2004年08月18日(水)


「自らの心」・・・・と書いて、「息」

あたくしは、呼吸をするのがあんまり上手じゃない子なんだけど、
自らの心が乱れたり、苦しいと悲鳴をあげたり、でもそれが
「息」に本当に直結しているということは、凄いと思う。


ここ数ヶ月、少しずつだけど、あたくしの「息」が整い始めてきたことは、
うちら夫婦にとっては奇跡的で、とても嬉しいことで、
結婚して良かったことといったら、このことが筆頭に上ってくるくらいなんだけど、
もしも・・・・もしもね。
あたくしの病状が、前よりもっと悪化してたりしたなら、あたくしらの仲も
半年ともたずにして離婚・・・・そういう結果にもなっていたと思うんだ。


確かにここ数日、あたくしはコンディションが良くなくて、過喚起を起こさずとも、
物凄いうつが続いていて、どうしようもなかったんだけど
それでも、それを上手に回避させてくれる人に新たに恵まれて、
あたくしの「息」はそれほど乱れず、波形も綺麗に整っている。


「自らの心」と書いて「息」。自分の心の子と書いて「息子」。
ちょっと前のシリーズで、金八先生が口にした、小山内美江子の書いた言葉。
正直、すごいな・・・・と思った。
日本語の神秘だ。

↑心は体に対して正直だ。

漢字って、結構残酷なものもあるけれど、残酷の中の真実から生まれたものも多くある。
中国古来の文字・・・・と言われるかもしれないが、実は漢字の中には「国字」という
日本で生まれたものも多くあって、一番わかりやすいのは「畑」。
これは中国にはなく、日本で生まれた「国字」だ。
日本語って、追究すると本当に神秘的。
一生を費やしても、完璧に使いこなすまでに至るかどうかもわからない、語彙の豊富さには、
文芸人として頭が下がる。

沢山の選択肢と表現を与えられた、我々日本人は、
新鮮さや鮮烈さだけを求めるのではなく、じんわりと噛み締めて味わう、そういう言葉から
少し遠ざかっているんじゃないかなぁ・・・・。

実生活で、およそ40首の歌を用意すると決めたあたくしは、今、ノートにそれの倍くらいの歌を
書いては消し、詠んでは消し・・・・そんな作業の繰り返しです。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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