2004年02月29日(日)
「帰る場所」を優先するか「紀伊国屋ホール」を優先するか


クィーン・マキュのHPが謀反を起こしている模様ですが、
日記とBBSは個人的にブックマークしてあるので、読んだんだけど、
そうともさ( ̄^ ̄)
あたくしは、「悪文のチャンピオン・長文」書きさ( ̄^ ̄)
と、もはや開き直りに近い、アサミンジャー


短く書く練習したくて、みそひともじだって始めたんだもん・・・・(-。-) ぼそっ
悪文と言われようが何しようが、そもそも、ここを訪れる常連客は、
あたくしが「長文」を書いていないと、逆に心配なされるので、なるべくあったことを
刻銘過ぎるほどに記録するようにしている(爆)。<この、救いようのない言い訳を何とかしろよ( ̄∇ ̄;)


そんなあたくし・・・・。
昨夜は素面で酔っ払いの相手(爆)。久々です、この疲労感(爆)。


労演の委員長と、「空間演技」の岡部氏と会合・・・・という席だったのだけれど、
あたくしは、この話を持ってきてくれた、労演委員長・今西氏に、ここ数週間のうちにすっかり整った
別の事情について一切お報せしていない。
というのも、あんまりにも話が早く進みすぎて、あれよあれよという間に今回の会合。
先方、岡部氏は東京からわざわざ足を運んでくださっているというのに、一体どう言い訳したものか、
と、半ば考え込んでいたのも事実である。


「私事で大変恐縮なのですが、実はこの間のミュージカルが終わって、本当にすぐのうちに
結婚が本格的に決まりまして・・・・その、芝居に関しましては先方の御理解も頂いているのですが
如何せん、5月の公演に向けて、稽古などに1ヶ月以上家を空けてはならない時期だと
思う次第でして・・・・せっかくのお話なのですが、今回の出演の件は、自分としては
見送りたいと思っているのです。」


「何だ、夕ちゃん!! 結婚するのか!?」

「御報告が送れて申し訳ございません。両家の総意が整ったのも、つい数日前でしたので、
どうしてもお知らせするタイミングがつかめずにいて・・・・。」


「いや、そんなことはどうでもいいよ!! 何だ、そうだったのか♪ おめでたいじゃないか♪」



HPでお写真だけは拝見していたが、その雰囲気よりもずっと柔らかくてまっすぐな瞳をしている岡部氏。


「それは本当に良かったことだよ。いや、今の時期は家庭の方を大事になさい。
帰る場所が整っていないと、安心して稽古も本番も迎えられたものじゃない。
それに、役者の代わりはいくらでもいるがな、『女房』の代わりというのは、
なかなかいないもんなんだよ(笑)。」


「先生、それ言ってしまったら、役者が泣きますよ!」

「ま、そうだがな(笑)。しかし、めでたい話じゃないか♪ 舞台のチャンスはゴロゴロあるが
結婚のチャンスはそうゴロゴロあるものでもない。そこまで話が整っているのなら、
今度の5月は見送ることにしても、紀伊国屋ホールだから、旦那さんになる人と
一度、観に来てくれたらいい。」


「紀伊国屋ホールですかっ!!?? ・・・・サザンシアターじゃなく??」

「あぁ、今回、役者も文●座の誰それたちが請け負ってくれたり、うちの劇団からも数人出るよ。
いい本が書けたから、期待しててくれよ。」



あたくしってば、どうしてこう、現金なんでしょうね・・・・( ̄∇ ̄;)
頭ん中は、「紀伊国屋・・・・紀伊国屋・・・・紀伊国屋・・・・紀伊国屋・・・・」(以下エンドレス)
(地元大手仏壇店のCMの如くに。←わかる人少ないって!!)
「紀伊国屋ホール」といえばさぁ、本屋の上にある、新宿のど真ん中、一等地の由緒ある劇場ですわ。
あたくしなんか、折込で数回、大学のレポを書くのに数回訪れただけで、
板の上に自分が立つだなんて、そんな畏れ多いこと、考えたこともなかった。
そりゃ、銀座の一等地、おもちゃ屋の上の劇場でやったことはありますけどね・・・・
やっぱり、「紀伊国屋ホール」といったらば、「国立劇場」と同じくらいに認知度がある、
そして、有名な劇場だから、舞台役者としては憧れの地だったりするのだ。

