無事に髪も全て黒くなり、昨日は少々きしみを感じていたんだけど、今朝起きたら、なんてことなかった。 今までは、白髪を何とかして誤魔化そうと、分け目を変えてみたりスタイリングに手間取ったが、 なんてラクなんだろう・・・・ストレスがひとつ減った感じがする。 まっすぐのロングヘアを維持するなんて、さぞかし大変だろうとお思いの方も大勢おられるだろうが、 実は、クセが少々入った激剛毛のあたくしにしてみれば、ショートヘアの方が断然厄介で、 もう本当にどうにもならない時などは、1つに結わえておだんごにしてしまうという 究極の逃避方法もあるので、やっぱりロングはラクだな・・・・とか思ってしまう。
そんな本日。 久々にぷよ2に会う。 最近、彼との会話というと、専ら彼の仕事場での話ばかりになってしまうのだけど、 順調にいっててくれるんだったら、それでいいや・・・・と毎日、報告の電話を聞いていた。 だけど、本当はもっと本腰を入れて話をしなければならない・・・・そんな話題もあるのだ。
転居を伴う、同棲問題。
一応、あたくしの地元でどこかいい物件がないか、探そう・・・・という方向にはなっているものの、 先方のご両親に、頗る譲歩されているあたくしは、なるべく彼の通勤であるとか生活そのものであるとかに 負担にならない暮らしを提供する義務があると思っている。 あたくしはそれこそ、実家の近くに住める・・・・という大きな利点が伴って、 大変ありがたいのだが、数字上の距離にして、ぷよ2の実家とはかなり離れた場所に 新居を構えることとなる。
とはいえ。 高速を飛ばせば1時間圏内・・・・今でこそ、ぷよ2の自宅から実家までは20kmほどあるというのだから、 下道で行った場合とそんなに時間は変わらない、ということになる。
で、何で大垣かというと。 別に名古屋でも良かったんだけど、如何せん、家賃の基本ベースが大垣に比べて高い。 会社側から交通費が支給されるのであれば、大垣近辺に住んでいた方が、何かと利便性もよく、 あたくしがとりあえず、土地勘があるので暮らしを支えるのに困らない。 無論、先方のご両親に対して義理を欠くようなことはあってはならないが、 いざという時に頼りになるのは、やっぱり自分の両親であり、 あたくしの事情のみで何かを頼もうとした場合に、遠慮が生じなくていいかもしれない、という理由がある。 名古屋を1度でも訪れたことがある人はわかると思うが、繁華街にせよ住宅街にせよ、 殊、道路事情に関しては見通しが悪い。 100m道路・・・・なんていうのは有名な話で、片側5車線も当たり前の名古屋。 あたくしは1人で行動することになった場合、やっぱりこれからは車を利用することになるのだろうけれど、 自分もそしてぷよ2も、口を揃えて 「まだ名古屋の街を運転するのは危ないと思う・・・・。」 と言う。 大垣だったらいいのか? という点もあるが、名古屋の街を運転することを思ったら、 慣らし運転から始めるのには丁度いい。 いずれ、名古屋に住むことになった時に、あたくしの運転の勘が戻っていないと不便な思いをするのは あたくしのみならず、ぷよ2に関しても言えることだ。
ぷよ2は、この転居を伴う同棲に関して、ご両親と昨日、密に話してきたらしい。 そして、了解を得てきたらしい。 あたくしの方はというと、サヨコからは既にGOサインを貰っていて、 山賊に関して言うなら、『同棲』までは了解を貰っている。 後は、一緒に暮らしてみて、籍を入れる入れないの問題のみとなったわけで・・・・。 ぷよ2が改めて頭を下げにきて、それで山賊が「うん」と言えば、 その時点で入籍してしまってもいいように、外堀を固めておこう・・・・という話にもなった。
山賊の基本的な意見は、 「まずは本当に2人で暮らしていけるかどうかやってみて、入籍はその後からでも遅くはない。」 というもの。 「早まって、入籍だけしてしまって、やっぱりダメでしたってことになったら無駄に戸籍を汚すだけ。」 ・・・・まぁ、ご尤もな意見なんだけど、一緒に暮らすとなったら当然財布とかも一緒になるわけで、 それで生活を始めてしまったら、入籍せざるを得なくなるんじゃないかなぁ・・・・とあたくしは思うけど、 あんまり抗って、同棲の話まで吹っ飛んでしまったら、元も子もないので、 とにかく、山賊の意見になるべく従うようにして、あたらず触らず 平穏無事にやっていけたら・・・・と思っている。
2人でランチを摂りながら、色々な話をした。 どんな感じで引越しをしたらいいか、とか、電気・ガス・水道等の根回し、 携帯プランの見直し、ネット環境の準備、家電の用意、不用品の処理、 物件そのものを探す手段、あたくしが家にいながらにしてできる最低限の情報収集、 保険や年金のこと、今の収入でのやりくり・・・・今までで一番しっかりと話したんじゃないかと思う。 それもこれも、ぷよ2のご両親が全て納得してくれて、了承してくれたお陰だと思っている。 今までは、ほとんど全部が机上の空論で、「こうできたらいいね」「あぁしたいね」程度で、 そこから話が進展しなかったのが、急に現実味を帯びてきた。 だから、保険や年金の話になったり、電話料金のプランを見直さなきゃとか、 家の電話の権利って使えるの?とか、本当に間近に「生活」を意識した会話になってきた。
新しい所帯を持つって、こういうことなのかぁ・・・・。 そりゃ今まで、一応「結婚」に対して、決して横着には考えず、真摯に対峙してきたつもりだけど、 いざ、新たな環境で、赤の他人だった人と一緒に暮らす・・・・というのがどれだけ大変なことか というのを思い知らされた気がする。 かつての諸先輩たちが
