樹が声優として主演していて、 元はアイドルだった宍戸留美が、このアニメの前にやったアニメ版「ご近所物語」での役名を そのまま声優としての芸名にしちゃってたりとか、清水のよっちゃん声優に挑戦!!とか、 宮下直樹も出てるよ、山本耕史も出てるよ、豪華だ♪豪華だ♪ という ミーハー根性丸出しで消さずに最終話前後くらいはとっとこう♪というノリで、今でも残存というわけ。
このビデオを見ていて、ハタと気づいたことがあった。 あれ? この音楽担当の人、つい最近も名前見たぞ・・・・。 ビデオじゃなくて、昼間の再放送枠、今クール見ているドラマ、全部のスタッフロールに 大々的に登場していたはず・・・・共通する名前だわ。 意識しなかったけれど、改めてそこにポイントを置いて見ていると、確かに音のカラーはそっくりだ。
只今、ここら一体では随分昔のドラマだけど、「お水の花道」が再放送中。 今クール、あたくしが何とか食い下がってみているドラマといえばおよそ3本。 んで、もうかなり昔の日曜朝の少女アニメ枠で放送されていた「花より男子」。
なんて幅広い仕事のやり方っっ!! ねぇっ! 大島ミチルってどんな人なのっ!!??
と、あたくしの興味は彼女に一点集中した。 知っている人にとっては、「けっ、そんなことも知らずにテレビっ子してたのかよ( ̄∇ ̄;)」 と言われてしまうことは請合いなんですが、今の今になって、俄然、あたくしの中で 大島ミチルという作曲家(編曲家)が非常に熱い!! 疑問を通り越して、興味津々なのです。
早速、彼女のオフィシャルサイトを覗いてみることにする。 すると、出てくるわ出てくるわ、物凄い量の作品の数々・・・・。 今クールだけでも、4本のドラマの音楽を担当している。・・・・1クール4本て( ̄∇ ̄;) 頭の中にどんな泉を持っているんだろう、この人は?? もうさすがに熱狂的になってしまった。
代表的な作品を列挙せよと言われても、どれもこれもが有名すぎて参ってしまう。 映画、テレビドラマ、アニメ(OVA)、ゲーム音楽、CM、企画モノ、施設音楽、合唱曲、ミュージカル、 舞台、ニュースや報道番組のジングル、バラエティーのテーマ・・・・音楽と名の付くものは 何でもこなしているみたいだ。 あたくしが聴いたことのあるものを総合していうと、弦楽器アンサンブル・・・・所謂ストリングスの 音が結構多い気がして、ライトなものから重厚なものまで、同じストリングスなのに、 様々な表情を垣間見せる、とんでもない「ワザ師」に見えた。
あたくしは昔から、色んな映画やテレビドラマのサントラを、 自分の活動内容上、せっせとチェックを入れていて、必要とあらば買い集めてもいた。
「あ、この音楽、聴いたことがあるはずなんだけどなぁ・・・・何て曲だったかしら?」
と、演出上、お客にそういうふうに思わせることも大好きだったので、 サントラCDはよく利用していた。メインテーマ的なものは避けて、でも絶対に聴いたことがある!! みたいな現象が自分自身も好きだったりしたので。
そんなことをしていながら、彼女の作品をきちんと聴くことなくここまできてしまったのは 明らかにあたくしの落ち度だなぁ・・・・なんてことを考えながら、ビデオや再放送のドラマの 「音楽」を楽しみながらベッドで体を横たえてみる。 特に映画音楽や、テレビドラマの影響というのは大きくて、その後、きちんとサントラ盤が出ると バラエティでも使いまわされたりする。 撮影されたシーンにピッタリ来るイメージの音楽を乗せているので、 映像的な記憶として頭の中に残りやすいように作られているのだ。
最近、車のCMで「オペラ座の怪人」のメインテーマが使われているけれど、 あれだって、同じ効果を狙っている。 キャッチーだし、衝撃的だし、重厚だし。 車のイメージと、既に出来上がっているファントムのイメージが重なるのをわざと狙ったのだろう。 この音楽を作曲したのは全くの別人だけど、ひょっとしたら大島ミチルという人は、 これまでの道程も、そしてこれからの道程でも、とんでもない偉業を残し続ける人なのかも・・・・と こっそり、憧憬をこめてオフィシャルサイトにあった近影を、恋するような気持ちで眺めた。
「創る」人に対する憧憬だとか「好き」という気持ちは、恋をするのにとってもよく似ている。 ズラリと並んだ作品を前に、どの作品が好きかなんていう野暮な問いに答える気にはなれなくて、 この人の創ったものが好き・・・・というような、転じて「この人が好き」というような・・・・。 あたくしが小学生の頃から、メディアに次々と色んな作品を輩出していて、 特にCM音楽という、イメージをそのまま植えつけるような仕事もいっぱいなさっていることから、 ひょっとしたら、あたくしが気付いていないだけで、日常的に彼女の作品に沢山触れながら あたくしは大きくなったのかもしれないなぁ。
あたくし自身、全くダメダメなのは「絵画」で、ラフもコンテも全滅(苦笑)。 音楽は、ギリギリ楽譜を読めるけれど、それをピアノでちゃんと再現しろという段になると 空爆直下( ̄∇ ̄;) 赤いバイエルで止まってしまったあたくしの歴史は、ある日突然、別な形で再出発を遂げるのだけど、 未だに、「得意です!!」と言い切れる楽器が何一つないので、 音楽的な才能のある人というのは、絵が上手な人の次にやっぱり羨ましいのである。
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