風邪もひいていることだし、どうせ夜中までなんて起きてられないだろうから、 「オンバト」はガッツリビデオ予約して、その後にはアバレンジャーと555も入るように、 こっちもバッチリ予約して、昨日は大人しく就寝した。
今朝。 我が家にも急転直下の空爆撃があったことを知らされる・・・・( ̄∇ ̄;)
当然、誰が優勝したかなどわからず・・・・(核爆)。 見たかった芸人さんのネタも、数組分見られず・・・・。 イラク攻撃の影響が、このような形であたくしを貶めるとは、正に予想だにしない出来事であった。 所詮バラエティ・・・・。このような言葉が頭を駆け巡る(トホホ)。 で、目覚めたら、特撮系の番組には余裕でオンタイムで間に合い、 こんなことになるのなら、昨日のうちに夜更かししておいた方が、よっぽど良かったんじゃないか、と わけのわからぬ後悔をする、お笑い大好きアサミンジャー・・・・。
笑う門には福来る・・・・じゃないけどさ、 「愛と平和」なんて言葉より、よっぽどこの「ラフ&ピース」って言葉の方が 信憑性に長けてると思うのよね。 いつもニコニコ、ケラケラ笑っていればさ、多少のうつも吹っ飛ぶし、 どうしてあたくしが、オンバトを毎週毎週ビデオに撮って、 ネタを覚えてしまうくらいに繰り返し見ているかというと、そこに確かに「救い」があるからだ。 嫌なことを考えすぎて眠れない夜も、このビデオに幾度となく救われて、 あたくしは何とか眠ることができた。 覚えてしまったネタでも、面白いものは何度見ても面白いし、 精巧な創りのネタは安心して見ていられるから、入眠時にはもってこいなのだ。
奇しくも、昨日はチャンピオン大会ファイナル・・・・。 ひょっとしたら、来週(あ、今週か)の土曜日に再放送する可能性があるので この日記を読んでいる皆さんの中で、もう結果を知っている人も、しばらくは黙っててやってください。 セミファイナルまでは順調に録画を進めてこられただけに、かなり悔しい。 っつうか、イラクとアメリカのせいで、この大改編時期の動きすらあんまり読めない。
普通のニュースすら、カットされ、短縮され・・・・本当に欲しい情報が 大国と油田保有国のせいで、我ら民間人に届かないではないかっっ!! サウジアラビアに在住しているあたくしの叔父・叔母は無事に出国できたのか、 はたまた、まだ出られずにいるのか。 もし出られたとしても、空路は確保されているのか等々、 日本国内にいてもそういった情報は隣国の情報になるので、なかなか入ってこない。 そんな時に、「タマちゃんを想う会」とか「タマちゃんを見守る会」が激突したとかで、 また余分に時間が取られて、一体、この国の報道はどうなっているんだと首を傾げたくなる。
今回のイラク攻撃・・・・。 そこに至るまでの経緯を、丁寧にどこのチャンネルでも説明していてくれたが 一番良くわかる説明は、NHKが土曜の夕方にやっている「週刊こどもニュース」だと思う。 新聞でもニュースでも、とりあえずの流れは把握できるけど、結構大人でも 「?????」 なことが満載だったりする。 特に今回は、アメリカのごり押し的な決断が色々な角度から切り込まれていたし、 イギリスやフランス、スペイン、ドイツ、中国等々、国連の常任理事国の意見もまちまちで、 ややこしいったらありゃしない。 そんな中、日本のコイズミちゃんは「アメリカを支持する」とか言ってるそうだし、 そりゃ、米国大使館に若者も集うわな・・・・って感じ。
この侵攻が長引けば長引くほど、日本の経済はおろか、世界中の経済がデフレ状態になり 機能しなくなると示唆していた専門家もいた。 米英は10日間くらいで終わらせたい♪ と思っているそうだけど、 フセインが死なない限り、この攻撃は止むことなく続くんだろうな、と 素人のあたくしにだって容易に察しがつく。
イラクの民間人は、怖くて話すことすらできないんだそうだ。 新聞にそんなようなことが書いてあった。 笑うのはおろか、話すことすらできないなんて・・・・そんなところに「愛」や「平和」が訪れるものか。 笑うことができて初めて、人間としての幸せや「愛」や「平和」が実りを為すのだろう? イラクの人たちを笑わせてあげたいよ、あたしゃ・・・・。 「人の盾」とかじゃなく、本当に腹の底から笑えるようなことがしたいよ。
大使館に詰め寄った中の在日アメリカ人がこんなことを言っていた。
「今、自分の国がやっていることは、最低だ。」
第二次世界大戦の時に、日本人がこんな言葉を吐いたら、即刻、非国民として銃殺刑モノだろう。
だけど、今の日本は違う。 私も思うのだが、コイズミちゃんが出した答えは少なくとも正論とはいえないように思う。 確かに、アメリカを支持することでメリットもあろうが、 実際、産院を閉鎖されてどこで赤ちゃんを産んでいいのかわからずに涙を流す母親がイラクにいる。 日本の中でもこの攻撃に対しては賛否両論らしいけれど、 とにかく、イラクの中でフセイン以外の人間が、心から笑える日が早く来ることを祈るしかない。
「笑う」という動作表現は、元々相手を威嚇するものが変化したもので、 人間の感情表現の1つとして、その進化型が今でも残ったものなのだそうだ。 「歯を見せる」という行動がそもそも「威嚇」の発端だった自然の摂理からいくと、尤もらしい。 だったら、互いに「歯を見せ」「笑い」ながら解決できそうなものの、 余計な知恵を身につけてしまった人間は、愚かしい行動に出る。
どこの国にも軍需らしきものが見出せない、この愚かな一国集中攻撃・・・・。 フセインにせよ、ラムズウェルドにせよ、自分が第一線に立つならまだしも、 兵を募るあたり、愚かしいと思う。 「聖戦」と呼称し、コレを宗教戦争だと信じているイスラムの人々がいるのだとしたら 改宗したほうがよろしいかと思われる。 自らの崇拝を命に代えることは、先人が厭というほどやってきている。 同じ、一神教の仲間だろう・・・・? どうして、それを敬うことができないのだ? 無宗教のあたくしが言うのもアレだが、だからこそ冷静にコトが見えてくる気がしてならない。
大国の驕りと、一神教信者国の頭の堅さ・・・・どっちもどっちだが、 意見を求められて、あんなに自信なさげに言葉を発するなら、日本の首相も口を噤んでおいた方が良い。
ところで、うちの母・サヨコが不意にこんなことを言っていた。
「今度の戦争の呼称は、どうなるんやろうねぇ・・・? ほら、前の時は『湾岸戦争』とかって言ったやない?」
「今回の場合、アメリカとイギリスが一方的に押し寄せて、 既にイラク兵の一部も投降してるでしょう? コレは戦争じゃなくて、ニュースでも言っている通り『イラク攻撃』なんだよ。」
あたくしは、イラクがいくら迎撃ミサイルを発射しても無駄だと思っている。 アメリカやイギリスの方が兵力は断然上で、核だって合法的に保有している。 オマケに、イラクの隣国も様々な態度でその主張を通し、 自国から兵隊を入れないでくれだとか、空域にミサイルや投下用飛行機を入れないでくれだとか、 侵攻用の基地は御免だが、空爆用の空域くらいは許そうだとか、 それぞれがそれぞれの意見で以って対峙している。
・・・・みんな、戦争は嫌なんだ。 そう思った。
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