2005年04月27日(水)
楽しそう♪


昨日の話題ですが・・・・。
世の女性・・・・所謂、一昔前は「適齢期」と呼ばれていた、20〜30代くらいの女性って
どんな感じなんだろうと、「お裁縫、好きですか?」というアンケートを大手掲示板に
投げかけて回答を待ってみた。


すると、「得意、好き(●⌒∇⌒●)」、「苦手、嫌い( ̄∇ ̄;)」が大体半々にもかかわらず、
「苦手、嫌い( ̄∇ ̄;)」の人たちの中にも、結構頑張って、あれこれ手作りに挑戦している人たちが
多くいるという事実が残った。
無論、「得意、好き(●⌒∇⌒●)」という人たちは、洋裁、和裁、手縫い、ミシンを問わず、
物凄い作品を残している人たちばかりで、ワンピースやスカート、子供たちの学用品に留まらず、
すごい人は、小紋に袴に帯、結婚式の2次会に着ていくドレス等々、普通なら買うだろう的アイテムまで
自分で縫っちゃうツワモノさんも登場した。


そんな人たちに対し、「苦手、嫌い( ̄∇ ̄;)」の人たちも、なかなか健闘している。
子供のバッグを作るのから始まり、通園用の防寒マントなんかを作ったという人もいるし、
ジーンズショップでの勤務経験を生かして、端布を縫い合わせて自分用のバッグを縫ったという人もいた。

「縫い目はガタガタだけど、やっているうちに何とかなってきた。」

「人には見せられないけど、自分で使うものだから平気♪」

「不恰好でも、子供が喜んでくれたから♪」


等々、苦手でも苦手なりに楽しんでますよ〜・・・・という人たちが意外にも多かったので驚いた。


ところが、ところが。
「得意、好き(●⌒∇⌒●)」の人たちの中でも、分派があって、

「型紙取ったり、裁断したりするのは苦手だし、嫌い」

「適当に切って、適当に縫う( ̄^ ̄)」


という、裁縫の「裁」の部分を嫌う人が案外いることもわかった。


ハチャメチャに全滅・・・・という人もやっぱりいて、

「ボタンが取れるとブルー( ̄∇ ̄;)」

「裾あげ等は母親任せ( ̄∇ ̄;)」

「学校への提出物は、母親にやってもらった( ̄∇ ̄;)」


等々、オノレの記憶にもありそうなことばかり。
一方、

「自分は好きで得意なんだけど、同じ屋根の下で育ったにもかかわらず、姉は全滅。
しかし、器用な旦那さんをもらって、全部旦那さん任せだそうです。」


なんていう人もいて、こりゃ、遺伝とか環境とかじゃなく、とにかく「やる気」なんだなと思った(笑)。
一応、併せて、母親や祖母がきちんとお針をやる人かどうかを聞いてみたところ、
8割以上が、幼少時代、何かしらの手作りのものを作ってもらった経験があり、
コレも時代なんだろう、仕立てのプロ、家庭科教師、普通に趣味として和裁洋裁を嗜むという人が
とても多かった。

おひとりだけ、

「母親が苦手で家にミシンがなかった為、一通り自分で手縫いをマスターしたところで
ミシンを手に入れた時、『何てラクなんだ! ミシン最高!!』と思い、以後色々と作っている。」


なんていう、親が反面教師だった人もいらっしゃった。珍しい例だと思う。


でも、質問を投げかけてみて、返ってきた答えを一読していると、苦手な自分にでも
何とかできるものもあるんじゃないかな・・・・と思い始めてきた。
得意な人たちの武勇伝もすごく参考になったのだけど、苦手な人たちの奮闘振りは
同じ苦手な者同士、希望の光を与えてくれる(笑)。

↑いつになることやら(爆)

苦手な人たちの奮闘記のおかげで、少しは「楽しそうだな♪」と思えるようになったのだ。
それだけでも進歩だと思う。

平成の世は、使い捨てが浸透し、指先無器用な人が増えているのかと思ったが、
意外とやそうではなかったようだ。頑張ってる人は頑張ってる!
自分で苦手だと言っていた人の中で、おひとりだけ

「縫い目を解けば、また布に戻るから、それで新しいモノを作ったらいい。」

と、私よりも若い人が、そんなことを言っていた。
手作りのものって、あったかい・・・・というのもあるんだけど、昔の人たちがやっていたリメイクを
普通の感覚でできるっていうその姿勢の方が、大事だよなぁ・・・・とホントに思わされたのでした。

↑楽しけりゃいいんだよね♪

あさみ


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