| 2004年03月27日(土)
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【祝】婚礼♪/両家、大騒ぎの大宴会(計7人) |
おありがとうござ〜い、おありがとうござ〜い。 昨日、執り行われました、両家の顔合わせを兼ねたお食事会・・・・予想以上に豪華な宴会となり、 出席者は両家の家族オンリーだったのですが、それはもう、飲む人はグダグダになるまで飲んだくれ、 食う人は胃袋の限界にまで挑戦し、さすが山賊・・・・ハンパなことは一切しない、 大宴会となったのでした(出席者、計7人・・・・うち1名遅刻(爆))。<リョウヘイちゃん(うちの弟)
実はですね。 心配の種がそれぞれ、1つずつくらいございまして・・・・。 それは、両家の父親がメチャクチャな頑固者だということで、コレ、ぶつかりあったら 破談も辞さない状況だなぁ・・・・と、本人ら&両家の母親は、何気にハラハラしてたのです。 全ての儀礼は簡易的に執り行いましょう♪ と、名古屋のご両親も賛成してくれていたので、 お仲人は勿論、結納すら取り交わさず、当日を迎えたわけですが・・・・。
どうなんよっ!? コレっっ!!!!( ̄∇ ̄;)
会うなり、いきなり意気投合(爆)。 山賊は山生まれの山育ち、野山を駆け巡り豪快に青春を謳歌し、 冬ともなれば、スキー板を担いで、断崖絶壁に挑戦する・・・・なぁんて人間だっつうのは ここにも以前から書き連ねてまいりましたが、ぷよ2パパも負けちゃいない! 彼はクレー射撃から猟銃から、とにかく山にこもるのが大好きな人間で、冬になると捕まらない というのが、定番のお人・・・・(うちの山賊とかなり同類項)。
まずは近隣の山々の話から始まり、スキーがどうだ、このシーズンの猟果がどうだ、 山菜でも取りに出かけますか、ほほぉ♪そりゃいいですなぁ・・・・なんて、本人たちを置き去りにして、 早くもお友達気分で、両家の父親は物凄いハイスピードで飲み交わしている(笑)。
でも、この様子をみて、何よりホッと胸を撫で下ろしたのは、アサミンジャー&ぷよ2。 互いに頑固な父親を持っている者同士、この席がどんな波乱を巻き起こすか、当日になるまで 結構不安で不安で仕方がなかったのだ。
「マジでホッとしたわぁ・・・・うちのオヤジ、白か黒かの人だろう? 愛想なんてとてもじゃないけれど振りまけないのに・・・・結構、ご機嫌だなぁ。」
「こっちも同じよ。うちも似たところがあるけれど、客商売の手前、リップサービスくらいはできるけどさぁ。 あのピッチはハンパじゃないね。今日はかなり機嫌がいいよ・・・・(-。-) ぼそっ」
「とりあえず、よかったなぁ・・・・。」
「あぁ、ホントに・・・・。」
特室のすみっこで、煙草を燻らせながら、誰にも聞こえない声で確認しあう。 あたくしとぷよ2の結婚には違いないが、これからこの両家が家族として付き合うんだから 結構重要なポイントだったのだ。 それが難なくクリアできたものだから、そりゃ、煙草の1本だって吸いたくなりますってば(苦笑)。
その様子を確認して、うちらは大慌てで婚姻届を書く(爆)。 今日までに書いておかなければならなかったのだけど、2人が揃う日というのが 徹底的になくて、今日の今日まで持ち越しちゃってたのだ。
「あんた、間違えないように丁寧に書きなさいね。」
ぷよ2ママ、息子にプレッシャーをかける(爆)。
「お前ら、そういうもんはもっと早くにきちんと揃えとくもんだぞぉ。」
ぷよ2パパ、早くも出来上がるかっ!?(爆)
「そういや、俺らってあんなの書いたっけ?」
「書いたがね〜!!」
「誰が出しに行ったんや?」
「確か、婆ちゃんやったと思うけど。」
山賊&サヨコの絶妙な漫才が始まり、新郎の両親まで加わり・・・・(爆)。
「俺も覚えとらんなぁ。」
「なぁに言ってんの? あなたの誕生日が来るのを待って、出しに行ったんじゃないの。」
「覚えてねぇなぁ。」
「男はそんなもん、覚えとりませんよ(笑)」
「そうですよねぇ〜♪」
「いややわ、失礼なっ!!」
「そうよ、こういうことはケロッと忘れてまって、鉄砲のことはきちんと覚えとるんやで。」
「ホントに男は・・・・。」
ぷよ2が必死に書類に向かっている間、両家の両親はこんな漫談を繰り広げているのだ。
「ちょっとぉ・・・・あんたも忘れちゃうんじゃないでしょうねぇ・・・・?」
「俺は覚えとるって。」
「いやいや、そういうのは30年後になってみんとわからんて(笑)」
