2004年09月17日(金)
池谷とばずとも、見応え十分! 肉体の神秘【MUCSLE MUSICAL】


さてさて・・・・待ちに待ったMUCSLE MUSICAL、名古屋公演千秋楽です♪
死ぬ気で取った、先行予約チケット(爆)。家電、携帯を総動員してぴあを攻撃!!
見事10分でつながり、先月の中旬過ぎには、無事にチケットも届いたのでした。


あたくし目下、注目の演目は、「腹筋ウェイブ」と、誰もが知っている「池谷のモンスターボックス」
しかし会場は、愛知厚生年金会館・・・・をいをい、奥行も足らなそうだけど、
プロセニアムアーチがメチャクチャ低いはずのあのホール。タッパが足らずに何をするのかしらと
ホールに入るなり、既にエプロンステージの前に、ころがしや上部ギリギリに吊られた灯体を見て
あ・・・・こりゃ、跳び箱は無理かも( ̄∇ ̄;) と、半分諦めかけのアサミンジャー
そう、池谷が飛ばなくても、このミュージカルは見所満載! なぁんも心配してませんわ♪

↑トホホでしたわ、全く。


でもねっ! でもねっ!!
すんごく、面白かったのよっ!! 楽しかったのよっ!!
つか、ミュージカルなんていう固定概念はハナっから覆して見た方がいい!!
出演者は歌なんか1回も歌わないし、その代わり、ダンスのシーンになると
各界のプロたちが勢揃いしているから、見応え十分。
バレエ、ジャズ、ブレイクダンス・・・・ブレイクダンスなんか、普通にウィンドミルやヘッドスピンを披露。
あと、ダブルダッチに新体操、中国の雑技団めいた演目もあったりして、
終始、感嘆が絶えませんでした。


そんなに前の方の列ではなかったのだけど、「ボディ・タップ」という体のあちこちを叩きまくる
あの演目では、全員の体が次第に赤く染まっていくのが手に取るようにわかったし、
演者たちの表情も、披露する演目が派手だし大掛かりだし、笑顔で見せるところ、真剣に見せるところを
きっちりと分けて演出も進行しているようだったので、見ていてとても楽しいのだ。


名古屋公演でのお勧めは、「柔道組み手・乱取りタンゴ」(笑)。
あたくし、アルゼンチンタンゴのリズムとバンドネオンの音が、
あんなにも柔道とマッチするなんて思ってもみなくて、爆笑しながら見てた(爆)。
横には柔道経験者のぷよ2もいるわけで、そんな彼に伺ってみると


「確かに、脚の動きとかってあのまんまかも(爆)」


とのこと。
あたくしは、芝居で少しばかりタンゴを勉強したことがあったので、
基本的なステップの運びとかくらいしかわからないんだけど、確かに、あんな感じでやったわ(笑)。
しかも、演者は全て男性で、顔同士の距離5cmくらいにまで密着して踊ってるもんだから
それがまた、おかしくて・・・・(* ̄m ̄) ププッ

普通、タンゴやジルバは情熱的であるが故、男女の距離がワルツやフォックストロットよりも
ずっと密着して、色っぽいダンスになったりするんだけど、やっぱ、このミュージカルは
一筋縄ではいかないわ(爆)。
筋肉ムキムキの男性同士が、柔道着で踊るタンゴは、妙に色っぽいんだけど迫力があって、
最終的には、一本背負いをするんだけど、体が真っ直ぐ伸び上がって上手に着地!とか
巴投げをするんだけど、またコレ、体が真っ直ぐ伸びて、上手に着地!!等々、
タンゴと柔道の融合を見事に魅せてくれたのでした。


あと、感動したのは、この春公演の稽古中に大怪我をして、首にガッチリギプスがはまったまま
身動きが取れていなかったトランポリンの中田選手が復活してたことで、
ただの日常生活復活ならば、まぁ、5月某日の出来事だし、一所懸命リハビリをすれば、
歩けるようになるのかしらね・・・・くらいにしか思ってなかったのだけど、
さすがプロスポーツ選手!! 見事にトランポリンへの復活を果たし、
最上手に設置したトランポリンから、下手ギリギリに設置されたマットまでの大ジャンプを披露!!
本当は、春夏とおして、3台のトランポリンを使った大技が予定されていたんだけど、
どの道、このホールではその3台のトランポリン自体を搬入するのが無理っぽかったし、
それよりも何よりも、見事にベッドからトランポリンのスプリングに戻ってきた彼に拍手だ。

