2005年04月17日(日)
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若君、それはなりませぬ〜!! |
高校時代の旧友、あづみがわが家に突撃来訪してくれた♪
実は。 あづみとは、別に中学一緒だったとか、塾で顔見知りだったとか、そういうのが一切ないまま 高校で初対面を果たしたものの、同じクラスになったことも、部活が一緒だったこともない。 3年間、ずっと別のクラスで、加えて2年からは彼女は理系、あたくしは文系というふうに、 全く接点をもてないままそのまま卒業したのであるが、異様に馬が合うというか、いつも奇妙なテンションで 2匹の野ザル??みたいな感じで、ウキーッ!!と青春を謳歌した(爆)。
たったひとつだけ、彼女との接点があったのは、 体育祭の時の応援団と、野球部のために結成されたチアガール。 これだけ・・・・しかも期間限定(笑)。 でも、たったこれだけの付き合いでも、以後ずっと仲良しでいられるっていうのが温かい。
あたくしも彼女も、大学時代はひとり暮らしを経験しているし、 互いの実家でも何でもいいから、一所に腰を据えて語り明かそうと思うえば可能であったにもかかわらず そういうのが一切ないまま、今日に至ってしまった。 その間、電話やメール、昔は手紙なんかでも近況を報告しあった。 会っていない時間のほうがうんと長くて、今回再会したのも、実に10年ぶりかもしれない。
あづみは、生まれて7ヶ月のジュニアと共に、わが家にやってきたのである〜♪
黎明(れいめい)じゃ( ̄^ ̄) 苦しゅうない、ちこう、ちこう♪
余はもう、母君がおらんでも何でもできるのじゃ〜♪ むむ・・・・なんじゃ、この屋敷は( ̄∇ ̄;) 珍しいものがたくさん転がっているではないか〜♪ いざ、突撃じゃあ〜!!(●⌒∇⌒●)
あかん、あかん、若君!! それ口に入れたらアカンて!!・・・・というものが、わが家には満載(爆)。 あちこちに退けて退けて、若君の行く手はフラットにしておくべく、しかし若君・黎明殿は テーブルの下がお気に召したと見えて、そのまま上体を少しでも起こしたら、絶対に、 頭を「ガンッッ!!」とぶつけることが目に見えていたので、とにかくあたくしが両手で頭ガード(笑)。 自分の子ならいいけれど、あくまでも他所様の大事な若君にお怪我を負わせたら大変ですから。 「責任とれ!( ̄^ ̄)」と言われても、とりようにありませんから(苦笑)。
この子がまぁ、生まれてまだ半年ちょっとだなんて、信じられない感じですが、 無器用とはいえハイハイもするし、自力では無理っぽいみたいなんだけど、立ちたがるのね♪ 抱っこをしていても、収まりよく大人しくしているよりも、足をけりっけりっ♪として、 いつの間にやら、膝の上でダンシング(爆)。 その様、まるで、昔懐かしい、フラワーロックのよう(爆笑)。
オイラのこと、覚えてる?? 踊らせたヤツ、忘れたとは言わせねぇぜ( ̄^ ̄) そーだよ・・・・(-。-) ぼそっ 音楽がかかると、条件反射で体をくねくねさせちまうのさ(トホホ)
コイツが流行っていた頃、ちょうどあたくしもあづみも高校生なのでした(笑)。 まさか彼女も、自分の子供がフラワーロック化するとは予想だにしなかったことでしょう(爆)。 しかも若君・黎明は、両足をきちんと踏ん張って踊るのではなくて、 まるでバレリーナのように、爪先立ちで、しかも足幅を全然取らずに、ほぼ一点に両足を置いて踊るので、 本当にフラワーロックみたいなのだな(笑)。踊っている時は至福の表情をする若君・・・・。 こっちも至福だよ(●⌒∇⌒●)
ところがところが。 困ったことに、若君は初めての場所にちょこっと興奮してしまったご様子で、 母君・あづみがせっかく授乳をしようと思っても、授乳の瞬間に火がついたように泣き出し、 母君を困らせておいでで・・・・( ̄∇ ̄;) 普通は・・・・って何が普通かはよくわかんないんだけど(苦笑)、ママがおっぱいをくれるとなったら、 安心して大人しくなる子たちばっかりを見てきたものだから、おいおい、黎明よ( ̄∇ ̄;) オマエの母君、ホントにこの人か?と聞きたくなるよ(爆)。 車で30分も移動をしたものだから、きっとそのせいでの緊張や興奮もあいまったんだねぇ。 本当はお昼寝をしてもよさそうなのに、若君・黎明はますます興奮を誘うようなダンシング♪
母君・あづみもケーキ1個、ゆっくり食べられないような状況だったので、 その間は、あたくしがダンシングのお手伝いをば・・・・えぇ、若君♪ 腰元・アサミンジャー、 ダンスは大好きだから大丈夫よ♪
あたくしも聞きかじりのベビーシッター術を少しずつ駆使しながら、若君のご機嫌を取ったり、 それでも、
「れーくん、アカ〜ン!! それは口に入れたらダメじゃ〜〜っっ!!」