「そうそう!! 30年後に婚姻届のことを聞いてみるといいわ、夕雅ちゃん!!」
30年後・・・・( ̄∇ ̄;) そうよね。・・・・30年後も隣にいる人がこの人だったら、聞いてみよう(爆)。 なぁんて思っていたら、ぷよ2は無事に自分の記入欄を書き終え、今度はあたくしの番。 何でかあたくしの時は、誰も急かさなかったので、悠々と書いていたんだけど、 本籍地をつられて、ぷよ2と同じ住所を書いてしまった。 と、いうのも・・・・新しい籍は名古屋になる、名古屋になる・・・・と頭の中で連呼してたせいもあって その名古屋の住所は別のところに書くことになっていて、その欄には自分の元の本籍地・・・・ 要するに、今の住所を書かねばならぬのに あたくしったら、「愛知県名古屋市・・・・」と書いてしまい・・・・( ̄∇ ̄;) 自分でハタと気付いて、ぷよ2にお伺いを立てる。
「ねぇ、ここってもしかして、今の本籍地を書くん?」
「どこだ? ・・・・のわぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!! 間違えやがったな( ̄∇ ̄;)」
「や、やっぱり、間違った? あたし。」
「ここは今の本籍書くんだよぉ・・・・何だよぉ、せっかく人が必死に全部埋めたっていうのに(トホホ)。」
「何? 夕雅、間違えたの??」
「そ、そうみたい( ̄∇ ̄;)」
「アッホやなぁ、お前はホントに・・・・。すみませんねぇ、こんな娘ですけど、 どうかよろしくお願いしますm(_ _)m 本当に何にも教えずに育ててしまったもんで、あれこれと御迷惑をかけることと思いますが。」
「何を仰るやら♪ 私は嬉しいですよ〜。娘ができるんですからねぇ♪」
「あのザマですし、身体もこんな具合でしょう? よくもらってくれる人が見つかったもんやと、不思議なくらいでして。 これからもひとつ、よろしくお願いします。 ぷよちゃんよ〜! 要らんようになったらすぐ返してくれてえぇでなぁ!!(爆)」
「(苦笑)」
「こ・・・・こんなこともあろうかと、もう1枚余分に(苦笑)」
「夕雅先生から書きな。あかん、俺もう疲れた(笑)」
「う、うん!! 今度こそ絶対に大丈夫!!」
すったもんだの末、ようやく自分らの署名・捺印を済ませ、今度は互いの父親に証人としての 署名・捺印をしてもらうんだけど、山賊もぷよ2パパもスタートダッシュが早かった上、 話題にも事欠くことなく、楽しくお酒を飲んでいたせいか、腰が重い(爆)。 ようやくの思いで山賊を立ち上がらせ、ほぼ酩酊状態の彼に署名してもらう。 (仕方がないので、捺印はあたくしがやった( ̄∇ ̄;)) ぷよ2パパはというと・・・・。
「ちょっとビールを飲みすぎた。気付に焼酎に変えてから書くわ。」
なぁんて言いつつ、それから焼酎を水割りで2杯飲んでもまだ足りなかったようで、 3杯目を・・・・という時に、ぷよ2ママが待ったをかけてくれた。
「ちょっと!! 夕雅ちゃんも困ってみえるでしょ? 早く書くところだけ書いちゃいなさいよっっ!!」
「お義父さ〜ん・・・・できればそろそろお願いしますよぉ(苦笑)。」
「夕雅、もっと甘えて、きちんと書いてもらえよ〜!わはははは(爆)」
「(激甘声)お義父さ〜ん♪」
「仕方ないな・・・・どれどれ、どこだ?」
証人2名の署名・捺印を頂いたところで、全員に閲覧してもらい、まぁよっぽどの不備がない限り、 受理してもらえるだろうってことで、これにて「婚姻届」に関しては一件落着。
さて・・・・。 いくら簡易的な顔合わせ兼お食事会といえども、なぁんにも印がないことにはつまんないな・・・・ ってんで、この間購入してきた指輪を、ここで交換することにする。
こんな指輪♪
いざ、交換♪
この日、あたくしはこの間、工房で買ったシルバーの指輪を人差し指にはめていたんだけど、 やっぱりプラチナの重みって違う・・・・。手に馴染むようにずっしり、しっくりと その重みが逐一伝わってくる。 人差し指にはめた方の指輪の方が、デザインもごつくて重そうに見えるのに、 実際はこのシンプルなマリッジリングの方が数倍重くて、おいそれとはずせそうにない雰囲気なのだ。
それはそうと、あたくしたちの知らないところで、サプライズが届いていた。 某極秘ルート経由で、山賊の知り合いのベーカリーから、超特大のケーキが届いていたのだ!! これには、主役であるうちら2人もビックリ!!
