2003年03月24日(月)
春休みの人間観察


そうか・・・・世間は春休みに突入しているのか。
あたくしは365連休なので、いきなり何の前触れもなく平日に「うじゃっ!」と人が増える
謎の現象を「謎」ではなくなるまでに、少し時間がかかる。


今日も人が多そうなところを避けて、あたくしもぷよ2もあんまり本調子ではなかったものの、
人があまり集わなさそうな、寂びれかけのカラオケ屋を選んで、
特に熱唱するわけもなく、何となくそういう隔離された部屋でのんびりしていた。


と、隣の部屋から、微妙な選択で色々な曲流れてくる。
お世辞とも上手いとは言えないけれど、まだまだあどけなさが残る子供の声。
そして、それに比べるとかなり声域音域もともに安定した大人の女性の声。最初はこの人々が一体どういう関係性なのか、わからなかった。
有線がかかっていて、はっきりと声や曲が聞こえてこないので、わざと有線を消して、
姿の見えない「人間ウォッチング」を開始した。


「んん・・・・? ZARDか・・・・?」

「あ、曲が変わった。・・・・ハム太郎だ( ̄∇ ̄;)」

「子供の声だね。」

「うん。そうみたいやね。」

「あ・・・・今度のこの曲、何かのCMに使われてへんかった?」

「アレだよ、アン・ルイスの『WOMAN』。カップ麺のCM♪」

「このオンナの人、ひょっとしたら、俺らとほぼ同年代かちょい上くらいの人かもな。」

「子供の方は、小学2〜4年くらいと見た。」

「うわっ、この曲、どっかで聴いたことあるぞ!!
あ!!あれや!!『セーラースターズ』!!」


2人して

「間違いなく、親子やな(確信)」

「次、何がかかるんやろう・・・・?」


と、まもなく次の曲に移る。

「この曲は俺は知らない・・・・。」

「知ってる!(爆)これ、浅香唯の『Cecil』だよっ!!」

「よく知っとるな。」

「うちら、直撃世代やったもん<浅香唯」

「察するに、このオンナの人は確実に30前後だな。俺らと離れとったとしても
えぇとこ3つくらいやろ。んで、小学生くらいの子供がおったとして・・・・」


「その子が大体8〜10才くらいやったら、丁度計算も合うな♪」

「しかし、このお母さん(もうお母さん呼ばわり)、ZARD大好きやな(笑)」

「そうやね(笑)」




うちらは、大体歌のネタが尽きると、このように隣から流れてくる歌のラインナップを論って、
どういった趣向で、どういったグループなのかを推測したりする。<大迷惑
あたくしらがそのような対象にされたとしても、絶対にわからない2人組であることを自負できるから、
このような暴挙に出られるわけで、傍目から見て、27、8の男女2人組と
あからさまにわかるような選曲をしていないので、あえて、他人様のことをあぁだこうだ言えるのである。
例えば、隣にうちらよりちょい若目のグループ(大学生〜社会人25歳未満)が入ってきたりすると、
その選曲で、大体年齢層やらグループの特徴やらがわかってしまう。
女子高生はもっとわかりやすい(爆)。暴れているのか、時々ドスンドスンと音がする。
あと、意味不明な絶叫ね。
・・・・きっと、かなりな勢いで跳ねているのだろう( ̄∇ ̄;)<ハロプロ系で


あたくしは、誰とカラオケに行ってもとりあえず選曲幅が広いので、
「え!? こんな老けメンバーの中にこんな人がいたのかっ!?」
と、惑わすこともできる。
逆に、今時の歌とかアニソンとかもかなり網羅しているので、
「え!? こんな若メンバーの中にこんな人が混ざっていたのか!?」
と、惑わすこともできる。
演歌・軍歌・シャンソンも歌おうと思えば歌う。


今度の日曜に、リエと一緒に開催することになっているカラオケ大会は
主に、「合唱曲」を中心に、歌うことが決まっている(爆)。
伴奏は自ら持ち込み(爆笑)。弟の参加も決まっている。
混声四部も、無理矢理三部で歌おうとかいう、まぁ、ハモネプみたいな企画。
本来なら、ここにぷよ2も加えて楽しく騒ごうか♪という発想になるんだけど、
如何せん、彼はハモリに向いていなくて、オリジナル曲で「あ、ここにハモリが入ったな」と思って
ちょこっとだけ参加してやれ♪と思っても、それにつられていきなり音をはずすので、
以来、そのようなことはやめるようにしている(爆)。


リエもあたくしもうちの弟も、あの中学で洗脳教育を受けてきた、謂わば同士なので、
今でも、スコア無しで、オラトリオ・メサイアの「ハレルヤ」くらいなら歌える。
あと、「グローリア」「いざたて戦人よ」「モルダウ」、組曲「筑後川」から「河口」等々
まぁ、合唱曲の中ではメジャー系といわれる曲ならば、ほとんど全部いける。
あたくしは3年間アルトで、リエは2年までソプラノ、弟は混声四部になった時点でバスを歌っていた。
なかなかの編成である。
3年次にやった曲の主旋律ソプラノがいないのは、補いようがある。
声が出るかはどうかはわからないけれど、あたくしがタクトを振っていた曲が結構あるので、
アルトをリエに任せて、あたくしがソプラノを
そして、その前までにやったやつは、リエに主旋律を任せ、あたくしがアルトをやればいいのだ。


カラオケ屋の一室に訳のわからない3人組が、ラジカセ持参でひきこもり、
そこから絶対に歌本には入っていないような曲が次々と聞こえてくる、この謎の現象。
店側や、両脇の部屋に入っている人々を、困惑の渦に巻き込むのも手に取るようにわかる(爆)。


そんなあたくしたち。
本日カラオケ屋に入るや否や、奪い合うように歌ったその曲とは・・・・

↑いきなりこの曲を奪い合う時点で、うちらはおかしな2人組( ̄∇ ̄;)

早く、「爆竜戦隊アバレンジャー」のエンディングテーマが新規でカラオケに入ってほしいもんだ(爆笑)。
踊りまで覚えてしまいそうな勢いの、アサミンジャーなのであった。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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