飛んでいる最中、吊った灯体に体のどこかをぶつけやしないかと、かなりヒヤヒヤしてたんだけど、
そこはやっぱプロ(笑)。灯体にぶつかって一番懸念されるのは、打撃による怪我よりも火傷。
始終、1kW以上の光を発している灯体は、近づくだけで熱い。
そのギリギリのところを飛んで、宙返り・・・・果ては大ジャンプして着地という荒業は、
つい数ヶ月前までベッドで身動きの取れなかった人のやることではない(爆)。


あとはですねぇ・・・・コレは凄く地味なんだけど、「腕立てピアノ」
白鍵と黒鍵に扮した、男性陣たちがまず登場。上手には電子ピアノが設置してあり、
そこで出された音を、忠実にその鍵盤たちが腕立て伏せで以って表現するという、
お笑い系の演目だ。
同じ音ばかりが続く曲を弾かれて、へばっている鍵盤を地味なところにまわそうと、
配置換えを行なったりするんだけど、今度はそこが集中攻撃・・・・という、まぁ子供にもわかりやすいオチで
健やかな笑いを誘う(笑)。
しかし、この演目で、最も地味なんだけど大変だったのは、演目中、ずっと動かずに
でも、腕立て伏せの姿勢を保ったままじっとしている、「黒鍵」役の人たち。(約7名)
へばっている、件の白鍵役の人は、見るからにしんどそうなんだけど、
いや、実は後ろの列で微動だにしていなかった、あの黒い鍵盤の人たちの方が
数倍大変だぞぉ・・・・とぷよ2と2人で密かに感心していた。



と、この他にも、色々と見映えのする派手な演目もあったんだけど、
各地をこれからも回るので、それはそこでのお楽しみといたしまして、ネタバラシはこのへんにしときます。
今度名古屋でやるときは、レインボーあたりを抑えて、池谷にも飛んでもらいと思うし、
復活した中田選手にも存分に大技を披露してもらいたいもんだと思う。
ちょっと消化不良が残った感は否めないが、それは小屋が狭かったせいで、
メリットは、後ろの席でも縁者の顔や細かい演技がハッキリ見えたことかなぁ。
みなとみらいの専用劇場では、客を最前列まで入れないようだけど、
今回は、ぎっちりオケピのところの客席も取っ払わずに客を入れてたからなぁ。
最前列のドセンターで見てたあの小さい子は、凄い迫力にきっとビックリしたに違いない。

↑あろは〜♪


この「あろは〜♪」も、会場に足を運べば謎が解けます。
筋肉の祭典というよりも、面白いお祭が堪能できた感じで、とっても良かったですよ♪
嗚呼・・・・今度は絶対に、みなとみらいで、池谷が跳ぶところを見るんだい( ̄^ ̄)
アレを見ないと、やっぱりこの消化不良が解消されない気がしましてね(笑)。

男性の筋肉が凄いのはもう言うまでもなかったですが、女性の腹筋が全員6ブロック状態だったのには
正直、閉口しました。
こりゃ、あたくしもそろそろ、ぷよ2のことばかりを責めてもいられなくなったかも(爆)。
あんな大技をやろうとは思わないけれど、地道に鍛えるくらいのことはした方がいいかなぁ・・・・なんて。

うん・・・・ぷよ2には全然効いていないみたいだったんだけど、
あたくしは1人、反省しきり(爆)。・・・・一体、何なんだっ!?
そう・・・・あたくしは、相方が体改善計画にもう少し乗り出してくれるかと思って、
この公演に誘ったんだけど、無意味に終わってしまい、虚しさが池下の風が吹きっさらしていくのでした。

あさみ


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