それを、自分の都合のみで一蹴できるオンナ・アサミンジャー
ある意味で、えらく出世したもんだと思う(爆笑)。(ホント「ある意味」で)


例えばね、コレが数ヶ月前に舞い込んできた話だとしよう。
あたくし、結婚ずらしてでも、この話に飛びついてたと思うの。(ぷよ2、スマン)
この一介の田舎役者がさぁ、どういう因縁で「紀伊国屋ホール」に立てる道理があるっているのさ?
普通はまず、ないぜ??
それに、派閥や徒党に一切属さぬ、フリースタンスのこのあたくしに、
そういう仕事が回ってくるチャンスなど、ほぼ皆無に等しいのだ。(コレは現実!!)
例えば、●●座、△△座、××事務所、まぁその他大手プロダクションとかに所属しているのなら
話は別だ。
紀伊国屋ホールでの舞台公演くらい、一生に何回でもチャンスとして巡ってくるだろう。
それでも、あの劇場で芝居が打てることに、今でも役者たちは喜びを感じる、
そういうステイタスのある場所であることに間違いはない。
出たからどうだ・・・・とかいうんではなく、出演することそのものに意味があるのだけど、
集客率の高い劇場での公演は、自分にとっても糧になるから、そこが美味しいといえば美味しい。


それをなぁ・・・・結婚を理由に、蹴っ飛ばす、この勇気。
自分でも信じられなかったわ(爆)。
いや、劇場の話は蹴ってから聞いたんだけどさ(爆笑)。


だけど、今のあたくしには、上る場所よりも、「帰る場所」というのが必須なわけで、
そこを整えない限りは、どうしようもないと自分でもよくわかっているから、
多分、こんなことが出来たんだと思う。
プライオリティの問題はさておき、舞い込んで来た話を順序だてて整理すると、
このような結果になるのは明白だったのだ。
どちらにも失礼があってはならないし、迷惑をおかけするようなこともあってはならない。
あたくしが出演表明をすれば、話はそのように動く・・・・とのことだったが、
「出演表明をする=どっかしら生活が破綻していく」というのも明白だったので、
今回はこのような形をとらせていただいた。
せっかくのご縁を、円満に納めるためにも、あたくしはここでフライングをしてはならないのだ。


昨日の日記にも書いたが、岡部氏とはこれで「さよなら」というわけではない。
うまく取り合っていけば、2年後、3年後に繋がるご縁になるだろう。
そういうのもあって、あたくしはガツリと蹴っ飛ばせたのだと思う。


昨夜は正月ぶりに帰宅が遅くなり、ぷよ2とも話が出来なかったのだが、
まぁ、今ある話はどっこもぶっ壊れずに済んだから、その報告くらいはしとかないとな。


それはそうと、本日・・・・。
昼まで寝てたんだけど(昨夜は結局、深夜過ぎまで寝付けず。薬も減らした)
けたたましい携帯の音で、目が覚めた。
着暦を見ると、全く知らない電話番号・・・・。
つい先日送られてきた、ミュージカルの共演者たちの番号と照合するも、
それらしい番号は見つからず、ただ、局番が、笠松・岐南・瑞穂・墨俣・羽島・・・・あたりらしい
という見当はついた。
が、そんな土地の固定電話からかかってくるなんて、全然、アテがないものだから折り返さずにいた。
と、ついさっき、留守電が入っていたのでそれを聞き、たまげた(爆)。

↑土地は柳津かよ〜〜っっ( ̄∇ ̄;)

10日〜2週間はかかると聞いていたので、全くの予想外。
寝ぼけた声で出なくて良かった(爆)。
明日あたり折り返して、なるべく早めに取りに行ってこよっと♪

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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