あたくしは恵まれていると思う。 日常のほんの些細な出来事を、こうして日記に綴るだけで、心配して、 今にも長距離をすっ飛んできてくれるような、優しい大人たちに恵まれていると思う。
プリンセス・たりた&ナイト・mGなんかはその典型で、 あたくしたちに何かあったんじゃないか!? と、すぐに反応してくれるし、 そのやり方が、すごくささやかで、全く嫌味でないのだ。とても嬉しい。 彼らが、あたくしたちよりもうんと大人だからかもしれないなぁ、とも思うのだが、 その一方で、彼らはまるで本物のお姫様と王子様みたいにキラキラしているから不思議・・・・。 あんな大人になりたいなぁ・・・・不良ゲージツ家と一人沙悟浄・猪八戒でもなれるのかなぁ・・・・(爆)。
(ぷよ2は、沙悟浄&猪八戒を足して2で割らず、放置した感じなのら( ̄^ ̄)) (オマケに考えることは、孫悟空みたいなヤロウなので、アイツ1人で『西遊記』のお供だ(爆)) (無論、夏目雅子(三蔵法師)の座は譲れねぇ( ̄^ ̄)<どういう神経してんだ!?)
そんなことはおいといて・・・・。
あのご夫婦以外にも、優しい大人はいたりもして・・・・。 ユリ姐だ。 多分、日記の内容がここしばらく荒んでいたからだろう。 心配してか携帯にメールをくれた。
「今から、電話できるかなぁ?」
いきなりはかけてこない。微妙なこの優しさ(涙)。
「うん、大丈夫だよ。」
と返信すると、
「では、自宅の電話の前で待て♪」
と、一旦メールで断りを入れてから、経済的な方を選んでかけてきてくれる。 こっちからかけるべき人なのに・・・・あの人も、どこまでも優しくて大人なんだ。だからこっちも甘えてしまう。
で、だ。 日記の内容にはあんまり触れずに、今やっているミュージカルのこととか、昔の稽古場がどうだったとか、 他愛のない話で和ませてくれるのだ。 結局、小一時間ほど、ベラベラと喋ってしまった。 相手は横浜だというのに・・・・( ̄∇ ̄;) 電話の向こう側からは、もう1人でたっちして、どこへでも移動可能な可愛いベイビー、楓ちんが、 「あー♪」とか「うー♪」とか言っている声が聞こえてくる(微笑)。 たまにおイタもする(笑)。 いきなり、「ピッ!」とプッシュ音とかがして、
「だぁ〜、ゴメン。今のは楓さんの仕業です〜」
という、愛嬌たっぷりのご家庭なのだ。そうかと思えば、
「キャ〜〜〜〜っっ!! ちょっと、危ない、危ない!!」
と、姐さんが言うので、何事かと思えば、可愛いベイビーはジュリアナのお立ち台よろしく、 テーブルの上によじ登って、はしゃいでいたりする・・・・なぁんてことも(笑)。
「アンタにはまだ早いわよっ!!」
早い、遅いの問題ではなくて・・・・( ̄∇ ̄;) そこが面白い、ユリ姐。 楓ちんの行く末がとっても楽しみです♪
あたくしが爆発した理由を、ユリ姐は教えてくれた。 あたくしでさえ曖昧で、不正確で、よくわからなかったのに、彼女はバッチリ見抜いていた。
「昔はさぁ、稽古が終わると絶対にミーティングとかしたじゃない?? あれがあったから、その日のストレスがきちんと解消できてた気がするのよね〜。 色んなアイデアもそこで出てくることが多かったし、1人で抱え込むことがなかったのよ♪」
言われてみればそうかもしれない。 今の現場にはそれがない。 稽古が終わると、皆そそくさと帰ってしまうし、それはやっぱり大人チームの年齢層がかなり広いため、 それぞれの生活のリズムもあることだし、侵してはならない領域のような気もしていたので、 誰も、声を掛けあったりとかしなかったのだ。 高校生には高校生の、短大生には短大生の、主婦には主婦の、そして不良ゲージツ家は家に帰ると、 色紙製作が待っているのである(苦笑)。
ストレスも根源さえわかればあとは怖くない。 たとえ、これからも昔のようなミーティングなどがもたれなくても、1人で抱え込むものではないと 認識して、そのように稽古に臨めばいいのだから。 ビデオカメラも借りることが出来て、稽古場を撮影することも出来るし、 1人で「抱え込む」のではなくて、確実な「反省会」をすればいいだけの話で。
こんな遠くのあたくしのことを、すぐそばにいて見ているような素敵な大人たち・・・・。 隣にいる沙悟浄 futuring 猪八戒 with 孫悟空よりよっぽどあたくしの事を見ていてくれるのだなぁ。 ・・・・なぁんて言ったら、またユリ姐やプリンセス・たりたに叱られてしまうので、とりあえず堪えておこう。
ハタから見ると、ぷよ2は、あたくしにとって、必須アイテムみたいらしいのだ。 ユリ姐も電話で言ってたっけ。
「絶対に、一緒にいなきゃダメよ!!( ̄^ ̄)」
何を根拠に・・・・( ̄∇ ̄;)と、思いはするものの、そこは先人の言葉。 きちんと胸に留めておくことにする。
「ありがとう」「ありがとう」を重ねてゆき やがては我も大人になるのだ
一首、詠めた。 そんな本日・・・・。
サヨコはケーキを焼き、夕飯は松茸とマロニーちゃんの入ったすき焼きであった。 すき焼きの中に入るマロニーちゃんって、どうしてあんなにも主張が強くて美味しいんだろう(爆)。 ついつい、食べ過ぎたわ♪ 年中行事の中で、最も地味なんだけど、何となく皆、祝いたい気持ちはあるんだ。 サヨコのケーキもいつものと違って、ちょっと凝ってたしね。
今日やっと、晃希くんに贈る色紙の下書きが出来た。 物事は、スムーズに流れ出すと、何もかもが巧くいく。 昨日までの澱みと停滞が嘘のような、秋の日永でした・・・・。
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