なんてのを繰り返しながら(笑)・・・・そうだ。こういう時期の赤ちゃんが口に入れても大丈夫で、 尚且つ、お手軽なものってないかしら? と部屋中をあちこち模索しまくった。 ごろんと転がしておいて、お♪と見つけたのが、あたくしがいつも化粧をする時に使う、 スタンドミラーだった。
「ほい、れーくん♪ イケメンショーが始まりますよ〜♪」
「あっ♪ あっ♪ うっ♪ うっ♪」
「ありゃ、予想以上に食いついてる〜(笑)。よかったね〜、れいじゅん♪」
「あ〜♪ (はむっ)」
「( ̄□ ̄;)!! れーくん、コレも口に入れるのはアカンよ!! どうしよう・・・・これさぁ、角がとがってるしちょっと重いから危ないんだよね・・・・。 若君用のがないか、ちょっと探してくるわ。」
「鏡かぁ。意外だったなぁ。ホントにさぁ、子供って予想外のものに興味示すから わかんないんだよねぇ(笑)。今一番お気に入りのこのおもちゃも、焼肉屋のオマケでもらったやつだし。」
「親とかが良かれと思って買った高いおもちゃに見向きもしない場合ってあるみたいだよね♪」
「そうなんやて。今はこのデンデン太鼓とこのタオル(苦笑)」
「鏡がいいんだったら・・・・あ、これこれ♪ これなら丸いし小さいから、 お口に入っても大丈夫だと思うよ。割れないように気をつけたげて♪」
ちょうど化粧ポーチの中に入っていて、まだあんまり使っていない小さな手鏡があったので、 それを若君に持たせる。持たせた瞬間、口の中へ(爆)。 ちょうど持ち手の部分が、おしゃぶりと同じくらいの大きさなので、お気に召した模様(笑)。
「あら、よかった、よかった♪ それで良かったらあげるわ♪」
「え? いいのっ?? あたし、帰りに¥100ショにでも寄って買っていこうと思ったんだけど。」
「いい、いい♪ これ裏側に布が張ってあるヤツだから、クッションにもなるし、 多分、普通のより割れにくいでしょ^^ 結婚祝いも出産祝いも渡してなくて、申し訳ないのに、 こんなものしかあげられなくって・・・・( ̄∇ ̄;)」
鏡片手に、ご自分の観察に余念のない若君。・・・・うぅ、かっわいいよなぁ〜。 やがて、母君の苦労の甲斐あって、ようやく暫しの眠りについた若君・黎明。 こんなのが毎日続くとあってか、妊娠前より痩せたとかいうあづみ。 食っても食っても、眠れなきゃ絶対に痩せるというのを、あたくしも身に沁みて知っているので その苦労は、はかりしれないものと容易に推察できる。
若君が眠っている間は、主婦の会話(爆)。 あづみは家業の手伝いをしているので、我が家の収入の1.5倍くらいはあるのだけど、 それでもなかなか貯金ができないと嘆いていた。ご主人が、究極のドリーマーだからというのが その一因を担っていると言っていた。 あたくしだって100%の満足で、毎日を暮らしているわけじゃないけれど、 各家庭、それぞれに悩みが尽きないことを改めて知ることになる。 まぁ、どちらもそんなに深刻な悩みじゃなくて、日常の些細な出来事や、生活習慣からくる性癖等々、 他人に相談するには取るに足らないことばかりだけど それでもどこかで吐き出さないことにはやってられないから、きっと愚痴として出てくるのだろう。 でも、進退窮まらない、とっても大変で重大な悩みではないから、明るく話した後は笑い飛ばせる・・・・ というのが、害のない新婚生活の有様なんだな・・・・と、そういうのも改めて知ることになる。
あたくしの周囲に比べて、あづみの周囲は結婚、出産が早い子ばかりだったので 既に「高校時代からの仲間ママ」同士のネットワークがガッツリと確立された模様で、 あの子は今どうしてる?とかいう話題も、いつも提供してくれるのは彼女の方だ。 いつか子供が生まれたら、そんな仲間にも入れてもらおう♪
あたくしの知っている顔たちは、当時はそんなことをおくびにも出さず、 聞けば、誰それの結婚式に参加してそこから意気投合・・・・というパターンが非常に多いらしい。 う〜む・・・・そんなところで高校時代の交友関係が影響を及ぼすとは、誤算であった(爆)。 あたくしの高校時代も非常に楽しかったし、交友関係にも恵まれた方だとは思っているのだけど、 殊、異性関係となると、先日書いた第一印象とその後の印象のギャップが災いして、 恋とか結婚に発展しにくかったりするのだ(自爆!)。 ま・・・・すでにもらってくれた人がいるので、安穏とこんなことを書いていられるわけだけど、 もしまだ、決まった人がいなかったとしたら、コトブキ貧乏覚悟でそういうのに出まくるかもしれない 自分の行動に責任が一切もてない、あたくし・・・・( ̄∇ ̄;)
嗚呼。せめて、他人様にも可愛いと言ってもらえる子を授かることができるように、 また頑張ってトイレ掃除でもしよう(爆)。
自分の子のために眠れなくなるなら、そのくらいは受け容れられるだろう♪ この「安穏」さ加減にもっと磨きをかけて、維持していこうっと(笑)。
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