「結婚なんてね、勢いよ!! ぐずぐずしていると、本当にできなくなっちゃうんだから!!」
と言っていた本当の意味が、すごく良くわかるような気がする。 幸い、今、あたくしも好運気に乗っているし、ぷよ2の仕事も順調だ。 この波を逃すわけにはいかない。 ちゃっちゃと話を進めて、それこそ「勢い」で行けるところまで行って、 それから今後のことを考えて、休み休みいけばいいや・・・・そう思えるようになった。 楽観視しているわけではない。 ただ、チャンスが巡ってきているのを、2人して実感しているのに、これを放置していたら 勿体無い・・・・そう思うのだ。
ありがたいことに、双方の両親が障壁となっているわけでもないし、 あたくしの体調も少しずつだが整いつつある・・・・この勢いを逃したら、今度いつ、同じような波が来るか わからなくなってしまう。
偶然だが、最近ワイドショーや雑誌で、きちんとした節約術を披露している主婦の特集を 立て続けに見たせいか、 「あ・・・・このくらいだったら努力すれば、あたしにもできるかも♪」 と、一縷の希望も見出したところなのだ。 蓄えの仕方を学ぶことは、今のあたくしにとっては一番重要なことで、 それこそ、お勤めに出ていないのだから、余分な出費は全て抑えて、 ぷよ2が稼いできてくれるお金をきちんと貯めて、 あわよくば増やし、ひいては、育児費になれば・・・・とそれら記事を興味深く見ていたのだ。 そりゃ、あたくしが少しでもお勤めに出れば、話はもっと簡単に進むだろうけれど、 今の今までの生活で、蓄えが皆無の状態で嫁ぐのだから、せめて無駄遣いをしてはならない・・・・ というのを今のうちに肝に銘じておきたくて・・・・。
テレビの方の記事だったかな。 旦那様は25歳(月収:約30万円)、奥様は23歳(2人の子持ち)という環境で、 何と、200万円以上する車を現金でポンと買って、35年ローンを組んだ家も新築した というご夫婦がいた。 かなりの節約術だったが、やってできないことはない・・・・という感じだった。
あたくしよりもずっと年下なのに、すごくしっかりしている。 小さいお子さんがいるせいか、奥さんは働きに出ていない、正に専業主婦だったが、 「生活」に対して、とても真面目できちんとしているのが尊敬に値した。 ケチ・・・・というのとは違う。 ちゃんと先の事を見越して、計画性を持って今の暮らしを立てている。 料理だって工夫を凝らし、安い食材でちゃんとしたものを作っている。 自分や子供たちの洋服も新調せず、昔からあるものや、おさがりを利用して賄っている。 体裁を気にしていない・・・・そう言えばそうなってしまうのだけど、あるものを賢く使い、 銀行の通帳の残高が、毎月増えていくような暮らしを、現にこの人はやっている。 ローンも払い、生活費もある中から捻出し、無理なことはひとつもやっていないけれど ほんの一工夫で、ここまでのことが出来るのか・・・・というのを学んで、あたくしにも火がついた。
これは、『不可能』なことではない。 毎月毎月、頑張ってきちんと生活を立てていれば、誰に恥じることなく、『雑』の負担金も捻出できるし ぷよ2だって、2週に1度くらいのペースで、外で飲んでこられるくらい捻出できる計算になる。 もう既に、気分は主婦(爆)。 でも、そのくらいの心積もりをしておいて、『同棲』に臨んだ方が、入籍への障壁も少なくなるし、 何よりの近道なのだ。 不安がっていると何もできなくなってしまうけれど、今のあたくしたちなら きっとこの勢いを上手に利用して、何とかできるかもしれない。
でも実は、もう既に、あたくしはこの節約術を少しずつ実行していたということに気付かされたのだった。
安い時は、1ケース(6本入り)が780円。1本あたり130円。4回分取れると換算すると 1回あたり、およそ33円。 これをいちいちコンビニで買えば、1回あたり150円。差し引き117円の節約(笑)。 これをもう、2〜3年続けている(爆)。 ぷよ2も巻き込めば、1日あたりに出費する金額がガタリと減るはずだ。 あと、減煙から禁煙への努力(笑)。 2人とも、最近、前に比べて生活のリズムがおひさまに忠実になったせいか、 煙草を吸う量もかなり減ってきている。吸っている時間があまりない・・・・というのが その凡その理由なのだけど、3時間平気なら、5時間耐えられるかもしれない、 5時間平気だったら、家に帰るまでもつかもしれない・・・・というのを少しずつ実行していけば、 あたくしの計算上、2人が1年半でほぼ禁煙できる(ハズ)(爆)。
そのうち、新しい命でも授かれば、嫌でも禁煙することになるんだろうから、 今のうちに少しだけでも量を減らせるのなら、それを実行した方がいいに決まってる。 あたくしの未来の展望は、それこそぷよ2よりも現実的で 物事全てを、可避か不可避かで考えているんだけど、考えるだけだったら今のあたくしにも いくらでもできるから、それを実行しようとしているだけ(笑)。 現実はすぐ目の前にまでやってきていて、そのうち、それこそ「不可避」な状況にもなるわけだから、 今のうちに、最悪の状況・・・・というのも想定して、新しい暮らしへの望みをつなげたい。
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