こんな立派なケーキです♪
せっかく、こんなに素晴らしいケーキがあるんだから、ケーキカットをしよう♪ なんて、いきなりな提案だったけど、うちらもお祝いとしてこういうのが届くのは やっぱり素直な気持ちで嬉しいので、応じることにする。 披露宴やパーティーで、自分たちが好みの形やデザインのものを用意して・・・・というのとはまた違う。 本当のお祝いの気持ちで届いたこのケーキ。凄いサプライズだった。
いざ、ケーキ入刀♪
しかしこのケーキ・・・・思った以上にでっかくて、とても7人では食べきれないことが、 ナイフを入れてみたあたくしがまず実感・・・・。「相当にデカイなぁ」と書いても、よくわからないと思うので 比較対象を置いてみました(爆)
このくらいデカイ・・・・( ̄∇ ̄;)
隣のセブンスターを参照にしてください(笑)。 猶に大人でも一抱えくらいあるんです。しかも結構分厚い(笑)。 正に、ウェディングケーキとしては本当に立派なもので、これも美味しく頂きました♪
このケーキや指輪が登場する頃には、あたくしの弟・リョウヘイちゃんも仕事を済ませて駆けつけてきて、 本当に大盛り上がりの宴会となったのでした。ありがとね〜♪
この2つの家族が縁あって、これから親戚というか1つの家族になるわけで、 リョウヘイちゃんにも「お兄ちゃん」が出来たわけ。 あたくしにも「お父さん」「お母さん」と呼べる人が1人ずつ増えて、 コレって素晴らしいことなんだなぁ・・・・と感慨深くなりました。
ぷよ2パパもリョウヘイちゃんのことをいたく気に入ってくれて、銃の講習を始める始末で(笑) でも、その光景を眺めながら、リョウヘイちゃんにもまた、両親と呼べる人たちが増えたんだと思うと、 一層に感慨深くて・・・・。 あたくしとぷよ2の結婚には違いないんだけど、両家の家族たちがワイワイガヤガヤ 楽しそうに、食事をしたり、お酒を飲んだり、今度旅行に行きましょう♪なんて 誘いあったりしているのを見ると、決して、うちら2人だけのものじゃないんだなぁ・・・・ なんて思ったりする。 些細なきっかけが、こんなふうに人の和を広げていくのを見ていて、それが一番の幸せのように思えた。
無論、我々が努力して、これから新しい生活を築いていくわけなんだけど、 それを応援してくれる人がこうやって周囲にいてくれて、 ささやかに行なうはずだったこの宴会も、何だか行きがかり上、とても盛大なものになって、 あたくしはとても嬉しかった。
山賊だって、きっと寂しいに違いないけれど、終始機嫌よく、お酒を飲んでいた。 「めでたいなぁ」「嬉しいなぁ」と連呼して。 料理だって、物凄くはりきって作ってくれて、食べきれないほどのメニューがテーブル狭しと並んだのだ。 彼の気持ちが料理に表われていた。 大きなお皿に盛られたお造りは、本当にめでたさ満載。写真に撮っておくべきでした。 ぷよ2パパもそうだった。 「こんなに楽しい席はない。」「嬉しいなぁ」と、そう言って、よく喋り、よく飲んだ。
これから、この家族たちが結束し、新しい生活をしていきます。 皆々様、どうか御指導・御鞭撻、そして応援の程、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m ハイ、チーズ♪
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